英語で体の部位は何て言うの?意外と分からない部位が多い!

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人の体の部位は、あらかた英語で言える人がほとんどだと思います。中学1年生でそれを習うからです。

英語の幼児教育でも、メロディーに乗せて体の部位を実際に触るダンスで覚えたりもします。

ですが、今回は体の部位の中でも、中学の間に習わなかったものを中心に紹介していきます。

英語で言いたいのに、いざとなるとわからない単語もたくさんあるでしょう。それらを覚えて英会話レッスンで使ってみてくださいね!

顔のパーツは何と言う?

それでは、まずは首から上のパーツから覚えていきましょう。

あまり見たことがないもの、馴染みがないもの、全く知らないものがあると思いますよ。女性はメイクをする方だと、聞いたことがあるものも多いと思います。

forehead 額(ひたい)

前「fore」の頭「head」と書いて額、またはおでこですね。

これは海外の方がやっているメイク動画などを見たことがある人なら耳馴染みがあるかもしれません。

「おでこにファンデーションを塗っていきます」と言った表現などを使い、メイクのシミュレーションをしている人もいますからね。顔の部位を覚えるならば、このようなメイク動画を見るのもおすすめです。

temples こめかみ

こめかみも英語で何と言うか知っている人は少ないでしょう。

「お寺」と同じなのでちょっと不思議な感じがするかもしれませんね。ですが同時に覚えやすいとも言えます。

こめかみは顔に二つあるのですから、通常は複数形で使うことに注意しましょう。

eyebrows 眉,眉毛

こちらもメイクをしている人なら、アイブローペンシルなどを使っていると自然と英語で覚えていくものですね。メイク動画では視聴者の顔にメイクをするものが人気です。これらの中だと、以下のような例文がよく使われます。

Let me draw your eyebrows.
あなたの眉毛を描かせて。

顔には二つあるパーツが多いので、眉毛も複数形にすることをお忘れなく。主に音フェチ動画であるASMRで見られるので、気になる方は是非チェックしてみてください。

eyelashes まつ毛

まつ毛もたくさんあるので複数形を使います。

まつ毛を上にカールさせる道具、アイラッシュカーラーなどで知っている人もいるでしょう。メイクに使う商品から顔のパーツを英語で学べる機会は多いです。

eyelid 瞼(まぶた)

目「eye」のふた「lid」と書いて瞼。言われてみれば納得の単語ですよね。知らなくてもふたという単語を知っていればすぐに覚えられそうです。

I have eyelids without a fold.
私は一重まぶたなの。

一重まぶたは、目に「たたまれている部分がない」と表現します。だからwithout a fold。たたむは「fold」です。

ちなみに、日本人は一重まぶたを気にしている人が多いですが、世界に出て行くモデルさんはアジア人だと一重まぶたでないとそこでオーディションに落ちるなんて噂もあるくらい海外では評価されています。西洋人で一重まぶたの人がいないので希少性があるとのことです。

earlobe耳たぶ

耳「ear」と関連付けて覚えられそうなのが耳たぶです。

体の部位は他の部位の単語を含んでいることも多いので、一つ知っていれば比較的覚えやすいでしょう。

nostril 鼻の穴

鼻の穴も英語で何て言うんだっけと、知れない人も多いでしょう。

こちらも耳たぶ同様、鼻という単語が見え隠れしているので一度覚えたらそう簡単には忘れないはずです。関連付けでどんどん覚えていきましょう。

Adam's apple 喉ぼとけ

ちょっと特徴的な表現をするのが喉ぼとけです。他の名称もありますが、アダムのりんごと言う方が覚えやすいですよね。これを知っていたら得意顔ができるかも!?

George has an incredibly large Adam's apple.
ジョージの喉ぼとけは、めちゃくちゃ大きい。

お腹や背中にあるパーツは何と言う?

顔のパーツの次は、お腹や背中付近の体のパーツを英語で何と言うか見ていきましょう。

中学で学ぶのは、お腹「stomach」と背中「back」がメインですが、それ以外は意外と習いません。

chest 胸

女性の胸ではなく、胸部という意味で使われるのが「chest」です。

こちら、パイレーツ・オブ・カリビアンを知っている人なら、その副題として「Dead Man's Chest」という映画があることをご存知でしょう。ここで使われるchestの豆知識ですが、これには胸という以外にも宝箱という意味があります。つまり、二重の意味を持っているのです。ネタバレになってしまうので詳しくは言いませんが、英語を知っている人だけが「ああ~!納得!」となるようなストーリーになっていますよ。

I saw “Dead Man's Chest” and understood the meaning of this title.
デッドマンズチェストを見て、このタイトルの意味がわかったよ。

体のパーツは自分のことなのでよく知っているはずなのに、やはり英語となるとそもそも聞いたことがないというパーツはいくつかあると思います。そのうちの一つがお臍です。

英会話でもあまり使わないかもしれませんし、日常英会話でも、もちろんビジネス英会話でも出てこないかもしれませんね。だからこそ覚える優先順位が低くなりがちです。

buttocks お尻(臀部)

お尻はヒップと覚えている人もいると思いますが、それはお尻の横の部分を言います。

臀部であれば「buttocks」を使います。ズボンや足のように、膨らんでいる部分を一つを数えるためこの単語は通常複数形で言います。

手足の部位は英語で何と言うの?

