海外では、その国その国で色々な異文化交流をするために異文化コミュニケーションイベントが開催されています。
そういったイベントでは、海外の方と日本の方が一緒に体験や遊びをする事でお互いの事を知ることが出来る良い機会です。
しかし、異文化交流と謳うイベントではなくても交流は生まれるものですよね。
筆者が特にお勧めしたいのは、フルーツ狩り体験です。特にいちご狩りです!
それはなぜなのでしょうか?
そして、なぜいちご狩りなのでしょう?
そんな疑問にお答えしつつ、海外のイチゴ狩り事情も交えてご紹介します!
外国人観光客になぜ人気なの?
数あるフルーツ狩りの中で、子供から大人まで好まれているのが『イチゴ狩り』ではないでしょうか?
各地でシーズンが違い、全国で様々なイチゴ農園で楽しめます。
中には、ブランドイチゴのイチゴ畑で楽しむことが出来るなど大人も子供も満足すること間違いなしです!
バスツアーなどでも、イチゴ狩りがあるように日本人にも大人気ですが、実は、訪日外国人の方にも人気だというのです。
・お手軽な価格である
・時間制限だが食べ放題である
・お土産も買える
こういった点が、海外にはない特徴なのかもしれませんね。
では、なぜ日本のイチゴ狩りが人気になってきているのでしょうか?その理由を見ていきます。
実は、日本のイチゴは海外にも輸出されておりオーガニックスーパーや地元のスーパーでも販売されています。
数ある原産国の中でも、日本のイチゴは重宝されており根強い人気があります。
その理由の一つとして日本のイチゴは、酸味と甘味のバランスが良く、パティスリーなどにも日本から受注が来るという事があるほど、有名で美味しいとされています。
そして何よりも、信頼性が高いという事。
数あるイチゴの原産国で栽培されてたイチゴが各国では売られていますが日本産は無農薬であったり、品質がいいものが売られています。
「日本産である」
この一言が、何よりも外国人の方には信頼性が高いのだといいます。
その他の理由としても、国土の狭さが理由で果物を育てる農地が無く、果物を気軽に食べられない事も理由として挙げられるのではないでしょうか。
たわわに実った真っ赤な果実を、自分で茎から摘み取り新鮮な果実をそのまま食べるという事自体がとても珍しく、ローカルな観光として人気を集めているのです。
しかし、なかなか手に入らないと言われるものの、各国で販売されつつある日本のイチゴ。
決して珍しいという訳ではないイチゴですが、なぜそこまで現地に来て食べるのでしょう?
その理由としてあるのは、価格です。
なんと日本の価格の3倍以上のお値段がするというのですから驚きですよね。
関税や輸入税など掛かってくるのはもちろんですが3倍以上となると、なかなか現地の方に食べてもらえる機会は少ないかもしれません。
日本のイチゴは、国内でも数多くのブランドがあり高価なものもありますが、海外ではどの日本産のイチゴも高価であるという事です。
価格の面でも、約1500円程度で美味しいイチゴが食べ放題となれば、多くの訪日外国人が足を運ぶのも頷けますね!
主にどういった国の方が来ているの?
日本のイチゴ狩りを楽しんでいる国の方は、一体どういった国の方々が多いのでしょうか?
大体の訪日外国人は、アジア圏の方々が多いようです。
アジア圏には、四季が無い国もちらほら存在しますので、気候の問題や、先ほど挙げた農地の問題を抱えている国の方々が多いという事です。
一番多いのは香港で、以下台湾、シンガポール、アメリカと続きます。
アジア圏の大半はマレーシアやフィリピン、タイ、インドネシアを含めた東南アジアの方々が多いようです。
ここで一息。
他にもたくさん日本独自の食文化はたくさんあります。
そこで今回はそんな日本の独自の食文化「納豆」を紹介している記事を載せておきます。気になる方はぜひ合わせて読んでみてください。
海外でいちご狩りはできるの?
日本ではフルーツ狩りと言えば、いちご狩りというほど根付いている観光方法ですが海外ではどうなのでしょうか?
イチゴ狩りだけでなく、フルーツ狩りという観点も含めて海外では行えるのか見ていきましょう!
緑豊かなニュージーランドの青空の下でイチゴ狩り!
ニュージーランドのオークランドから30分行った所にあるクメウというエリアで、イチゴ狩りが体験できるのです!
このクメウエリアは、ファームやワイナリーがたくさん立ち並んでいるエリアで、夏にはイチゴ狩りでアジアの方、現地の方で賑わうのだそうです!
まるで日本ですね・・!
クメウにあるイチゴ狩りが出来る農園では、わざわざ並びに来る程人気なのはストロベリーソフトクリーム!!
そのお店は有名店だそうで、なかなか行列ができないニュージーランドで、数少ない行列が出来るお店だそうですよ!
行ってみたい!!
ニュージーランドの夏は、日本と真逆のため、11月~2月ごろまでが最盛期!
日本は暑い夏ですが、ニュージーランドは涼しい夏で青空の下甘酸っぱいイチゴを沢山食べれるとあって大人気です!
お洒落なフランスで、いちご狩りを体験!
お次は、お洒落な街ヨーロッパのフランスでイチゴ狩り!
フランスは、食文化がとても進んでいるのでベリー系は盛んに生産されており、日本と同じように、地元の方々も季節になると家族でイチゴ狩りを楽しむそうです。
フランスも、6月下旬~7月初旬からがイチゴ狩りの最盛期!
