価値観の英語表現を国ごとの価値観の違いと合わせてご紹介!

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時代や文化、環境によって価値観というものは大きく異なります。

今日の記事では英語での「価値観」や「価値観の違い」についての表現方法や、各国の価値観の違いについて事例とともにご紹介していきます。

世界の人がどのように考えているかを知り、国際的な視野を広げてみてください。

価値観て英語でなんていうの?

英語で価値観を表すとき、以下の3つの単語が良く使われます。

・value
・priority
・perspective


一つずつ見ていきましょう。

Value

Valueという言葉自体はいろいろな定義がありますが、第一にくるのがhow much something is worth in money or other goods for which it can be exchanged=「あるものがお金やその他の交換できるものと比べてどれくらい価値があるか」という意味、つまり「値打ち」の意味があります。

しかし、この言葉には他にもbeliefs about what is right and wrong and what is important in lifeという意味もあり、これは、「人生において正しい・正しくない・そして何が重要かということに対する考えや信念」のことを指します。

また、価値観と言いたいときはvalueだけでなく、sense of valueという言い方もよくします。

We have a different sense of values.
私たちは価値観が違うようですね。

different sense of valuesということで、「価値観が違う」という意味になります。

Priority

Priorityは日本語でもよく使われる言葉です。

定義を見ると、something that you think is more important than other things and should be dealt with first=「他のものと比べて重要で、最初に取りかからなくてはならないと考えるもの」という意味があります。

先ほどのValueとも似ているのですが、こちらは「どちらを先にこなさなくてはいけないのか」という優先順位について述べています。

His priority is fixing his broken car.
彼の優先事項は、壊れた車を直すことだ。

Perspective

Perspectiveも日本語化している言葉の一つといえるでしょうが、まだまだ認知度は他の二つに比べると低い言葉です。

こちらも意味を調べてみますと、a particular attitude towards something; a way of thinking about something=「物事に対する見方・考え方や態度のこと」という意味があります。

From my perspective, it seems weird.
私の見解からすると、それはとても奇妙に思えた。

価値観にまつわることわざや言い回し

価値観にまつわることわざにはこんな言葉があります。

When in Rome, do as the Romans do.
ローマでは、ローマ人のように振る舞いなさい。

こちらは日本語で言う「郷に入っては郷に従え」と同じです。
「新しい土地に来た際は、その土地の習慣に従いましょう」という意味です。このようなことわざは世界共通であるのですね。

ある人にとっては~ シリーズ

次は、価値観を表すユニークな表現を三つご紹介します。

One man’s trash is another man’s treasure.
ある人にとってのごみは、他の人にとっては宝である。

One man’s meat is another man’s poison.
ある人にとっての肉は、他の人にとっては毒である。

One man’s ceiling’ is another man’s floor.
ある人にとっての天井は、他の人にとっては床である。

「ごみと宝」「肉と毒」「天井と床」と対比することで、同じものでも見方や視点によって価値は様々であるということを伝えることわざです。どれも言葉選びがユニークですね。

こんなに違う!海外との価値観の例をご紹介

所変われば品変わる、とは言いますが、価値観はその土地や集団、時代によって大きく異なります。

ここでは、海外と日本の価値観の違いについてジャンルごとにご紹介していきます。

恋愛

日本では恋人関係になるときは最初に告白をして、その後付き合うという流れが一般的です。しかし、この「告白文化」がない国は世界にはたくさんあります。

このような国では仲良くなって、何度かデートを繰り返して…という流れから自然にお付き合いが始まることはよくあることだそうです。日本の習慣に慣れている私達からすると、告白文化がないのは友達と恋人の境目がわからずやきもきしてしまいそうですね。

また、告白文化がある国でもその国独自のしきたりもあるそうです。例えばお隣韓国では、告白されても一度目は断り、二度目の告白をOKするというのが主流だそうです。こういった文化を知らずに「振られてしまった」とあきらめることは避けたいですね!

結婚

一昔前より結婚にこだわらないカップルは増えてきたものの、長く一緒にいるカップルが結婚をすることは、日本では一般的な習慣です。

しかし、海外の多くの国では婚姻関係ではなくパートナーシップ制度が認められています。パートナーシップ制度は婚姻関係ほどの法的な拘束力はありませんが、ある程度強い結びつきを社会的に認められている関係ですので、最近では結婚よりもこの関係を選ぶカップルも多いそうです。

日本では、親への紹介というと「結婚の事前準備」とみなす風潮がありますが、これも海外では異なります。恋人をクリスマスパーティに連れてきて、一緒に過ごすということはよくあることで、紹介=結婚とはなりません。

労働環境

日本は世界の他の国と比較して、労働時間が長いことは有名です。

以前より多様な価値観が認められつつあるものの、「残業して、長く仕事をすること=会社へ貢献している」ととらえられる風潮は日本企業では根強いです。

海外では逆で、残業をすることは基本的に好ましく思われません。それは、「時間内に終わらない=マネジメントが悪い・能力が低い」とみなされる傾向があるからです。長く働くこと=会社に貢献しているとは決してとられないのが日本との大きな違いです。

