「好き」以外のlikeの使い方をご紹介!使い方の幅を広げよう!

like、オンライン英会話、ネイティブキャンプ

「like」と言えば、「好きである」という意味の動詞を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、実は「好き」という意味以外にも、「like」は様々な使い方ができます。

「like」はとても便利な単語なので、ネイティブスピーカー・非ネイティブスピーカーに関わらず、英語話者はこの言葉をかなり使います。使い方を知らないと、相手が言っていることがわからなかったり、勘違いしてしまう可能性も出てくるでしょう。

そこで今回は、「好き」以外の「like」の使い方を紹介していきたいと思います。例文も載せているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!

「好き」以外のlikeの使い方

「like」を「好き」の意味で使うときは動詞なので、「主語+like+好きなもの」を入れます。

I like cats.

猫が好きです。

I like playing tennis.

テニスをプレイするのが好きです。

上記のような使い方はお馴染みで問題ないと思いますが、以下のように「like」には「好き」以外の使い方もあります。

①~を望む

②~のような

③~に似ている

④~と同様に

⑤~らしい、特徴を示す

⑥フィラー(穴埋め)、口癖

それぞれ詳しく見ていきましょう。

~を望む

「like」を以下のような形で使うと、「〜を望む」という意味になります。

I would like 名詞.(I’d like 名詞.)

I would like to 動詞.(I’d like to 動詞.)

I’d = I would の略

(発音は「アイド」)

「I would like 名詞」は「〜が欲しい」「I would like to 動詞」は「〜したい」というニュアンスを表現できます。

「I want 名詞」や「I want to 動詞」とほぼ同じ意味になりますが、「would like」を使うとやや遠回しな響きになるため、丁寧な言い方として使われるのが一般的です。

(例文)

I would like something to drink.

何か飲むものが欲しいです。(=飲み物が欲しいです。)

I would like some rice.

いくらかご飯が欲しいです。

I would like to go to the art museum in the afternoon.

午後に美術館に行きたいです。

What would you like to do in Hawaii?

ハワイでは何をしたいですか?

I would like you to finish this as soon as possible.

あなたにこれを可能な限り早く終わらせてほしいです。

I would like you to be happy.

あなたには幸せでいてほしいです。

would like 人 to 動詞:人に〜してほしい

~のような

「like」は以下のように、比喩や例えとして「〜のような」という意味で、前置詞・接続詞としても使えます。

①前置詞の場合:like+名詞

②接続詞の場合:like+主語+動詞

「①前置詞」の場合は、「like」の後ろに名詞を持ってきます。

一方で「②接続詞」の場合、「like」の後には「主語+動詞」の文章が続き、「主語が〜するように」という意味になるのがポイントです。

ちなみに、日本語で言う「〜みたいな」という意味で覚えてもOKです。

(例文)

I love oily and greasy food like tonkotsu ramen. It’s so addictive.

豚骨ラーメンのような脂っこい食べ物が大好きです。とても中毒性があります。

During my stay in Sapporo, I went to a lot of places like Odori park, Tanuki Koji, Susukino, and stuff.

札幌に滞在中、大通り公園、狸小路、すすきのなど、たくさんの場所に行きました。

I tried to do that like you always do, but I couldn’t get the hang of it.

あなたがいつもやっているように試してみましたが、コツを掴めませんでした。

As you said, we might be going in the wrong direction. We should check the map again.

あなたが言ったように、私たちは間違った方向に向かっているかもしれません。地図をもう一度確認しましょう。

I might sound like an old man, but young people care too much about the number of followers on social media.

年老いた男のように聞こえるかもしれないが、若者はSNSでのフォロワーの数を気にしすぎだと思います。

~に似ている

「like」を前置詞として使う場合、「〜に似ている」という意味にもなります。

例としては、「彼は見た目がお兄さんに似ています。」といったようなケースです。

「〜のような」と同じように、前置詞なので「like+名詞」という形になるのが基本です。

見た目が似ているという意味で、「look like」と「look alike」を混同してしまう方は、以下を参考にしてください。

A looks like B.

