多読向きの洋書おすすめベスト10!

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英語を習得するには、たくさん英語に触れる必要があります。

耳と目から英語のシャワーを浴びるように、毎日英語を聞いたり読んだりする習慣をつけると良いと言われています。

巷では、このような英語学習の方法を多聴や多読と読んでいます。

今回は、英語の洋書をたくさん読んで英語力を身につける多読についてご紹介いたします。

多読とは

多読とは、自分のレベルに合った難易度の絵本や児童書、小説等の作品(原書)をたくさん読むことです。

最初はやさしい本から始め、だんだんと難しい本にレベルをアップしていきます。

できるだけ分からない単語があっても辞書を引かないでどんどん読み進めていくため、内容やストーリーが理解できるジャンルやカテゴリーの本を選ぶようにします。

原作が映画などになっている場合、あらかじめ映画を見ておくと物語の展開が分かりやすいのでオススメです。

自分の好み・ペースで読んでいくことができるため、継続していくうちに英語の本を読んだ達成感や英語の上達を味わうことができるでしょう。

読書が好きな方は原書を読む楽しさと同時に英語力が身につき、一石二鳥だと思います。

多読すると英語力がアップ

多読するメリット

やさしい英語で多読をすると、英語を英語で考えることができるようになります。

私たちは、頭の中で意識的に日本語に訳して英文を読んでいましたが(訳読式)、絵本など幼児が読む英語ならばいちいち日本語に訳すことなく直読直解することができます。

この直読直解ができるようになるには、日本語に訳すことが必要ないくらい易しい英語にレベルを下げます。

そうしないといつまでも日本語に訳す癖が抜けず、英語脳を作り上げることが難しくなります。

やさしい英語で書かれた本で多読を行うと英語脳が育ち、やがて日本語を介さず英語を英語で考えることができ、それはリスニングやスピーキングにも波及します。

これまで聞き取れなかった英語が聞き取れるようになり、スラスラと英語が口からついて出てくるようになります。

多読は英語を読む力だけではなく、自らの英語の発進力にもつながるのです。

さて、多読は必ず英語上級者の方でも初級レベルから行うことが鉄則です。

従来の学習方法では、難しい英文を日本語に訳しながら読む癖がついていると思われるためです。

読解力はあるかもしれませんが、英語を英語で考える英語脳が育っておらず、英語を日本語に訳して処理してしまっていると思われるからです。

頭の中に日本語脳とは別に英語脳を作り上げると、英語を聞いたとき無意識に英語のスイッチに切り替わり、頭の中に入れておいた英単語や表現のストックがスラスラと日本語を介さずに出てくるため、ネイティブ同士の速い会話にもついていけるようになります。

実際に多読をしてみよう(多読方法)

それでは、多読の方法をご紹介します。

多読は易しい英語で書かれた本で行います。

何度も何度も多読を繰り返すと、深い理解を重ねて基礎力が固まります。

英語の難易度やレベルは関係なく、やさしい英語に触れた量がポイントになりますのでご注意ください。

そのため、ネイティブの幼児が英語を習得してきたようにイラストが豊富な絵本が最適だと言われています。

単語のイメージが分かりやすいため、日本語に介さずに英語を概念でとらえて理解力が深まります。

多読をする際に守っていただきたいルールは、下記の通りです。

・自分のレベルに合った本を選ぶ(できれば絵本レベルから)。

・辞書は使わないで、分からない単語は読み飛ばしていく。

・英文を日本語に訳さないで、英語を英語のまま理解して読んでいく。

・つまらなかったら別の本を探して読む。

多読向きの洋書おすすめベスト10!

