近年、英語力を短期間で向上させる方法として、英語合宿が注目されています。
中でも、フィリピンのセブ島は、日本人にとって最適な英語留学先の1つとして人気を集めています。
セブ島の英語合宿は、マンツーマンレッスンを中心としたカリキュラム、コストパフォーマンスの良い価格、温暖な気候、豊かな自然環境など、多くのメリットがあります。
今回は、セブ島の英語合宿の魅力について詳しく解説します。
セブ島英語合宿の魅力と特徴
それではセブ島での英語合宿の魅力について見ていきましょう。
コストパフォーマンスの高さ
欧米の留学と比べて、セブ島の英語合宿は、圧倒的にコストパフォーマンスが良いのが特徴です。
セブ島の物価は日本の約3分の1で、授業料、滞在費、食費などを含めて、とてもリーズナブルに英語を学ぶことが出来ます。
もちろん価格だけでなく、授業の質も良く、参加者からの満足度も高いことで知られています。
語学学校の選択肢が多い
フィリピンの語学学校は、全部で100校以上もあると言われています。
低価格帯の学校、社会人が多い学校、試験対策に強い学校、スパルタ式英語留学語学学校など、それぞれに特色があります。自分の目的やスタイルに合わせた留学をデザインできるのが、セブ島英語合宿の魅力です。
日本が好きな国民性
あるコンサル会社の調査で、「日本を信頼する」と答えたフィリピン人は92%という結果が出ています。
フィリピン人は、親日家が多いことで知られています。
特に10代後半から20代の女の子たちは、日本のアニメやポップカルチャー、また仕事や国際協力を通じて日本語を勉強している人も多いようです。日本人の礼儀正しさ、清潔な街並みへの憧れ、日本食なども人気で、日本に対するイメージが良い国です。
マンツーマンレッスンが中心
セブ島の語学学校は、マンツーマン形式の授業を採用している学校が多いので、個々のレベルや目的に合わせた学習が可能です。
英語初級者の場合、グループレッスンではなかなか質問ができなかったり、ついていけなくなったりすることがありますが、マンツーマンであれば自分と講師の会話形式なので、短期間で大きく英語力を向上させることができます。
日本からのアクセス
日本からセブ島までは、東京から直行便で約4〜5時間と、欧米よりもはるかに近いです。
最近は成田、大阪発のLCCの直行便も運行しているので、航空券もさらに安い上、日本との時差もわずか1時間と、時差ボケの心配もありません。
温暖な気候とリゾート環境
セブ島は、年間を通じて温暖な気候なので、快適に過ごせます。
美しいビーチもあり、たくさんの自然が残っていますので、勉強の合間にリラックスするのにも最適な環境です。休みの日には、ダイビングやアイランドホッピングをしたり、ジンベイザメやウミガメと泳ぐアクティビティを楽しんだりと、リフレッシュするのもありです。
学校と学生寮が併設されている
フィリピンの治安が気になる方もいるかもしれませんが、セブ島にある多くの語学学校は全寮制です。
主に、校舎と寮が一体型の「キャンパスタイプ」または、校舎から少し離れたコンドミニアムやホテルで過ごす「学校分離タイプ」があります。離れていても、学校から滞在先までの送迎バスが運行しているため安心です。
メリットとしては、他国籍の生徒と同じ部屋で生活を送ることができる点です。セブ島には、日本人以外にも韓国、中国、台湾、ベトナムなど様々な国からの留学生が集まっています。
プライベートで海へ出かけたり、イベントに参加したりと異文化交流を楽しみながら、英語を磨いていきましょう。
フィリピン人講師の高い英語レベル
1898年から約40年間、フィリピンはアメリカの植民地でした。
独立後も実質英語が公用語として用いられていて、その英語力は世界でも認められています。アメリカの調査機関によると、ビジネス英語能力の国別ランキングを示す「ビジネス英語指数」ではフィリピンが1位となっています。
また、英語教育のノウハウも蓄積されているので、講師の教育もしっかりなされています。
セブ島での英語合宿における効果的な学習方法と注意点
ここでは、セブ島での英語合宿を、より効果的にするための方法や心構えをご紹介します。
毎日英語を話す習慣をつける
せっかく英語漬けの環境にいるので、授業以外でも積極的に英語を話すことが重要です。
講師や他の生徒と会話する機会を増やしましょう。寮には他の国から来ている学生も多いと思います。自分からコミュニケーションを図って、学校で習った英語を実践で使っていきましょう。
英語の授業を受けることも大事なのですが、人と会話することでより向上するものです。
目的に応じた学習プランを立てる
セブ島には、選べる英語学校やプログラムがたくさんあるので、試験対策、文法、ビジネス英語、スピーキング重視など、目的に応じたカリキュラムを選びましょう。
学校によって特徴が異なるため、自分の目標に合ったプログラムを選ぶことが重要です。
自習時間を確保する
せっかく英語を学ぶためにセブ島に来ているので、授業以外に自習時間を確保して復習することが大切です。授業で学んだことを定着させるために、単語やフレーズを繰り返し練習しましょう。
