
小学校でも英語の授業が本格化する中で、お子さんの英語力をもっと伸ばしたい!と考えている親御さんも多数いらっしゃるのではないでしょうか。
親が家庭で英語を教える、英語のアニメや絵本を見せる、子ども向けの英語教材を用意するなど、日本にいても子どもの英語力をアップさせる方法はいくつもあります。
なかでも、実際に英語環境に身を置く海外留学は、教科書や英会話スクールでは得られない、英語に対する興味と自信を高める貴重な機会です。
そこで、今回の記事では、小学生にもおすすめのフィリピン・セブ島留学についてご紹介します。特に、今注目を集めている小学生のお子さんと保護者が一緒に現地へ渡航し、英語を学びながら異文化を体験できる親子留学に焦点をあててご紹介していきたいと思います。
この記事では、フィリピン・セブ島での親子留学がおすすめの理由や、小学生の学校選びのポイント、親子留学を受け入れている語学学校、親子留学の費用目安、気になる小学生の親子留学での効果や、セブ島留学中の具体的な生活などをていねいにわかりやすく解説します。お子さんのセブ島留学を考えている方、親子留学に興味がある方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
- セブ島での小学生の親子留学をおすすめする理由
- セブ島における小学生の学校選びのポイント
- セブ島で小学生・親子留学プログラムがある学校
- 小学生のセブ島親子留学の費用は?
- 小学生のセブ島親子留学で期待できる効果は?
- 小学生のセブ島親子留学はどんな生活をしている?
- まとめ
セブ島での小学生の親子留学をおすすめする理由
まずは、セブ島が小学生の親子留学に適した条件がそろっている理由をご紹介します。セブ島での留学は多くの魅力・メリットがありますが、ここでは代表的なもの、親御さん・お子さん双方にとってうれしいポイントに絞ってご紹介します。
日本から近く、時差の影響もほとんどない
まずなんといっても、日本から近く、時差も少ないことがセブ島の魅力と言えるでしょう。日本からフィリピン・セブ島へのフライト時間は、直行便でおよそ4時間半〜5時間程度です。欧米に比べて移動の負担が少なく、小さなお子さんでも無理なく渡航できます。
また、日本とフィリピンの時差はわずか1時間であり、生活リズムを大きく崩すことなく、スムーズに現地の環境に慣れることができます。時差が大きい国の場合、短い期間の留学であれば、生活に慣れたころには帰国する、ということにもなりかねません。時差を気にせず日本にいる家族や友人と連絡を取ることもできます。
留学費用が抑えられる
フィリピン・セブ島留学は総じて費用がリーズナブルです。近年の円安の影響により、以前より割高になっているとはいえ、それでも欧米への留学の6~7割程度のコストで渡航できるケースが多く、家族での留学にも手が届きやすい点が魅力です。授業料だけでなく、航空券、現地での生活費や食費も抑えられるため、全体的な負担が軽減されます。
マンツーマンレッスン中心でしっかり学べる
フィリピン留学、セブ島留学の語学学校では、マンツーマンレッスンを提供している学校が多く、子どもたち一人ひとりの理解度に合わせた指導が可能です。グループレッスンよりも話す・聞く機会が多く、集中してレッスンを受けられるため、英語が初めての小学生でも着実にスキルを伸ばせる環境が整っています。
セブ島における小学生の学校選びのポイント
ここからは、小学生の親子留学において、セブ島で語学学校を選ぶポイントをご紹介します。お子さんの性格や学習スタイルに合った学校を見つけることが、留学を成功させるカギになります。
親子留学を専門にしているかどうか
セブ島には多くの語学学校があり、親子留学プログラムを提供している学校も多数存在しますが、親子留学を「専門」にしている学校であればより安心です。親子留学以外にも多様なプログラムを提供している場合、親子留学の知識や経験があまりなかったりすることもあるためです。親子留学専門の学校の場合、小さい子どもと接することにも慣れています。
柔軟な対応が可能かどうか
