今回のブログでは、英語留学先として
人気なフィリピン留学とアメリカ留学の
料金を比較します!
このブログを読むことで、以下の3つのポイントが理解できるようになります。
・フィリピン留学とアメリカ留学それぞれの渡航費、学費、滞在費の違いについて
・料金以外の違いについて
・フィリピン留学に向いている人、アメリカ留学に向いている人
それぞれの留学の違いを理解して、自分に合った留学先を選ぶ参考にしてみてくださいね!
- フィリピンVSアメリカ留学:渡航費
- フィリピンVSアメリカ留学:学費
- フィリピンVSアメリカ留学:滞在費
- フィリピンVSアメリカ留学:料金以外の違い
- フィリピン留学が向いている人
- アメリカ留学が向いている人
- まとめ
フィリピンVSアメリカ留学:渡航費
海外留学先として人気な都市、フィリピンのセブ島とアメリカのニューヨークを比較してみましょう。
フィリピン・セブ島 | アメリカ・ニューヨーク | |
渡航費(往復) | 約2.3万円〜 | 約12万円〜 |
所要時間 | 約4時間30分 | 約12〜14時間 |
時差 | -1時間 | -13時間 |
参照:アメリカ行きの航空券
参照:フィリピン・セブ島行きの航空券
フィリピン留学はアメリカ留学と比べて、航空券の費用が半分以下で済むことが多いです。
渡航時期にもよりますが、格安航空会社(LCC)を使えばさらに費用を抑えることができます。
直行便を利用する場合はアメリカより、かかる時間は半分程度になります。
また日本とフィリピンの時差は1時間とほとんどありません。
そのため、フィリピンに到着後、時差ボケを心配せずにすぐに活動を開始できる点もフィリピン留学の魅力の一つです。
時差を気にせずに日本に住んでいる友人や家族と連絡を取りやすいのも、安心感の一つと言えるでしょう。
フィリピンVSアメリカ留学:学費
フィリピン・セブ島 | アメリカ・ニューヨーク | |
学費(6ヶ月間) | 約70万円〜 | 約80万円〜 |
支払う学費は差がないように感じるかもしれませんが、フィリピン留学の場合、学費に授業料、寮費や食費が含まれているため、留学費用全体としてはかなり費用を抑えることができます。
フィリピンの語学学校では、学校内に用意されている寮に滞在し、食事は学校内の食堂を利用することが一般的です。
寮には1人部屋から大人数部屋までさまざまなタイプがあり、学校によっては4名部屋や6名部屋を選ぶこともできます。
特に、大人数部屋は料金を抑えられるため人気があります。
フィリピンVSアメリカ留学:滞在費
現地でかかる滞在費について、フィリピン留学では、学費に寮費や食費が含まれているため、追加費用は主に通信費や外出時の交際費などです。
一方、アメリカ留学では、通信費や交際費に加えて、寮やシェアハウスの費用も別途発生します。
寮、シェアハウス、ホームステイのいずれかを選べますが、生活に慣れるまでは学校の寮を選ぶ学生が多く、慣れてくると、費用を抑えられるシェアハウスやホームステイに移ることが一般的です。
学生寮は学校に近いものの、比較的高額になることが多いです。
シェアハウスやホームステイは、場所によって料金や通学時間が異なり、遠方だと通学に1時間以上かかる場合もあります。
ホームステイの場合は、朝食と夕食のみ食費が含まれていることが一般的です。
休日にかかる費用については、食費や交際費などはどちらも似ていますが、フィリピンの物価はアメリカよりも安いため、全体的に費用を抑えることができます。
事前に支払う費用として、フィリピン留学もアメリカ留学も共通して、海外保険の費用や、留学エージェントに依頼した場合のエージェント費用などが発生します。
フィリピンVSアメリカ留学:料金以外の違い
コース内容
フィリピンの語学学校では、主に英語スキルの向上を目的としたコースが中心です。
一般英語コースや、TOEICなどの試験対策コースが多く提供されており、基礎から応用まで幅広いニーズに対応しています。
一方、アメリカの語学学校では、英語学習だけでなく、専門的な知識を深めるためのコースも充実しています。
たとえば、就職や転職を目的としたスキルアップコースや、英語教師に必要な専門的な知識を学べるコースなどが提供されており、よりキャリアに直結した学びが可能です。
レッスン内容
フィリピンでは、マンツーマンの授業形式が一般的です。
また、グループレッスンでも4名程度の少人数制が多いため、初心者でも発言しやすい環境が整っています。
一方で、アメリカでのレッスンは、10名以上のグループ授業が一般的です。
大人数の中で積極的に発言する必要があるため、最初は発言できず、レッスンが終わってしまうこともあるかもしれません。
特にリスニングはネイティブの英語の早さに慣れるまで、時間がかかることもあるので、対策してから留学をおすすめします。
講師
フィリピン人講師は、日本人と同様に英語を第二言語として学び、厳しい選考を通過して選ばれています。
そのため、英語圏の講師とは異なり、第二言語として英語を習得する際のコツやポイントを熟知しています。
第二言語としての学習経験を活かした的確なサポートをしてくれるので、初心者でもわかりやすく学ぶことができます。
