英会話で声掛けできる人に!相手別シーン別必須フレーズ

英会話で声掛け、相手別声掛けフレーズ、ネイティブキャンプ

今日は英会話ができるようになりたいと、日々英語学習を頑張っている皆さんへの質問から始めましょう。

ネイティブスピーカーのように自然な英会話をするコツは何だと思いますか?

適切な挨拶や返事ができる、相槌を打てる、つなぎ言葉を使える、これらはすべて正解です。

どれも短かいフレーズにも関わらず、自然な英会話にするのに効果大です。

そして、これらを使うことによって外国人との会話をスムーズに運ぶことができます。

そして、もうひとつが今回取り上げる
「声掛け」です。

日本語で普段しているように英語でも自然な声掛けができると、あなたの印象が俄然違ってきます。

そこで今回の記事は「英会話で使える声掛け」

“ねぇねぇ”などカジュアルな声掛け、”すみません”などの見知らぬ人へのフォーマルな声掛け(ナンパ含みます)に分け、様々なフレーズをご紹介しましょう!

相手によって使い分ける声掛けフレーズ

Opening linesとも呼ばれるのが「声掛け」です。

「声掛け」により、それまで会話のなかった人と人が、コミュニケーションを始めるきっかけを持ちます。

日本語と同様、英語で声掛けをするときは、相手によって適切なフレーズを選んで使いましょう。

日本人の私たちは無意識で相手に対するベストな声掛けをしていますが、適切なフレーズとは表現する際の丁寧さのレベルです。

その対象別に以下、カジュアルとフォーマルに分けて確認します。

カジュアルなフレーズで声掛けをする対象:
家族、友人、同僚、親しい知り合い、など。

フォーマルなフレーズで声掛けをする対象:
見知らぬ人、そこまで親しくない親戚・知人、顧客、上司、接客サービス業、など。

基本的には、英語も日本語と大した差はありません。

改めて言う必要もないかもしれませんが、子どもに「すみません~」と言わないですし、初めて会った人に「あのさ」といった声掛けは常識的にしないということです。

さっそく、カジュアルバージョンの声掛けフレーズから紹介していきましょう。


ここで少し余談!

英語を学ぶ上で大切になってくること。海外での「常識」。

そんな海外での「常識」に関して紹介する記事を載せておきますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

nativecamp.net


声掛けフレーズのカジュアルバージョン5つ

子供や親しい友人などには、カジュアルバージョンの声掛けフレーズが使えます。

例文とともに紹介しますので、どんどん使いこなしていってくださいね。

1. 家族や友人との会話を始めるHi/Hiya/Hello

Hi/Hiya/Helloは、声掛けの定番中の定番です。

会話を始めるためのまさに、Opening linesですね。

親子間、兄弟・姉妹間そして夫婦間など家庭であったり、親しい友人との会話は気軽な声掛けで始めましょう。

シンプルですし毎日頻繁に使えるので、すぐに覚えられますね。

日本語では「やぁ」というニュアンスになります。

「やぁ」と言った後に他のフレーズとセットにして、相手の様子を聞いてあげられるようにするとコミュニケーションに繋がります。

Hi, Riku!
やぁ陸!

Hi, Riku, how are you?
やぁ陸、元気?

Hiya, Riku, are you alright?
やぁ陸、大丈夫?

Hello Mark, how’s it going?
やぁマーク、元気にしてる?

海外では、話しかけるときにまずはこんな風に声掛けが行われています。

家族同士でも、日に何度とお互いを気にかけ合うのです。

英語では、目上の人や接客サービス業でも友好的にHi/Helloを使えます。

しかしHiyaに関してはとても砕けた表現ですので、カジュアルな相手に対してのみ使うことをおすすめします。

2. 話しの切り出しに使えるSo/Listen

So(それでさ・つまりね)やListen(あのね・ちょっと)は、話しの切り出しに使える簡単フレーズです。

Hi/Hiya/Helloを言ってから使うのがおすすめです。

So, what are you doing?
それでさ、今何してるの?

