英語で「返金お願いします」を言おう!海外では日常茶飯事!

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買い物にトラブルはつきもの、こんなことってありませんか?

「オンラインで服を買ったけれどサイズが合わなかった」
「オークションで落札した商品が届かない」
「海外のオンラインショップで買ったものが破損していた」


海外の商品もオンラインで気軽に購入できるようになりましたが、その分トラブルも相次いでいます。そんなときは買ったものを返品して、全額を返金してもらうに限りますね。海外の商品やサービスを返品したいときは、当たり前ですが英語対応になります。「英語でお金の交渉なんて。そんな英会話力ないし~!」と思うことがあるかもしれません。

しかし、返金の手続きにはいくつかの決まったフレーズがあります。それさえ覚えれば、意外なほど簡単に返金してもらうことができるのです。

そこで今回の記事では、「英語で返金」を取りあげ、お店やメールで返金の依頼をし、実際に手続きを取るシーンなどをご紹介します。ロンドンで返金の依頼や返品を日常的にしている筆者がお届けします!

英語で「返金」はrefund

返金は英語で「refund」(名詞・リファンド)です。

旅行や留学で訪れる外国の店舗、またはオンラインショッピングで海外ならではの商品や憧れのブランドを購入するのは楽しいですね!観光客が何を買っても原則、免税の香港、雑貨が楽しいバリやベトナムなど、ショッピングが目的の旅もあるでしょう。

しかし、サイズや色に満足できなかったり、商品の一部が傷ついていたなど様々な理由で返品したくなることって、誰にでも起こることですね。

そんなとき、「返品や返金をして欲しいけれど、言いづらいなぁ」と思って、そのままにしてしまう日本人は多いかもしれません。着られない、使えないモノを「旅の思い出として持っておくから」なんて自分への言い訳にすることも・笑

返金してもらえれば、そのお金を本当に欲しいモノに使えます。ちょっと言いづらいですが、ここはrefundを使ってしっかり返金してもらえるようにしましょう。

では、次で実際にrefundの使い方をみていきましょう。

「返金してもらえますか?」の英語フレーズは?

イギリスでは自分の間違いで買ってしまったり、やっぱり好きじゃなかったといった理由でも、堂々の返金の依頼をします。依頼を受ける側も、かなり気軽に対応してくれます。

ここで抑えたいポイントは、以下になります。

自分を主語にして返金をお願いするときは「get a refund」
全額を返金して欲しいと明確に言いたいときは「get a full refund」
相手を主語にして返金をお願いするときは「give me a refund」

ポイントを抑え、返金を求める際のフレーズをいくつか紹介します。

返金してもらえますか?→
Can I get a refund please?


返金していただきたいのですが→
I would like to get a refund.
Could you please give me a refund?


では、購入した店舗での返金のお願いするシーンを例文でみてみましょう。

あなた:Hi.
店員:Hi, how can I help you?
あなた:I bought XX, it’s too big for me. Can I get a refund please?
店員:No problem.

あなた:すみません。
店員:ハイ、いらっしゃいませ。
あなた:XXを買ったのですが大きすぎて。返金してもらえませんか?
店員:かしこまりました。

ここで、お店で返金をしたいときに知っておきたいことを紹介しましょう。

お店で返金、どうやるの?返品をシュミレーション!

ここまで、「返金してもらえますか?」と言いたいときの英語の表現
は分かりました。
あまり悩まずに返金のお願いができることもわかりました。

では、実際にこの行動を起こすときってどうなっているのでしょう。
まず、”返品”すべきカウンターに行く必要があります。

- Return(返品)

買ったものを返したいときの返品はReturnとして表現されます。
大きなお店では会計のカウンターとは別の場所に行って返品をします。
そのまま「Return」という名前のカウンターがあったり、カスタマーサービスのカウンターで対応したりします。

自分の番が来たら、
Can I return it/them please?
I would like to return it/them.

などと言い、返したい商品をカウンターに置きます。
その上で、上述のフレーズを使って返金依頼をしましょう。

店員が慣れていて「Would you like a refund?」(返金ご希望ですか?)と言ってくることもあります。

- Faulty Items or Change of mind?

例えば、イギリスの大手ファッションチェーンでは、返品の理由に2つの理由を設定しています。
ひとつがFaulty Items、これは欠陥商品のための返品、そしてもうひとつがChange of mind、気が変わった場合の返品です。
どちらでも返金の依頼ができます。
ただし、ギフトだった場合は他の商品との交換になります。

使い方例:
It’s faulty. 欠陥商品です。
Sorry but I’ve changed my mind. ごめんなさい。気が変わっちゃいました。

- Refunds and Returns policy

日本と同様、返品や返金には条件があります。
買ってから○日以内、使っていないものに限る、といったものですね。
”within 28 days”であれば、レシート上に書かれた日から28日以内であれば返品可能ということになります。
袋から出してしまったものでも、使用していなければ返品は可能です。

- Receipt(レシート)

返品したい場合は、商品だけでなく買ったときのレシートも必須です。
そして、戻されるお金は買ったときの支払い方法で返金となります。
クレジットカードやディビットカードで買ったのであれば、そのカードを持参することが必要です。

お店で返金をお願いするときのコツは2つ

お店で返金をお願いするときは、以下の2つについて意識することをおすすめします。

1. 丁寧にお願いをする
自分の間違いならもちろん、仮に返品の理由が相手の落ち度であっても、丁寧な言い方で返金をお願いします。
それには、please, would like, could you pleaseを使うことで”お手数ですがお願いします”というニュアンスを店員に伝えられます。

「get money back」というフレーズがありますが、これもお金を取り戻すという意味です。そして、refundよりもカジュアルなニュアンスがあります。
丁寧にお願いをするということを考えると、やはり返金はrefundをメインで使うことをおすすめします。

2. 挨拶をして店を出る
会話の終わりは必ずThank you! Have a good day!にすると、気持ちよくお店を去ることができるでしょう。

ここまで、店舗で返品そして返金をお願いする場合をみてきました。
ここからは、メールで返金依頼をするケースです。

メールで返金依頼をしたいときは?

