SNSを使って楽しく英語学習!SNSで使える英語表現もご紹介♪

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今や私たちの生活には欠かせないSNS。

日々友達や有名人の投稿をチェックしたり、日常の出来事をポストしたり。またインフルエンサービジネスが話題になったように、ビジネスシーンでも用いられています。

皆さまもなにかしらのSNSアカウントをお持ちではないでしょうか?そんなSNSをただ眺めているだけではもったいない!

世界中の人と簡単に繋がれる便利なツールだからこそ実は英語学習にもってこいなのです。今回はそんなSNSにまつわる英語や情報をお届けします。

SNSとは何の略??

まずはじめに、SNSとはいったい何の略なのでしょうか?

ご存じの方も多いと思いますが、SNSは
S→social(社会の・社会的な)
N→networking(人と人とのつながり・網)
S→service(サービス)

ソーシャルネットワーキングサービスの略です。

つまり、オンラインで人と人とのつながりを持てることができるサービス。有名なものですとFacebook(フェイスブック)やInstagram(インスタグラム)、Twitter(ツイッター)などがあります。また日々新しいSNSのサービスやアプリが開発されています。

SNSの登場により私たちの暮らしは大きく変わりました。これまでもインターネットが普及して以降、ブログや掲示板などで見知らぬ人と交流することは可能でしたがそれらの利用は一部の人に限られていました。

しかし、SNSは簡単にアカウントを作ることができ、より気軽に投稿することができるようになりました。また、世界各国で展開されているサービスのため、繋がりが国内だけでなく世界へと広がっていきました。

SNSを英語学習に活用してみよう!

SNSのメリットは「簡単に世界中の人とつながれる」ということ。

英語学習者にとってこんなに便利なツールはありません!それではさっそくSNSを英語学習に活用する方法をご紹介します。

海外の好きな俳優や女優、アーティスト、セレブetc.をフォロー

日本以上に海外では著名人・芸能人のSNS活用や発信が盛んです。そこで好きな有名人のアカウントをフォローしてみるのはいかがでしょうか?

もちろん投稿は英語ですが、参考書や教材の堅苦しい英語のリーディング、ではなく興味のある人の投稿だと思うと楽しくリーディングの習慣がつくと思います。また、有名人の投稿につながるコメントのツリーにさっと目を通すのも楽しいです。

日本でもネット上ではネットスラングと呼ばれるようなカジュアルで口語的な表現が多くみられますが、同じように英語のスラングやカジュアルな表現も楽しみながら学ぶことができます。そして多くのSNSには「翻訳を見る」という機能もあるので、読解力に不安がある方も心配いりません!

英語勉強仲間を探してみよう

英会話学習・英語学習をしているというと「意識高い系?」と思われるのが不安で、一人でこっそりもくもくと勉強を続けている方もいると思います。

でも、リアルの世界で英語学習仲間がいなくても、大丈夫!

SNSで#英会話、#英語勉強などのハッシュタグを検索してみてください。英語学習をしている人をたくさん発見できます。そのような英語勉強仲間をフォローして、モチベーションを維持したり、日々の勉強の報告をしたり、良い教材や勉強方法の情報を得たり、という活用方法もあります。

英語で投稿してみよう!

日本に住んでいると、スピーキングと同様にライティングもなかなか練習の機会がないと思います。そんな時はSNS上で英語で投稿してみるのはいかがでしょうか?

題材は身近なコト、もので構いません。毎日日記のような感じで短い文章を書く練習をするのはスピーキングにも役立ちます。投稿するなかで知らない単語や表現を調べたり、文法を確認したりと学びがあります。

また、日本の文化やエンタメ等に関して投稿すれば英語でコメントが付くかもしれません!そんな想像をするとわくわくしてきませんか?

SNSで良く使われる英語表現をご紹介!

日本語でもSNS特有のネットスラングはたくさん存在します。

「w」のようなメジャーなものから「尊い」「(語彙力)」「沼」などなど、ネットスラングは特に流行りすたりの激しいものなので、見かけると古いと感じるものもあるかもしれません。

では、ここからSNSでよく使われる英語のネットスラングや表現をご紹介します。

SNSやインターネットでよく使う表現

投稿する→post

SNSでの投稿を表す際、一番よく使われるのがpostです。投稿するという動詞としてだけでなく、投稿という名詞としても使えます。

Can I post this photo on Facebook?

この写真フェイスブックに投稿してもいい?

I don’t like her Instagram posts, always about traveling abroad, gorgeous restaurants and luxury clothes. She’s just a show-off!

