英文を読んでいて「このtoは、結局どういう意味なんだろう」と手が止まった経験はないでしょうか。この記事で中心に扱うto不定詞は、「to+動詞の原形」というシンプルな形なのに、意味は「〜すること」「〜するための」「〜するために」と変わります。

手がかりになるのは、不定詞の直前に来る語と、その語を説明しているかどうかです。この記事では、動詞・名詞・形容詞のどれに続いているかを手がかりに意味を取る方法を、例文つきで整理します。

この記事のまとめ・結論

不定詞にはto不定詞と原形不定詞があり、to不定詞は「to+動詞の原形」の形です。時制や人称によって形が変わりません。

意味を取る手がかりは、直前に来る語です。動詞の後ろなら「〜すること」、名詞の後ろなら「〜するための」が基本です。

ただし直前の語だけでは決まりません。訳して通らなければ、文全体にかかる「〜するために」と読みます。

この記事でわかること
  • 直前の語を手がかりに、不定詞の意味を判断できる
  • 動詞・名詞・形容詞それぞれの後ろでの使い方が例文でわかる
  • 学校で習う「3用法」(名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法)との対応関係も確認できる
 

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1. 不定詞が現れる位置と意味

不定詞の意味は、直前に何が来ているかを手がかりに判断できます。対応をまとめたものが次の表です。

不定詞が現れる位置と意味の対応
直前に来る語 不定詞の意味 例文(和訳) 学校文法での呼び方
動詞(want・decideなど)※ 〜すること I decided to move to Osaka.(大阪に引っ越すことに決めました) 名詞的用法
名詞・代名詞 〜するための/〜すべき I need a chair to sit on.(座るための椅子が必要です) 形容詞的用法
感情を表す形容詞 〜して I'm glad to hear the news.(その知らせを聞いてうれしいです) 副詞的用法(感情の原因)
難易・可否を表す形容詞 〜するのが This book is easy to read.(この本は読むのが簡単です) 副詞的用法
人を評価する語 〜するとは You were careless to say that.(そんなことを言うとは不注意でした) 副詞的用法(判断の根拠)
文全体(動作の理由を示す)※ 〜するために She left early to catch the bus.(バスに乗るために早く出ました) 副詞的用法(目的)
文頭/be動詞の後ろで主語の内容を表す 〜すること To learn a language takes patience.(言語を学ぶことは忍耐を必要とします) 名詞的用法
使役動詞・知覚動詞(toなし)※ 〜するのを/〜させる I saw her cross the street.(彼女が通りを渡るのを見ました) 原形不定詞

直前の語は手がかりであって、それだけで決まるわけではありません。直前が名詞でもその名詞を説明していない場合、直前が動詞でも「〜すること」と訳して通らない場合は、いずれも「文全体(動作の理由を示す)」の行にあたります。確かめ方は各章で扱います。

※知覚動詞の後ろは原形不定詞のほかに-ing形も使えます。違いは「原形不定詞と疑問詞+不定詞」の章で扱います。

以下、それぞれの位置での使い方を順に見ていきます。

2. 不定詞とは?to不定詞と原形不定詞の2種類がある

不定詞には、toが付く「to不定詞」と、toが付かない「原形不定詞」の2種類があります。日本語で単に「不定詞」というときは多くがto不定詞を指し、この記事も断りのない限りto不定詞を扱います。

to不定詞は「to+動詞の原形」という形です。動詞の原形とは辞書に載っている基本の形で、goやeat、beなどがこれにあたります。be動詞の原形はbeなので、to不定詞にするとto beとなります。

I promised to call her back.

私は彼女に折り返し電話することを約束しました

この文のto callがto不定詞です。callは本来「電話する」という動詞ですが、toが付くことで「電話すること」という名詞のかたまりになり、promisedの目的語になっています。

「不定」は時制や人称に縛られないという意味

不定詞の「不定」は、時制や人称によって形が変わらないことを表しています。

She plans to visit Kyoto.

彼女は京都を訪れることを計画しています

She planned to visit Kyoto.

