aとtheの違いは意外と簡単!その使い分けの方法とは

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「a」と「the」で悩む女性

英語の勉強をしていると、必ず誰しも一度はつまずくのがaとtheの使い分けではないでしょうか。この二つは「冠詞」と呼ばれるものですが、そもそも日本語にはないものですから、aもtheもつけずに話してしまうという人も多いですよね。特に英会話初心者の人だと、この冠詞を複雑に感じてしまうでしょう。

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aとtheはとても簡単にマスターできる!

冒頭でふれたとおりaとtheは冠詞と言われるもので、英語をはじめとしたフランス語やスペイン語等のヨーロッパ諸国の言語では当たり前のように存在しています。その中でも英語は名詞に性別がなく、他のヨーロッパの言語のように名詞の性によって変化したりはしないので、ルールはとてもシンプルなものになっています。

ですから英語の冠詞については、aとtheの違いと、母音の前ではaはanに、theは「ザ」から「ジ」というような発音に変わるということさえ覚えれば、マスターしたことになります。(theのカタカナ発音は厳密には実際の発音とは違うので、発音についてはインターネット上の辞書等を使って発音を確認してみてください。)
そしてtheは単数形でも複数形でも変化しませんし、aについては単数にしか使わないものですから、そのあたりも他のヨーロッパ言語に比べるととても簡単にできています。

ではその肝心のaとtheの違いについてですが、こちらもわかってしまえばとても簡単に使い分けができてしまいます。まずはこの2つの意味を確認し、その使い方や違いについて考えてみましょう。

aの意味とその使い方

”a”(子音の前)もしくは”an”(母音の前)という冠詞は、”one”と置き換えることができます。例えば以下のような感じです。

  • I have a pen.
  • I have one pen.

この例文はどちらも「私は1本のペンを持っています」という意味になります。日本語では、持っているペンが1本なのか複数なのかということをわざわざ会話上で言い分けることはあまりありません。「何本ペンを持っていますか?」と訊かれたときに「3本持っています。」と答えることはありますが、そういった特定の場合を除いて、何本だろうと「ペン」は「ペン」ですよね。

ところが英語では持っているペンが1本なのか複数なのかということを、常に明確にします。日本語と英語ではそのような違いがあるため、冠詞でつまづく英語学習者が多いのです。

上記の例文に戻りますが、この2つの文章がほぼ同じ意味だということからもわかるように、”a”もしくは”an”という冠詞は「1つの」という意味の冠詞になります。”the”を使わない場合で、その名詞が複数形ではないなら、必ず”a””an”をつけるようにすれば、ほとんどの場合は間違いはありません。

とりあえず”a”の基本的な意味と使い方はそういったものだと踏まえて、今度は”the”について見ていきましょう。

theの意味はthat

“the”という冠詞は、”that”という単語が変化したものです。thatは「その」というような意味ですね。言葉での説明ではよくわからないかもしれませんから、「aの意味とその使い方」と同じ文章を使って例文をみてみましょう。

I have the pen.
“the”の場合は、このような文章になります。この文章がどういう意味になるかというと「私はそのペンを持っています。」ということです。
この場合、会話の中でとある特定のペンについて話題が上がっていたり、聞き手がそのペンがどのペンのことなのか知っているということになります。
実際の会話文として見てみましょう。

A: Do you know what is “Pen pineapple apple pen”?
(「ペンパイナッポーアッポーペン」って何か知ってる?)
B: It’s a kind of pen which is very fashionable and popular in Japan.
(それは一種のペンで、とてもおしゃれで日本で人気なんだ。)
A: Why do you know about it so much?
(なんでそんなに詳しいの?)
B: Because I have the pen.
(そのペンを持ってるから。)

といった感じです。
“the”というのは、どのペンのことなのか特定できる場合に使える冠詞だと覚えていれば、比較的簡単に使いこなせるようになるでしょう。

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つまり”a”と”the”の違いとは・・・

“a””the”について、それぞれの意味と使いかたをご説明しましたが、ここでまとめてこの2つの違いについて解説します。
“the”という冠詞が、上記の例文でいうならどのペンのことなのか特定できる場合に使われ、それ以外の単数の場合には”a”を使えば基本的には良いのですが、”a”にも意味はあります。

これを文字で説明するのは非常に難しいのですが、”the”がある特定の単数、もしくは複数にスポットライトが当たっているようなイメージだとすると、”a”はたくさんある中の1つというようなニュアンスがあります。そこにスポットライトは当たっていません。日本語にこの冠詞がないので訳すのは難しいのですが、”a pen”を無理やり日本語に訳そうとするなら「とあるペン」という感じでしょうか。
“the pen”だと「そのペン」となるので、”a””the”の違いがここで明確に現れているのです。

”the”はどれのことを言っているのか特定されているということさえ覚えておけば、あとは段々慣れて”a”の意味もしっかりと理解できるようになり、この2つの冠詞がまったく違うものであるということを感じられるようになるはずです。

まとめ

私たち日本人にとってはなじみのない冠詞ですが、英語をはじめとしたヨーロッパ言語の話者にとっては、無いとそもそもの意味が違ってきてしまうものです。「冠詞がなくても通じる」と思っている人もいるかもしれませんが、意外にも冠詞がなければ正しい意味が通じないこともあるのです。

日本語で言うなら、「は」と「が」を間違って使っているような感じでしょうか。外国人にとっては「は」と「が」の違いはとても難しいようですが、私たちはきちんと意味を捉えて使いこなしていますよね。英語の冠詞は、外国人にとっての「は」と「が」のようなものです。

「は」と「が」の違いよりは、英語の冠詞の違いの方がはるかにシンプルですから、きちんとマスターして使いこなせるように練習していきましょう。

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