彼女のインスタの投稿好きじゃない、いっつも海外旅行とか素敵なレストランとか高級な洋服とか。ただの見栄っ張りじゃん!

コメントする→comment

こちらも非常に馴染み深い単語なので説明不要かもしれませんが、日本語で使われているのと同じように使えます。こちらもpostと同様に動詞・名詞両方で使えます。

Thanks for your comment!

コメントありがとう!

Please leave a comment on my Instagram post.

私のインスタの投稿にコメントしてね。

いいね→Like

SNS上で共感や賛同を気軽に表せる「いいね」。こちらは英語ではlikeと表現します。いいねを押すはpress the like button もしくはhit the like buttonと表現します。

You got 100,000 likes on your twitter post? Hahaha, that’s so funny. You're like a celebrity.
Twitterの投稿に10万もいいねがついたの?ウケる、有名人みたいじゃん。

#ハッシュタグ→hashtag

検索する時に便利なハッシュタグ。英語ではhashtagと表記します。SNSでよく見かけるハッシュタグもあわせてご紹介いたします。

#instagood
Instagramでとてもメジャーなハッシュタグ。これいいでしょ!という時に気軽に使えます。

#instadaily
Instagramとdailyが掛け合わされたハッシュタグ。特段映えるわけではないけど日常的な投稿にも使えます。

#me / #selfie
ご存じの通り、自撮りを表すselfie。自撮りや自分が映った写真を投稿する時に使います。

#love
何か好きなものをシェアしたい時に。

#foodporn
日本語でいうなら「飯テロ」。SNSではご飯ものの投稿はとても多く、そそられますよね!

#OOTD
Outfit Of The Dayの略で日本語で表すと「今日のコーデ」。ファッション好きな方はこのハッシュタグで検索するとあっという間に時間が過ぎ去ります…

#likeforlike / #l4l
いいねしてくれたらいいね返すよ!というハッシュタグ。似たようなもので#f4f(フォローしてくれたらフォロー返すよ、フォロバするよ)というのもあります。

バズる→go viral

ある事柄が、(主にSNSなどの)インターネット上で短期間に広がり、多くの人の注目を得ることを指します。

バズるの語源は英語のbuzzだと言われており、buzzはハチなどがブンブンいう、ブンブン飛ぶを表します。ネット上でざわざわと話題になる様からバズるという言葉になったようです。

しかし、バズるを英語で表現する際はbuzzは最適ではありません。ウイルスvirusの形容詞形viralを使い、ウイルスがどんどん広がっていくイメージからgo viralという風に表現します。

拡散する→spread, disseminate, share

インターネットやSNSのいい面でもあり悪い点でもあるのですが、情報は驚異的な速度で広がっていくという特性があります。

拡散するということを表現する際は, spread, disseminate, shareなどがありますがそれぞれ若干ニュアンスが異なります。広がる、広げるという意味で広く使われるspread。

英語での定義はto (cause to) cover, reach, or have an effect on a wider or increasing area(Cambridge Dictionaryより引用)となります。

Are you spreading fake news on twitter again? Is that really fun?

またTwitterでフェイクニュース拡散してるの?それほんとに楽しい?

Who cares?

別にいいだろ!

Disseminateも同様に広める、ばらまくという意味がありますが英語での定義がto spread or give out something, especially news, information, ideas, etc., to a lot of people(Cambridge Dictionaryより引用)とあるように、ニュースや情報に関して用いられることが多く、またspreadよりかたい表現となります。

After the presidential election, it would not take long for the media to disseminate the results to living rooms around the world.
大統領選挙後、メディアが結果を世界中の家庭に広めるのにそれほど時間はかからないでしょう。

日本語でも「今日の写真後でシェアするね~」などと言ったりしますが、shareには分ける、共有するという意味があります。そこから、他の人にも分ける→拡散するという意味を持つようにもなります。

Please share this post!
拡散希望!

炎上する→get flamed

最近でも特に有名人のSNS投稿に対する誹謗中傷や炎上が話題になっています。

英語でも炎上は、炎や燃え上がるを示すflameを使って表現します。flameの動詞形にはto send an angry or insulting email(Cambridge Dictionaryより引用)とあり、怒りや侮辱的なメールを送信する行為から、それに起因して発する論争を指すようになりました。

The politician got flamed again for his remarks. He should be careful not to make the same mistake.
あの政治家、また失言で炎上してる。同じミスしないように気を付けるべきだよね。

誹謗中傷→slander、smear, libel

SNSの匿名性(anonymity)という特徴が多くの誹謗中傷を生み問題となっています。誹謗中傷はslander、smear, libelをつかって表現できます。

She regarded his comment as a slander on her good reputation.(Cambridge Dictionaryより引用)

彼女は彼のコメントを、彼女の良い評判への誹謗中傷とみなしていた。

Where is the line between libel and free speech?