おすすめ洋書をご紹介

ここでは難易度順に易しい内容の本から、難しい本へ順番におすすめの洋書をご紹介していきます。

レベルですが、多読を推進しているSSS英語学習研究会を参考に、本の読みやすさレベルとしてYLという表記を0.0~10.0で表示しています。

数値が低いほど読みやすいという意味です。ジャンルやカテゴリーは様々です。それでは10位からご紹介いたします。

10位:Graded Readers (GR)

YLレベル0.8~6.5 語彙数 1000~30000語程度
出版社:ピアソン・ジャパンほか各出版社

ペンギンリーダーズ等から出版されている英語学習者向けに書かれた本です。

このレベルの本は、多読入門期の教材として適しています。各出版社ともレベル0から7ぐらいまでの段階に分かれています。

使用されている単語は各段階に合わせて語彙に制限が設けられているため、挫折せずにどんどん読み進めていくことができます。

また、英語学習者向けに映画の原作や名作、古典等をやさしくリライトしているため、文法的にも難解な表現がなく読みやすくなっています。

出版社の完全なオリジナル作品もあります。

・Pearson’s Graded Readers
ピアソン・グレイディッドリーダーズ

・Penguin Readers(PGR)
ペンギンリーダーズ

出版社:ピアソン・ジャパン

Easystarts level
語彙レベル200語 語彙数1000語
難易度 英検3級~準2級

Level 1
語彙レベル300語 語彙数1000語
難易度 英検3級~準2級

Level 2
語彙レベル600語 語彙数2000語
難易度 英検英検準2級

Level 3
語彙レベル1200語 語彙数10000語
難易度 英検準2級~2級

Level 4
語彙レベル1700語 語彙数15000語
難易度 英検2級~準1級

Level 5
語彙レベル2300語 語彙数25000語
難易度 英検2級~準1級

Level 6
語彙レベル3000語 語彙数30000語
難易度 英検準1級~1級

公式サイトはこちら

・Oxford Graded Readers
オックスフォード・グレイディッドリーダーズ

・Oxford Bookworms Library (OBW) シリーズほか

出版社:オックスフォード大学出版局

Pre-1 語彙レベル250語 語彙数1500語
難易度(測定不能)

A1 語彙レベル400語 語彙数5000語
難易度 英検3-5級 IELTS 1.0-2.0

A2 語彙レベル400~700語 語彙数6500語
難易度 英検準2級 IELTS 3.0

B1 語彙レベル1000~1400語 語彙数10000語
難易度 英検2級 IELTS 4.0-5.0

B2 語彙レベル1400~1800語 語彙数20000語
難易度 英検準1級 IELTS 5.5-6.5

C1 語彙レベル2500語 語彙数30000語
難易度 英検1級 IELTS 7.0-8.0

公式サイトはこちら

その他の出版社:Cambridge English Readers (CER)、Macmillan Readers (MMR) など

9位:Oxford Reading Tree(ORT)

YLレベル0.0~1.4 語彙数0~1500語程度
出版社:Oxford University Press, UK
著者:Roderick Hunt
ジャンル:ほのぼの系
あらすじ:キッパー家の日常を描いたコミカルでほのぼのしたお話

GRシリーズでご紹介したオックスフォード大学出版局の関連商品であるOxford Reading Tree(ORT)シリーズもおすすめします。

ORTとは、イギリスの小学校で採用されている教科書。レベルが10段階に分かれていて、短い話が200話以上もあります。

ネイティブの子供たちが使う自然な英語が使われているため、英語学習者にもぴったりの多読用絵本になります。イギリス英語や文化も、この絵本を通して学ぶことができますよ。

レベルはStage1~Stage9までに分かれています。

公式サイトはこちら

8位:The Snowman

YLレベル0.4~0.6 語彙数137
出版社:Random House, USA
著者:Raymond Briggs
ジャンル:ほのぼの系
あらすじ:雪の日の朝、少年は雪だるまを作ると、その夜不思議なことが起こりました。
スノーマンの絵本の原作には文字がありません。子供だけでなく大人にも人気の絵本です。

7位:Curious George

YLレベル1.0~1.5 語彙数927
出版社:Houghton Mifflin, USA
著者:H. A. Rey
ジャンル:コメディ
あらすじ:好奇心の強いおさるのジョージが引き起こす騒動をコミカルに描いています。ジョージはある男が持っていた黄色い帽子が気になってしまい、手に入れようとしますが捕まってしまいました。