フランスとニュージーランド、どちらにも言えて日本とは違う点があります。
それは、海外は野外で育てており日本はビニールハウスで育てているという事。
日本では、ビニールハウス栽培で一般的ですよね。
そこには、日本人らしいこだわりがあります。
数多くのブランドイチゴがあり、安定した栽培が出来るようにビニールハウスであり、日本も広大な土地があるわけではないので、安定性と一定の温度を保つビニールハウスは、日本の環境に合わせた栽培方法と言えるでしょう。
もちろん、露地栽培といって海外と同じようにビニールハウスではない栽培もおこなわれていますよ!
いちご狩りって英語でなんて言うの?
ここまで、海外のイチゴ狩りをご紹介してきましたが、英語でイチゴ狩りの話をする時はなんと伝えればいいのでしょう?
イチゴ狩りは海外でも行われているとはいえ、日本独特の文化のようで、海外の方にはまだまだ知られていない日本のローカルな楽しみ方なのです。
それを、外国の方に話をする際にどう伝えればいいのか、今度は英語をメインに、テーマを「イチゴ狩り」として英文を見ていきます!
いちご狩りを英語で言ってみよう!
イチゴ狩りを英語で言うと Strawberry Picking
Strawberry = いちご
Pick+ing = 摘む+現在進行形
例文)
・I want to go strawberry picking!
イチゴ狩りに行きたい!
・We are going strawberry picking today!
私たち、今日イチゴ狩りにいくの!
日本のいちご狩りを英語で説明してみよう!
英語でいちご狩りは何ていうのかが分かったところで・・!
海外の友達に説明してみましょう!
テーマ
いちご狩り 『Strawberry Picking』
まずは、イチゴ狩りはどういったものなのかを説明してみましょう。
大体の方は、2つの単語だけでイメージ出来てしまうような簡単な単語なのですが、どういう風にイチゴ狩りをするのかをメインに説明してみましょう!
・量り売りではなく、食べ放題である事
・時間制限がある事
・旬がいつであるか?
この3つを文章にしてみましょう!
まずは、
・量り売りではなく、食べ放題である事
キーワードは、『食べ放題』ですね!
In Japan, strawberry picking is all- you- can- eat!
日本では、イチゴ狩りは食べ放題なんだよ!
It's not sold by weight.
量り売りではないんだよ。
続いて!
・時間制限がある事
日本では、時間制限がありますよね。
食べ放題の代わりに、時間制限があることを伝えてみましょう。
キーワードは、『時間制限がある』 ですね!
But there is a time limit.
しかし、時間制限があるんだよ。
That's why it’s all-you-can-eat.
だからこそ、食べ放題なんだ。
最後に!
・旬がいつであるか?
イチゴの旬を伝えてみましょう!
The season for strawberries in Japan is around June.
日本のいちごは、6月頃が旬だよ。
The season for greenhouse-grown strawberries is from December to March.
ビニールハウスいちごの季節は、12月から3月が旬だよ。
In Japan, strawberries are cultivated in both greenhouse and open-air and can be enjoyed for a long time.
日本では、イチゴは温室栽培と露地栽培の両方で栽培されており、長く楽しむことができるよ。
長い文章を作ろうとせず、テーマを絞ってそれに対して説明をすることで相手はきちんと貴方の言いたいことを理解してくれるはず!
短い文章でもいいので、積極的に話してみましょう!
またまた休憩!
いちご食べ放題!と関連し、「食べ放題」について紹介した記事を載せておきますね。気になる方はぜひ合わせて読んでみてください!
まとめ
イチゴ狩りは、日本だけのローカルな観光かと思っていたら海外でも盛んなようです。
フルーツ狩りが各国で出来るとあれば、是非とも旅行の際に体験してみたいですね!
一般的な旅行のツアーなどでは、なかなか現地の農地に出向く機会というのは少ないかもしれません。
フリーのツアーなどでも、車でないといけない場所だったりもしますのでなかなかチャンスが無いかもしれませんが、もしチャンスがあれば是非とも各国のフルーツ狩りに行ってみてはいかがでしょうか?

◇経歴
高校卒業後にオーストラリアへ単身渡豪。
当初は1年で帰国するはずが、留学生活がとても充実していたため結果的に3年滞在。
その後は、外資系アパレルで英語を使う仕事に就き英語を活用し働く。
現在も英語のラジオやスポーツ実況などは英語で聞きつつ、英語力の維持に努めながら仕事に活かす。
◇海外渡航経験
オーストラリア3年留学。
現地のアパレル・レストランのアルバイト
その他、バリ・香港などの経験
◇自己紹介
高校卒業後にオーストラリアへ単身渡豪し3年滞在。
当初1年で帰国する気満々で渡豪するも現地の生活があまりにも楽しく、結局3年滞在するという自由人。
現地に永住するか悩んだ末、日本での社会人経験を積むべく帰国。
その後は英語を活かし、外資系アパレルなどで仕事をしつつこのコラムを執筆中。
邦楽より洋楽が好きで、留学の3年間で染みついた海外志向は抜けないねと友人に指摘される程わりと思考は海外向け。
美味しいもの・楽しいことが大好きな関西人で、人と喋ることも好きなくせに割と家にいるのが好き。