ネバネバって英語でなんていう!?食べ物のネバネバや人間関係のネバネバなどもまとめて紹介します!!

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からだに良いネバネバ効果のある食べ物、または人間関係が粘着質でねばねばしているというときに使う「ネバネバ」が今回の記事のテーマです。

英語で「ネバネバ」を言えれば、会話に便利そうな気がしてきませんか?そこでこの記事では、英語で「ネバネバ」に当たる表現をいろいろ紹介します!

「ネバネバ」の英語はなんていう?

オノマトペという言葉があります。皆さんもネイティブキャンプブログ、または他の情報から、オノマトペがどういうものか読んだり聞いたりしたことがあるかもしれませんね。

オノマトペを一言で言えば、いろいろな音や動きなどを音(おん)で表現したものを指します。使い方としては例えば、プリンをぷるぷる、犬がワンワンのような感じです。

そして、本記事のテーマである「ネバネバ」も食感を表すオノマトペの一つなんですね。ネバネバは粘り気のことであり、この食感を持つ代表的な食べ物と言えば納豆そしてオクラでしょう。どちらも健康的な食べ物として、筆者の住むイギリスで買うことができます。

それでは本題です。まず、食べ物のネバネバを説明する単語として、以下の2つを例文とともに解説します。

sticky

gooey

では、さっそくそれぞれを詳しくみていきましょう!

sticky

一つ目のねばねばはstickyを紹介します。発音はスティッキィのようにし、特に”ティ”の部分を強く発音します。

stickyの意味はいろいろあり、覚えると便利な形容詞と言えます。

・ねばねば/べたべた/べとべとする

・粘着性/粘り気のある

・天候が蒸し暑い

・状況などが難しい/厄介な

これらの意味からすれば爽快、簡単という言葉とは正反対なのがこの英単語stickyになります。このstickyこそが、納豆、オクラや山芋などのネバネバを表すことになります。

ネバネバstickyを使ってみよう

イギリスの代表的なカロリー高めのプディング(デザート)に”sticky toffee pudding”というものがあります。しっとりとしたスポンジにトフィソースがかかった熱々に冷たいアイスクリームが添えられたデザートです。

ここでは、例文を挙げ、stickyをどのように使うのか具体的にみてみます。

Why is natto so sticky?

納豆ってなんでこうもネバネバ(粘り気)あるの?!

Natto is very smelly but healthy. It’s also very sticky.

納豆はとても臭いけれど健康的、そしてとってもネバネバしています。

I enjoy udon with sticky okura and natto.

ねばねばしたオクラと納豆が入ったうどんが美味しい。

The area around my mouth gets itchy when I eat grated sticky yam.

ネバネバしたとろろを食べると、口の周りが痒くなっちゃいます。

食べ物のねばねばしたという経験を英語で表すことができることが例文から分かりました。外国人とは食に関することが何かと話題になりますので、ぜひネバネバの単語stickyを覚えましょう。

gooey

2つ目のねばねばはgooeyです。gooey(グーイー)も形容詞で食べ物などが「ねばねばした」の意味があります。

stickyと違う点では「どろどろした・ねちゃねちゃした・べたべたした」や、名詞では「軟弱な人」という意味も持つ点です。

イギリスのお料理は何かとgooeyなものがあります。例えば、ラザニア、アップルシナモンブレッド、チキンパスタキャセロールなどなど。どれも口の中で食材が混ざり合ってネチャネチャするという感覚になります。

This dessert is very gooey.

このデザート、とってもベタベタしてる。

It’s best served hot while the topping is still gooey.

トッピングがまだネバネバしているうちに、熱々で食べるのが最高だよ。

The lasagna I cooked was extremely gooey.

私が作ったラザニア、とってもどろどろしてた。

人間関係におけるネバネバ(粘着質)の英語は?

ここからはガラリと内容を変え、ネバネバはねばねばでも人間関係について紹介しましょう。

誰かとのお付き合いで、相手が何かにつけあなたのことを見ていたり連絡してきたり、またはくっついてくるという体験をしたことはありませんか?