彼女は京都を訪れることを計画していました

2つの文を見比べると、planはplannedに変化していますが、to visitの部分はどちらも同じ形のままです。主語が三人称単数でも過去形でも、不定詞は影響を受けません。時制を担うのは文の中心にある動詞で、不定詞はその縛りから外れた位置にいます。

このため、文法書では不定詞を「準動詞」や「非定形動詞」と呼びます。動詞から生まれた形でありながら、文の時制を背負っていない、という意味です。

to不定詞と原形不定詞の違い

2種類の形を並べると次のようになります。

to不定詞と原形不定詞の形
種類
to不定詞 to+動詞の原形 to write/to be/to have
原形不定詞 動詞の原形のみ write/be/have

canやwillなどの助動詞の後ろや、使役動詞・知覚動詞を使った一部の構文では、toを付けない原形不定詞が現れます。

前置詞のtoと不定詞のtoの見分け方

toには「〜へ」という前置詞の用法もあります。基本はtoの後ろを見て判断しますが、notや副詞が挟まるときはその先まで確認します

toの後ろで見分ける前置詞と不定詞
toの後ろ 判定
名詞・代名詞・動名詞(-ing形) 前置詞 I walked to the station.
動詞の原形 不定詞 I stopped to check the map.

I walked to the station to catch the last train.

終電に乗るために駅まで歩きました

この1文には2つのtoがあります。前半のto the stationは後ろが名詞なので前置詞、後半のto catchは後ろが動詞の原形なので不定詞です。

なお、不定詞のtoは前置詞ではありません。英語の文法書では、動詞の原形とセットで不定詞をつくる目印として、前置詞とは別のものに分類されています。形が同じなので混同されやすいのですが、はたらきは別物です。

3. 動詞の後ろに来る不定詞「〜すること」

動詞のすぐ後ろに不定詞が来る形は、よく見かけるパターンです。意味は「〜すること」で、不定詞が動詞の目的語になっています。

We hope to finalize the contract this week.

私たちは今週中に契約をまとめることを望んでいます

He refused to comment on the matter.

彼はその件についてコメントすることを断りました

She managed to book the last two seats.

彼女は最後の2席を予約することに成功しました

この形をとる動詞には、want・hope・decide・promise・refuse・expect・agree・plan・learn・manageなどがあります。どの動詞がto不定詞を取るかは動詞ごとの語法で決まるため、動詞とセットで覚えるのが確実です。

動詞の後ろなら必ず「〜すること」とは限らない

動詞の直後にあっても、その動詞の目的語になっていない場合があります。

She stood up to greet the visitors.

彼女は来客を迎えるために立ち上がりました

このto greetはstood upの目的語ではなく、立ち上がった理由を説明しています。「立ち上がることを迎える」では意味が通りません。

「〜すること」と訳して文が成り立つかどうかを確かめます。成り立たなければ、文全体にかかる用法です。

動名詞との使い分け

「〜すること」は動名詞(-ing形)でも表せます。どちらを使うかは動詞によって決まります。

不定詞をとる動詞と動名詞をとる動詞
不定詞をとる動詞 動名詞をとる動詞
want・hope・decide・promise・refuse・expect enjoy・finish・avoid・mind・give up・practice

enjoyは不定詞を目的語にできないため、I enjoyed to swim. とは言えません。I enjoyed swimming. が正しい形です。

さらに、両方をとれるものの意味が変わる動詞があります。

不定詞と動名詞で意味が変わる動詞
動詞 to不定詞をとる場合 動名詞をとる場合
remember これからすることを覚えている したことを覚えている
forget するのを忘れる したことを忘れる
stop 〜するために立ち止まる 〜するのをやめる

なかでもstopは差が大きく、行動そのものが逆になります。

He stopped to answer the phone.

彼は電話に出るために手を止めました

He stopped answering the phone.

彼は電話に出るのをやめました

不定詞と動名詞のどちらを使うかで迷う場面は、2つの使い分けを扱ったこちらで整理できます。

4. 名詞の後ろに来る不定詞「〜するための」

不定詞が名詞や代名詞のすぐ後ろに置かれると、その名詞の中身を説明します。意味は「〜するための」「〜すべき」です。

to不定詞が名詞を説明するときは、その名詞の後ろに置かれます。日本語とは修飾の向きが逆になる形です。

I'm looking for a place to park.

