英会話でお金に関する話をすることもあると思いますが、「借金」と英語で表現する方法はご存知ですか?
実は「借金」を英語で表現する方法はたくさんあり、それぞれで使い方が少しずつ異なります。
そこで本記事では、英語で「借金」を表す表現を紹介。借金関連のその他表現も載せているので、ぜひ参考にしてください!
「借金」の英語表現
ここでは「借金」を意味する英語表現として、以下5つを紹介します。
・owe
・borrow money
・loan
・obligation
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Debt
「debt」は「借金」を意味する英単語の中では最も一般的です。
発音は「デト」で、「b」は発音されないので注意しましょう。使い方は様々ありますが、以下のような形でよく使われます。
be in debt
get into debt
また「indebted(負債がある)」という形容詞もあり、be indebted to 人 for 金額(いくら)人に借金をしている状態であるという表現もあります。
ちなみに「debt」の反対語は「asset(資産)」なので、一緒に覚えておきましょう。
私が起こした交通事故が原因で現在借金がある状態です。
家を買うために借金をしました。
私は両親に10万円の借金をしています。
Owe
「owe」は「(お金を)借りている」という意味の動詞。
owe 金額
owe 人 金額=owe 金額 to 人
またお金以外にも何か良いことをしてもらったり、助けてもらったりしたときなどの、「借りがある」という意味でも使われます。「I owe you.(私はあなたに借り・恩があります)」というフレーズもよく使われるので、一緒に覚えておきましょう。
昨日買った映画のチケット代として、マークに2000円借りています。
私は両親に多額の借金をし、ついには家を追い出されてしまいました。
Borrow money
「borrow money」は読んで字の如く、「borrow(借りる)」と「money(お金)」で、「お金を借りる」という行動を意味する表現。
とても簡単に使えるので、「debt」や「owe」といった単語が思いつかないときに便利です。借金の意味で「borrow」を使う際は、以下の形が基本です。
borrow money
borrow 金額
borrow money/金額 from 人
出費をまかなうために、両親からお金を借りることにしました。
新しいノートパソコンを買いたかったので、兄から10万円借りました。
Loan
「loan」は「貸付金」という意味で、金融機関が借り入れるお金のことを指すのが一般的。基本的には借入手数料を追加金額として払う必要があるものです。
take out a loan
apply for a loan
get a loan from 〜
新しい車を買うために、銀行からのローンを組みました。
自分のビジネスを始めるために融資を申請する予定です。
家の改築のためにローンを借りました。
Obligation
「obligation」は借金ではなく、「義務」という意味で使われます。
借金の文脈で言えば、「general obligation bond(GO bond)」という言葉があり、「一般義務公債」と呼ばれる債券を意味します。
また例えば、主語 have an obligation to pay off one’s debt「主語は借金を払う義務がある」という言い方も可能です。
あなたには借金を返済する義務があります。
地方自治体は公共事業の資金調達のために一般債務債を発行します。
「借金」の関連表現
次に、「借金」の関連表現として、以下の6つを紹介します。
・借金がかさむ
・利息
・分割払い
・取り立て
・サラ金
借金返済
「借金返済」は英語で「debt payment」と、いたってシンプルな形です。
「借金を返済する」という動詞的に使うのであれば、pay back one’s debt、repay one’s debt、という形が一般的。
また、pay off one’s debt「借金を精算する」という表現もよく使われるので覚えておきましょう。
友達から融資を受けた後、私はできるだけ早く借金を返済しようと決めました。
先月やっと借金をすべて返済しました。
借金がかさむ
「借金がかさむ」は「run up」という表現を使います。
主語の借金がかさむ
〜の借金がかさむ
考えずにクレジットカードを使っていたら借金がかさんでしまいました。
慎重に予算を立てないと、あなたの借金はさらに早く膨らむ可能性があります。
利息
「利息」は英語で「interest」と言います。
「interest」と言えば、「be interested in 〜(〜に興味がある)」や、「interesting(おもしろい)」で覚えている方も多いでしょう。全く同じスペルですが、意味が異なるので、混同しないよう注意しましょう。
10回払いの場合、金利は3%となります。
この会社は高い金利を請求することで有名です。
分割払い
「分割払い」は英語で「installment payment」。
「分割払いをする」と動詞的に言う際は、「pay in installments」や「pay by installment」といった形が使えます。
私どもでは分割払いプランをご用意しております。
新しいノートPCを一括で払う余裕がなかったので、6ヶ月にわたって分割払いすることにしました。
取り立て
「借金を取り立てる」は英語で「collect debts」と、シンプルな言い回し。
ちなみに借金を取り立てる人のことを「debt collector」と言うので、ついでに覚えておきましょう。
未払いの請求書がある顧客から借金を回収するための人材をいくらか雇いました。
私はかつて借金取りをしていました。私にとっては精神的に大変でした。
サラ金
高利貸しをする「サラ金」は英語で「loan shark」と言います。「shark」は「サメ」という意味の名詞。ローンのサメって聞くと、なんだかちょっと怖いですよね。
私はたくさんの人にお金を借りていて、結局サラ金から借りることになりました。
違法な高利貸しに関与したサラ金についてのドキュメンタリーを見ました。
まとめ
今回は英語で「借金」を表現する方法を紹介しました。関連表現もあわせるとたくさんの言い回しがあるので、1つずつ整理しながら覚えていきましょう。
また、覚えたものは実際の英会話で使っていくのが上達の近道!レッスン受け放題のオンライン英会話「ネイティブキャンプ」もぜひ活用してください!

◇経歴
・コールセンターでの日英バイリンガルオペレーター(3年)
・外資系企業(製薬業界)でのテクニカルサポート(2年)
・副業でオンライン英会話の講師(2年)
・東京にて通学型の英会話スクール経営(4年)
・英会話スクールをオンラインに切り替えて運営(現在で約4年)
・英会話講師歴は合計で10年
◇資格
・英検1級
・TOEIC990点
◇海外渡航経験
・イギリス(3ヶ月、短期留学)
・タイ(6ヶ月)、マレーシア(3ヶ月)、台湾(3ヶ月)の滞在歴あり(海外ノマド)
・海外旅行:韓国、マルタ、ベトナム、インドネシア、アメリカ
◇自己紹介
バイリンガル英会話コーチのBobです!ほぼ日本国内で英語を習得してバイリンガルになりました。たまたま始めたオンライン英会話講師の仕事が天職だと悟り、自らの英会話スクールを開校。これまでに200人以上の英語学習者に教えてきました。多くの人たちに英語を好きになってもらい、思いっきり英会話を楽しんでもらえるよう日々活動しています!

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.