英検CBTってなに?特徴や対策法をご紹介します!

英検CBTとは、英検CBTの特徴や対策法、ネイティブキャンプ

みなさんは英検CBTという試験を聞いたことはありますか?

CBTとはComputer based testの略で、パソコンで受けるテストになります。

従来の英検では、紙の問題冊子とマークシートが使われていました。

現在でも普通の英検では、紙媒体で試験が行なわれていますが、それに加えて新たな試験方式として登場したのがパソコン形式のCBTです。

現在は3級から準1級まで受験することができます。

今回はそんな英検CBTについて詳しくご紹介していきます!

英検CBTを詳しく

問題の形式は?

英検CBTの問題の形式ですが、これは従来の紙媒体と全く変わりません。

今までと同じ大問数、問題数が出題されます。

ですので、CBT試験に向けて勉強する内容を変える必要はありません。

従来の英検となにが違う?

今までの英検とは決定的に違う点が1つあります。

それは、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの試験が1日で行われることです。

従来の英検では、リーディング・リスニング・ライティングの3技能の一次試験を合格した人のみ、2次試験(スピーキング)を受験することができました。

しかしCBTでは、4技能が一度に測定されるため、スピーキングも準備して試験に挑む必要があります。
(受験の順番は、スピーキングが行われた後に、リーディング・ライティング→リスニングの試験があります)

英検CBTのメリット・デメリット

メリット

英検CBTの最大のメリットは、従来の英検と合わせて年6回、受験機会があるということです。

従来の英検が年3回CBTが年3回受けられます。
(CBTは毎月実施されますが、受験できるのは1検定回につき各級1回のみです)

また、1日で受験が終わるというのもメリットと言えるでしょう。

デメリット

CBTの最大のデメリットは、パソコン操作に慣れる必要があるということです。

特にライティングではキーボードを使って英語を入力する必要があるので、タイピングが早くなければいけません。

慣れてしまえば手書きよりも早く文字を入力することができるのですが、かなりの訓練を必要とするでしょう。

もしパソコン入力が苦手という方は、英検S-CBTをご検討ください。

もう一つのデメリットは、試験会場が限られているということです。

CBTは従来の英検とは違い、15都道府県でしか実施されません。

ですので、受験するために近郊の都道府県へ赴く必要がある人もいるでしょう。


ここで少し余談!

また英検2級の面接対策の記事も載せておきますので、気になる方は合わせて確認してみてください!

nativecamp.net


CBTを受験するべき理由

先ほどの受験回数を増やせるという点もそうですが、CBTの良い点は、合格すれば通常の英検と同じ資格がもらえるということです。

つまり、大学受験を控える高校生であれば、合格すれば入試で英語科目が満点換算になる大学があるほか、英検を取得していないと出願できない入試にも対応することができます。

例えば、国際教養大学では英検準1級を取得していると、センター試験の英語の点数が満点に換算されます。

他にも、多くの私立大学では、共通テストの英語の点数が満点となることが多いです。

また、青山学院大学では一部の入試にて、英検などが出願資格となっています。

英検S-CBTってなに?

英検CBTでは、ライティングの際にパソコンのキーボードを使って文章を入力する必要があります。

ですが、高校生でそれほど早くタイピングができる人はいないでしょう。

そこで、受験生におすすめしたいのが、英検S−CBTです。

英検S-CBTでは、紙の解答用紙に、鉛筆やシャーペンを使って答えを記入します。

問題は通常のCBTと同様に画面上に表示されますが、解答方法は従来の英検と変わりません。

マークシートに答えを塗りつぶし、ライティングでは紙の解答用紙に文章を記述します。

スピーキングではヘッドセットを使い、マイクに答えを吹き込みます。

スピーキングも同じ日に受験するため、英検S-CBTでは1日ですべての試験が完結します。

英検S-CBTは、まさに高校生向けの試験と言えるでしょう。
(受験の順番は、スピーキング→リスニング→リーディング→ライティングとなります。)

もう一つのメリットは、受験会場が通常のCBTとは違い、全国に設置されているという点です。

先述のとおり、英検CBTでは受験会場は15都道府県にしかありませんでした。

しかし英検S−CBTでは、全国47都道府県すべてに会場が設置されてるのです。

こちらの英検S-CBTですが、受験できる方は限られています。

申し込み年度にて、学年が高校2年生以上である必要があります(既卒生含む)。
(現在は、高校生の申し込み終了後、年齢制限等なく広く一般の方が受験できるよう調整中だそうです。)


またまた少し余談!

英検1級の面接対策について紹介しているブログを載せておきます。気になる方は合わせて読んでみてくださいね!

nativecamp.net


大学入試改革での影響は?

