今回は、南半球の英語圏の留学先として人気の高いオーストラリアの留学情報について取り上げていきます。
特に、オーストラリア留学の際に気になる素朴な疑問を10個、取り上げてみました。それぞれの質問に対して留学経験者である筆者が丁寧に回答していきたいと思いますので、ぜひ今後の留学準備の際の参考にしてみてくださいね。
オーストラリア留学の需要
オーストラリアは南半球に位置する国の中で最も面積の大きな国。日本からの時差もほとんどなく、機構も住みやすく治安も比較的良い方なので、毎年多くの日本人観光客が訪れます。現在、オーストラリアでは約1万人の日本人留学生が学んでいると言います。
また、ワーキングホリデーや短期留学の数も入れるとおおよそ3万人の日本人がステイしていると言われています。
雑誌「エコノミスト」の調査による「世界の住みやすい土地ランキング」ではなんとメルボルンは2011年から2017年まで連続一位をキープ。また、2019年には2位にメルボルン、3位にシドニーが選ばれています。
多民族国家であることから、多くのアジア人も居住しているオーストラリア。もともと移民や移住してきた人たちに対して寛大であり、共生しているためか日本からの留学生が街に溶け込みやすいのもオーストラリア留学の需要が高い理由の1つです。
参考資料:なぜ海外留学さkでオーストラリアがなぜ人気なのか - オーストラリア留学ならAIC
https://www.aicjapan.jp/study_l/s_popular/
【オーストラリア留学】に関して気になること
では早速、オーストラリア留学について気になる素朴な疑問10個について答えていきたいと思います。
留学先で必ずと言っていいほど感じたり経験するあれこれについて触れていますので、オーストラリア留学の準備段階で確認しておくといいでしょう。
1. オーストラリア留学の費用ってざっくりどのくらい?
海外留学で気になるのが費用面についてですよね。アメリカやイギリスへの留学への費用は結構高くつくという話は聞きますが、南半球のオーストラリアの留学費用はどれくらいかかるのでしょうか。2024年最新のおおよその費用を以下、解説していきます。
学費
一般的なオーストラリアにある語学学校フルタイムコースの学費は、1週間あたり約4万円〜5万円と言われています。授業料は学校ごとに異なり、学校によっては割引サービスなどを行っている場合がありますので、上手に活用しましょう。
ただし、授業料が割引されている学校には学校施設や設備が整っていない場合や、サービスが少ない場合も。
宿泊費
ホームステイの宿泊費は1週間あたり約3万円〜4万円が相場のようです。シェアハウスの場合、住む地域によって相場は異なります。シドニーの市街地近郊だと35,000〜40000/週、メルボルンの市街地近郊だと30,300〜35,350/週、パースの市街地近郊だと28,280〜35,350/週のようです。
参考資料:オーストリア留学に必要な費用 (2024年度版) - オーストラリア留学のことなら、オーストラリア留学センター
https://www.wavenetwork.com.au/ryugaku/cost.html
2. オーストラリア留学中の税金とかってどうなる?
オーストラリアに長期留学で長期滞在をする場合、長期間日本を離れることになるためその間の税金などの役所関係の手続きを行っておく必要もあります。出発前の手続きを、会社勤めの方が退職をして渡航する場合の例を記載しておきます。
<住民税>
退職をする時期によって住民税の納入方法が異なります。5〜12月までに退職をする場合は、5月までの残額を退職時に一括で納入するかもしくは退職後に市町村から送られてくる葉書を使ってその都度納入します。
1〜4月に退職の場合は、その年の5月までに前年度分の美濃入学を勤務先の会社が最終支給の給与から一括して徴収します。
参考資料:出発前・帰国後の公的機関の手続き - オーストラリア留学のことなら、オーストラリア留学センター
https://www.wavenetwork.com.au/ryugaku/nihonnjunbi.html
3. オーストラリア留学中の滞在スタイルってなにがある?