先ほどもご紹介したとおり、セブ島の語学学校では、マンツーマンレッスンが基本となっているところが多いですが、すべてのお子さんにマンツーマンが合うとは限りません。そうしたときに、グループレッスンへの移行が可能なのか、親も一緒にレッスンを受けることはできるのか、遊びの要素を多くしてもらえるのかなど、柔軟な対応ができるかどうかも大切な判断材料になります。そのほか、食物アレルギーへの配慮など、生活面における対応の柔軟さもチェックしましょう。
施設が充実しているかどうか
学校によって施設の内容や環境は大きく異なります。一部の学校ではプールや事務、体育館などの設備が整っている学校もあり、レッスン後に身体を動かせるのは魅力的な環境です。そのほか、部屋の清潔さや建物の新しさ、Wi-Fi環境や速度なども快適な留学生活を送るうえで重要なポイントになります。
周辺環境は安全かどうか
親子留学にあたり、学校周辺の環境が安全かどうかも重要です。学校の立地が市街地、郊外、ビーチリゾートなど、どこにあるかによっても治安や利便性が変わります。他にもスーパーや病院が近くにあるかなど、周辺施設の充実度も留学生活を快適にするポイントです。
セブ島で小学生・親子留学プログラムがある学校
つづいて、セブ島で小学生・親子留学プログラムがあるおすすめ語学学校を、厳選してご紹介します。各校それぞれ特徴があるため、お子さんの性格や学習スタイル、ご家庭の希望に合った学校を選ぶ際の参考にしてください。
CLC(シーエルシー)
セブ島でもとても人気のある学校です。マンツーマン・グループどちらのレッスン形式もあります。CLCはBai Hotelと提携しており、一部の教室や滞在先として利用されています。清潔で快適な環境が整っており、安心して学習できるのが魅力的です。
JOYFUL(ジョイフル)
リゾートエリアにある、親子と女性に特化した語学学校です。スピーキングを重視したカリキュラムで、英語が好きな子ども、積極的にコミュニケーションを取れる子どもに特におすすめです。
CPI(シーピーアイ)
マンツーマン・グループレッスンのどちらもを提供しています。学校は市街地に位置していますが、キャンパスはリゾートのような解放的な雰囲気があります。他の学校と比べてもレッスンが多めであるため、しっかりとお子さんに学んでほしいという方に特におすすめです。
ELSA(エルサ)
エルサの特徴・魅力はなんといっても自然豊かなキャンパスです。マンツーマン・グループレッスンのどちらもを提供しています。お子さんの好奇心や感受性が育まれる、のびのびとした雰囲気のなかで、リラックスしながら英語を学びたい親子にぴったりです。
English Fella2(イングリッシュフェラ2)
日本人にも人気のメリハリのあるカリキュラムが特徴の学校です。マンツーマンレッスンが中心で、しっかりと集中して英語を学べる環境が整っています。また、国籍比率の調整も行われているため、日本人がそれほど多くない環境で学びたい方にもおすすめです。特に人気のある学校のため、予約は余裕を持って前もって行うことをおすすめします。
Philinter(フィリンター)
セブ・マクタン空港からもほど近い場所にある韓国人経営の学校です。老舗の学校であり、さまざまな国から生徒が集まっています。子ども向けのコースは細かく分かれているので、英語力アップが期待できます。また、2023年に大幅にリノベーションをしたため、施設のきれいさもうれしいポイントです。
小学生のセブ島親子留学の費用は?
ここからは、多くの親御さんが気になるであろう小学生のセブ島親子留学の費用をご紹介します。親1名・子1名の場合、1週間で約20〜45万円、2週間で約35〜60万円、4週間で約60〜85万円が目安となります。
※費用は滞在先のタイプや学校のランク、シーズンによって大きく変動します。
主な内訳としては、入学金・授業料・滞在費などの留学費用、現地で支払う就学許可証・管理費・光熱費などの現地清算費用、そして航空券代が挙げられます。航空券代はどの学校に行く場合でも変わりませんが、入学金や授業料は学校によって大きく異なりますので、費用を抑えたい場合はコストの低めな学校を選ぶと良いでしょう。
小学生のセブ島親子留学で期待できる効果は?