日本でも有名な絵本です。オリジナル作品のほか、幼児向けの絵本、アニメシリーズ等に分かれています。

絵本の英語はとてもやさしいので多読をスタートするにはおすすめです。

6位:The Enormous Crocodile

YLレベル2.0~3.0 語彙数2859
出版社:Puffin Books (Penguin, USA)
著者:Roald Dahl
ジャンル:コメディ
あらすじ:巨大なワニのお話。子供たちを捕まえるためワニは、いろいろと知恵を働かせます。
ロアルド・ダールといえば「チャーリーとチョコレート工場」で有名ですが、多読に挑戦するならレベルが低く語彙数の少ないこちらの本から読むことをおすすめします。

5位:Charlie and the Chocolate Factory

YLレベル4.5~5.5 語彙数29743
出版社:Puffin (Penguin, USA)
著者:Roald Dahl
ジャンル:ファンタジー
あらすじ:チャーリーはチョコレートが大好きな少年。ある日、ウォンカ氏の会社のチョコレート工場にくじで当たった子供たちは工場に招待されることになりました。
ロアルド・ダールの有名な児童文学作品です。映画化されているのでストーリーを知っている人も多いでしょう。
ロアルド・ダールの英語は比較的平易で読みやすいので多読にはおすすめです。

4位:Howl’s Moving Castle

YLレベル7.5~8.5 語彙数74585
出版社:Greenwillow Books (US)
著者:Diana Wynne Jones
ジャンル:ファンタジー
あらすじ:ある日、荒れ地の魔女がソフィーの帽子店に現れ、彼女は老婆にされてしまった。その後、ソフィーは魔法使いハウルの住む動く城で掃除婦として働くことにしました。

この作品は魔法の世界を舞台にした冒険物語で、ジブリ映画「ハウルの動く城」の原作でもあります。

ハウルの魔法使いのお話の原作は1. Howl’s Moving Castle, 2. Castle in the Air, 3. House of Many Waysの3部作になっています。
ファンタジー作品で子供向けですが、英語は比較的難易度が高いため、英語中上級者以上の人におすすめします。

ファンタジーといえばJ.K.ローリングの「ハリー・ポッター」シリーズが有名ですが、こちらも魔法の世界を描いた作品で楽しい反面、独特な魔法用語やイギリス訛りの英語が混じっていて難しいです。

ハリー・ポッターシリーズはYL6.0~7.5で語彙数は70000語以上となっています。

ここからは英語学習者用のYLレベル判定でのご紹介ではなく、おすすめの洋書を取り上げてみました。

3位:The Great Gatsby

出版者:Charles Scribner’s Sons
著者:F. Scott Fitzgerald
ジャンル:小説
あらすじ:主人公ギャッツビーは若くして富を得て華麗な人生を送っているように見えたが、その多くは謎に包まれていた。物語の語り手はギャッツビーの隣人であるニック。
アメリカの作家であるF・スコット・フィッツジェラルドの代表作で、アメリカ文学を代表する作品で映画化にもなっています。

2位:Norwegian Wood

出版者:講談社
著者:村上春樹(Haruki Murakami)
ジャンル:小説
あらすじ:学生時代の青春を回想する主人公のワタナベトオル。親友キズキ、幼なじみ直子との複雑な関係を描いた作品で、恋愛小説でありながら哲学的な作風になっています。
村上春樹の作品を英訳したもので、シンプルな英語で読みやすいので多読中上級者におすすめです。

1位:The Da Vinci Code

出版者:Random House, USA
著者:Dan Brown
ジャンル:ミステリー
あらすじ:ルーブル美術館で学芸員が殺されているところから物語が始まります。ハーバード大学教授ラングドンは殺人犯として警察から追われるが、事件の真相を解明するために奔走することとなる。
ダンブラウンのロバートラングドン・シリーズの第2作品目となります。世界的ヒットとなり大ベストセラー作品です。
話の展開が謎解きになっているので面白く、続きを読む衝動に駆られました。難しい単語もありますが、映画を見てから本書にトライするとストーリーが追いかけやすいと思います。

まとめ

多読におすすめの本をご紹介しました。

英語学習者向けの絵本レベルから、大人でも楽しめる小説やミステリーを選ばせて頂きました。

大人向けのエンターテインメント作品を読みたい気持ちは分かりますが、必ず絵本などのやさしいレベルの英語から読み進めましょう。

多読の最終目標は、ネイティブの大人が読むような長い作品を読めるようになることです。

みなさんも是非、多読を実践してみてください。

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