オーストラリアに長期留学する場合の滞在スタイルにはどんなものがあるのでしょうか?まず1つとして現地の家族の家にステイさせてもらうホームステイがあります。オーストラリアの生活様式や文化を肌で感じられる滞在方法の1つです。
そのほかにはシェアハウスに住むという手段もあります。こちらは、アパートやフラットなどに複数の人で一緒に住む方法です。男女比や人数、国籍はハウスによってさまざま。自分に合った内容を選ぶのがポイントです。
学生寮に住むという手もあります。世界中から集まる留学生たちと過ごす学生寮はほくじの制限や門限などのルールがあることも多いので窮屈に感じる方もいますが、家具が既に揃っているというメリットも。また、住んでいるだけで同じ境遇の留学生たちと切磋琢磨できます。
参考資料:ワーキングホリデーの滞在方法 - オーストラリア留学のことなら、オーストラリア留学センター
https://www.wavenetwork.com.au/ryugaku/house-2.html
4. オーストラリアで銀行とか使える?
現地で住み始めた後は、オーストラリアの銀行口座を解説したいですよね。オーストラリアの主要銀行は「ANZ」「Westpac」「Commonwealth」「NAB」の4つです。
留学生が使用する可能性があるのは上記の各銀行の「普通講座」か「オンライン口座」ではないでしょうか。普通口座では、ATMなどで自由に預入や引き出しが可能で、エフトポスの支払いもできます。
オンライン口座の場合、エフトポスの支払いやATMの利用ができないので他人に悪用される心配がありません。普通口座、オンライン口座のどちらでも家賃や学費の支払いが可能です。
参考資料:オーストラリアのお金/銀行/ 物価 - オーストラリア留学のことなら、オーストラリア留学センター
https://www.wavenetwork.com.au/australia/bank.html
5. オーストラリアの都市別に違いってある?
オーストラリアのと仕事の違いがあるか気になる方は多いのではないでしょうか。面積が日本の約22倍あるオーストラリア。そのため地域ごとにそのカラーも異なります。日本人観光客の多いシドニーは、都会ならではの便利さが魅力。世界中からのビジネスパーソンや旅行客、留学生が集まる賑やかな都市です。
ビクトリア州の州都であるメルボルンはオーストラリア第二の都市。住みやすい都市ランキングで過去何度も一位に輝きました。クイーンズランド州の州都であるブリスベンは温暖な気候で「サンシャインステート」とも呼ばれます。
市内中心は30分もあれば回れるコンパクトな都市で、留学中に住むのにもってこい!ビーチリゾートの印象が強いゴールドコーストは今、大きな変化を遂げています。生活費が他の都市に比べて安く、温暖で暖かい気候で人気のゴールドコーストは近年、移住者が増え続けているため公共交通機関が急激に発達しています。
参考資料:オーストラリアの各都市 - ゴールドコースト - オーストラリア留学のことなら、オーストラリア留学センター
https://www.wavenetwork.com.au/australia/city/goldcoast.html
6. オーストラリア留学中って移動手段なに!?
ところで、オーストラリア留学中に使用できる交通手段とは何があるのかご存知でしょうか?オーストラリアでは基本的には日本と同じように電車、バス、フェリー、モノレール、トラムなどの交通手段があります。最も一般的なのはバスです。
日本と大きく異なるのは公共交通機関が時間通りにくることが少ないこと。有名な話ですが、実際にオーストラリア留学をしていた友人はバスが時刻通りに来ることはほとんどなかったとか。気長に待つことになるでしょう。また、バスの車内アナウンスはないことがほとんど。
参考資料:オーストラリアの交通機関 - オーストラリア留学のことなら、オーストラリア留学センター
https://www.wavenetwork.com.au/australia/transport.html
7. オーストラリアでいつも通り充電とかできる?
オーストラリアの電圧は240Vです。日本の100Vとは比べ物にならないくらい電圧が高いので、日本の電化製品をそのままコンセントに差し込むことはできません。
誤って差し込んだ場合製品は故障しますし、ひどい場合は火事になることも。危険なのでやめましょう。使用する際は変換器や変換アダプターを用いましょう。空港などでも手に入りますよ。
参考資料:オーストラリアの電圧、変換器、変換アダプター - オーストラリア留学のことなら、オーストラリア留学センター
https://www.wavenetwork.com.au/australia/power-transformer.html
8. オーストラリア留学中のネット環境とか携帯の設定ってどうすればいい?