AがBに似ている。

※「like」は前置詞

A and B look alike.

AとBは似ている。

※「alike」は副詞

「look alike」の場合は似ているもの同士を主語にまとめる点が、「look like」との大きな違いです。

(例文)

My dog looks like a fox. He is the cutest dog I’ve ever seen in my life.

私の犬はキツネに似ています。人生で見てきた犬の中で最もかわいいです。

This one looks like a laptop, but it’s actually a tablet. It’s light and easy to carry around.

これはノートPCのように見えますが、実際はタブレットです。軽くて持ち運びやすいですよ。

Your father and you look much alike.

あなたのお父さんとあなたはとても見た目がそっくりです。

~と同様に

「like+名詞」の形にすることで、「〜と同様に」という表現も可能です。

「〜と同様に〜する」という言い回しで使うため、「like+名詞」は動詞を修飾する副詞句となります。

「〜に似ている」と同じように見えますが、類似性がより高いニュアンスです。つまり、「似ている」でも「同様である」でも、ほぼ同じ使い方ができます。

(例文)

She edited the video for our wedding like a pro. Its quality was amazing.

彼女は私たちの結婚式用の動画をプロのように編集してくれました。クオリティが素晴らしかったです。

He was talking about what would happen in the future like a prophet. I wasn’t listening to him seriously though.

彼は預言者のように未来に何が起きるかについて話していました。私は真面目には聞いていませんでしたが。

~らしい、特徴を示す

見た目の特徴を「〜らしい」と言いたいときも、「like+名詞」で表せます。

例えば、「彼女のファッションは男らしい」や、「あなたの部屋はオフィスらしい」といったような使い方です。

「like」を使った「〜らしい」は、「〜のような」や「〜に似ている」の使い方とほぼ同じ解釈で使える表現です。

いずれもコアなイメージは類似性であるということを覚えておきましょう。

(例文)

Your room looks like a girl’s room for some reason.

なぜだかあなたの部屋は女の子の部屋っぽいです。

This curry tastes like green curry. It reminds me of when I was in Bangkok.

このカレーはグリーンカレーらしい味がします。バンコクにいたときのことを思い出します。

フィラー(穴埋め)、口癖

「like」は「えぇっと」や「そのぉ」、「ほら」のような、フィラー(文と文の間の穴埋め)としてもよく使われます。

また、口癖のように「like」を文章中で使う人も多く、何かを意味しているわけではないことも多々あります。

ただし、あまりにも使いすぎると気になる人もいます。全く使ってはいけないわけではなく、ある程度の頻度であれば自然に聞こえますが、乱用しすぎると聞きにくくなるのが注意点です。

(例文)

I should study English harder. I mean, like, I tend to spend too much time watching YouTube at night.

私はもっと英語の勉強を頑張るべきです。なんて言うか、夜に時間をYouTubeを見るのに使ってしまいがちなんです。

He suddenly left the apartment without saying anything, and I was like… “Did I do anything wrong to him?”

彼は突然何も言わずにアパートを出て行ったので、「何か悪いことをしましたか?」みたいになって...

まとめ

最後に、本記事のまとめです!

「like」は以下6つの使い方ができます。

①~を望む:would like

②~のような:like+名詞、like+主語+動詞

③~に似ている:like+名詞

④~と同様に:like+名詞

⑤~らしい、特徴を示す:like+名詞

⑥フィラー(穴埋め)、口癖:文と文の間、文中の間

「like」の使い方は学べましたか?いずれも英会話の中で頻繁に出てくるので、使えるようになることで、より自然な響きの英語を話せるようになりますよ。

今回学んだ内容は、英語を話す際にぜひ積極的に使ってみてください。日常の中に英語を話す環境がない方は、オンライン英会話「ネイティブキャンプ」がおすすめ。レッスンはマンツーマンで、回数は無制限、24時間いつでも講師と英語を話せるので、たくさん練習して上達を目指しましょう!

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