英語で「絶対」を表現するには?場面に合わせて使い分けてみよう!

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「絶対」の英語表現

日本語での日常会話では、確信を持って伝えたい時や意思を強調したい時に「絶対」という言葉を使いますよね。

「絶対にそうだよ!」

「絶対に無理だよ。」

「絶対に行くね。」

そんな「絶対」という表現、英語では何と言うかご存知ですか?

今回の記事では、相手に確信を持って何かを伝えたい時に使える「絶対」を意味する英語表現を紹介していきます。

例文と一緒に解説をしていくので、ぜひ英語学習の参考にしてみてくださいね。

absolutely

“absolutely”は、「絶対に・完全に」という意味をもつ副詞です。

ネイティブスピーカーの会話でも頻繁に登場する単語で、洋画などで耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

動詞や形容詞を強調する時に使うことができ、疑う余地がないほど確実で、「絶対に◯◯だ」と言いたい時に「absolutely ◯◯」と表現します。

【例文】

You are absolutely correct.

(あなたは絶対に正しい。)

It’s absolutely impossible.

(それは絶対に不可能だ。)

It’s absolutely essential that we arrive on time for the meeting.

(会議に時間通り到着するのは、絶対に必要なことだ。)

He absolutely did it. There is proof.

(絶対に彼がそれをやったんだ。証拠だってある。)

Rules must be absolutely followed.

(ルールは絶対に守らなければならない。)

Please do not absolutely open that email.

(そのメールは絶対に開かないでください。)

また、誘いや質問に対する返事として使われることも多い表現です。「もちろんだよ」と言いたい時に、「Absolutely.」と返事をします。

また、「絶対にしない/絶対にダメ」と誘いを断る時や否定をする時には「Absolutely not.」と表現できます。

【例文】

Mike: Are you coming to the party tonight?

(今日のパーティーに来る?)

Lisa: Absolutely!

(もちろん!)

John:Are you free to meet up for lunch tomorrow?

(明日のお昼って空いてる?)

James:Absolutely! What time works for you?

(もちろん。何時が良い?)

Son:Can I borrow your car this weekend?

(週末に車を借りてもいい?)

Mom:Absolutely not. When I lent you it before, you got it all muddy.

(絶対にダメ。この前、車を借したら泥だらけにしたでしょ。)

Mary:What about going on a date with him?

(彼とデートしてみたら?)

Naomi:Absolutely not.

(絶対にしない。)

また、副詞・形容詞を強調する意味合いを持つため、「本当に」という意味でもよく使われます。例えば、「The restaurant is absolutely amazing.(このレストランは本当に素晴らしい)」といったように表現します。

【例文】

I absolutely love chocolate.

(私は本当にチョコレートが大好き。)

The restaurant we went to last night was absolutely amazing.

(昨夜行ったレストランは、本当に素晴らしかったです。)

I am absolutely thrilled to hear the good news!

(良い知らせを聞いて、本当に興奮しています。)

The weather is absolutely gorgeous today.

(今日は本当にいい天気だ。)

definitely

次に解説するのが、”definitely”です。

前項で説明した“absolutely”の同義語で、「絶対に・確実に・間違いなく」という意味を持ちます。

自分の意見に自信・確信がある時など、「確実に◯◯だ」と言いたい時に使えます。

【例文】

I will definitely be there on time for the meeting.

(私は絶対にミーティングに時間通りに到着します。)

The movie is definitely worth watching.

(その映画は絶対に観る価値があるよ。)

She definitely has a talent for singing.

(彼女は絶対に歌の才能がある。)

I saw Ayaka at the restaurant. It was definitely her!

(あのレストランであやかを見たんだ。絶対に彼女だった!)

She is definitely hiding something important.

(彼女は絶対に何か大切なことを隠している。)

We’re definitely going to be late even if we leave now.

(今から行っても私たちは絶対に遅刻だよ。)

exactly

”exactly”は、「まさに・正確に」という意味を持つ副詞です。

”absolutely”と似ていますが、客観的な事実に基づいている場合など、情報の正確さを表したい時に使えるのが”exactly”です。

【例文】

You are ​​exactly right.

(あなたは絶対に正しい。)

He is exactly the person we need for this project.

(彼はこのプロジェクトのために絶対に必要な人物です。)

This is exactly what I was looking for.

(これはまさに私が探していたものです。)

We promise to deliver the product exactly on the date specified in the order.

(私たちは商品を絶対に指定日に納品すると約束している。)

certainly

”certainly”は、「絶対に・確かに」を意味するフォーマルな英語表現で、客観的な判断や事実に基づいた確信を伝える時に使います。

また、「もちろんです。」「かしこまりました。」と相手の質問や依頼に対して丁寧に返事をする時に、「Certainly.」と言うこともできます。

フォーマルなシーンで使われることが一般的で、日常会話ではあまり使われない表現です。

【例文】

I will certainly be there on time.

(私は絶対に時間通りにそこに着きます。)

We will certainly win the game if we work together.

(私たちが協力すれば、絶対に試合に勝てますよ。)

I’m certainly going to study abroad next year.

(私は来年絶対に海外留学をします。)

Boss:Can you show me how to use this software?

(このソフトウェアの使い方を教えてくれないか?)

Bob:Certainly.

(もちろんです。)

Waiter:Would you like some more coffee?

(もう少しコーヒーはいかがですか?)

Man:Certainly, I would love some.

(もちろん、お願いします。)

swear

“swear”「誓う」という意味を持つ動詞です。

日常英会話の中で、「本当に◯◯だよ」もしくは「絶対に◯◯してないよ」と、自分の言っていることが真実だと主張したい時に使えます。

口語的な表現なため、フォーマルなシーンでは使えないので注意しましょう。

【例文】

I swear I’m not cheating.

(絶対に浮気はしてないよ。)

I swear I didn’t eat your donut.

(本当に君のドーナツは食べてないって。)

I swear I saw a UFO last night!

(本当に昨夜、UFOを見たんだって!)

I swear that I’m not lying.

(絶対に嘘はついてないよ。)

I swear I didn’t go to that place.

(絶対にその場所には行っていません。)

for sure

”for sure”「絶対に・確かに・間違いなく」を意味するカジュアルな表現で、日本語の「マジで」に似ているスラングです。

フォーマルな表現ではないため、ビジネスシーン等では使えないので注意しましょう。

【例文】

He is guilty for sure.

(彼は絶対に有罪だ。)

I have a feeling that I passed the exam for sure.

(私は絶対に試験に受かったと思う。)

She said she's for sure going to study abroad next year.

(彼女は来年絶対に留学すると言っていた。)

I don’t know where she is, but for sure she’ll be back soon.

(彼女がどこにいるか分からないけど、絶対にすぐに戻ってくるよ。)

I’ll be there for sure.

(絶対にそこに行きます。)

また、誘いや依頼、質問などに対して「もちろん」と返事をしたい時にも使えるフレーズです。

【例文】

John: Are you going to Samantha’s wedding?

(今夜のパーティー行く?)

Sarah: For sure! I’m so excited to meet them.

(もちろん! 彼らに会えるのが楽しみ。)

James: Do you want to go out for drinks tonight?

(今夜飲みに行かない?)

David: For sure.

(もちろん。)

まとめ

今回の記事では、「絶対」と言いたい時に使える英語表現をご紹介しました。

absolutely

exactly

certainly

swear

for sure

どれも「絶対」を表す表現ですが、ニュアンスが異なるためシチュエーションごとの使い分けが必要です。

ぜひ今回紹介した例文を参考に、それぞれの使い方を覚えて英会話力アップに活かしてみてくださいね。

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