「正座をしてたら足がしびれた~」
「足のしびれが終わるときってジンジンしてくるよね」
しびれの感覚は他にはない感じですよね。皆さん、足がしびれたことをどんな英語で表現するか知っていますか?
この記事では、日常会話で使える英語フレーズ「足がしびれた!」を紹介します。学校では習わない普段使いの英語表現をこの機会にゲットしましょう。
「足がしびれた」の英語表現
足や手のしびれには、一時的なものと慢性的なものの2つがあります。変な姿勢で座ったり正座をしたときに起こる痺れが一時的なもの、これは血流が止まることが原因です。
そして、血液・水分循環の滞りなどによって起こるものが慢性的なしびれになります。長期的な痺れは大きな病気が原因になっている可能性がありますのでそのままにせず、医師に診察してもらうことを考えてください。
さて、足がしびれたという状態を表す言い方は何種類かありますが、”痺れる”を表す英語は医療に関係していて難しそうと思われる人がいるかもしれません。
しかし、そのなかで実は私たちにとって普段から使っている単語の組み合わせで表現できるものがあります。
この記事では、以下のフレーズについて紹介していきましょう。
be numb
have gone to sleep
pins and needles
lost feeling in my foot.
この記事では足foot/feetをメインに例文をみていきます。
足(足全体)leg/legs
手 hand/hands
指 finger/fingers
be asleep
一つ目の英語「足がしびれている」はasleepを使った表現になります。皆さんはasleep(アスリープ)とsleep(スリープ)の違いを知っていますか?sleepのほうが断然馴染みがあり使っている英単語かもしれません。
sleepは3つ目の表現でも使われますし、まずはこれら2つの意味の違いを辞書で確認し、理解することにしましょう。
asleepは形容詞で「眠って・眠っている状態の」そして手足が眠っているかのように「無感覚で・しびれて」の意味を持っています。
sleepには動詞「眠る・活動しない」、形容詞「眠っている・寝ている」、そして名詞「睡眠・眠り」などの意味があります。
be asleepをどのように使うか、例文でみてみましょう。
従って、この英文の日本語は「私の足はしびれている」となるのです。
もし、片足だけが痺れているときはどのような文章になりますか?エクササイズしてみてくださいね。
正解は、My foot is asleep.
単数foot、そしてbe動詞をやはり単数のisに変えれば出来上がりです。
be numb
numb(ナム)は普段あまり使う単語ではないかもしれません。numbは形容詞として「感覚のない・感覚を失って・無感覚な・麻痺した」などに加えて「しびれた」の意味を持っています。
たしかに、足がしびれているときはまったく感覚がなくなって、立ちあがろうとすればよろけてしまいます。
またはnumbは、真冬の朝などで寒さで手がかじかんだとき、フィジカルな麻痺だけでなく精神的に思考回路がマヒしたときにも使える表現です。この機会にnumbをぜひ覚えてみてはいかがでしょう。
be numbの使い方はbe asleepと同じです。
足がしびれている~
左足がしびれちゃった。
彼は足のしびれを感じているようだ。
足がしびれました。
そして、一時的に足が痺れる原因の一つが正座をしたときではないでしょうか?正座をkneel on the floorとし、一つ例文を挙げてみます。
But lifestyles changed for many people. Now they prefer living a western style, so, feet can be numb easily when they have to kneel on the floor.
かつて日本では畳(たたみ)が部屋によく使われていて、日本人にとっては正座をすることが当たり前でした。
しかし、生活様式が変わり欧米スタイルの生活を好むようになり、正座をすると足が痺れるようになりました。
英語学習をしている人にとっては足が痺れることと、畳や床に座る生活様式がメインだった日本文化の両方を外国人に英会話で伝えることができるんですね。
have gone to sleep
次のフレーズ「have gone to sleep」は、ネイティブスピーカーの表現としてもっとも使われるものの一つになります。足がしびれた状態は普段から使っている単語の組み合わせで表現できるということを述べましたが、このフレーズこそそれに当たります。
普段から使っている単語は「足」と「寝ている」です。足がsleep(活動しない・休眠状態にある)ことが表されています
ここで、まずは英文を作ってみましょう。
ところで皆さん、have goneの使い方はしっかりできていますか?よくhave beenとどう違うのかが比較解説されたりします。
ちょっと話が逸れますが、このフレーズを理解するために役立てましょう。
My boyfriend has been to the restaurant with his friends.
has goneの例文では彼は友達とレストランに行った→今ここにいない状況、一方has beenでは友達とレストランに行った→すでに戻ってきている、いかがでしょう。このことから、行ったままの状態であればhas goneが正解となります。
ここで、My feet have gone to sleep.に戻ってみましょう。
足が一時的に休眠状態=無感覚になっていることを表すこの例文では、足の感覚がまだ戻っていないことからhave goneが使用されているのです。まさに、足がしびれたことを誰かに訴えるようなシーンにぴったりです。
あぁぁぁ 正座で足がしびれた!足の感覚がないよ。
お寺での法事に参列する皆さんは足がしびれてしまいました。
pins and needles
ここでガラッと違う英語フレーズを紹介します。それがpins and needlesという面白い表現です。ピリピリ感・チクチク感など、ピン(pin)と針(needle)で刺されたような感じを表し、とくに痺れた足や手が通常に戻っていくときにこの感覚がありますね。
足がしびれて彼女は立ち上がれませんでした。
指先がピリピリしてるんです。
lost feeling in my foot.
手足がしびれると、その肌さえも感覚を失います。この感覚を表すフレーズがlost feeling in my foot.になります。感覚を失うという部分はそのままlose(失う・なくす/lostはloseの過去形)、feeling(感覚・感触)を使い言い表しています。そういった無感覚が足に起こっているというニュアンスです。
この表現は前置詞inさえ抑えれば、比較的使いやすい言い回しではないでしょうか?
両足の感覚がなくなってしまった(しびれてしまった)。
足の感覚がなくなったのは本当に不思議なことでした。
まとめ
普段、椅子に座る生活をしていると正座や床に座ることがかなり大変です。筆者も日々ダイニングチェアやソファに座って過ごしているので一時帰国時、床に座る生活をする実家がキツいです。茶道を習いたいけれど、正座を考えると躊躇してしまったりもします。
足がしびれそうになったら、親指の上下を入れ替えたり、左右の足の上に重心をかけかえたり体自体の重心を前にするなどすれば、血流が止まってしまうことを避けられるそうです。
本記事では英語「足がしびれた」の表現を紹介しました。何かで足がしびれたときにはぜひ、今回学んだフレーズを口に出して言ってみてくださいね。
イギリスであっという間に18年目、英語を使って生活中。 外資系製薬会社勤務や各国への旅行で英語を使ってきたものの、南ロンドンでの生活は人生にもコミュニケーション力アップにも貴重な経験に。暮らしの英語はもちろん、イギリス人夫と運営する剣道道場のメンバー達とのやりとりをメインに、日本文化を紹介する地元グループ代表として行政とのやりとりなど幅広く活動しています。 息子がUK大学に入学、イングランド西部の世界遺産の街にある大学寮生活が始まったものの、英国代表として剣道をする彼のサポートはエンドレス。ヨーロッパ各国に飛ぶこともある口だけ八段の道場おかみの夢は日本・イギリス完全2拠点生活。いずれにしても、英語はコミュニケーションで大いに役に立つ言語であることは間違い無し!です。
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.