
15歳未満のお子さんが親御さんと一緒でなく、1人でも渡航ができる「ジュニアキャンプ」。フィリピンのセブ島がおすすめです!
フィリピン留学の特徴は、コミュニケーション能力向上に力を入れたアウトプット教育が多いので、キャンプ期間だけでかなりの上達が期待できます。
さらにセブ島ならではのアクティビティを楽しめるので、お子さんにとって忘れられない思い出になること間違いなし。それでいて、欧米などと比べて費用を抑えることができます。
今回はセブ島のジュニアキャンプの魅力や成功の秘訣を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- ジュニアキャンプとは?その目的と効果
- フィリピン・セブ島がジュニアキャンプに適している理由
- 主要なジュニアキャンププログラムの比較
- ジュニアキャンプ参加前の準備と注意点
- 持ち物に関する注意点
- セブ島基本情報
- まとめ フィリピン・セブ島ジュニアキャンプで英語力アップと最高の思い出を
ジュニアキャンプとは?その目的と効果
ジュニアキャンプとは小学生〜中学生を対象にした、夏休みなど長期休み期間を利用できる留学プログラムです。
15歳未満のお子さんの場合、単独渡航を受け入れている学校はほとんどないのですが、ジュニアキャンプなら親御さんなしで行くことができます。
またアクティビティや観光の時間もあり、異文化体験ができるので、最高の思い出にもなるでしょう。
同じ年齢層の多国籍な留学生が集まるため、友達ができる点も嬉しいポイント。
さらに親子留学に比べて、お子さん1人の単独渡航の方が費用も抑えられます。
フィリピン・セブ島がジュニアキャンプに適している理由
ジュニアキャンプにフィリピンのセブ島をおすすめしたい理由は6つあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
日本人スタッフが出発から帰国まで完全にサポート
ジュニアキャンプは、日本人スタッフが日本の空港から同行するのが一般的です。
お子さんが一人で海外へ行くだけでも不安なものですし、現地での生活にも多くの困難が伴いますよね。
しかし、移動手段・食事・宿泊先など、すべての面で日本人スタッフがケアをしてくれるので安心してください。
現地でも常に日本人スタッフが付き添い、あらゆる面でサポートを提供してくれます。急な体調不良やケガなどの緊急事態にも即座に対応が可能です。
しっかり英語を学べ、アクティビティも楽しめる
フィリピン留学の特徴は、少人数に分けたグループレッスンやマンツーマンレッスンで、英会話力・コミュニケーション力向上に重点を置いた実践授業が多いこと。
年齢が低ければ低いほど吸収が早いので、10日間あれば簡単な日常会話ができるようになるでしょう。
さらに勉強だけでなく海やプールでのアクティビティなど、セブ島ならではの遊びも体験できます。
学校外で楽しみながら学ぶことで緊張がほぐれ、普段より英語力を伸ばせるチャンスにもなるのです。加えて夏休みの貴重な思い出にもなるでしょう。
先生が少人数のグループに一人配置
フィリピンでは教師が数名のグループごと、もしくは寮の部屋ごとに一人担当として付くのが一般的です。
またレッスンにはマンツーマンの時間も含まれており、英語が得意でないお子さまでも自分のペースで学習できます。
間違えて恥ずかしい思いをするかもという心配も必要ありません。
また教師側も担当する生徒が少ないため、一人ひとりの英語力を正確に把握し、個々に適した授業を展開できます。
学校によっては、教師が同じ寮に滞在するところもあります。
宿泊施設と授業施設が同一建物で安心
学校によって異なりますが、寮に滞在して同じ建物内で授業を受けるタイプが多いので安心です。
外出時は必ず集団行動で、各グループに教師が一人付き、ショッピングモールでの買い物にも同行してくれます。
食事も寮で摂るため、外出機会はほとんどなく、危険要素を最小限に抑えています。
価格が欧米などと比較して割安
費用は学校にもよりますが、平均10日間で約10万円から20万円程度です(航空券込みで30万円以下)。授業料だけでなく、食費や宿泊費も含まれています。
フィリピンでは人件費や食費など物価が低いため、全体的な費用も抑えられます。
社会勉強もでき、大きく成長できる
子どものうちから海外文化に触れるのは非常に貴重な経験です。価値観が広がり将来の可能性を大きくすることでしょう。
また日本で外国人と会話する機会は少ないですが、フィリピン人や他国からきた参加者と交流することで、新たな価値観に出会い成長につながります。
さらにジュニアキャンプへの参加は友人同士でも可能ですが、現地では共に生活し学ぶ仲間がいるので、社会性が身に付くでしょう。
主要なジュニアキャンププログラムの比較
セブ島で人気の高い主要なジュニアキャンプをいくつかご紹介します。