貴重な留学期間を有意義に活用するために、この振り返りの時間を、毎日のスケジュールの中に組み込むことがポイントです。
生活リズムを整える
セブ島は、美しい海や歴史的な観光地、アウトドア、グルメ、ナイトライフまで幅広く楽しめる人気リゾートです。
つい夜遊びやマリンアクティビティなどに気を取られがちですが、学校に影響が出ないように、規則正しい生活を心がけることが大切です。十分な睡眠を取って、集中して学習できる環境を整えましょう。
治安に気をつける
セブ島は比較的安全ですが、スリやぼったくりには注意が必要です。また、観光客が立ち入らない方が良い地区もあります。
夜の1人歩きは避ける、派手な服装は避ける、ATM利用時や換金時も警戒するなど、基本的な警戒心は忘れないようにしましょう。
セブ島の英語合宿プログラム例
セブ島の英語合宿は、1週間の短期から1カ月以上の長期まで、多彩なプランがあります。
自分に適したプログラムを見つけてみてください。
スパルタ式英語合宿
外出制限や母国語禁止ルールなど、厳しい環境で英語漬けの生活を送り、短期で英語を身につけるためのコースです。
1日の授業時間が長く、1〜2週間ほどの短期学習コースが多いのが特徴です。少し緩めの半スパルタ式プログラムを取り入れている学校もあります。
短期集中型の英語キャンプ
社会人・学生向けの短期集中型プログラムで、1〜2週間の短期集中コースが中心です。
比較的自由なカリキュラムで、日常会話や基礎英語をマンツーマンで学び、初心者から上級者まで幅広く対応しています。
親子留学・子ども向け英語キャンプ
親と子が一緒に参加する親子留学や、ジュニアキャンプなど、子どもを対象としたプログラムです。
子どもたち向けの授業と、大人たち向けの授業が組み合わされていて、アイランドホッピングなどのアクティビティが付いているものもあります。
ビジネスコース
社会人の海外出張などを想定し、プレゼンテーションや電話応対、メール、会議など、ビジネスシーンを想定したカリキュラムが組まれていることが特徴です。
ロールプレイが導入されていて、留学生同士で電話応対や会議の進行、発言方法などを学習します。声の抑揚やスピード、姿勢まで具体的に指導してくれます。
セブ島での生活環境と文化体験
セブ島は、リゾートと都市の両方の魅力を持ち、観光や移住、長期滞在にも人気の場所です。
セブ島での生活はどのようなものなのでしょうか。
生活費が安い
セブ島は、日本と比べると低コストで生活できる環境です。家賃もローカルのアパートであれば月2〜5万円です。
それなりに値段は高いですが、日本食レストランも多く、ローカルフードであれば1食100〜500円程度です。交通費もジプニーやバイクタクシーを利用すれば、1回10〜50円程度です。
レジャーやアクティビティが充実
セブ島は、美しいビーチや観光地、アクティブなアウトドア体験、ナイトライフが楽しめる魅力的な場所です。
ダイビング、アイランドホッピング、ゴルフなどのアクティビティに加え、アヤラモール、SMシーサイドなどでのショッピング、バー、カラオケなどで楽しむことも可能です。
セブ島基本情報
ここではセブ島の基本的な情報についてご紹介します。
気候と自然環境
セブ島は年間を通じて温暖な気候で、平均気温は25〜32℃です。12月〜5月が乾季、6月〜11月が雨季にあたり、乾季は観光のベストシーズンです。
海の透明度が高く、マリンアクティビティを楽しむのにも最適です。
言語とコミュニケーション
フィリピンは英語が通じやすく、フレンドリーで陽気な人が多いので、初対面でも笑顔で接し、すぐに打ち解ける人が多いのが特徴です。
ホスピタリティ精神が強く、外国人にも親切なので、笑顔とポジティブな姿勢を大切に接すれば、すぐに仲良くなれます。
ビザと滞在手続き
日本人は、30日間のビザなしで滞在出来ます。さらに滞在が必要な場合、観光ビザの延長手続きも可能です。
長期滞在には学生ビザ、退職者ビザなどの選択肢があり、リタイヤメント後の移住先として選ぶ人もいるようです。
交通と移動手段
セブ島の主な交通手段は、ジプニー、タクシー、Grab、バイクタクシーなどがあります。留学で訪れる場合は、安全なGrabをおすすめします。
朝や夕方は非常に混雑し、慢性的に渋滞しているエリアもあります。信号や交通ルールが守られないこともあり、事故も多発しているので、自分での運転はおすすめしません。
まとめ
セブ島の英語合宿は、短期間で英語力を飛躍的に向上させるのに最適な環境が整っています。マンツーマンレッスン、豊富な自然、国際交流など、多くの魅力があります。
より有意義な留学にするためには、規則正しい生活を送り、積極的に英語を話す時間を作ることが重要です。
短期で英語力を伸ばしたい方は、セブ島での留学生活をぜひ検討してみてください。
◇経歴
英語圏での生活、業務歴10年以上
◇資格
TOEIC900点代後半
◇留学経験
ニュージャージーへ1年間
◇海外渡航経験
シンガポールで2年、台湾で3年、タイで2年仕事してました。
◇自己紹介
英語ができれば世界が広がります！
海外生活経験を活かして、楽しい部分だけではなく、リアルな生活をお届けします！
