Feel likeの意味は2種類ある!使い方も例文でご紹介

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Feelとlikeは、どちらの単語もよく使われるものですから、英語を勉強している人なら意味を知っている人も多いでしょう。ですが、”feel like”と一緒になっている場合、どんな意味かはご存知でしょうか。

よくわからないという人もいれば、すでに知っているという人もいるでしょう。”Feel like”は日常英会話でよく使われる表現ですから、すでに使っている人もいるかもしれません。

では、実はこの”feel like”という表現には、3通りの意味があるのは知っているでしょうか。

この記事では、”feel like”にどういう意味があるのかを解説し、例文とともに使い方をご紹介します。Feel likeの意味を知っていても使いこなせないという人も、フレーズ単位で覚えればきっと理解できるはずですから、ぜひ参考にしてくださいね。

FeelとLikeの意味

まずはfeel likeに含まれるfeelとlikeの意味をおさらいしておきましょう。

Feelの意味

Feel likeを理解するためには、まずこの表現に含まれる2つの単語の意味をしっかり理解しておかなければなりません。

そこでFeel単体の意味を動詞と名詞にわけて以下にリストアップしてみました。

動詞

感じる

感じがする

~ではないかと思う

触る

名詞

触ること

感触

手触り

印象

センス

このようにfeelには、「感じる」「~ではないかと思う」のように、気持ちを表すような意味と、物理的な接触を表すような意味があります。

今回の”feel like”という表現で大切なのは、前者の気持ちを表す気分的な「感じる」「~ではないかと思う」の方です。ちなみに”feel like”に含まれる”feel”は動詞としてのはたらきを持ちます。

Likeの意味

ではlike単体の意味とはどんなものでしょうか。

Likeというと「好き」という意味が思い浮かぶ人が多いでしょうが、「~のような」という意味もありますね。”Feel like”に含まれる”like”は、この「~のような」という意味の方のlikeです。

“Feel like”に含まれるfeelとlikeの意味がわかれば、feel likeの意味も推察できるかもしれませんね。

Feel likeの意味とは?

では、feel likeだとどういう意味になるのでしょうか。冒頭のとおり、feel likeには3通りの意味があります。

その3つの意味にわけて、feel likeについて解説していきます。

Feel likeの意味1

まずひとつめの意味は、「~な気がする」「~のように感じる」です。こちらの意味は、すでに知っている人もいるでしょう。

簡単な例文をみてみましょう。

I feel like he is not coming.

(私は彼が来ない気がする)

I feel like I can do it.

(出来そうな気がする)

上記の例文では、feel likeのあとに、主語と動詞がくっついています。この形を取る場合は「~な気がする」「~のように感じる」となると覚えておきましょう。

ちなみに、上記の例文に近いものは「feel like」ではなく、「feel」だけでも表現できます。例えば下記のとおりです。

I feel that he is not coming.

(彼は来ないと思う)

こちらの文章の場合は、「~のような」といったニュアンスがなく、「I think」を少し弱めて意見や推察を言っているような感じです。

Feel likeの意味2

もうひとつのfeel likeの意味は、「~がしたい」です。~がしたいは “want” や “would like” を使った表現を覚えている人もいるでしょう。しかし”feel like”でも「~がしたい」という気持ちを表現できるのです。

“Want”を使う場合に比べると、意味は若干柔らかくなる感じで、日本語に訳すなら「~がしたい気分」という感じでしょうか。

こちらも簡単な例文をみてみましょう。

I feel like going for a walk.

(散歩に行きたいな)

I feel like ice cream.

(アイスクリームを食べたい)

ここで着目したいのは、feel likeのあとに何が来ているかです。

動詞のing形、つまりここでは動名詞が来ている場合は”want to 動詞”の場合と近い意味になります。

また、名詞の場合は”want”に近い意味になり、上記の例文の場合だと “I want ice cream.(アイスが欲しい=食べたい)”と同じような意味を持ちます。

ただし、feel likeを使った場合はwantよりはダイレクトな感じがせず、少し表現がやわらぐことを覚えておきましょう。

Feel likeの意味3

もうひとつのfeel likeの意味は、ちょっと見分けるのが大変かもしれません。

3つ目の “feel like” は、「~みたい」「~になった気分」という意味になります。

ただし、上記の「feel likeの意味2」でご紹介した「feel like 名詞」という形を取るため、パッと見た目ではどちらの意味かわからない人もいるでしょう。

まず例文をみてみましょう。

I feel like a princess!

(お姫さまになった気分!)

I feel like a millionaire.

(億万長者になった気分だ)

「feel likeの意味2」でご紹介した「feel like 名詞」と確かに形は同じなのですが、例文を見れば、文脈で読み取れそうだとわかるでしょう。

少し混乱してしまうかもしれませんが、この使い方も日常的に使われますから、覚えておきましょう。

「Feel like」を使った例文で使い方を習得しよう!

Feel likeの3通りの意味を掴むためには、頭で理解するよりも例文を使って感覚を捉えた方が良いかもしれません。

そこでここからは、feel likeを使ったフレーズを、意味別に分けてご紹介していきます。丸覚えして使えるフレーズもあるので、使えそうなものがあれば、ぜひ使ってみてくださいね。

Feeli like 主語+動詞(~と感じる、~な気がする)

例文1

I feel like my mother has been disappointed with me.

(母が私に失望したているような気がします。)

例文2

I feel like it’s going to rain because the air feels heavy.

(空気が重く感じるから、雨が降りそうな気がする。)

例文3

I feel like she’s never coming back.

(彼女が二度と戻ってこない気がする。)

この使い方のfeel likeは、feel likeのあとに、考えていることや感じていることを表現する文章をくっ付ければ良いだけなので、使いやすいかもしれませんね。I thinkでは強すぎる、もしくはなんとなく感覚的にそう思うという時に、使ってみましょう。

Feel like 動名詞・名詞(~したい、欲しい)

例文1

I am so happy that I feel like jumping around the room!

(嬉しくて部屋の中を飛び跳ねたい気分だ!)

例文2

I feel like having a coffee break.

(コーヒー休憩を取りたいな)

例文3

I feel like Chinese food today.

(今日は中華料理の気分だ=中華が食べたい)

例文4

I don’t feel like alcohol today.

(今日はお酒を飲みたい気分じゃない=お酒を飲みたくない)

この使い方のfeel likeは、「~したい」「~欲しい」というよりも「~の気分」と訳した方がニュアンスが掴みやすいでしょう。

例文4のように否定形にすると「〇〇の気分ではない」という意味になります。

Feel like 名詞(~みたい、~になった気分)

例文1

I feel like an idiot.

(私ってバカみたい)

例文2

I feel like a bird now!

(鳥になった気分だよ!)

こちらは「実際にはそうではないけど、そうなった気分」というのをうまく表すことができそうな表現ですね。

使いどころは限定されそうですが、使い勝手の良い表現です。

まとめ

Feel likeという表現は、パッと見とてもシンプルですが、意味が複数あるため理解するのに苦労することもあるかもしれません。

しかしニュアンスや文章の作り方・形を覚え、慣れてしまえば、すんなりと使いこなせるようになるはず。

日常会話で頻繁に使う表現ですから、ネイティブキャンプの講師たちとも練習しながら、ぜひfeel likeを使った表現を自分のものにしてくださいね。

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