恋愛においても、粘着質タイプの人は時には困った人になることがありますし、現代は、ネット上でのネバネバ絡んでくる人だって多くいるでしょう。カラッと明るい人とは対照的ですね。

人間関係において、このようなネバネバした人は悪い印象の他に、根気強いという良い意味の場合もありますね。

記事では、以下2つを紹介しましょう。

clingy

persistent

clingy

まずは、形容詞clingyを紹介します。

clingyは粘着性を表す「べったりの・いつも一緒にいようとする・くっついて離れない」という、他人に依存するようなタイプを表現します。

a clingy personとは自分のことを世話してくれる人に寄り添い依存します。物理的に接近したり、絶え間ないコミュニケーションを必要とし、頻繁に安心感や慰めを求めたりします。日本語の”かまってちゃん”にも通じるでしょう。

My boyfriend is clingy.

私の彼氏、ベッタリなの。

I try not to be clingy.

私はベッタリしないようにしているんだ。

She wants to control me as she is a clingy person.

彼女は粘着質のタイプだから、私のことコントロールしたいの。

小さな子どもが親にclingyならいいのですが、大人になっても他人にばかり依存しないようにしたいですね。

persistent

次の人間関係でのネバネバは、長所になり得るpersistent(パーシステント)です。

形容詞persistentには、何かの困難や周りの反対にめげない「粘り強い・頑固な・強引な」といった意味があります。外国企業との面接などで、persistentと言えることは強みになることがあります。

My brother is too persistent.

兄って、頑固すぎる。

Don’t give up, be persistent!

諦めず、粘り強く!

If you are persistent, it could be a soft skill for a job interview.

もしあなたが粘り強いのなら、就活の面接で使えるソフトスキルになる可能性があります。

英語の学習においても、persistentな態度で頑張りたいですね!

おまけ「食感」に関するフレーズ

ネバネバの食感を表す単語は何でしたか?stickyやgooeyでしたね。

ここでは、他の食感を表す表現をみていきましょう。食事をするときにぜひ役立ててください。

もちもち chewy

まずは、もちもちした食感。お米で言えば餅米で作ったおこわやお餅、和菓子にも洋菓子にももちもち食感のものが多くあります。

もちもちを英語にすると「chewy」になります。chewyのchewはチューインガムからも分かるとおり、~を噛むという意味を持っています。日本のハイチューは海外でも大人気ですが、ネーミングにchewのイメージを使っているのでしょうか?

chewyには「よく噛む必要のある」の他、お餅やうどんなど食べ物が「腰のある・腰の強い」という意味があります。

I love mochi, or Japanese rice cake, as it is chewy. My favorite is the one covered with sweet soybean flour.

もちもちしてるから私はお餅が大好き。好きなのはきな粉がまぶされているものです。

サクサク flaky/crispy

サクサクとした食感もいいですね。コーンフレークやパイなどを食べたときの軽い感触を思い浮かべます。

サクサクの英語にはflakyまたはcrispyが当てはまります。flakyのほうは、噛むと簡単に崩れるようなものでコーンフレークがぴったりの例になります。一方のcrispyはflakyよりも硬く、乾燥していてもろい食感を持ちます。

I have no appetite and want something flaky.

食欲がないので、何かサクサクしたものが食べたいな。

This deep-fried chicken has a crispy texture and is yummy.

この唐揚げはサクサクした食感で美味しいです。

ぷるぷる jiggly

ゼリーやプリンなどをオノマトペでぷるぷると表現します。このぷるぷるした食感は英語jiggly(ジグリー)で表現できます。

Jiggly foods are like jelly and cream caramel.

ぷるぷるの食べ物とはゼリーやプリンのようなものです。

日本のプリンはcream caramel、またはcustard pudding/caramel puddingで表現しましょう。

まとめ

本記事では食べ物の食感の一つネバネバ、そして人間関係や性格に関連する粘着質タイプの人を表すネバネバを紹介しました。

食感の表現を一つ一つ使えるようにしていくことで、日常英会話に活かすことができます。まずはネバネバ、そしてもう一つ、ご自分の好きな食感の英語を使えるようにしていきましょう。

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