
イタリア・ローマの象徴的な歴史的建築物「コロッセオ」。「コロッセオに行きたいけど、アクセス方法は?」「現地で注意すべきポイントは?」と考えている方もいるでしょう。
コロッセオをスムーズに観光するには、アクセス方法を事前に確認し、チケットの予約や入場方法、見どころの押さえ方を知っておくことが重要です。
この記事では、コロッセオの基本的な情報からアクセス方法、観光時の注意点までを詳しく解説します。コロッセオ周辺の観光情報についてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
イタリアを代表する世界遺産「コロッセオ」
イタリア・ローマの象徴的な建築物であるコロッセオは、古代ローマ時代に建設された円形闘技場です。世界遺産にも登録されており、多くの観光客を魅了しています。
コロッセオは、ローマ帝国の権力と繁栄を象徴する建造物として建てられました。建設はウェスパシアヌス帝によって開始され、完成は息子ティトゥス帝の時代です。かつては剣闘士同士の戦いや猛獣との闘いが繰り広げられ、古代ローマ市民にとって最大の娯楽の場でした。
コロッセオは、古代ローマの歴史を肌で感じられる唯一無二の遺跡です。内部から眺める巨大なアリーナは圧巻で、当時の熱狂と人々の暮らしを想像させてくれます。ローマを訪れるなら必見のスポットです。
そんなコロッセオの構造には、以下のような特徴があります。
これらの構造は当時の高度な建築技術を示すものであり、古代ローマの知恵と壮大さを今に伝えています。
<コロッセオのスポット情報>
正式名称 |
フラウィウス円形闘技場(Amphitheatrum Flavium) |
建設年 |
紀元80年 |
建設者 |
ウェスパシアヌス帝、ティトゥス帝 |
サイズ |
長径188m/短径156m/高さ48m |
収容人数 |
約5万人〜8万人 |
所在地 |
Piazza del Colosseo, 1, 00184 Roma RM, イタリア |
コロッセオへのアクセス
コロッセオはローマ中心部に位置しており、地下鉄・バス・タクシー・徒歩など、さまざまな方法でアクセスできます。以下は手段別のアクセス方法をまとめたものです。
交通手段 |
アクセス情報 |
地下鉄 |
路線:地下鉄B線 最寄り駅:コロッセオ駅(Colosseo) ローマ・テルミニ駅から約2分(2駅目)。駅を出るとすぐ目の前にコロッセオがある。 |
バス |
利用可能路線:51番、75番、81番、85番、87番、118番 |
タクシー |
屋根に「TAXI」のサインがある公式ライセンスを持つタクシーの利用を推奨。運転手に“Please take me to the Colosseum.”(コロッセオまでお願いします。)と伝えればOK。 |
徒歩 |
ローマ中心部から徒歩で訪れることも可能。周辺には多くの観光スポットがあり散策を楽しめる。 |
コロッセオのチケット予約方法
コロッセオの入場は完全予約制のため、事前にチケットを確保しておくことが大切です。予約方法は大きく分けて公式サイトでのオンライン予約、オプショナルツアーサイトでの予約、ローマパスを利用の3つがあります。
それぞれの具体的な予約方法は以下の通りです。
予約方法 |
概要 |
公式サイトでのオンライン予約 |
コロッセオ公式サイトから直接チケットを予約。希望の日時とチケット種類を選び、支払い情報を入力して完了。 |
オプショナルツアーサイト |
GetYourGuideなどの日本語対応サイトで予約可能。手数料がかかる場合があるが、言語の不安なく手続きできる。 |
ローマパス利用 |
ローマパスを使うと複数の観光スポットに割引で入場可能。ただし入場日時の予約は別途オンラインで必要。 |
なお、現地の窓口でもチケットを購入できますが、予約ではないため、混雑や売り切れの可能性があります。スムーズに入場したい場合は、事前にオンラインやツアーサイトでの予約をおすすめします。
コロッセオの見どころ
コロッセオには古代ローマの歴史や建築技術に関する多くの見どころがあります。ここでは、主な見どころを4つ紹介します。
アリーナ
アリーナは長さ75メートル、幅44メートルの楕円形の闘技場です。剣闘士の戦いや猛獣との戦いが行われ、海戦を再現する演出も実施されていました。現在は床が失われており、地下構造を直接確認できます。
地下(ハイポジウム)
ハイポジウムには剣闘士や猛獣の檻、武器庫、機械室などが配置されていました。エレベーターやはしごを用いてアリーナに登場する仕組みが整えられており、当時の高度な演出技術を知ることができます。
観客席
コロッセオには約5万人を収容可能な4階建ての観客席があります。座席は階級によって区分され、最上階には奴隷や女性が座ったとされています。最上階には日除けを支えるポールの穴も残されており、当時の観客の配置や視点を知る手がかりとなっています。
外観と建築技術
アーチ構造を多用した外観は耐震性が高く、長い歴史を経てもその姿を残しています。崩れた部分も歴史の痕跡として、ローマ帝国の盛衰を伝えています。
コロッセオ観光の注意点
コロッセオを訪れる際には、いくつかの注意点があります。事前に確認しておくことで、スムーズに見学できるので、ぜひチェックしておいてください。