駐車できる場所を探しています

There's no reason to worry.

心配する理由はありません

She had the courage to speak up.

彼女には声を上げる勇気がありました

いずれも直前の名詞(place/reason/courage)の中身を、不定詞が具体的にしています。

訳すときは「〜するための」をそのまま当てると不自然になることがあります。a place to parkは「駐車するための場所」より「駐車できる場所」のほうが日本語として通りがよく、意味も変わりません。直訳にこだわらず、名詞の内容を説明していると捉えると読みやすくなります。

直前が名詞でも、この用法とは限らない

ここが不定詞でいちばん間違えやすい箇所です。直前に名詞があるだけでは足りません。その名詞を説明しているかどうかまで確かめます。

He ran to the platform to catch the train.

彼は電車に乗るためにホームへ走りました

to catchの直前はthe platformという名詞です。しかし「電車に乗るためのホーム」では意味が通りません。この不定詞はplatformではなく、ranという動作の理由を説明しています。

判断の手順はこうです。

1. 直前の名詞と不定詞をつないで、「〜するための〇〇」と訳してみる

2. 意味が通れば、名詞を説明している(この章の使い方)

3. 通らなければ、文全体にかかっている(次々章の「〜するために」)

先ほどのa place to parkは「駐車するための場所」で通るので名詞を説明しています。the platform to catch the trainは通らないので、文全体にかかっていると判断できます。

5. 形容詞の後ろに来る不定詞「〜して」

形容詞の後ろに不定詞が来ると、その形容詞を説明します。どんな形容詞かによって意味が変わります。

感情を表す形容詞(glad・happy・sad・surprised・disappointedなど)の後ろでは、その感情の原因を示します。訳し方は「〜して」です。

I'm glad to hear the news.

その知らせを聞いてうれしいです

She was disappointed to miss the deadline.

彼女は締め切りを逃してがっかりしました

この形では、不定詞の部分を先に訳してから形容詞につなげると自然な日本語になります。

難易や可否を表す形容詞(easy・difficult・hard・impossibleなど)の後ろでは、「〜するのが」という意味になります。

This contract is difficult to read.

この契約書は読むのが難しいです

この形では、主語のthis contractがreadの目的語にあたります。read this contractという関係が背後にあると考えると、意味が取りやすくなります。

人を評価する形容詞(kind・careless・cleverなど)の後ろでは、そう判断した根拠を示します。訳し方は「〜するとは」です。

You were kind to wait for me.

私を待っていてくれるとは、あなたは親切でした

なお、〈too+形容詞+to不定詞〉は「…すぎて〜できない」という意味になります。The instructions were too vague to follow.(指示が曖昧すぎて、従うことができませんでした)のように、文の形は肯定でも意味は否定になる点が特徴です。誰にとってかを示すときは、too … for〈人〉to〜の形にします。

6. 文全体にかかる不定詞「〜するために」

直前の語ではなく、文の動作全体にかかる不定詞もあります。前章で見たとおり、直前が名詞でもその名詞を説明していない場合はこちらです。「なぜその動作をしたのか」を説明する形で、訳し方は「〜するために」です。

I called the office to confirm the schedule.

日程を確認するためにオフィスに電話しました

強調したいときは文頭に置くこともできます。To confirm the schedule, I called the office. という語順です。

目的であることをはっきりさせたい場合は、in order toやso as toに置き換えられます。

この位置の不定詞は、目的以外の意味になることもあります。前から順に訳して、動作の後に起きたことを示す使い方です。

He turned around to find no one behind him.

彼は振り返り、後ろに誰もいないのに気づきました

She grew up to become a translator.

彼女は成長して翻訳者になりました

「〜するために」と訳して意味が通らないときは、この読み方を試します。「後ろに誰もいないのに気づくために振り返った」では不自然なので、前から訳す解釈が残ります。

位置で意味を取れるようになったら、次は自分で使ってみる

不定詞の意味を読み取れるようになっても、会話の中でとっさに「〜するために」「〜すべき」という形を組み立てられるかは別の話です。

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7. 主語・補語になる不定詞

不定詞は、文の主語や補語そのものになることもあります。意味は「〜すること」です。

To learn a new language takes patience.

