ペッパピッグで英語!人気イギリスアニメで日常会話学習

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「タン タタタン タタタタ タンタン♬」楽しい曲とともにペッパピッグが始まります。
「ペッパピッグ」はイギリスの子どもたちが大~好きなアニメシリーズです。

こぶたのペッパちゃんが日々の生活で新しいことを学んだり、家族や友達と楽しいことを体験するエピソードはとってもほのぼのとしています。

そして、シンプルなやりとりは日常会話に使えるフレーズがたくさん!

今回の記事はイギリスの子ども達のアイドル的な番組「ペッパピッグ」の魅力や、おしゃべりで使われているフレーズなどをご紹介しましょう。

ペッパピッグの魅力にやめられない、止まらない

ペッパピッグ、英語のタイトルは「Peppa Pig」です。2004年、イギリスでテレビ放映が始まって以来、人気アニメになりました。

世界の約180ケ国で放送されていること、絵本が出版されていること、そして幼児のためのフラッシュカードなど知育のための商品なども多く販売されており、多くの子ども達の心を掴んでいることは間違いありません。

ちなみに、Instagramのオフィシャルページのフォロワーは約34万人です。イギリスではペッパの1st classスタンプ(切手)を買うこともできます。こんな切手の貼られた手紙がおばあちゃんやおじいちゃんから来たら、子どもは大喜びでしょう。

さて、メインのキャラクターは4歳のペッパちゃん、マミーピッグ(ママ)、ダディピッグ(パパ)、そして2歳の弟ジョージピッグです。この親子と、いろいろな動物がキャラクターになっている友達や学校の先生などとのなんてことのない日常がストーリーのペッパピッグ。

とってもシンプルでカラフルな色使いのアニメーション、それぞれのキャラクターの性格などに親しみを感じます。社交的なペッパとジョージが可愛いのはもちろん、渋い声を持ちながらクスって笑ってしまうことをするダディピッグにも注目です。

ペッパたちの家や通う学校などで起こるお話の内容はそのタイトルを見てみても、ほのぼのしていることが分かります。

「Peppa Pig is having a tea party in her tree house」
「Peppa Pig’s best Halloween party!」
「Peppa and George wash the car」
「Peppa Pig’s first dentist experience」
「Swimming」
などなど。

ペッパピッグの魅力は、英語が分かりやすいことに加え、ペッパ達の生活を見て気持ちが和まされるところです。

某スナック菓子のコマーシャルに「やめられない とまらない」という超有名なキャッチコピーがありました。ペッパピッグの魅力、まさにその感じです。一度見ると、もっと見たくなるのがペッパピッグ。

そしてスラングが一切なく、ゆっくり目のテンポで行なわれる会話は子どもや英語初心者が英語を学習するのにおすすめと言えます。

さっそく、ペッパたちがどんなおしゃべりをしているのか覗いてみましょう。

「Looking for things」からペッパ達の会話をチェックしよう!

ペッパ家族が家のキッチンにいます。マミーピッグはアップルパイを作っています。

Peppa: Is the apple pie ready yet mummy?
Mummy pig: No Peppa, it has to cook in the oven.
Daddy pig: Well it looks like we’ll just have to wait.
Peppa: Yes.
Mummy pig: What are you all doing?
Peppa: We’re waiting for the apple pie.
Mummy pig: Well it’s going to take time to cook. Why don’t you all wait somewhere else?
Peppa, George and Daddy pig: Oh okay.


ペッパ:マミィ、アップルパイまだ?
マミーピッグ:まだよ、ペッパ。オーブンで焼かないとね。
ダディピッグ:僕たち、待たないといけないようだね。
ペッパ:うん。
マミーピッグ:みんな何をしているの?
ペッパ:アップルパイを待ってるよ。
マミーピッグ:焼くのに時間かかるのよ。みんな、どこか別のところで待てばどうかしら?
ペッパ、ジョージ&ダディピッグ:オッケー。

最初、オーブンの前でアップルパイが焼き上がるのを待つペッパ達。優しいマミーピッグに促されてラウンジに行きます。

マミーピッグのセリフに「Why don’t you」というフレーズが出てきます。これは、相手にとって良いと思うことを提案するときの定番フレーズです。

Why don’t youの後には動詞の原形がきます。このシーンでは、アップルパイができるまで他の場所で待っていたらというマミーピッグの提案になります。

また、会話をスタートするのに便利な「Well 」を使うタイミングも勉強になりますね。

さて、ラウンジに移動したダディピッグがクロスワードパズルをしようとするのですが、ペンがありません。そこで、ペッパが「We’ll find something daddy, come on George」と言い、コロコロ笑いながら2階の自分たちの部屋に行きます。

Peppa: George, we need to find something for daddy delight with.
George has found Mr. Dinosaur.
Peppa: You can’t write with Mr. Dinosaur.
George has found a toy train.
Peppa: And you can’t write with the train.
George: Oh.
Peppa: Look, a crayon. Daddy can write with this. Come on George!


ペッパ:ジョージ、ダディが喜ぶ何か、見つけないと。
(ジョージがダイナソーを見つけます)
ペッパ:ダイナソーで書けないよ。
(ジョージがおもちゃの汽車を見つけます)
ペッパ:おもちゃの汽車で書けないよ。
ジョージ:あ、、
ペッパ:見て、あのクレヨン。これでダディ書けるわ。ジョージ、行こう!

