タグ付けを英語でいうと?人気のハッシュタグを紹介

hashtag

今や重要なコミュニケーションツールの一つとなったSNS。

つぶやいたり、写真をアップしたり、ニュース記事をシェアしてコメントしたり・・・。

SNSに投稿するときの「タグ付け」機能はご存知でしょうか。

その写真に写っている人(アカウント)を紐付けたり、フォトジェニックな写真に流行りの単語を付けるアレです。

いつの間にか始まっていたタグ付けの文化。

「タグ付け」って、分かっているようでうまく説明できない単語ですよね。

この記事ではタグの意味と英語表現、そしてInstagramで流行っている英語ハッシュタグを紹介していきます。

タグ(tag)の意味

わたしたちは「タグ」とか「タグ付け」という言葉を気軽に使っていますが、そもそもの意味は何でしょうか?

一言でいうと「分類」

タグにはさまざまな意味がありますが、SNSでいう「タグ」の意味に近いものは「分類」でしょう。

そのモノがどんなジャンルに分類するかということを札を付ける(紐付ける)ことにより、管理や検索がしやすくなるというわけです。

また、その投稿写真に写っている人(アカウント)を紐付けて、「この写真に写っている人はXXさんです」と分かるようにもなります。FacebookやInstagramにこの機能はありますよね。

ハッシュタグはタグの一つで検索用キーワード

そして、SNSで使われるタグの多くは「ハッシュタグ」です。「タグ」というと、この「ハッシュタグ」のことを指すことが多いでしょう。

先に述べた「タグ」は人物との紐付けですが、「ハッシュタグ」はその投稿の分類のことを指します。

「#」をシャープと呼びますが、SNS上ではこれを「ハッシュマーク」と呼び、ハッシュマークの後ろにキーワードを続けて分類を決めます。

そのハッシュタグで検索すると、同じハッシュタグが付いた世界中の投稿を検索できます。

例えば、

#japanesefood

と検索すれば、Japanese food(日本食)に関連する投稿画像が出てきます。

一言でいうと” a keyword or keyphrase for searching on social media ” という感じでしょう。

※英語ではSNSよりもsocial mediaの方が使われます

英語力をさらに伸ばしたい場合、単語の意味を調べたいときには英英辞典を使うと良いと思います。

英語を英語で学ぶという難易度がちょっぴり上がってしまうのですが、ニュアンスが分かるのでオススメです。

今回はOxford英英辞典で意味を改めて調べてみました。”hashtag”と検索して、ちゃんと出てくるのがすごいですよね。

hashtag(noun 名詞)

“a word or phrase with the symbol ‘#’ in front of it, used on social media websites and apps so that you can search for all messages with the same subject”

例文

“I often use hashtags to search for trending topics.”

英文を無理に日本文の順番に訳すと余計にわかりにくなり、英英辞典で調べた意味が薄まってしまいます。

英語の順番どおりそのまま、ザックリと意味を積み上げて意味を理解する感じでOKです。

・#マークが先頭についた単語

・ソーシャルメディアで使われる

・同じ単語が付いたモノを検索できる

何となく理解していたタグとハッシュタグの意味がスッキリしましたか?

タグ付けを英語でいうと

それでは 「タグ付け」
「タグ付けする」
は英語でどのように表現するのでしょうか。

“tag”は名詞ですが、そのまま動詞として使っても違和感はないようです。いくつか例文をあげてみました。

・” Can I tag you in the picture? ”

(この写真にあなたをタグ付けしても良いですか?)

・” Tagging is one of the best ways for customers to reach our posts. ”

(タグ付けは顧客が私たちの投稿にアクセスする最も良い方法の一つです。)

・“ You can spread your posts by putting some popular hashtags. ”

(人気のハッシュタグを付けることで投稿を拡散できます。)

・” To apply for the campaign, be sure to post with the hashtag # XXXX.”

