スペイン・バルセロナってどんな街?主要観光スポットや絶品グルメをご紹介!

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地中海に面したスペイン第2の都市・バルセロナ

ガウディ建築や歴史的街並み、美しいビーチや活気あるマーケットなど、多彩な魅力が凝縮されており、世界中から観光客が集まる人気都市です。

本記事では、そんなバルセロナを存分に楽しむための主要観光スポットや絶品グルメ、アート体験をご紹介します。バルセロナについて知りたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

スペインを代表する都市・バルセロナ

バルセロナは、首都マドリードに次ぐスペイン第2の都市です。スペインの北東部に位置し、地中海に面した港町として古くから栄えてきました。

カタルーニャ州の中心地であり、独自の歴史や文化を色濃く残しているのも大きな特徴で、街を歩けば、ゴシック地区に代表される中世の石畳の街並みと、アントニ・ガウディをはじめとする近代建築が見事に調和し、古きと新しきが共存する独特の雰囲気を体感できます。

●バルセロナの言語

公用語はスペイン語とカタルーニャ語で、レストラン等ではスペイン語メニューとカタルーニャ語メニューの2種類がある場合も多いです。

●バルセロナの気候

バルセロナは典型的な地中海気候で、一年を通して過ごしやすい気温が続くのが特徴。冬でも比較的穏やかな気候のため、散策や観光を楽しむことができます。

●スポーツの聖地

バルセロナは芸術と建築の街であると同時に、スポーツの聖地としても知られています。サッカークラブ「FCバルセロナ」は街の誇りであり、スタジアム観戦は観光の大きな楽しみの一つです。

●豊かな食文化

バルセロナと言えば、豊かな食文化。気軽に立ち寄れるバルでタパスを味わったり、市場で新鮮な食材を堪能したりと、旅の楽しみが食に直結しています。

日本からバルセロナまでの行き方

日本からバルセロナへの直行便はなく、スペインの首都マドリードで乗り換え、もしくはロンドンなどの周辺都市から乗り換える必要があります。(2025年9月現在)

首都マドリードからバルセロナまでは高速列車で2時間半〜3時間ほど。おすすめの行き方は、日本(成田空港)からマドリードに行き、そこから高速列車を利用してバルセロナに移動する方法です。

スペインの高速列車AVEは日本の新幹線のような列車で、快適に移動することが可能。飛行機やバスよりも時間・料金・手間を抑えてコスパ良くバルセロナまで到着できます。

予約の際は、料金がタイミングによって変動するので、オンラインサイトでの事前予約がおすすめです。安いチケットは早めに売れてしまうこともあるので、旅程が決まったらできるだけ早めに予約しておくと良いでしょう。

予約サイト:https://www.renfe.com/es/en

バルセロナで外せない主要観光スポット

冒頭でもお伝えしたように、バルセロナで外せないのが美しい建築です。世界的に有名なサグラダ・ファミリアを含むガウディ建築は、バルセロナに行ったら必ず足を運んでほしい必須観光スポット。

ここからは、そんなバルセロナで外せない主要スポットについて詳しく紹介していきます。

サグラダ・ファミリア

バルセロナ観光でまず欠かせないのが、世界遺産に登録されているサグラダ・ファミリアです。

アントニ・ガウディが手掛けた未完の大聖堂で、1882年に着工してから今も建設が続いています。高さ170メートルに及ぶ壮大な尖塔や、聖書を題材にした精緻な彫刻、ステンドグラスの幻想的な光は訪れる人を圧倒します。

当初の予定から大幅に完成が遅れていますが、ガウディ没後100年にあたる2026年にメインタワーである「イエス・キリストの塔」が完成されると言われています。

チケットは事前にオンラインで購入が可能。その際は有料の音声ガイドのオプションをつけるのがおすすめです。音声ガイドは日本語を選択できるので、英語やスペイン語が苦手な人でも問題ありません。建築の細部やガウディの想いなどを聞くことで、よりサグラダ・ファミリアを楽しむことができます。

カサ・バトリョ

次におすすめなのが、同じくガウディの傑作であるカサ・バトリョです。

「カサ」はスペイン語で「家」を指し、バトリョ夫妻の邸宅という意味。邸宅なので中は玄関ホールから始まりサロンやダイニングルーム、執務室など豪華でユニークな住居となっています。