留学中に最も気になることの1つが、現地でのネット使用環境や携帯の設定についてですよね。オーストラリアのネット事情は日本より遅れています。いまだにADSLなどのブロードバンドが主流です。近年ようやく光ファイバー契約もできるようになってきたようですが、カバー率は非常に低いまま。高速の光が使える場所はほぼないでしょう。
携帯会社などで契約できるワイヤレスモデムを持ち運ぶという方もいます。住んでいる家にインターネット環境がない場合もこれで問題解決。ただし容量制限がある場合が多いので、使い方には注意しましょう。
唯一日本よりも進んでいるのは公共の無料Wi-Fiの多さです。街を歩いていると至る所に無料Wi-Fiがあります。
参考資料:インターネット - オーストラリア留学のことなら、オーストラリア留学センター
https://www.wavenetwork.com.au/australia/internet.html
9. オーストラリアで仕事するときに必要な手続きってなに?
続いて、オーストラリアで仕事をする場合の必要な手続きについてお伝えします。オーストラリアで仕事をする場合は、タックスファイルナンバーというものが必要になります。
また、学生ビザを含む働かなくてもワーホリ以外の労働が許されているビザを持っている場合はタックスリターン不要であることを確認させるNon-Ledgement Adviceという書類の提出が必要です。結局その際にタックスファイルナンバーが必要になるので、もともと入手する方がいいでしょう。
タックスファイルナンバーの取得申請はオンラインで行うことができます。入国後、ATOというウェブサイトから行いましょう。
参考資料:オーストラリアの仕事、税金について- オーストラリア留学のことなら、オーストラリア留学センター
https://www.wavenetwork.com.au/australia/job.html
10. ぶっちゃけオーストラリア留学で英語力どのくらい上がる?
最後に、オーストラリア留学で実際にどのくらい英語力が上がるのか?という質問に答えたいと思います。英語力が伸びるスピードは一概には言い切れませんし人それぞれですが、以下のようなおおよその目安はあります。もちろん英語ののびは、留学先での過ごし方によって異なります。
0~5ヶ月目:英語の勉強法を覚える
5~8月目:基礎英語力を身につける
8~11ヶ月目:会話が進むようになる
11~13ヶ月目:会話力と進学を視野に入れた英語力
14ヶ月以上:より高い英語力を身につけるための努力が続く
参考資料:英語力が伸びる留学期間 - オーストラリア留学のことなら、オーストラリア留学センター
https://www.wavenetwork.com.au/ryugaku/study-english.html
まとめ
このコラムではここまで、オーストラリア留学に関する素朴な疑問10選について留学体験者の筆者の観点からお答えしてきました。いかがでしたでしょうか?
常に人気の留学先であるオーストラリア留学を有意義なものとするために、このコラムを参考にしてしっかりと準備を進めていきましょう!

出身地は静岡県の下田市です。実家の目の前にはエメラルドグリーンのビーチがひろがっています。小さい頃からスキンダイビングやボディーボードをして育ちました! フェリス女学院大学の英文科在学中にニュージーランドへ留学。そこで国際教育の重要さに気づき、横浜国立大学大学院教育学研究科へ進学。小学生の外国語教育の研究に携わる傍ら、アメリカからの留学生のチューター業務も経験。 修士課程修了後は、都内のインターナショナルプリスクールで5歳児クラスの担任を経験。外国人と日本人バイリンガルの2人体制でこどもたちと英語で探究学習を行う。日本語の授業も担当し、母語の大切さも伝えた。 現在は前職を退職し、英語を教えるだけでなく、国際交流•異文化交流の大切さをそだてるニュータイプのオンライン英会話をネイティブ講師とともに小学生に教えている。 ④ 趣味は洋楽をギターやピアノでカバーすること、ビーチでヨガ、サイクリング、ピアノ耳コピ、ダンス、犬と散歩。 夢は、英語をツールにして音楽やダンスや絵、スポーツなどの自分の得意なことを使って自分自身について表現し、世界の人と交流することを楽しいと思ってくれる子供達が増えるような「先生」そして「表現者」になること。 そしてもう一度大好きなニュージーランドにステキな家族、友人達と長期ステイすること!

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.