So, can you listen to me?
それでね、話し聞いてくれる?

Listen, I’ve got something to tell you.
ちょっと!話したいことがあるの。

So, listen to what I’ve just heard!
それでさ、たった今何を聞いたか聞いてよ!

このように、So/Listenのダブル使いもできます。

これらのフレーズを使い相手の注意を引き、本題に入っていくときに便利です。

“Listen”は、親が子どもに何か言い聞かせたいときにもよく使われます。これを言うことで、言いたいことを子どもが聞き逃さないようにできます(100%は無理ですが)。

短かい単語ですが、これら無しにいきなり本題に入るのとまるで印象が変わってきます。

3. 相手の注意を引きたいときのGuess what?

Guess(推定する・言い当てる)を使ったGuess what?は、日本語の “何だと思う?”→“ねぇねぇ、知ってる?” といったニュアンスになります。

Guess what? I will study drama in London next summer!
ねぇ知ってる?来年の夏、ロンドンで演劇の勉強するんだよ!

Guess what? My sister is going to have a baby boy in September!
ねぇねぇ、知ってる?妹が9月に男の子を産むのよ!

ビックリニュースのときだけでなく、相手の注意を引いて伝えたいことがあるときに使えるフレーズです。

4. あることを伝えたいときの
You know what?/D’you know what?

じぶん側でもう結論や結果が出ていてそれを相手に伝えたい時、ワンクッション的に使えるフレーズです。

“そう言えばさ”“ちょっと聞いてよ”といったニュアンスです。

D’you know what, my ex sent me a message last night!
そう言えばね、昨夜元カレからメッセージが来たのよ。

You know what?/D’you know what?から“?”を取ると、“そうだった”的なニュアンスになります。

You know what, I’ve really got to go shopping.
そうだった、買い物に行かないと。

口癖のように「You know what?」と言っている外国人もいますね。

あくまでもカジュアルな表現ですので、接客サービス業や見知らぬ人には使用を避けるようご注意くださいね。

5. 相手に声を掛けて欲しいときのGive me a shout

出かける前やディナーを出すタイミングなど、相手にそれを知らせて欲しいときに声掛けをお願いしたいですね。

そんなときは、“声掛けて”という意味のこの表現が使えます。

Give me a shout, when you are ready.
準備ができたら声掛けてね。

Give me a shout, so I can serve hot dinner.
声掛けてね、そうしたら熱々のディナーを出すから。

カジュアルバージョンの声掛けフレーズ5つを紹介しましたが、簡単に使えそうな気がしませんか?

それでは、ここからはフォーマルバージョンのご紹介です。

声掛けフレーズのフォーマルバージョン2つ

接客のときや見知らぬ人への声掛けのフレーズには、それなりに丁寧なものを使う必要があります。

1. 会話を始めるExcuse me

多くの人に馴染みのあるExcuse meは、相手がどんな人でも使えるという便利さがあります。

日本語の“すみません”にあたります。
“すみません”は、謝りのフレーズではなく、誰かと会話を始めるときに使います。

旅先で写真撮影を頼みたいとき、小学校や中学など海外の学校で保護者が教師に声掛けをするとき、駅など公共の場で誰かに何かを質問するときなど、使う場は様々です。

また、知らない人にこちらから何かをオファーするときも使えます。

Excuse me, can you take a picture of us?
すみません、私たちの写真をとってくれますか?

Excuse me, could you please tell me where I can buy a ticket?
すみません、どこでチケットを買うのか教えていただけますか?

Excuse me, do you need any help?
すみません、何かお手伝いしましょうか?

Excuse me, are you looking for something particular?
すみません、何か特別にお探しですか?

Excuse meと発することで相手に自分の存在に気づいてもらうことができ、会話を始めることができます。

2. 相手に時間があるか確かめるDo you have a minute?

