フィリピン留学をする場合、多くの方が不安を感じるのが言葉の壁や生活環境の違いではないでしょうか。
それなら、日本人経営の語学学校がおすすめです。
日本人スタッフによるサポートなど、日本人留学生の視点に立ったサービスが魅力です。
フィリピンは欧米諸国と比べて費用が抑えられ、マンツーマンレッスンが受けられるという大きなメリットがあります。
この記事では、日本人経営のフィリピン語学学校の特徴や選ぶポイント、おすすめの学校を詳しくご紹介します。
- 日本人経営の語学学校の特徴とは?
- フィリピンのおすすめ日本資本校5選
- 短期でも効果アリ?日本人向け留学プラン
- セブ島の人気校「Howdy」「ミライズ」の評判は?
- フィリピン留学センターやGLCの魅力とは?
- まとめ
日本人経営の語学学校の特徴とは?
フィリピンの語学学校は、主に日本資本、韓国資本、台湾資本に分かれています。
その中でも日本資本の学校は「日本人生徒」や「日本人スタッフ」が多いという特色があるので、留学初心者や英語に自信がない方におすすめです。
一方、韓国資本や台湾資本の学校ではより多くの国から生徒が集まっていることが多く、さまざまな国の人と交流できる環境が整っています。
どちらも魅力的な特徴を持っているため、自分の留学目的や希望する環境に合わせて選びましょう。
フィリピン留学では韓国資本の学校が多数を占めていましたが、日本でもフィリピン留学への関心が高まったことで、日本資本の学校も増加傾向にあります。
日本食が食べられることや細やかなサポートを重視したい方には、日本資本の語学学校がぴったりでしょう。
日本人スタッフがいることで、緊急時の対応や生活面での相談もスムーズに行えるため、海外留学が初めての方も安心して勉強に集中できます。
フィリピンのおすすめ日本資本校5選
では、フィリピンにある日本資本校の中でも、おすすめの5校をピックアップしてご紹介します。
一部の学校ではありますが、どんな学校があるのか知ることで留学イメージを掴んでみてください。
Global Language Cebu(GLC)
日本人の弱点に特化した授業が受けられるGLCは、日本人向けのセミスパルタ校としてフィリピンで初めて設立された学校です。
日本人が苦手とする会話力強化に焦点を当てたカリキュラムが特徴的です。
マンツーマンクラスもありますし、会話重視の一般英語クラスだけでなく、TOEICやTOEFL対策コースも用意されています。
さらに、ヨガやダンスのような選択クラスもあり、バランス良く英語を学べる環境が整っています。
3D Academy
3D AcademyはセブのJYスクエアというショッピングモールに隣接しており、一部の教室はモール内にも設置されています。
この学校最大の魅力はリーズナブルな料金です。
しかし、価格が手頃だからといって授業の質が低いわけではなく、優秀な講師陣によるマンツーマンレッスン、グループレッスン、自由参加のオプションレッスンがあります。
買い物や食事にも便利な立地も魅力のひとつです。
Cebu English Global Academy(CEGA)
CEGAは、セブシティの中心部から車で約20分の所にある日本人経営の語学学校です。
最大の特徴は少人数制で、繁忙期でも生徒数は35名程度に抑えられており、一人ひとりに目が行き届く丁寧な指導が受けられます。
また、CEGAは幅広い年齢層の学習者を受け入れていることでも知られています。
夏休みシーズン以外は様々な世代の生徒が集まり、60代から80代のシニア層にも広く支持されているのが特徴的です。
First English
より効率的に英語力を向上させたい方におすすめのFirst English Global Collegeは、フィリピン有数のリゾート地マクタン島内にある日本資本の語学学校です。
日本で14年以上学習塾を経営してきた会社が運営しているため、日本人の弱点を把握した授業内容と、日本式のきめ細やかなサポートが魅力です。
日本語から英文への瞬間翻訳を独自にアレンジしたテキストや、アメリカのノンネイティブ向けラジオVOAをテキストとして活用するなど、日本の塾運営で蓄積したノウハウを生かした独自カリキュラムで英語力アップをサポートしてくれます。
セブ英語倶楽部
日本語での授業もあるセブ英語倶楽部は、「英語初心者のための学校」をコンセプトにしています。
一般的な学校では英語初心者向けと謳っていても、オリエンテーションは英語だけだったり、初日から英語オンリーの環境に飛び込まなければならないケースが多いものです。
その点、セブ英語倶楽部ではオリエンテーションも日本語で行われるほか、日本人講師が英文法を日本語でわかりやすく解説しながら教えてくれるため、初心者でも安心して学習をスタートできます。
短期でも効果アリ?日本人向け留学プラン
「短期間でも英語力を伸ばしたい」という方にもフィリピン留学はおすすめです。
フィリピンの日本人経営の学校では1週間から参加できるプログラムが充実しており、限られた時間で効果を得られるよう工夫されています。
日本人に特化した学習法として、まず発音やリスニング力を集中的に強化する授業があります。
多くの学校ではマンツーマンレッスンを主体としたカリキュラムを組み、一人ひとりの弱点に合わせた指導を行います。
また、グループレッスンでは実践的な会話練習の機会が設けられており、学んだ表現をすぐに使う環境が整っています。
短期プランでは、毎日の学習スケジュールの密度が高く、朝から夕方まで英語漬けの環境で過ごせます。
さらに、夜間の自習時間やオプションクラスも活用することで、より効率的に英語力を上げられます。
帰国後も学習を継続できるよう、オンラインレッスンを提供している学校も増えています。
セブ島の人気校「Howdy」「ミライズ」の評判は?