新しい言語を学ぶことは忍耐を必要とします

ただし、不定詞をそのまま文頭に置く形は、書き言葉ではよく見かけるものの、会話ではあまり使われません。形式主語のitを立てて、不定詞を後ろに回す形のほうが自然です。

It takes patience to learn a new language.

新しい言語を学ぶことは忍耐を必要とします

このItは「それ」という意味ではなく、後ろのto learn a new languageを指しています。訳すときは、まずto以下を探して主語として読むと意味が取りやすくなります。

be動詞の後ろに置いて、主語の内容を説明する使い方もあります。

Her next step is to apply for a scholarship.

彼女の次のステップは、奨学金に応募することです

「彼女の次のステップ=奨学金に応募すること」という関係が成り立っています。主語とイコールでつながるのがこの形の特徴です。

what to say のような疑問詞つきの形も、同じように主語・目的語・補語に入ります。形の詳しい使い方はこちらで確認できます。

8. 不定詞でつまずきやすいポイント

位置ごとの意味を押さえたあとに引っかかりやすい形を3つ挙げます。

否定はnotをtoの前に置く

不定詞を否定するときは、toの直前にnotを置きます

I decided not to renew the contract.

契約を更新しないことに決めました

not to doという並びで1つのかたまりです。基本の形としてはこちらを覚えておくとよいでしょう。toと動詞の間にnotを置くto not doという形も実際に使われており、文法的な誤りではありません。

It is … to〜の意味上の主語はfor+人/of+人

It is … to〜の形で、不定詞の動作を「誰が」するのかを示したいときは、不定詞の前に〈for+人〉を置きます。

It's difficult for beginners to read this book.

初心者がこの本を読むのは難しいです

difficultなのは「初心者にとって」であり、readするのも初心者です。forがないと、誰にとって難しいのかがぼやけます。

ただし、kind・rude・careless・cleverなど人の性質を評価する形容詞の場合は、forではなくofを使います

It was careless of me to forget the attachment.

添付を忘れるとは、私の不注意でした

見分け方は、「〈人〉is〈形容詞〉」と言い換えられるかどうかです。I was careless. は成立するのでofを使います。一方、Beginners are difficult. では意味が通らないので、こちらはforになります。

なお、動作主の示し方はこの形だけではありません。I want him to come.(私は彼に来てほしいです)のような〈動詞+目的語+to不定詞〉では、目的語のhimがcomeの動作主にあたります。

前置詞の後ろにto不定詞は置けない

to不定詞には「〜すること」という名詞的用法もありますが、前置詞の後ろには置けません。前置詞の後ろに動詞の内容を続けたいときは、動名詞(-ing形)を使います。

✕ Thank you for to help me. / ◯ Thank you for helping me.

手伝ってくれてありがとう

紛らわしいのがlook forward toです。このtoは前置詞なので、後ろは動名詞になります。

I'm looking forward to meeting you.

お会いできるのを楽しみにしています

to meetと書いてしまう間違いが起きやすい形です。toの後ろが名詞や動名詞になるパターンとして、ひとまとまりで覚えておくと迷いません。

動名詞そのものの作り方や働きから確認しておきたい場合は、こちらが参考になります。

9. 原形不定詞と疑問詞+不定詞

to不定詞以外にも、押さえておきたい形が2つあります。

使役動詞・知覚動詞では原形不定詞を使う形がある

make・let・haveといった使役動詞の後ろでは、〈動詞+目的語+動詞の原形〉という形になります。このtoが付かない原形を原形不定詞と呼びます。

The manager let us leave early.

部長は私たちを早く帰らせてくれました

see・hear・feel・watchといった知覚動詞の後ろでも原形不定詞を使えますが、こちらは-ing形も使えて、意味に差が出ます。

I heard someone knock on the door.

誰かがドアをノックするのが聞こえました

I heard someone knocking on the door.