予約時間を厳守する
コロッセオへの入場は、完全な日時指定の予約制です。指定された時間に遅れると入場できなくなる可能性があるため注意しましょう。また、セキュリティ上の理由から、コロッセオには1日あたり最大3,000人までの入場制限があります。そのため、当日券も売り切れていることが多いです。
入場時間の15分前を目安に到着しておくと安心です。
大きな荷物は持って行かない
入場時には金属探知機による手荷物検査が行われます。基本的に30×30×15cm以上の荷物は持ち込み禁止で、コロッセオ周辺にはロッカーがありません。大きな荷物は避け、軽装で訪れましょう。
オーディオガイドは事前予約する
オーディオガイドを利用する場合は、事前予約が推奨されます。現地で借りられますが、デポジットとしてパスポートを預ける必要があります。
スリや詐欺に注意する
コロッセオ周辺は観光客で非常に賑わうため、スリや詐欺に注意が必要です。リュックは前に持つ、大金は持ち歩かないなど、基本的な対策を心がけましょう。
また、親しげに近づいてくる人物には警戒し、話しかけられても対応しないことが安全です。
狭く人通りの少ない路地は避け、大通りを歩くことをおすすめします。
コロッセオ周辺のおすすめスポット
コロッセオから徒歩圏内にあるおすすめの観光スポットは、以下の3つです。
それぞれの見どころについて、順に紹介していきます。
フォロ・ロマーノ
フォロ・ロマーノ(Foro Romano)は、古代ローマの中心地であり、政治、商業、宗教、司法などの活動が行われていた場所です。広大な遺跡は、ローマ帝国の栄華を今に伝える歴史的遺産として知られています。
フォロ・ロマーノの起源は紀元前7世紀に遡ります。当初は湿地帯でしたが、エトルリア人の技術によって排水され、公共広場として整備されました。その後、古代ローマの政治と市民生活の中心地となりました。
フォロ・ロマーノの主な見どころは、以下の5つです。
フォロ・ロマーノの営業時間は8:30〜19:15(季節により変動あり)で、入場料金は約16ユーロです。コロッセオやパラティーノの丘と共通の入場券もあり、一日で複数のスポットを巡ることが可能です。
パラティーノの丘
パラティーノの丘(Palatine Hill)は紀元前753年にロムルスがローマを建国したとされる場所で、古代ローマの裕福な市民が住んでいた高級住宅地でした。初代皇帝アウグストゥスが生まれ育った場所としても知られ、丘の上には彼の宮殿やほかの皇帝たちの壮大な建物が建設され、ローマ帝国の権力の象徴となりました。
パラティーノの丘の主な見どころは、以下の6つです。
パラティーノの丘の営業時間は、8:30〜19:15(季節により変動あり)で、入場はコロッセオやフォロ・ロマーノとの共通チケットを利用でき、大人は約16ユーロです。
サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会
サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会(Basilica di San Pietro in Vincoli)は、ローマにある重要なカトリック教会で、聖ペトロが拘束されていた際の鎖を祀っています。5世紀に建設され、聖遺物を収めるための場所として長く重要な役割を果たしてきました。
教会は、エウドクシア皇后が聖ペトロの鎖をローマに持ち帰ったことにより設立されました。伝説によれば、エルサレムでの鎖とローマのマメルティヌスの牢獄での鎖が奇跡的に結びついたとされ、現在も聖遺物を保管する重要な場所となっています。
教会の主な見どころは、以下の4つです。
サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会の開館時間は8:00〜12:30および15:00〜18:00で、夏季は19:00まで開館しています。入場は無料ですが、混雑することがあるため早めの訪問がおすすめです。
まとめ
この記事では、イタリア・ローマにあるコロッセオについて詳しく紹介しました。コロッセオはローマを象徴する歴史的建築物で、ローマを訪れた際は必ず訪れたいスポットのひとつといえるでしょう。
周辺には、コロッセオとの共通チケットで入場できるフォロ・ロマーノやパラティーノの丘などの観光スポットも揃っており、一日かけて古代ローマの歴史を堪能できます。
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◇経歴
・アメリカLAにてアパレル勤務
・英会話スクールに10年ほど勤務
◇留学経験
アメリカのLAのコミュニティカレッジに入学・卒業。
OPT VISAを取得し、LAのアパレル会社に1年間勤務。
次なる目標は、娘との親子留学。
◇海外渡航経験
留学:アメリカのLAに4年間留学
海外旅行:ドイツ・フランス・スイス・メキシコ・イタリア・グアムなど
◇自己紹介
英語関連の記事を中心に執筆するWebライター。中学生で日本を出ることを決意し、高校卒業後に渡米。アメリカではさまざまな国の学生と、濃い海外生活を送る。現在は関東の田舎でのんびり生活。今後の目標は、娘との親子留学と夫婦でのクルーズ旅行。