20年以上の実績がある人気校。満足度とリピーター共に多く、世界各国から人気の英語キャンプです。
勉強だけでなく、毎週水曜日と土曜日には観光やアクティビティの時間が組み込まれているので、楽しい思い出も作ることができます。
また英語キャンプ中、毎週日曜日の電話タイム以外は全員のケータイなどをスタッフが預かり、電子機器から離れた生活をするのも特徴的。
保護者の方が安心できるよう、生徒たちの生活を写真と共にFacebookに投稿してくれます。
日本人が経営する英語キャンプ。毎年、春と夏2回のキャンプを開催しています。
First Englishを経営している会社は日本でも学習塾を15年以上開いているため、日本人に合わせた英語教育方法が整っています。
英語学習の他に工作や実験など、お子さんの興味・関心を刺激する授業もあるのが特徴です。
勉強がメインのプログラムですが、キャンプ期間中に3日間の大型アクティビティが含まれていて、セブ島の魅力を思いっきり楽しめる時間もあります。
また日本人のサポートが手厚いのも安心ポイント。
● Winning シティ校
https://jp.winningenglishschool.com/?fbclid=IwY2xjawI33lNleHRuA2FlbQIxMAABHXZpQaAG7ZLRS9Cmd9b0QPC_vArBADOA3E_h5Xf2daC8kJHw6c51fMPmDA_aem_snRswxhzLu4AjmRCtVaewA
台湾の会社が経営する語学学校のジュニアキャンプ。
そのため台湾やアジア各国からの留学生も多く、多国籍な国際交流を体験できます。
夏だけでなく冬休み期間のウィンターキャンプ開催もあり。
他と比べてもリーズナブルな料金が用意されているのも特徴です。ツアーアクティビティなども用意されています。
● EPIC ジュニアキャンプ
https://epic.increment.travel/?fbclid=IwY2xjawI34-1leHRuA2FlbQIxMAABHRftH_FnjtnCPDwrrNPKYqS7OEsZfD20HQcrW5RSxtTRRqLu3J06t5bHdA_aem_83qGqvZFRBp791BRvW9mUQ
EPICジュニアキャンプはセブ島にある日本資本の学校GLCが運営しています。
英語学習の他にリーダーシップ性を伸ばすカリキュラムを通じて、自立性・問題解決能力・コミュニケーション能力を学ぶことができる点が特徴的。
オンラインテストやデジタル教材などIT化にも力を入れています。
またアウトプットがメインの授業内容や、フィリピン人の英語講師が学生寮に滞在するため、常に英語漬けの環境が整えられているのも魅力ポイントです。
ジュニアキャンプの募集期間は前もって決められているので、早めに留学エージェントや公式サイトの確認、問い合わせをしてください。
定員に達成次第、募集が終了することもあります。
ジュニアキャンプ参加前の準備と注意点
お子さんのジュニアキャンプが決まったら、準備するべきものや安全に楽しく過ごすために注意するべきことなど、色々と不安もありますよね。
フィリピンでのジュニアキャンプが初めての海外というお子さんも多いです。
しかし事前にしっかり確認さえしておけば大丈夫なので、以下でお伝えする内容を参考にしてください。
セブ島の気候に合わせた必須アイテムの確認
フィリピンの気候は熱帯モンスーン気候で、雨季と乾季の2つに分かれます。
セブ島の雨季は6月〜12月、乾季は1月〜5月で、スコールと呼ばれる急な雨が多い雨季には折りたたみ傘が必須です。
フィリピンでも購入できますが、いつ必要になるか分からないため、持参することをおすすめします。
気候は年間を通して温暖なので、海やプールでのアクティビティも多いです。帽子・日焼け止めなどの紫外線対策グッズも忘れずに持参しましょう。
また日焼け止めは日本製の方が品質が良く価格も手頃なので、日本から持っていくことをお勧めします。
滞在する学校の施設や備品を確認
学校によって、設備や備品、周辺環境はさまざまです。
プール・ジム・バスケットコートなどが充実している学校もあります。設備に適した服装やシューズを準備しておくと良いでしょう。
学校の備品についても事前に確認してください。
ドライヤーや洗濯機などは、学校によって用意されている場合とそうでない場合があります。
あらかじめ調べておけば、「持っていったのに使わなかった」「現地で購入する必要があった」といった無駄や手間が省けるでしょう。
現地で手に入りにくい必需品は持参する
フィリピンでは手に入りにくいものもあるので、必要なものは日本から持参しましょう。
特に日本製の薬やスキンケア用品は、現地では種類が限られていたり、価格が高かったりすることもあります。
また日本の薬(常備薬)は使い慣れたものを持っていくのがベストです。
現地の薬局の薬だと、日本のものと成分や効き目が異なる場合があります。以下のような薬を持って行くと安心でしょう。