(キャンペーンに応募するには、必ず#XXXXのハッシュタグを付けて投稿してください。)

Instagramで人気の英語ハッシュタグ

Instagramでハッシュタグを付けるメリットは、フォロワー以外の人からも検索されて見てもらえます。

さらに、「ハッシュタグフォロー」という機能もあって、フォローしたハッシュタグが付けられた投稿が自分のタイムラインに流れてくるのです。

それだけハッシュタグというのは重要視されているということですね。

英語学習者であるみなさんは、日本語のハッシュタグだけでなく英語のハッシュタグも使いこなせるようになってグローバルにコミュニケーションをしてみてはいかがでしょうか。

そこで、海外で人気の英語ハッシュタグとその意味(使い方)を紹介します。

何でも使える日常系

#love

おそらくランキングにすると1位です。筆者が検索したところ何と18.2億もの投稿が出てきました。

#instagood

“insta” と “good” が合体した造語で、こちらもランキング上位のハッシュタグ。良いと思った写真にタグ付けしていきます。

#photooftheday

“photo of the day” のことで、「今日の一枚」という意味です。セルフィー写真も多いですが風景画も出てきます。

#tbt

"Throw Back Thursday" のことで、もともとは「木曜日には過去の思い出の写真を投稿しよう!」という文化から来たもの。

なぜ木曜なのかというと、諸説あるようで・・・木曜日は特に投稿のネタがないので過去の写真をアップしようという流れになったのだとか。

今となっては木曜関係なく、過去の写真であれば#tbtは使われるようです。

#yolo

"You only live once"のことで「人生は一度きり(だから楽しもう)」という意味。家族や親友と楽しく過ごしている写真が多いですが、たまにハイカロリーな食べ物が出てきます・・・食べる自分を正当化しているのでしょうね。

#swag

スラングの一つで、「ヤバい」「カッコいい」という意味。"swagger"という「肩で風を切って偉そうに歩く人」のこと。意味が若干変わっていますよね。

#lol

“laughing out loud”または”laugh out loudly”などの略で、日本でいう(笑)の意味です。

#bff

“Best friends forever”のこと。大切な親友との写真がほとんどですが、ときどきペットの写真も出てきます。

#4ever

“forever”のことで、「永遠に」という意味。家族やカップルの写真が多いです。

投稿を見て欲しい系

#like4like または #l4l

”like for like”のことで「いいねしてくれたらいいね返しするよ」の意味です。

#follow4follow または #f4f

”follow for follow”のことで、「フォローしてくれたらフォロー返しするよ」の意味です。

#followme

スバリ「私をフォローして」ですね。

#selfie #me

Instagramといえばセルフィー写真ですよね。

#nofilter

”No filter”のことで、「フィルター(加工)なしで、こんなキレイな写真が取れた!」という意味です。

ファッション系・フィットネス系

#fashion

Instagramといえばオシャレな写真。ファッションは最も大きな分類の一つですよね。

#ootd

“Outfit Of The Day” のことで、「今日のコーデ」という意味。おしゃれなインフルエンサーを中心に流行っています。

"Outfit"とは服装の組み合わせのことで、日本でいう「コーデ」のことです。英語では”coordinate”とは言いませんので覚えておくと良いと思います。

#makeup

女性のメイクをしたセルフィー写真が多く、彼女たちが実際に使っているファンデーションやリップも出てきます。

#fitness #workout #gym

いづれも体を鍛えている写真に使われています。

グルメ系

#foodporn

いわゆる「飯テロ」。美味しそうで食欲をそそるような写真が多いです。何となくハンバーガーやスウィーツなどのハイカロリーな食べ物が多い気がします。

#yummy

「おいしい!」のスラング。

旅行系

#travel #travelphotography

旅行に関するハッシュタグはこの2つが多いです。

あとは旅先の地名をハッシュタグにすることが多いでしょう。

#nyc(ニューヨークのこと)
#london
#tokyo

などなど。

動物系

#dogsofinstagram
#catsofinstagram

犬猫のかわいい写真も人気の分類の一つ。上記の2つに投稿数が多いです。


ここで少し余談!

日本語だとよく使うけど、英語だとなんというのか分からない。。という言葉はたくさんありますよね。下記にそんな悩みを解消できるブログ記事をいくつかピックアップしました♪♪ぜひ参考にしてください♪♪


まとめ

いかがでしたか?

タグ(tag)とは分類のことで、SNSおいては投稿に対してアカウントやキーワードを紐付けるものです。

特にInstagramでは独自のハッシュタグ文化があります。

英語ハッシュタグはスラングや略語が多いので、流行りの表現を学ぶには良いツールです。

今回紹介したハッシュタグ以外にも、どんなハッシュタグがあるのか検索をしてみると面白いですよ。

英語学習者のみなさんは、英語ハッシュタグを使って海外のアカウントとコミュニケーションを取ってみましょう。

また、ネイティブキャンプにもInstagramのアカウントがあります!

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