先日、文部科学省が大学入学共通テストにて英語民間試験の活用を延期すると発表しました。

受験業界に衝撃が響きましたね。

これに伴い、英検S-CBTでは申込方法が一部変更になります。

英検S-CBTでは、予約申込と本申込の2段階の申し込みが必要となります。

予約申込を行うためには、受験料の一部として予約金3000円を事前に支払います。

受験する際は、本申込の際に受験費用から3000円を引いた金額を支払うのですが、受験しない場合(本申込を行わない場合)は、3000円の予約金は戻ってきません。

この予約金は、会場の席を確保するための費用として考えましょう。

ですが、文部科学省の民間英語試験の活用延期発表に伴い、第2回ではこの予約申込を行わないことになりました。

受験を希望する方は、本申込のみで受験することができます。

英検S-CBTという試験自体、大学入試での外部英語試験活用を受けて実施されることになったものです。

そのため、共通テストでの制度導入が延期されることになれば、英検S-CBTの実施体制も変更されることに納得がいくでしょう。

それでもなお、英検は多くの大学入試で幅広く取り入れられています。

英検S-CBTは、多くの受験生にとって未だ有用なものであるといえるでしょう。

英検CBT/S-CBTの試験時間は?

英検CBTの試験時間は以下になります。

試験日 集合時間 終了時間(目安)
午前 2級 9:00 11:45
3級 9:00 11:10
準2級 12:10 14:45
午後 準1級 15:20 18:15
2級 15:20 18:05

試験級 スピーキング リーディング・ライティング リスニング
準1級 15分 90分 30分
2級 15分 85分 25分
準2級 15分 75分 25分
3級 15分 50分 25分

(公式ホームページより。変更の場合あり。)

一方、英検S-CBTの試験時間は以下になります。

時間帯 集合時間 試験開始時間 終了時間(目安)
午前 準1級 9:00 9:15 15:55
2級 9:00 9:15 11:45
準2級 9:00 9:15 11:35
3級 9:00 9:15 11:10
準1級 12:20 12:35 15:15
2級 12:20 12:35 15:05
準2級 12:20 12:35 14:55
3級 12:20 12:35 14:30
午後 2級 15:40 15:55 18:25
準2級 15:40 15:55 18:15
3級 15:40 15:55 17:50

試験級 スピーキング リスニング リーディング・ライティング 合計時間
準1級 15分 30分 90分 135分
2級 15分 25分 85分 125分
準2級 15分 25分 75分 115分
3級 15分 25分 50分 90分

(公式ホームページより。変更の場合あり。試験日により時間帯別の実施級が異なる場合があります。)

ご覧のように、英検S-CBTでは実施時間帯が複数用意されています。

さいごに

これまで、英検CBTや英検S-CBTについて詳しくご紹介しました。

英検CBTや英検S-CBTを利用することで、受験機会を増やすことができるのです。

特に高校生には、キーボードでタイピングを行わず、鉛筆やシャーペンを使って解答する英検S-CBTがオススメです。

ここ最近では、入学試験で英検を導入している大学が増えています。

大学入学共通テストでは導入の延期が発表されましたが、それでも尚、受験大学の選択肢を広げるためにも英検は有用であると言えます。

また、英検2級で使用される単語は共通テストで出題される単語とほぼ同じレベルですので、英検の勉強をすれば、それが同時に共通テストの勉強にもつながるのです。

さらに、英検はTOEICやTOEFLとは違って有効期限がないため、一生モノの資格として利用できます。

英語が得意な高校生であれば準1級にもチャレンジする人が多いと思います。

高校生のうちに取得しておけば、就職活動の際にも英語力のアピールとして利用できます。

ぜひ受験生のみなさんも、これを機に受験を検討されてみてはいかがでしょうか。

コラム

ここでは英検の社会的な価値について少しお話します。

最近ではTOEICを重視して英検を軽視する人もいますが、決してそんなことはありません。

TOEICはあくまでビジネス英語に特化しており、L&Rテストではリスニングとリーディングの能力しか測定できません。
(TOEICにはスピーキングやライティングの試験も別途用意されていますが、受験する人はほとんどいませんし、知名度もそれほど高くありません。)

一方英検は、ビジネス英語はもちろん、アカデミックな英語にも重きを置いています。

また、英検では基本的に4技能が測定されるため、TOEICよりもコスパが良いとされています。

英語ができる人からみれば、TOEICで高得点を取得することはもちろんすごいのですが、それ以上に英検で上位の級をもっているほうが、すごいと思われることが多いです。

例えば、TOEICで900以上を取得していても英検1級に合格できるとは限りませんが、英検1級を持っている人は、ほとんどがTOEICで900以上を取ることができます。

TOEICは確かに就職活動など、会社内では評価の一部になりますが、広く社会的に見た時には英検の方が知名度が高いとされています。

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