また、日本ではチームや組織の団結力・和を重んじますが、海外ではあくまで「個人が主であり、一人ひとりの個性の上にチームが存在する」という考え方が主流です。長時間労働や忍耐が美徳とはされないので、週の終わりの金曜日には早めに仕事を切り上げ、オフィスでビールを飲んで同僚と語らう、ということも良く見られる風景です。

シエスタ

スペインや南米の国では、お昼休みと休憩を兼ね備えた休み時間(シエスタ)を取る習慣があります。シエスタとは午後にゆっくり2~3時間の休憩時間を取り、昼食や午睡をするという習慣です。

元々スペインは夏の日照時間が大変長いため、就寝時間が遅い傾向があります。シエスタをとって昼間に十分休むことで、夜の活動のための活力としていました。この習慣は都市部などでは少しずつなくなっていると言われつつも、まだ多くの地域では行われています。

食事

日本では朝から外食をするという習慣は一般的ではありません。しかし、台湾や中国などアジアの多くの国では朝は外の市場で安価な食事をとり、そこから職場や学校に向かうというのはよく見られる風景です。

また、日本では三食のうち夜に一番ボリュームのある食事をとることが一般的ですが、ドイツでは違います。ドイツでは「カステルエッセン」(意味:火を使わない食事)という、ハムやチーズなどとパンで簡単に済ませる夕食のスタイルがあります。

「夕ご飯は豪華でなければ」という価値観が私達日本人には沁みついていますが、よく考えると夕食後は寝るだけです。体への負担も少なく準備も楽なこの方法は、合理性を好むドイツ人らしい知恵の一つですね。

話し方

スピーチなどでもよく言われることなのですが、日本語は話すときに結論を後にする傾向があります。

一方、西欧圏では最初に端的に結論を述べ、そのあとで理由を述べていくことが一般的です。日本語では先に理由を述べて、最後まで聞かないと結論がわからないことがあるため、海外の人は戸惑うこともあるそうです。

見た目に関すること

「あなたの鼻は高くていいね」「目が大きくてうらやましい」日本人同士の会話では、このような会話は普通になされますが、西欧圏では見た目について触れることはタブーとされています。

たとえ、それが上記のような褒める場合であってもそうです。日本ではお笑いなどでよく女性芸人が見た目に関していじられるというネタがありますが、ああいった行為は海外ではハラスメントとして受け取られます。褒めるつもりであったとしても、見た目について触れることはしないように気を付けましょう。

いかがでしたでしょうか?

日本では常識とされることが、「所変われば品変わる」とされ海外では非常識として扱われることはよくあります。

よかれと思って失敗しないように、海外の人と接するときは相手の文化や価値観を尊重した行動を心掛けましょう。


ここで少し余談!

下記記事では、偶然の出来事に対して使える「たまたま」の英語表現についてご紹介していきます!ぜひ参考にしてみて下さい♪♪

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「~っぽい」って英語で伝えたいときには、どういえばよい?

何かについて自分の視点から語るときに、「彼は、〇〇っぽいね」というような表現を行いたいときがあると思います。

英語で、「~っぽい」と伝えたいときは、どのように言えばよいでしょうか。

以下の三つの表現を覚えましょう

・~ish
・like ~
・kind of~

~ish

接尾辞であるishが付く単語はたくさんあります。

British(=Britain +ish )
foolish(=fool+ish)
selfish(=self+ish)

これらは全て、元の名詞にishがつくことにより、形容詞化しています。実はこのishはとても便利な言葉で、普通の名詞にishをつけることで、「~っぽい」という曖昧なニュアンスを簡単に表すことができます。

His eyes are greenish.
彼の目は緑っぽい。



He will come back home around sixish.
彼は6時くらいに帰ってくる。


The lady seems to be thirtyish.
その女性は30歳くらいに見えた。

このように、ishをつければ、「~時くらい、~っぽい」という表現を簡単にすることができます。

like ~

likeは「~のような」という意味をもつ言葉です。

He looks like ~
It sounds like ~

と使えば、「~のように見える」「~のように聞こえる」という意味になります。

My cousin has a dog-like toy. 
私のいとこは犬のようなおもちゃを持っています。



He wears teacher-like suits.
彼は、先生みたいに見えるスーツを着ている。

名詞A+like+名詞Bで、「AのようなB」と表すことができます。

kind of~

kindは、元々種類を意味する言葉としてよく使われますが、このkind ofは「ちょっと・~のような」という意味をもつ言葉です。

She is a kind of artist.
彼女はアーティストのようなものだよ



He looks kind of sad.
彼はちょっと悲しそうだね

これらのような婉曲表現を覚えておくと、微妙なニュアンスや雰囲気を伝えられてとても便利です。

覚えているだけではいざというときに口に出てこないことがありますので、普段から使ってみるとよいですね。


ここでまた少し余談!

下記記事では、「エコ」の英語表現についてご紹介しています!人間が意識しないといけない「エコ」について知識を深めていきましょう♪♪

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まとめ

ここまで価値観にまつわる英語表現や、世界の多様な価値観などについてお伝えしてきました。

「百聞は一見に如かず」というように、視野や自分の今持っている価値観を広げていくには、いろんな人と出会い触れ合うことが一番です。

今はまだコロナが収束するまで海外旅行は難しいですが、この間にネイティブキャンプで英語力を高めて、いろんな国出身の人と語らってみましょう。