使えるとリアクションが豊かになる「その通り!」の英語表現総まとめ!

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日常会話でもビジネスシーンでも、話し相手の言ったことに対して同意したり共感したりするときに「その通り!」とリアクションする場面は多いのではないでしょうか。あいづちとしても便利な表現です。

日本語では「その通り!」と一言でさまざまなシーンで使うことができますが、実は英語にはあらゆる表現があります。

そこで今回の記事では、一般的に使われるものからスラング、ビジネスシーンで使えるものなど、さまざまな「その通り!」をご紹介したいと思います。

それぞれのフレーズについて、例文を用いて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。使い分けると、きっとリアクションが豊かになるはずです。

「その通り!」の英語表現

まずは、一般的に広く使われている「その通り!」の英語表現をいくつか見ていきましょう。

Totally / Exactly / Absolutely / Completely / Definitely

「Totally」「Exactly」「Absolutely」「Completely」「Definitely」などは、一言でさらっと「その通り!」と言える表現です。

「Totally」は「完全にその通り」「まったくその通り」という意味です。ここでご紹介するほかの英単語よりもややカジュアルな印象を与える言い方です。男性よりは女性が、またイギリスよりはアメリカで使われる傾向にあるようです。

「Exactly」はあいづちとしても非常によく使われる英単語です。「まさにその通り」「完全に正しい」「100%正しい」といったニュアンスがあります。

「Absolutely」は「完全にその通り」と強い同意を示すときに使われる英単語です。「100%疑問の余地がない」「間違いがない」というニュアンスがあります。

「Completely」は「完全にその通り」という意味になります。「全面的に」といったニュアンスもあります。

「Definitely」は「疑いなく・明白にその通り」という意味があります。こちらも会話のあいづちとしてもよく使われる英単語です。

A: Do you want this bag for your Christmas present?
B: Exactly.

A:クリスマスプレゼントに、このバッグがほしいの?
B:その通り。
A: He is an excellent actor.
B: Totally!

A:彼は良い役者だなあ。
B:その通り!
A: Would you like to see a movie tonight?
B: Absolutely!

A:今夜映画を見に行きたい!
B:もちろん!(その通り)
A: We all need to work harder.
B: Absolutely!

A:私たちはみんなもっと頑張らないとね。
B:その通り!

Certainly. / Obviously / Quite / That’s it

「Certainly.」「Obviously」「Quite」「That’s it」などもよく使われます。

「Certainly.」は「確かに」「きっと間違いなく」といった意味があります。ほかの表現との違いは「自分の信念が強く入っている」点です。そのため、「私はそう思う」「私は正しいと思う」といったニュアンスがあります。また、ビジネスシーンでは「かしこまりました」「承知しました」といった意味にもなります。

「Obviously」は「明らかな・明白な」といった意味があります。「一目瞭然」といったニュアンスで覚えておくと良いでしょう。

「Quite」は「その通り」を意味します。イギリスでよく使われる表現です。

「That’s it」は「まさにその通り」「まさにそれ」という意味があり、何かを思い出そうとしたときに相手が言い当ててくれた場合などに使うことができます。また、食べものを注文するときに最後に「以上です」という意味で使われることもあります。

A: Do you think this plan will work?
B: Certainly.

A:この計画が上手くいくと思う?
B:間違いなくね。

A: Oh I can’t remember her name.
B: It’s Erica.
A: That’s it! Thank you.

A:ああ、彼女の名前を思い出せない。
B:エリカだよ。
A:そうだ!ありがとう。

スラングの「その通り!」

続いて、ここからはスラングの「その通り!」の英語表現をご紹介します。

友達とのカジュアルな会話などで使われますので、覚えて使ってみてくださいね。

One hundred percent / You can say that again.

「One hundred percent」は読んで字のごとく「100%その通り」という意味があります。「完全に同意する」といったニュアンスで覚えておくと良いでしょう。

「You can say that again.」は直訳すると「あなたはもう一度それを言うことができる」ですが、「もう一度言っていいよ」と相手に促したくなるほど同意している、というニュアンスになります。

A: That was a tough exam.
B: One hundred percent!

