日本には数々の素晴らしい文化があります。お弁当も間違いなく!その一つです。あれほど凝ったキャラ弁なんて、他のどの国でも見られないでしょう。
海外でも日本のお弁当文化が注目されていますので、もし英語で紹介できれば楽しいコミュニケーションになると考えませんか?
この記事では、お弁当について日本独自の文化であることやその説明、海外でお弁当をどのように英語で表現するのかなどいろいろ紹介していきましょう。
- 日本のお弁当文化について
- 日本特有のお弁当文化
- お弁当箱も豊富な種類
- 注目のキャラ弁
- お弁当の英語はLunch Box/Packed Lunch/Bento
- お弁当のド定番おかずシリーズの英語表現
- 海外のお弁当について
- 日本のお弁当を英語で説明してみよう
- まとめ
日本のお弁当文化について
そもそも、お弁当とは外で食べるために容器に入れて持ち歩く食べ物ですね。容器はお弁当箱と呼ばれます。
朝ごはんと晩ごはんは自宅で食べるとして、お弁当はやはりランチに食べるものというイメージが強いですね。
子供が学校で、運動会で遠足で、または公園でのピクニックなどなど、これまでたくさんの美味しいお弁当を食べてきたことでしょう。家族のためにお弁当を作ってきたという方も多いはずですね。
日本特有のお弁当文化
お弁当は戦国時代、兵士たちが戦場へ持っていったり、お城の建設のために労働者に配られたものが始まりと言われています。この頃のお弁当は握り飯や味噌玉、お芋系がメイン、仕事飯だったんですね。
今では、外出するのに作った小さな箱の蓋を開ければ、目の前に彩りの良いお弁当が現れます。
日本では家庭で作るお弁当だけでなく、デパ地下や和食屋さんで買うプロの仕出しお弁当、相撲を観戦するときのお弁当、駅弁などなどバリエーションが相当にあります。本当に豊かなお弁当文化が日本にはあります。
日本のお弁当文化は、手先が器用でアイデアが豊富な日本人ならではのカルチャーです。海外で注目される理由も、この小さな世界に大きなストーリーが展開されているからなんですね。
お弁当箱も豊富な種類
筆者はイギリス在住ですが、海外に住むからこそ日本のお弁当のスペシャルな文化を感じています。
お弁当の内容だけでなく、お弁当箱にも多くの種類がありますね。個人的には曲げわっぱのお弁当箱が好きですが、海外の人にとって驚きなのは保温のできるタイプです。ご飯と汁物を温かい状態で小学校へ持参でもしたら速攻で注目の的になります。
注目のキャラ弁
それにしても、お弁当の進化はすごいですね。数々のキャラクターや動物の入った可愛い昼食は勉強の合間に、完全に楽しい時間になります。
これらを作るためのグッズも多く揃っていますね。一つのキャラ弁を作るのに、何種類の食材を揃え、何十分かけて作っているのでしょう。アートとも言えるキャラ弁はこの先もどんどん過熱していき、この先どうなっていくのかと考えずにはいられません。
お弁当の英語はLunch Box/Packed Lunch/Bento
さて、日本のお弁当文化について触れた後、ここからはお弁当の英語表現についてみていきましょう。
お弁当を表す英語は、主に以下の3つになります。
Packed Lunch
Bento
Lunch Boxは典型的でありランチの箱という意味ですが、これがそのままお弁当として使われます。
2つ目のPacked Lunchはイギリスでよく使われるフレーズですし、3つ目はお弁当がそのまま英語になった形です。Bentoで通じるということはそれだけ外国人にも人気があるということであり、BentoはBento BoxやJapanese Bento Boxとしても言うことができます。
私はお弁当を毎日作ります。
先生は皆に遠足にお弁当を持ってくるように言いました。
会社に行く途中、コンビニでお弁当を買おう。
日本人の友達が素晴らしいお弁当を見せてくれました。
お弁当のド定番おかずシリーズの英語表現
さて、ここでお弁当と言ったらこのおかず!というものの英語表現を紹介します。
日本とイギリスに分けてみてみましょう。どんな違いがあるのか興味深いですね!