誹謗中傷と言論の自由の線引きはどこにあるのでしょうか?


ここで少し余談!

下記記事では、英語で冗談を言う時の定番~NG表現までを幅広くご紹介します!冗談を言えるようになると相手との距離もグッと縮まりますよ♪♪

nativecamp.net


SNSやインターネット上でよく使われる略語

日本のネットスラングにも「JK」「リア充」「オワコン」のように、略語が多く用いられています。

「了解しました」を「りょ」「り」と言うなど、スラングには想像力と創造力がつまっているなと思わされます。

投稿に文字数制限があるtwitterなどは顕著ですが、短い言葉で気軽に意見や反応を述べることが多いSNSの特性がたくさんのネットスラングを生み出している要因としてあるのかもしれません。

英語ではAcronyms(頭字語)やAbbreviation(略語)と表現されるこのような略語はたくさん存在します。

ここからはSNSでよく使われる英語の略語をご紹介します。

・lol(laughing out loud)
こちらは大声で笑う、を略した表現。日本語でいう(笑)やwに近い表現です。日本語の(笑)と同様に、気軽に文末に足して、面白い!というニュアンスを加えることができます。

しかし、こちらのlolは若干古いと感じる人もいるようで、最近では「hahaha」と笑い声をそのまま表現したり、絵文字を使うのも一般的です。ちなみに絵文字は英語でもemoji(もしくはemoticon)でOKです。

・rofl(roll on floor laughing)
笑い転げるから転じて爆笑、を表します。

・ikr(I know right)
そうだよね、という同意を表します。日本語のネットスラング「それな」に近いかもしれません。

・idk(I don’t know)
idkもしくはdkと表記してわからない。を表します。

・ama(ask me anything)
なんでも聞いてを意味します。

日本語でも、ネット上で「俺、年収2000万円だけど質問ある?」のようなかたちでネット上で質問を募り回答するやり取りを見ることができます。そのような時にも使えます。

・BFF(Best Friend Forever)
親友を表します。

・jk(just kidding)
日本語ではJKは女子高生を指しますが、英語ではjust kidding つまり「冗談だよ」を意味します。

冗談を言うことをジョークをいうと日本語でも言いますが、この表現のもとになったjokeを使ってjust jokingということもできます。

・DM(direct message)
SNS上のポストへの返信等ではなく、相手に直接メッセージを送るときに使います。

・NNTR(no need to reply)
相手が忙しいと分かっているときや、念のためこの情報伝えておこうという時、日本語でも「返事はいらないよ」と最後に言うことがあると思います。そんな時に使える表現です。

またよく使う挨拶は以下のように省略されがちです。

・pls(please) お願い
・sry(sorry) ごめん
・thx(thanks) ありがとう
・gm(good morning) おはよう
・gn(good night) おやすみ
・hand(Have a nice day) 良い1日を
・cu (See you) またね

このようにたくさんの略語が英語にも存在します。パッと見ただけでは暗号のようで…意味を知らないとめまいがしてしまいそうですね!

使う前に確認しよう!

これまでSNSで使われる表現や略語・スラングをご紹介しました。

しかし、日本語でも同様ですが、これらは基本的にカジュアルで口語的なもの。ビジネスシーンで「やばい!やばい!」ばかり言っていたら「君がやばいよ…」と思われてしまうように、TPOに応じて使い分けが必要です。

ですが、仲間内で使う表現・スラングがそのグループの絆を強めるように、このようなカジュアルな表現を使うことでより仲が深まったりすることもあります。時と場面に気を付けるということは頭に置きつつ、ぜひ新しい表現を使ってSNSの世界でも英語を楽しんでみましょう!


ここでまた少し余談!

下記記事では無料で楽しいアニメを使ってできる英語学習方法をご紹介しています!ぜひ参考にしてみて下さい♪♪

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まとめ

今回はSNSにまつわる英語の表現をお伝えしました。いかがでしたか?

世界中の人と簡単に繋がれるSNSを英語学習に活用しない手はありません!

それでは最後に、略語をたくさんつかってご挨拶。

Thx for reading this article! HAND. CU!
=Thanks for reading this article! Have a nice day. See you!
(この記事を読んでくれてありがとう。良い一日を。またね!)