A:あれは難しい試験だったね。
B:100%その通り!

No doubt / You bet

「No doubt」は「疑いがない」「疑う余地がない」という意味があります。カジュアルに「その通り」と言いたいときに便利です。

「You bet」は「断言していい」という意味があります。「bet」は「賭ける」という意味の英単語です。

A: Are you coming to the party?
B: You bet!

A:パーティーに来る?
B:もちろん!(その通り)
A: You'll want breakfast before you leave tomorrow.
B: No doubt.

A:明日出かける前に朝食を食べたくなるよ。
B:疑いなくそうだね。

ビジネスで使える「その通り」

最後に、ビジネスで使える「その通り」の英語表現をご紹介します。

最初にご紹介した一般的な表現でも間違いではありませんが、中盤にご紹介したスラングの表現はビジネスシーンでは使うのを避けた方が良いでしょう。

That’s true / That’s right / That’s correct

「That’s true」「That’s right」「That’s correct」の3つの表現がビジネスシーンでの「その通り」に適しています。いずれも直訳では「それは正しい」となり、相手の意見や行動に対して同意を示すことができる表現です。

「That’s right」および「That’s correct」については「That’s」の代わりに「You’re」を使って「あなたは正しい」という言い方にすることもできます。

「That’s true」は、相手の言ったことが真実であるというときに使える表現です。これは、「true」に「真実である、偽りのない」というニュアンスがあるためです。

「That’s right」は、相手の意見や判断などが社会的に正しいというときに使える表現です。これは、「right」に「意見や判断などが社会的、道義的に正しい」というニュアンスがあるためです。

「That’s correct」は、相手の言ったことが間違いがない、正確であるというときに使える表現です。<これは「correct」に「正解の、正確な、欠点や間違いなどがなく正しい」というニュアンスがあるためです。また、テストや試験問題の答えが正しいという場合にも使うことができます。

なお、ビジネスメールなどでは、いずれの表現についても「That’s」と省略せずきちんと「That is」と書く方が好まれることがあります。細かな点ですが、意識してみてくださいね。

A: In your statement, you said that you were away from the house all evening?
B: Yes, that's right, officer.

A:調書の中で、あなたは夕方ずっと家を空けていたと言っていますね?
B:はい、その通りです、お巡りさん。
A: So you were classmates?
B: That's right

A:つまり、同級生だったのですね?
B:はい、その通りです。
A: We must hurry or we will not make it in time.
B: That's true

A:私たちは急がないと間に合いません。
B:その通りですね。
That’s correct. My average score on the exam is 80.
はい、その通りです。私の試験での平均点は80点です。
A: Do we need 20 chairs for the meeting?
B: That’s correct. It’s quite a big meeting.

A:ミーティング用の椅子は20脚必要ですか?
B:その通りです。かなり大きな会議です。

まとめ

いかがでしたか?今回は、「その通り!」を意味する英語表現について、さまざまなフレーズを例文とともにご紹介しました。

日本語でも「その通り!」というのはあらゆるシーンで使うことができる便利な表現ですが、それは英語でも同じです。ぜひ、ご紹介した例文を何度も口に出して練習し、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。

今回ご紹介した一般的な/カジュアルな/丁寧なフレーズをそれぞれ使い分けることができれば、より自分の英語でのリアクションの幅が広がりますし、ネイティブスピーカーからも「お!この人はきちんと使い分けられているな」と思ってもらえるはずです。

また、今回学んだ日程調整の英語表現について、「もっと詳しく学習したい」「使い分けについて、ネイティブの感覚を聞いてみたい」という方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!

レッスンでは、ネイティブスピーカーの講師とマンツーマンで話すことができます。今回ご紹介した「その通り!」を意味する英語表現をさらに練習しても良いですし、ほかにも使い分けが必要な単語や表現があるかどうかを聞いてみるのも良いのではないでしょうか。ぜひ、みなさんの英語学習にレッスンをフル活用してくださいね。

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