語学学校によっては、英語圏の講師が数名在籍している学校もあります。
学習時間
フィリピンでは、1日あたり7〜10時間のレッスンを受講できます。
学校によっては、さらに2〜3時間の無料追加レッスンを受けられることもあり、最大10時間のレッスンを受けられます。
また学校内に寮や食堂があるため、移動時間を短縮できる分、1日の多くの時間を英語学習に充てることができます。
アメリカの場合、1日のレッスン時間は5時間程度が一般的で、フィリピン留学と比べると少ないことが多いです。
シェアハウスやホームステイを選ぶと、寮に比べて通学に時間がかかるため、英語学習に充てられる時間が限られてしまうこともあります。
留学生の国籍
フィリピンの語学学校には、韓国人資本の学校と日本人資本の学校があります。
さまざまな国の留学生が集まりますが、食事や生活環境は、それぞれの資本の影響を強く受けるため、韓国人資本の語学学校では韓国人が、日本人資本の語学学校では日本人が特に多く在籍しています。
アメリカ留学では、世界中の学生が集まるため、さまざまな国籍の留学生とコミュニケーションを取るチャンスがあります。
英語のテンポ
フィリピンでは、英語圏でよく使われるような速いテンポの英語や、独特な言い回しは一般的ではありません。
基本的には分かりやすく安定したテンポで話されています。
英語圏ではあまり使われない表現が使われたり、英語圏でよく見られる省略表現が少なかったりと、英語圏で話される英語とは若干の違いがあります。
生活環境
フィリピンでの滞在は、食事が提供されるだけでなく、清掃サービスやジム、プール、カフェなどの施設も充実しています。
日本資本の学校を選べば、日本語でサポートを受けられる場合もあり、安心して生活することができます。
学校の敷地内にはすべての設備が整っており、自習室も完備されているため、移動時間を気にせず、勉強に集中できる最適な環境が整っています。
一方で、フィリピンは一年中温暖な気候のため虫が多いのがデメリットです。
ただし、定期的に清掃が行われているため、衛生面には配慮されています。
食事面では、フィリピンの主食はお米で、日本米とは異なりパラパラとしたお米が一般的ですが、日常的にお米を食べることができます。
アメリカの学校寮は、フィリピンに比べて広く清潔なものが多いです。
また、ホームステイを選べば、ホームステイ先の家族との交流を通じて、日常会話だけでなく、アメリカの文化や習慣も体験することができます。
食事はハンバーガーやポテト、シリアルなど、日本とは異なるメニューが提供されることが一般的です。
フィリピン留学が向いている人
フィリピン留学は、英語初心者から中級者までの方に特におすすめです。
渡航費や滞在費を比較的安く抑えることができ、特に日本資本の語学学校を選べば、食事や生活環境が日本に合わせているため、快適に過ごすことができます。
英語に自信がなくても、マンツーマンの授業を通じて、少しずつ自信をつけながら学習できます。
また、グループレッスンも少人数制なので、自分のペースに合わせてレベルアップすることが可能です。
語学学校では、一般的に門限が設けられているため、英語学習に集中したい方には理想的な環境が整っています。
寮や食堂が語学学校の施設内に完結していることで、英語学習に集中して取り組むことができる点もフィリピン留学の魅力です。
また短期留学のコースも充実しているため、学生だけでなく、社会人も長期休みを利用して挑戦しやすいのも特徴の一つです。
アメリカ留学が向いている人
アメリカ留学は、英語中級者から上級者におすすめです。
アメリカでは、ネイティブの発音を日常的に学べる環境が整っています。
基本的に、先生1人に対して生徒10人以上のグループレッスンが行われるため、主体的に発言することが求められます。
そのため、事前にレッスン内容がわかるレベルの英語力、特にリスニング力が必要になります。
レッスン以外でも世界中から集まる学生と積極的にコミュニケーションをとることで、実践的な英語力を身につけることができます。
フィリピン留学とアメリカ留学を組み合わせることもおすすめ
フィリピン留学でマンツーマンレッスンを受け、スピーキングの基礎を学んだ後、アメリカ留学に挑戦するのもおすすめです。
アメリカ英語のスピードや、レッスンでの積極的な参加が求められるため、最初は慣れるまで時間がかかるかもしれません。
しかし、フィリピンで少人数レッスンを受けて基礎を固めた後に、ネイティブとの実践的な会話を通じて、さらに英語力を伸ばすことができます。
両国での留学を組み合わせることで、効率よく英語力を向上させることができます。
まとめ
今回のブログでは、以下の内容について詳しく解説しましたが、いかがでしたか?
・フィリピン留学とアメリカ留学の渡航費、学費、滞在費の比較
・それぞれの留学でのレッスン内容や学習時間の違い
・初心者にはマンツーマンのレッスンが受講できるフィリピン留学、中級者以上にはアメリカ留学がおすすめ
ぜひ、このブログを参考にして、目的に合った留学先を見つけてください!
もし英語力に不安がある場合は、留学前にネイティブキャンプを活用してみてくださいね!