オンラインショッピングがずいぶん増えましたね。
そのため、買った商品を返品そして返金してもらいたいときに英語のメールを送る必要も出てきました。

商品購入だけでなく、例えばコロナウイルスなどで予約していた飛行機がキャンセルになったといったケース、滞在を予定していたホテルとの交渉でもrefundが使われます。

そこで、とってもシンプルなメールの書き方例を紹介します。
ここでは滞在先ホテルにキャンセル、そして返金の依頼をするというシチュエーションにしてみましょう。
それぞれに解説もつけますのでぜひご参考にしてください。

*********
Dear Sir/Madam,

My name is XX and I’ve booked from X to X for 8 nights.
The reference number is XXX.

Unfortunately my flight has been cancelled so I would like to cancel my booking and would like to get a refund.

Thank you for your help in advance.

I look forward to hearing from you soon.

Kind regards,
XX
*********

このメールを見て、だいたいの意味は分かりますか?

Dear Sir/Madam,は宛先になります。担当者が分からないときに使え、かつ丁寧な印象になります。あなたのメールに返信があるときは、担当者の名前があると思います。そこからは「Hello Nicola,」というように個人名にしていきます。

そして、まずは自分の名前、そして予約日程、必ずリファレンス番号を伝えましょう。そうすれば、ホテル側がどの予約なのかすぐに分かります。

次に「Unfortunately my flight has been cancelled so I would like to cancel my booking and would like to get a refund.」の解説をしましょう。

Unfortunately(残念なことに)をまず持ってくることで、こちらの感情を伝えることができます。その上でcancel my booking(予約のキャンセル)、get a refund(返金)を明確に依頼します。

「Thank you for your help in advance.」は、事前に相手の対応にお礼を言う場合の定番フレーズです。「I look forward to hearing from you soon.」も、”早めのお返事をお待ちしています”と言う意味で、プライベートにもビジネスにも定番の締めのフレーズになります。

そして、名前の前にメールを終わるときの定型句「Kind regards,」もお忘れなく。他には、Best wishes, Regards,などでもOKです。

返金に伴うクレーム、使えるフレーズは?

さて、日本語でも言うクレームは英語のclaim(主張する・~を要求する)に基づいています。
商品が満足しないもので、それをクレームする方法としてcomplain(苦情を言う・文句を言う)という表現もありますね。
complainのほうが日本語のクレームに近いかもしれません。

購入先に苦情を伝えるには、あまり感情的にならずに、さらっと、そして返金の対応を早急にしてもらうことを優先に考えるべきではないでしょうか。対応する人がその商品の欠陥へのクレームに対してどういう姿勢を見せるかが大切と考えられる日本と違い、外国では”私が悪かったわけではない”的な対応をされることがあります・汗
ですので、長々と文句を言っても体力の無駄使いとなるのです。

そこで、会話の出だしとして、以下のようなフレーズを使ってさっさとコトを進めるやり方をおすすめします。

- I’m calling to complain about
~について苦情を言いたく電話をしています。

- I’m emailing to complain about
~について苦情を言いたくメールをしています。

- I’m disappointed with
~について、失望しました。

- I regret to say that I’m not happy about
~に満足していないことを伝えなければならず残念です。

こう伝えた後に、返品そして返金を希望していることを伝えましょう。


ここで少し余談!

皆さま普段「OK」という言葉を使っていると思いますが、なんで「OK」って言うのか知っていますか??下記記事では「OK」の由来についてご紹介しています♪♪

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いろいろなトラブルに遭ったときに使いたい情報

全額返金の保証がついたスクールのレッスン、英語教材などがあります。英語を学ぶ皆さんの目には魅力的な学習プランに思えますね。しかし、その保証には裏があるケースもあり、十分注意しなければなりません。また憧れの留学で、斡旋会社とのトラブルが起こるケースも多発しています。
お金を払ってこのようなトラブルに巻き込まれたり、通販トラブルや海外から購入した商品のトラブルに泣き寝切りしないために、注意ポイントや相談できるところの情報を知っておくことが大切です。

以下、3つご紹介しましょう。
一度、目を通すことをおすすめします。

- 留学・語学研修等協議会
https://www.jata-net.or.jp/ciel/info/advice.html

- 消費者庁 インターネット通販トラブル
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/internet/trouble/internet.html

- 国民生活センター 越境消費者センター
https://www.ccj.kokusen.go.jp


ここでまた少し余談!

下記記事では英語で冗談を言う方法をご紹介しています!これも外国人と中を深めるためにはかなり重要な部分になってきます!ぜひ参考にしてください♪♪

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英語で「返金お願いします」まとめ

返金はrefund、返品はreturn。
日常生活で返品に伴う返金のお願いはよく起こることです。

私も食料品をオンラインでオーダーしますが、卵が割れていたり、果物が腐り始めていたりすることがあります。ある高級デパートでパスタボールを頼んだら、見事に割れて届いたこともあります。そんなときは、迷わずメールを入れます。普段の買い物でないときはその商品の写真を添付することもあります。
イギリスでは返品すると言っても細かく聞かれることはほとんどありませんし、そのほとんどが数日で銀行口座に返金をしてくれます。
皆さんも遠慮せず、返金してもらいたいときにしっかり伝えられるようにしていきましょう!