声掛けは相手とのコミュニケーションのきっかけになります。

しかし、自分の都合だけでなく相手にとってもタイミングが良いのか聞くと丁寧になります。

Hi/Excuse me/Pardon me, Do you have a minute?
すみません、お時間ありますか?

このようにHi/Excuse me/Pardon meと言ってから聞くと、さらに丁寧になります。

自分が反対の立場でそう聞かれたらと想像し、相手に好感を持つことをイメージして使ってくださいね。

見知らぬ人や距離のある方への声掛けは、ほとんどがExcuse meでいけるということをぜひ覚えてください。

声掛けと言えば、誰かを応援するときにもしますね。
そんなときのフレーズも知っておきましょう。

応援するならこのフレーズ5選!

受験、仕事上でのキャリアアップ、告白など身近な人が何かに挑戦するとき、家族がファミリーメンバーを応援する気持ちを表わしたいとき、相手を勇気づけられる声掛けフレーズを知っておくと自分の気持ちを伝えることができます。

ご紹介するフレーズはどれも 「とにかくやってみようよ!応援してるよ!」 というメッセージを送り、相手の気持ちを後押しします。

試してみないと分からない、試してダメでもいいじゃない、君のこと応援してるからというとても温かい気持ちが含まれています。

1. Go for it!

2. Give it a try!

3. Have a go!

4. Good luck!

5. You can do it!

迷っている相手に応援メッセージを伝えれば、実行に移せるよい後押しになるかもしれませんね!

さて、見知らぬ人へ声を掛けると言えば、街や旅行先でナンパをしたいと思う人に出会う可能性もありますね。

声掛けフレーズシリーズ最後は、そんなシーンに出くわすときのため、または興味のある方のため、ナンパの声掛けをご紹介しましょう。

ナンパで声掛けのベストなフレーズは?

日本人がナンパをするときは、どんな声掛けで始めるのでしょうか?

「ねぇねぇ」なんて言ってくる馴れ馴れしい人は、軽すぎてちょっと避けたくありませんか?

「ちょっと時間いいですか?」こんな風に声掛けされると、何か売られるんじゃないかと構えませんか?笑

だったら、「あまりにタイプだったので」と言われると、ナンパだということが明確に伝わってきて”素直な人”と好ポイントゲットになったりすることがあります。

さて、外国人はどんな声掛けでナンパをするのでしょう。

1. Excuse me/Hi

相手がどんな人であれ、やはりExcuse me/Hiは王道の声掛け言葉です。

まずは、この声掛けで話し掛けます。

海外の人は興味がない人には笑顔も見せずクールに立ち去りますが、ナンパする方もダメ元くらいの感覚で気軽に声を掛けるイメージがあります。

2. Sorry to bother you

Sorry to bother youは「忙しいところ、すみません」というニュアンスの表現です。

ナンパに限って使われるフレーズではなく、誰かに声掛けしたいときに「ちょっとすみません」という感じで使われます。

海外で使えるナンパ用の声掛けフレーズ2つを紹介しました。

声を掛けた後は、あなたの会話術がモノを言います。

アイコンタクトをとって笑顔で正々堂々と声掛け、そして楽しい会話まで持っていければ、あなたの魅力にナンパ成功率も高くなる?かもしれませんね!


またまた少し余談!

「ナンパ」に関するフレーズについて、もっと詳しく知りたい方。「ナンパ」に関する英語を紹介する記事を載せておきます。

気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

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英会話で声掛けまとめ

相手別、応援やナンパ時の声掛けフレーズ、いかがでしたか?

英会話を勉強中でまだそこまで流暢に話せなくても、適切な声掛けから会話を始めるあなたに好印象を持つ外国人がいるでしょう。

使えば使うほど自然に使えるようになっていきます。

声掛けは使い分けとともに、そのシーンに合った声のトーンと顔の表情をセットにすることも大切だということを意識してくださいね。

外国人への声掛けは緊張するかもしれませんが、Go for it! ぜひやってみましょう!