ちなみに、ジョージはダイナソーが大好き。2歳のジョージ、的外れなところがラブリーです。You can’t write with ○○と繰り返して出てきますので、前置詞はwithを使うなど記憶にどんどん定着していきます。



また、実際の動画を見れば「Look, a crayon」というときのペッパのトーンはクレヨンを見つけて嬉しいネイティブスピーカーならではのものでありリスニングの勉強になります。お子さんが面白がって自分で言ってみればスピーキングの練習にもなりますね。

Peppa: Daddy, we found something to write with.
Daddy pig: Oh, a crayon, just I needed, Thank you Pepper and George.
Peppa: Can we look for something else?
Daddy pig: Okay, let’s play a looking game, find something that is the shape of a square.
Peppa: A square?
Daddy pig: Yes there must be something square-shaped in this room.
Peppa: Can you see a square, George?
George has found a clock.
Peppa: Fmm, that’s a circle. We need to find a square. That picture is a square.
Daddy pig: Very good, you found a square.
Peppa: Yay! What should we look for now?
Daddy pig: Now, you must find something that makes a squeaky noise.
Peppa: Something that makes a squeaky noise.
Daddy pig: Try looking in the bathroom.
Peppa: Okay!


ペッパ:ダディ、書くもの見つけたよ。
ダディピッグ:おぉクレヨン、まさにそれが欲しかったんだ。ありがとう、ペッパ、ジョージ。
ペッパ:他に何か探してもいい?
ダディピッグ:オーケー。じゃゲームしよう。四角の形をしたものを見つけてね。
ペッパ:四角?
ダディピッグ:そうだよ。この部屋に正方形のものがあるはずだよ。
ペッパ:ジョージ、何かある?
(ジョージが時計を持ってきます)
ペッパ:う~ん。それは円だなぁ。四角のものを見つけなきゃ。あの絵が四角だ。
ダディピッグ:よくできたね。四角のものを見つけたね。
ペッパ:イェ~イ!今度は何を探すの?
ダディピッグ:今度はね、キーキーいう音を出すものを見つけなさい。
ペッパ:キーキーいう音を出すもの?
ダディピッグ:バスルームで探してみなさい。
ペッパ:オッケー!

アップルパイができるまでの時間、こんな風に楽しいモノ探しのゲームが続いていきます。

子どもって楽しいことがあると「もっともっと」と言いますよね。ペッパは好奇心が強いので一度始まったら止まりません笑

ダディピッグが「find something that is the shape of a square.」と言うと、ペッパが「A square?」と繰り返すところも可愛いですし、この繰り返しが頻繁にでてきますので英語学習に役立ちます。

ダディピッグから「a square(四角・正方形)」「square-shaped(正方形の)」な何かを見つけるミッションが渡されるわけですが、ここにもペッパピッグが小さなお子さんにおすすめの理由があります。

子ども向け英語の教室などでも色・形の英語表現を学ぶところから始まることが多いですね。この後、ダディピッグは「何か、青いもの」を探すようにペッパ達に言うシーンがでてきます。

ペッパピッグを見れば、そのような英語の基本知識もペッパ達の会話のなかで自然と学ぶことができるのです。

最後に、マミーピッグが言います。

I’ve got something you can look for. It’s round and flat on top a bit like a hat and it tastes yummy.
もうお分かりですね、アップルパイです!

「ペッパピッグ」を英語で見よう!

ペッパピッグはぜひ英語で見ていただきたいと思います。ペッパピッグのオフィシャルチャンネルは以下になります。
https://www.youtube.com/channel/UCAOtE1V7Ots4DjM8JLlrYgg

ストーリーを楽しみ、リスニング力を鍛えるためにも字幕をつけないで見ることをおすすめします。

ゆっくり目のテンポのおしゃべりですし、アニメ自体が字幕の代わりになるほど分かりやすくできています。エピソードごとに話が完結します。ぜひ、面白そうと思ったお話を選んでみてくださいね。

また、以下はペッパピッグのオフィシャルサイトです。
https://www.peppapig.co.uk

それぞれのキャラクターの紹介やいろいろなアクティビティなど多くの情報が載っています。アプリもありますので、日常にペッパの世界を取り入れて英語にどんどん親しんでください。


ここで少し余談!

下記記事では、魔女の宅急便を使った英語学習法をご紹介しています!楽しく英語学習しましょう♪

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みんなのアイドル、ペッパ達に会いに行こう!

ペッパピッグの人気度を図るように、2011年、イギリスのハンプシャー州にテーマパーク「Peppa Pig World」が誕生しました。

オフィシャルページ:https://paultonspark.co.uk/themed-worlds/peppa-pig-world

遊園地ですのでたくさんの乗り物があったり、プレイゾーン、ペッパなどキャラクターに会うゾーン、水遊びができるゾーンなど盛りだくさんです。

動画を見たことがきっかけで、お子さんがペッパピッグのファンになることがあると思います。イギリスに行く機会がある場合は、このテーマパークがとってもおすすめです。ロンドンからも2時間ほどで行けますので日帰りも可能です。


ここでまた少し余談!

下記記事では、「チャーリーとチョコレート工場」を使った勉強法をご紹介しています!洋画で生の英語を使って勉強をしていきましょう♪

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イギリス人気アニメ「ペッパピッグ」で英語まとめ

こぶたのペッパと愉快な家族そして仲間たちが楽しく日常生活を送るのが「ペッパピッグ」。

数々の動画、ウェブサイト、アプリにテーマパークまで何でも揃っていて、日常会話に役立つネイティブスピーカーの表現がたくさん詰まっています。

2004年からテレビ放映が始まったわけですが、2006年に渡英した私は息子と毎日のように見ていました。ペッパとジョージが子どもらしいのがとても可愛いですし、私はダディピッグのファンです。

英語に触れながら、季節のイベントなどイギリスの文化も知ることができるペッパピッグ、とってもおすすめです♬