日本のお弁当編
彩りの綺麗さは日本のお弁当の特徴の一つです。いろいろな色が入っているということは、その分栄養も含まれているということでしょう。
鶏の照り焼き Chicken teriyaki
ハンバーグ Hamburger steak
とんかつ Pork cutlet/Tonkatsu
春巻き Spring roll
スパゲッティ Spaghetti
ポテトサラダ Potato salad
トマト Tomato
ブロッコリー Broccoli
アスパラガス Asparagus
かぼちゃ Pumpkin
卵焼き Japanese omelet
茹でたまご Boiled egg
おにぎり Rice ball
ふりかけ Furikake/Japanese rice seasoning
イギリスのお弁当編
イギリスのパックランチの中身も簡単に紹介します。
ピタパン Pita bread
ハム Ham
チーズ Cheese
トマト Tomato
ポテトチップス Crisp
イギリスに住みながら良いところをたくさん体験していますが、お弁当に関しては完璧に日本に軍配があがるという感じがします(汗)
海外のお弁当について
ここで、海外のお弁当に目を向けてみましょう。食文化であるお弁当の違いが分かれば、その国の文化を知ることにつながります。
アメリカやカナダなどの英語圏の小学生の子どもたちのお弁当には、まずプラスティックのお弁当箱が使われます。内側に仕切りのあるものもありますが、多くはコンティナーと呼ばれるタッパーウェアのような容器になります。大小の容器をいくつか揃え、メインのパン、果物などを分けて持ち運ぶこともあります。
メインは簡単なサンドイッチやラップにチーズとフルーツ、ドライフルーツなどが入ります。野菜が入る場合はほとんどが生野菜になります。トマト、人参、きゅうりが人気ですし、季節によってはチューブ入りのヨーグルトを入れることもあります。
イギリスはどんなお弁当?
筆者はイギリス在住ですが、お弁当に関しては日本とイギリスの温度差をかなり感じます。
小学校でもスクールディナーが提供されますが、スクールトリップ時には各自お弁当を持参します。その中身はとってもシンプル、ほとんど手間がかかっていないと思われるようなパックランチです。
上で紹介したアメリカやカナダとほぼ同じ内容ですが、さらに簡単なランチはサンドイッチ、りんご一つ、ビスケット数枚、パケット(小さな袋入り)のクリスプス(ポテトチップス)、そして水筒といった感じです。ワイワイおしゃべりしながらこれらを賑やかに食べます。
これが大人になっても変わることなく、これらにチョコレートバーが加わるようなメニューで、これで午後の仕事頑張れるの?という印象を持ったりします。
日本のお弁当は素晴らしいことに変わりありませんが、たまにはイギリスバージョンのお弁当のように手抜きをするときがあってもいいのかもしれません。
日本のお弁当を英語で説明してみよう
最後に、日本のお弁当を外国人に説明する例文を紹介しましょう。お弁当の表現はbentoで統一していきます。
お弁当文化の紹介
まずは、一般的なお弁当の説明です。
日本には独特のお弁当文化があります。
小さなお弁当には肉、魚、野菜や卵など様々な具材が入っています。
日本のお弁当にはバランスの取れた栄養が含まれています。
人気のお弁当は唐揚げ弁当です。冷めても美味しくいただけます。
お弁当は手作りすることもできますが、お弁当屋さん、スーパー、コンビニなど様々なお店で買うこともできます。
キャラ弁を紹介
いまや、日本のお弁当文化になくてはならないキャラ弁は、ぜひ説明できるようにすることをおすすめします。
キャラ弁の英語フレーズはcharacter bentoです。
キャラクター弁当は略してキャラ弁です。
キャラ弁は、アニメのキャラクターを再現したカラフルで可愛いお弁当です。
キャラ弁の第一の特徴であるキャラクターの再現を”replicate a character from anime”で表しています。
日本の親はキャラ弁をよく作ります。
子どもたちはキャラ弁が大好き!
トトロのキャラ弁を頑張って作ったの。
キャラ弁についての雑誌やウェブサイトがたくさんあります。
まとめ
日本のお弁当文化を楽しく紹介しました。いたって普通のお弁当でも日本のものはやはり凝っているということがイギリスに住んで分かりました。
そこに、キャラ弁とくれば、海外の可愛い文化大好きな人でなくても日本式お弁当に興味が出るのは当然かもしれません。
見た目と栄養や彩りの良さで、日本のお弁当は世界最強でしょう!

イギリスであっという間に17年目、毎日英語を使って生活中。 外資系製薬会社勤務や各国への旅行で英語を使ってきたものの、南ロンドンでの生活は人生にもコミュニケーション力アップにも貴重な経験に。暮らしの英語はもちろん、イギリス人夫と運営する剣道道場のメンバー達とのやりとりをメインに、息子のUK大学受験サポート、日本文化を紹介する地元グループ代表として行政とのやりとりなど幅広く活動しています。言いたいことは表現すべきとする文化は性に合っているようでイギリス生活をハッピーにアクティブに送っています。英国代表ジュニアとして剣道をする息子の応援にヨーロッパ各国に飛ぶこともある、口だけ八段の道場おかみの夢は日本・イギリス完全2拠点生活。

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.