・頭痛薬
・胃腸薬
・風邪薬
・かゆみ止め(虫刺され対策など)
・酔い止め(乗り物酔いしやすい人は必須)
お子さんが飲み方などが分かるように薬の説明も忘れずに準備してください。また蚊や虫が多いため、虫よけスプレーなどの対策も重要です。
その他、日本食を少し持っていくと安心でしょう。フィリピン料理は日本と異なる味付けや油っこいものが多く、慣れないお子さんも少なくありません。
フィリピンの主食もお米ですが、日本のものとは食感や味が異なるため、以下のようなアイテムがあると便利です。
・ふりかけ
・インスタント味噌汁
・のり
日本食を持参しておけば、食事のストレスで健康を阻害することを避けられますよ。
荷物を軽くする工夫をしよう
フィリピン留学では、LCCを利用して渡航したり、長期滞在になることも多いです。
荷物が重くなると、受託手荷物の容量を増やさなければいけないこともあります。なるべく本当に必要なものだけに絞り、コンパクトにまとめる工夫をしましょう。
例えば速乾タイプのタオルを選び少ない枚数で済ます、学校のランドリーサービスが週に何回あるかを確認し、衣類の数を減らすなどの方法があります。
また圧縮袋を活用し、かさばる衣類やタオルを小さくまとめましょう。小物の整理や防水対策にはジップロックがおすすめです。「とりあえず持っていこう」という考えは減らして、必要なものだけを厳選することが大切です。
持ち物に関する注意点
お子さんが一人でフィリピン留学をする際、持ち物の準備には少し工夫が必要です。現地で困らないように、以下のポイントに注意しましょう。
子ども自身が持ち物の把握ができるように、自分で荷造りをさせる
持ち物の準備は、可能な限りお子さん自身に任せるのがおすすめです。
自分で荷造りをすることで、どのアイテムがどこにあるかを把握でき、現地で「これを見つけられない」と困ることが少なくなります。
保護者がすべてを準備してしまうと、留学先で持ち物の配置が分からず、スムーズに生活が進まなくなる可能性もあるので気をつけましょう。
帰国時の荷物増量を考えた荷造り
出発時のスーツケースには空きスペースを確保しておきましょう。留学中に教材やお土産が増えることを想定すると、帰国時に荷物が収まらないリスクがあります。
また使用した学習教材だけでも2〜3kgの重量になることを覚えておいてください。
出発前に荷物の総重量を計測し、利用する航空会社の受託手荷物の重量制限内に収まるようにしましょう。
制限を超えた場合は、追加料金がかかる可能性があります。
帰りのお土産や使用したテキストのことを考えて、行きの荷物は3〜4kgほど余裕を持って調整するとよいでしょう。
高価なもの・新品のものなどは持っていかない
フィリピン留学では、高価な持ち物はなるべく避けましょう。
特に高級ブランド品や最新のテクノロジー機器は、紛失・盗難のリスクを考えると持っていかないことが最善策です。
スマホやタブレットが必要な場合でも、高額なモデルはなるべく持ち込まない方が良いでしょう。
また新品の服や靴は、アクティビティなどの後に汚れや傷が気になることもあるため、日常的に使っているものを持っていくことをおすすめします。
セブ島基本情報
セブ島は韓国のほぼ真下に位置する、フィリピンの島の1つです。
日本からは直行便で約5時間半で行くことができます。時差もたったの1時間。
1年を通して暖かくとても過ごしやすい気候。
雨季(6~12月)に突然激しい雨が降るスコールがありますが、1日中雨が降り続けるということはほぼありません。
どの季節でもアクティビティを楽しむことができます。
公用語はフィリピンのタガログ語だけでなく、英語も主要言語です。
まとめ フィリピン・セブ島ジュニアキャンプで英語力アップと最高の思い出を
フィリピンのセブ島ジュニアキャンプの魅力は、日本人スタッフのサポートや少人数制の授業、手頃な費用です。
またお子さんが一人で渡航しても安心して学べ、英語力向上だけでなく異文化体験や社会性を育める貴重な経験となります。
事前準備で主に重要なことは、気候に合わせた持ち物や日本から持っていくべきもののチェック、学校設備の確認です。
計画的な準備をし、お子さんが最高の思い出を作れる留学体験を叶えましょう。
◇経歴
幼少期から英会話スクールに通い、大学は英語専攻に進学、社会人を経験した後にオーストラリアで1年ほどワーホリをしました。
◇資格
英検準2級、現在IELTSの受験勉強中
◇留学経験
オーストラリアの語学学校で2ヶ月英語を学びました。
◇海外渡航経験
オーストラリアでワーホリ(約1年)、現在フランス人のパートナーとフランス滞在中
◇自己紹介
オーストラリアでのワーホリを1年経験しました。
その時に出会ったフランス人の彼と現在フランスに住んでいます。
彼との会話は英語です。以前ライティングの仕事をしていた経験を活かし、Webライターとして活動しながら、英日翻訳家になるための勉強もしています。