まず前提として、短期間での親子留学で「英語がまったく話せなかった状態から、ネイティブのように話せるようになる」のは難しいです。特に親子留学は、1~2週間、長くても4週間というケースが主流のため、ネイティブスピーカーのように話せるようになるにはもう少し時間が必要です。
とはいえ、英語の発音に慣れる、英語を話すことへの抵抗が少なくなる、聞き取れる単語が増える、自信がつくといったポジティブな変化は、短期間の留学でもしっかり期待できるでしょう。初めての海外留学体験として、子どもの将来の英語との向き合い方を大きく変える良いきっかけになります。
小学生のセブ島親子留学はどんな生活をしている?
最後に、小学生のセブ島親子留学ではどんな生活を送るのかご紹介します。もちろん各学校のカリキュラムやスケジュールは異なりますので、あくまで参考としてお考え下さい。
まず、到着直後は時差や気候、食事の違いなど、現地での生活に慣れるのに精一杯になるようですが、多くのご家庭が数日程度で生活リズムに慣れていくようです。さらに、留学中は規則正しい生活になるため、親御さんとしても安心です。
また、レッスン後は校内にあるプールや体育館で思いっきり身体を動かしたり、近くのカフェなどに行ったりと学びだけでなく遊びの時間もしっかり確保できます。授業のない休日は少し遠出したり、マリンアクティビティを楽しんだりすることもできます。留学生活を通して、英語力の向上だけでなく、異文化への理解や親子の絆も深まり、とても充実した日々を送ることができます。
まとめ
今回の記事では、近年ますます注目が高まっている小学生のセブ島留学や親子留学についてご紹介しました。
セブ島での留学がおすすめの理由や、セブ島における小学生の学校選びのポイント、セブ島で小学生・親子留学プログラムがある学校、小学生のセブ島親子留学の費用目安、気になる小学生のセブ島親子留学での効果やセブ島留学中の具体的な生活などについてわかりやすく解説していきました。
記事のなかでもご紹介したとおり、セブ島での親子留学は魅力やメリットが多いですが、より良い留学体験にするためには、しっかりとした学校選びや事前の情報収集がとても大切です。ぜひ、この記事でご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
また、ご紹介した小学生のセブ島での親子留学について、「もっと詳しく知りたい」「ネイティブスピーカーの意見を聞いてみたい」と思った方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンがおすすめです!
ネイティブ講師とマンツーマンレッスンで、リアルな英会話力を身に着けるだけではなく、フィリピン出身、特にセブ島出身の講師であれば、よりリアルな現地情報を聞くこともできます。ぜひ、みなさんの英語学習や渡航前の準備にレッスンをフル活用してくださいね。
◇経歴
新卒入社した会社ではオーストラリア人上司のもと働いた経験があります。
海外クライアントとのメールや電話でのやりとりは日常茶飯事でした。
現在はWebライターのほか、英日翻訳者としても仕事をしています。
◇資格
TOEIC、TOEFL、IELTSなどの受験経験あり
◇留学経験
学生時代、イギリスのハル大学に1か月半語学留学をしました。
◇海外渡航経験
学生時代にイギリス留学を経験したほか、アジアを中心にさまざまな国に旅行に行ったり、フィールドワークをしたりしました。
フィールドワークでは英語を使ってインタビューをした経験もあります。
2019年よりイギリス在住で、現在は毎日英語を使っています。
◇自己紹介
子どものころはアメリカ人の先生の英会話教室に通い、大学ではイギリス留学を経験、新卒入社した会社ではオーストラリア人上司を持つなど、英語とは色々な接点を持ってきました。
英語はもっぱらリーディングが得意で、毎日洋書を読んでいます。大学で経験したイギリス留学では、語学クラスでさまざまな国の留学生と交流しました。また、英語で大学の歴史の講義を受けたり、現地の小学校でのボランティア活動も行いました。
よろしくお願いします!