海の世界をモチーフにした波打つ外観とカラフルな装飾が特徴で、美しい青いタイルが見どころ。細部にまでガウディのこだわりがつまっていて、まさに唯一無二の建築です。

カサ・バトリョもオンラインでチケット購入が可能なので、事前に予約をしておくと良いでしょう。

カサ・ミラ

続いて、ガウディ建築の「カサ・ミラ」

自然界の岩肌を思わせる曲線的なファサードと、屋上に立つユニークな煙突群が見どころで、ガウディの独創的な空間設計を肌で感じられます。

カサ・バトリョとは全く異なるデザインなので、ぜひどちらにも足を運んで違いを比べてみるのが面白いです。

またカサ・ミラにはナイトツアーもあるので、ライトアップされたカサ・ミラを楽しみたい人は夜に訪れるのもおすすめです。

グエル公園

最後に、グエル公園も外せないガウディ建築の観光スポットです。

街を一望できる高台に広がる公園で、ガウディらしいモザイク装飾やカラフルなトカゲの彫像をみることができます。

サグラダ・ファミリアやカサ・ミラ、カサ・バトリョは街中に位置していますが、グエル公園は中心地から少しだけ離れた場所にあり、自然溢れる陽気な雰囲気が特徴。芸術作品と自然が融合した空間を散策することができます。

バルセロナに行ったら味わいたい絶品グルメ

バルセロナ旅行で外せない楽しみといえば絶品グルメ。バルセロナでは、街のあちこちに点在するバルやレストランで多彩な料理が手軽に楽しめます。

ここからは、バルセロナに行ったらぜひ味わいたいおすすめグルメを紹介していきますね。

タパス

まず試してほしいのがタパスです。

タパスとはバルなどで提供される小皿料理のことで、チーズやオリーブ、アヒージョ、クロケッタなど種類が豊富で、冷たいものから温かいものまで様々です。

小皿なので数種類を少しずつ味わうことができ、バル巡りをしながら気軽に食文化を体験するのにピッタリ。バルセロナの美味しいサングリアを飲みながらタパスを楽しむのが王道です。

「お酒のおつまみ」というイメージが強いですが、朝から空いているタパス屋さんもあるので、朝ごはんにもおすすめです。

パエリア

次におすすめなのが、スペインを代表するパエリア

特に地中海沿いのバルセロナでは、エビやムール貝など魚介をふんだんに使ったパエリア・デ・マリスコスは必食です。魚介のうまみがたっぷりで、やみつきになること間違いなしです。

イベリコハム

続いて、スペインを代表する食材であるイベリコハム。

バルセロナの市場や専門店では、熟成度の異なるハムをスライスで提供しており、ワインとの相性も抜群です。

またカフェではイベリコハムのサンドイッチもよく売られており、イベリコハムのサンドイッチとコーヒーの朝ごはんも最高の組み合わせです。

パン・コン・トマテ

地元ならではの一品としてぜひ試したいのが、パン・コン・トマテ。

トーストしたパンにニンニクとトマトをすり込み、オリーブオイルと塩をかけるだけのシンプルな料理ですが、家庭からレストランまで幅広く愛される定番です。

チュロス&ホットチョコレート

甘党の方におすすめなのが、チュロス&ホットチョコレート

揚げたてのチュロスを濃厚なチョコレートに浸して食べるスタイルは、観光の合間のおやつにぴったりです。

サングリア

ドリンクで外せないのが、フルーツをたっぷり使ったサングリアやカタルーニャ地方発祥のスパークリングワイン「カヴァ」です。

軽やかな飲み口でタパスや魚介料理との相性も抜群。

お酒が苦手な人でも飲みやすいので、ぜひ試してみてください。

バルセロナのアート&建築

バルセロナは「芸術と建築の街」と称されるほど、アートと建築で世界中の人々を魅了する街です。

先ほど紹介した4つのガウディ建築以外にも、彼の作品は市内各所に点在しており、街そのものの景観を形作る重要な要素となっています。

しかし、バルセロナの芸術はガウディだけではありません。若き日のピカソがバルセロナで過ごした時期の作品が多く展示されているピカソ美術館や、カタルーニャ出身の芸術家ジョアン・ミロを記念したミロ美術館も人気です。

また、現代アートを楽しみたい人にはMACBA(バルセロナ現代美術館)もおすすめ。前衛的な展示が揃うだけでなく、白を基調とした建物自体がモダンアートのようで、若者やストリートカルチャーと融合した活気あふれる空間を体感できます。

街歩きそのものがアート体験となるのも、バルセロナならでは。ゴシック地区の石造りの街並み、カラフルなタイル装飾、ユニークなストリートアートなど、日常の風景に芸術が溶け込んでいます。観光客は歩くだけで、歴史と革新が共存する街の表情を楽しむことができるでしょう。

まとめ

今回の記事では、バルセロナの主要観光スポットや絶品グルメなど、多彩な魅力を詳しく解説してきました。

バルセロナは、ガウディ建築をはじめとする独自の景観、世界的芸術家の足跡、そして豊かな食文化が調和する魅力的な都市です。

初めて訪れる人にも、再訪する人にも新しい発見とワクワクする気持ちを与えてくれる、何度でも訪れたくなる街なので、ぜひ次の旅行先として検討してみてはいかがでしょうか。

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