では、最後に手足の部位を英語でどう表現するのかを見ていきましょう。

普段は意識して使う単語ではないかもしれませんが、病院へ行く時などには体のパーツは細かく覚えていた方が良いでしょう。現地にホームステイをしたり、留学に行く予定がある場合には少し勉強しておいた方が安心ですね。

palm 手のひら

手のひらを英語で何と言うか、知っている人は少ないです。手が入るので「hand」が入ると思いきや、全く別の表現になるのでちょっと覚えにくいかもしれませんね。ただ、スペル自体は短いのでスッと馴染んでいくでしょう。

Close your eyes, I’ll put something on your palm.
目を閉じて。今からあなたの手のひらにある物を置くから。

finger 指

指の英語は中学でも習うので簡単ですが、あえてここに載せます。足の指とは違うということを強調したいからです。

足の指は後で出てきますが、「toe」と言います。英会話中にポロっと足の指も「finger」と言ってしまわないように今一度ここで注意しておきましょう。

Nancy has long fingers, so I think she can play the guitar well.
ナンシーの指は長いから、ギターを上手く弾けると思う。

leg 脚

足というと「foot」を思い浮かべる人もいるでしょう。

けれど、それはまた後で説明します。ここでいうのは脚であり、足首から上を指します。よって、足首から下を指したい時には不適切な単語となりますね。

shin 向こうずね,すね

すねも英語であまり知られておらず、使う機会も少ない単語かもしれませんね。けれど、日本語では誰もが知っている部位なのでこれも英語のネイティブスピーカーレベルを目指すなら知っておきたいところです。

Where’s my shin guard?
私の脛当てはどこ?

calf ふくらはぎ

ふくらはぎはそれ単体で独自の単語を持っています。足のスペルとも脚のスペルとも関係がないのですが、やはりスペルは短く覚えやすいです。

foot 足

さて、先ほど「leg」を紹介した時にさらっと説明しましたが、こちらの「foot」は足首より下の部分を指します。

ですから、イギリスでサッカーと言う時の「football」はこちらで正しいのです。正確に言えばサッカーは手以外のもっと他の体の部位も使えますが、基本的には「foot」、足でボールを蹴りますよね。一応単数形で書きましたが、足も二本あるのでこちらも複数形の「feet」をよく使います。

It takes about 1 hour to get to the station on foot.
その駅までは徒歩で1時間かかる。

heel 踵(かかと)

ヒールと言えば、女性が履く靴を思い出しますよね。

そして、その靴は踵部分が高くなっています。これらのことから、踵が英語で「heel」だと知った時にはなるほどと思った人も多いのではないでしょうか。覚えやすい単語ですね。

toe 足の指

手の指は「finger」でしたが、足の指は「toe」です。これはバレエをやっている人が履く靴、トゥーシューズを思い浮かべてもらえればすぐに覚えられるでしょう。

体の部位の英語は、全く聞き馴染みがないものもあれば、私たちの身近にあるものも多いのです。それを探せばなるほどと思えることも多いでしょう。

sole 足の裏

突然足の裏を英語で何と言うかクイズを出されたら詰まってしまう人もいるかもしれませんね。ですが、靴の底に入れるあれを思い出せば簡単です。ソール、インナーソール、インソールなど、結構カタカナで表現されていますよ。

I found a wart on the sole of my foot.
足の裏にイボができた。


ここで少し余談!

下記記事では、「しゃっくり」の英語表現をご紹介しています!しゃっくりが止まらなくなると結構きついですよね。。今日はそんな「しゃっくり」の英語表現をご紹介していきます♪♪

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体の部位を使った使えるイディオム

実は、体の部位を使った便利なイディオムはたくさんあります。

英語での言い回しには面白いものがたくさんありますが、中でも体の部位が入っているものは多いです。これらを使いこなせるようになったら英語もかなりネイティブスピーカーに近づけるでしょう。是非、英会話中に使ってみてくださいね!

・get it off one's chest
胸のつかえを下ろす

なんだか精神的に苦痛なことがある、そんな時にその「つかえ」を下ろしたいと表現する時にはこのイディオムが便利です。

英語でも日本語でも、もやもやしたことがあると胸に何かあると表現するところが同じであるのは興味深いですね。

I need to get something off my chest.
胸につかえているものを下ろさなければならない。

・put one’s foot in one’s mouth
失言する

「足を口に入れる」という変わった表現、直訳するとどういう意味だろうと思ってしまいそうですが、「失言する」と知っていれば使えますね。

I really put my foot in my mouth.
本当にバカなことを言ってしまった。


ここでまた少し余談!

皆さん干支を英語で紹介できますか?下記記事では、「干支」の英語表現をご紹介しています!ぜひ外国人の方と「干支」の話で盛り上がってみて下さい♪♪

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まとめ

英語で体の部位をそれぞれ何と言うかわかりましたでしょうか。

知らなかったもの、使えるイディオム、まとめてここで覚えてしまいましょう!

次の英会話レッスンに活かせれば、実践の中でアウトプットができてより覚えが良くなりますよ。

まずはインプットからしっかり行ってみてください。例文で覚えると使いやすいのでお試しあれ!