実は、セブ島の日本人経営校として高い人気を誇る学校に、「Howdy」と「ミライズ」があります。
両校とも社会人向けのプログラムが充実しており、質の高い授業が評判です。
生徒からの口コミも総じて良好で、特に日本人スタッフのサポート体制が高く評価されています。
ミライズ
ミライズイングリッシュアカデミー(MeRISE)は、社会人留学ができる学校です。
「音から始める」学習法を採用したプログラムが特徴です。
口コミを見ると、社会人向けの環境が高く評価されています。
40代男性は「社会人向けで年齢層が幅広いため、年齢をあまり気にせず安心した環境で勉強できた」という評価です。
また、30代男性は「マンツーマンレッスンを通して英語を話すことの恥ずかしさがなくなった」と効果を実感しています。
施設面では、一つの建物内にレストラン、宿舎、学校、洗濯施設がすべて揃っている利便性が評価されています。
40代女性の留学者は「先生はみなさん愛想がよく人懐っこい人ばかりで好印象」と講師陣の質の高さにも満足しています。
Howdy
Howdy English Academyは、セブ島で長年日本人留学生に支持されている学校です。
「再び英語で思い切り話してみたい」と2回目の留学を決めた方や、滞在延長を決める生徒が多いことからも、その満足度の高さがうかがえます。
リピーターが多いのもHowdyの特徴で、「10回目のHowdy」という留学生もいます。
「今回は遊びじゃないので、ビシビシと」といった目的意識の高い方から、「3年待ち続けたセブ島留学」と再訪する方まで、様々な目的を持った留学生が集まっています。
キャリア形成にも役立つため、「自動車整備士からセブでインターン!6ヶ月間での経験や思い出」といった長期的な留学をしている方もいます。
フィリピン留学センターやGLCの魅力とは?
フィリピン留学センターは、日本国内で最も歴史と実績を持つフィリピン留学の専門エージェントです。
留学斡旋だけでなく、フィリピン全土の語学学校に関する情報を持っており、一人ひとりの目的や予算に合う学校選びをサポートしています。
最大の魅力は、現地との強いパイプラインを活かした質の高いカウンセリングです。
スタッフ全員がフィリピン留学経験者であり、実際に各学校を訪問・視察しているため、パンフレットやウェブサイトには載っていない生の情報がもらえます。
例えば、各学校の講師の質や、実際の授業の雰囲気、食事の評判、周辺環境の安全性など、実体験に基づくアドバイスが受けられます。
「フィリピンのおすすめ日本資本校5選」でもご紹介したGlobal Language Cebu(GLC)は、IDEA Cebuがリニューアルされて2022年12月に開校した語学学校です。
セブに位置し、定員400名、日本人率は約50%で、1ヶ月の費用は$1,400からとなっています。
GLCの特徴として、周辺施設が充実した生活しやすい環境があります。
滞在先はリーズナブルな学生寮からラグジュアリーなホテルまで選べ、周辺の巡回バスが運行されているため、移動も便利です。
カリキュラム面では、日本人の弱点に特化したプログラムが提供されており、特に試験対策やビジネス英語コースが人気を集めています。
オンラインと対面のハイブリッド留学ができる点もメリットで、全てのコースに無料オンラインレッスンが付属しており、留学開始前にオンラインで学習して英語力を高めておくこともできます。
まとめ
フィリピンの日本人経営語学学校は、日本人留学生にとって心強いサポート体制が整っているため、海外初心者にも安心です。
各校それぞれに特色があるので、自分の学習スタイルや目標に合った学校を選んでみましょう。
日本人スタッフがいたり日本食が食べられたり、日本人に配慮したサービスが充実している点をメリットと捉えるならおすすめです。
フィリピン留学ならコスパも良いので、金銭面の不安も欧米より少なくて済むでしょう。

◇経歴
英語科高校卒
外国語学部英米学科卒
学習塾で英語を教えている
◇資格
・IELTS6.5
◇留学経験
イングランドのオックスフォードのOxford English Centreに3週間の語学留学と、スコットランドのエディンバラのUniversity of Edinburghに1年間の交換留学をしていました。
◇海外渡航経験
高校時代にオックスフォードの語学学校へ留学
大学時代にエディンバラ大学へ1年交換留学
◇自己紹介
ハリー・ポッターがきっかけで英語に目覚め、高校・大学とイギリスに留学したイギリスマニア。学校はアメリカ英語なので自己流でイギリス英語を習得。発音、スペル、すべてにおいてクイーンズ・イングリッシュを使い英語の先生にバツをくらうもめげず。生まれも育ちも日本で、海外に繋がりがなかったため留学が夢となった。アルバイトで全資金を稼ぎ渡英すると、勝手な高い理想を上回るほどの素晴らしさを目の当たりにし更に虜に。