誰かがドアをノックしているのが聞こえました

原形不定詞は動作をひとまとまりとして捉え、-ing形は進行中の動作に焦点を当てます。いずれの場合も、I heard someone to knock のようにtoを付ける形は使いません。

helpは例外的で、help me carry とhelp me to carry のどちらも使えます。また、makeを受け身にすると I was made to wait for an hour.(1時間待たされました)のようにtoが現れます。

なお、canやwillなどの助動詞の後ろに来る動詞の原形も、同じく原形不定詞です。He can swim. のswimがこれにあたります。

what to do/how to useなどの形

疑問詞の後ろにto不定詞を続けると、「何を〜すべきか」「どう〜するか」という名詞のかたまりになります。

I don't know what to say.

何と言えばいいかわかりません

Could you show me how to use this machine?

この機械の使い方を教えていただけますか

what to do/how to use/where to go/when to start/which to choose のように、疑問詞を入れ替えて使えます。文の中では主語・目的語・補語のいずれかに入ります。

原形不定詞をとる動詞の範囲をもう少し詳しく確認したい場合は、この形だけを扱ったこちらが参考になります。

10. 学校で習う「3用法」との対応

日本の中学・高校では、不定詞を「名詞的用法」「形容詞的用法」「副詞的用法」の3つに分類して教えます。この記事で扱った位置ごとの意味は、次のように対応します。

この記事の分け方と学校文法の3用法の対応
この記事の分け方 学校文法での呼び方
want・decideなど特定の動詞の後ろ/主語・補語になる 名詞的用法
名詞の後ろ 形容詞的用法
形容詞の後ろ/文全体にかかる 副詞的用法

定期試験や入試ではこの用語で問われるため、対応は押さえておいて損はありません。

ただし、I bought a book to read on the train. のように「電車で読む本を買った」とも「電車で読むために本を買った」とも取れる文もあります。どちらで読んでも意味はほとんど変わらないので、判別に行き詰まったときは分類名にこだわらず先へ進んで構いません。

11. よくある質問

不定詞と動名詞の違いは何ですか

どちらも「〜すること」を表せますが、どちらを使うかは動詞ごとの語法で決まります。wantやdecideは不定詞のみ、enjoyやfinishは動名詞のみを取ります。to不定詞がこれからの行動や意図と結びつきやすい動詞は多いものの、すべてに当てはまる規則ではありません。

不定詞は中学何年生で習いますか

教科書によって配当は異なりますが、基本の使い方は中学2年生で扱うことが多い項目です。中学校では原形不定詞(let me tryなど)や、It is … for 人 to〜、want・tell+人+to〜も学習範囲に入っています。

高校では完了不定詞(to have+過去分詞)や、知覚動詞とともに使う原形不定詞など、より発展的な使い方まで広がります。

be to不定詞とは何ですか

〈be動詞+to不定詞〉の形で、予定・義務・可能・運命などを表す使い方です。The meeting is to be held next Monday.(会議は来週月曜に開かれる予定です)のように、告知や規則の文でよく使われます。この記事で扱った使い方とは別の構文として整理しておくと混乱しません。

12. まとめ

  • 不定詞にはto不定詞と原形不定詞があり、to不定詞は「to+動詞の原形」。いずれも時制や人称で形が変わらない
  • 意味を取る手がかりは直前に来る語。want・decideなど特定の動詞の後ろなら「〜すること」、名詞の後ろなら「〜するための」、形容詞の後ろなら「〜して」、文全体にかかるなら「〜するために」
  • ただし直前の語だけでは決まらない。「〜するための〇〇」「〜すること」と訳して通らなければ、文全体にかかっている
  • 使役動詞・知覚動詞では、toを付けない原形不定詞を使う構文がある(知覚動詞は-ing形も可)

不定詞は基本の型がシンプルな一方、意味が複数あるぶん、慣れるまでは読み取りに時間がかかります。直前の語を見て、そこにかかるかどうかを訳で確かめる手順に慣れれば、意識しなくても意味が取れるようになります。

読めるようになったら、話す側でも使ってみる

不定詞は読解だけでなく会話にも頻繁に出てきますが、意味上の主語や否定の位置は、自分で文を組み立ててみて初めて迷うところです。

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