Not only A but also Bの意味とは?not A but Bとどう違う?

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butという接続詞を使った英語表現には、さまざまなものがあります。

その中の1つにbut alsoも挙げられるでしょう。

たくさん表現があるだけに、それぞれの意味を混乱してしまいやすいbutを使った表現ですが、今回はnot only A but also Bの表現に焦点を当て、よく混同されやすいnot A but Bという文章との違いも比較しながら、ご説明していきます。

ちょっと捉え方が難しいbutを使った表現ですが、この記事を参考に使いこなせるようになりましょう。

接続詞「but」の基本的な意味

まずはbutという単語について、基本的な意味をおさらいしておきましょう。

butとはみなさん恐らくご存知のように「しかし」「だが」「でも」「けれども」という意味の接続詞です。

割とよく使う表現ですから、but自体の使い方を難しいと感じる人は少ないでしょう。

この使い方をする場合、butは「等位接続詞」という種類の接続詞になります。等位接続詞とは、前後の文が対等の関係にある接続詞のことです。

I am hungry, but I have no money.
(おなかが空いたけど、お金がない)

このような文章ですね。butの前後の文章が、どちらも対等な関係なことがわかるでしょうか。

ちなみにbutが下記のような文章で使われる場合は「従位接続詞」と言います。

Nobody is perfect but you.
(あなた以外に完璧な人間はいない。)

この文章だと、but前後の文章が繋がっていて、メインの文章とそれを装飾する文章があるのがわかるでしょうか。

文法用語は覚える必要はありませんが、butはこのように、「しかし」といった基本的な意味以外でも多くの働きをする接続詞なのです。


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「but also」はどう使う?

今回のテーマであるbut alsoですが、基本的に、not only A... but also Bという形で、not onlyという表現とセットで使われます。

では具体的に文章の中でどのように使われるのか、まずは例文から見ていきましょう。

1) When it comes to sports, I like not only tennis but also football.
(テニスだけではなく、サッカーも好きです。)

2) I can not only teach you English grammar but also check your writing as well.
(あなたに英語の文法を教えるだけではなく、ライティングのチェックもできます。)

3) My brother is quiet not only at school but also at home.
(私の弟は学校だけではなく、家でも静かです。)

このように、not only A but also Bという構文は、「AだけではなくBも・・・」という表現をしたいときに使います。

1)は名詞の前に置くパターン、
2)は動詞の前に置くパターン、
3)は前置詞の前に置くパターン
となっています。

このように、「Aだけではなく」の「A」にあたる部分の前に、not onlyを置くのがルールとなっています。

Aに置くことが出来る品詞は問いませんが、後に続くBに置く品詞はAと同じにする必要があります。

例えば1)は、not onlyのあとがtennisという名詞で、but alsoのあともfootballという名詞です。

2)も同様に、not onlyのあとが動詞なら、but alsoの後も動詞となっています。

3)の場合も、not onlyのあとが前置詞で、but alsoの後も前置詞ですよね。

not onlyを使うと、2)のように、I can notとまるで助動詞の否定形のように見えるときもあります。

しかしこれは全体の文章を見れば、I cannotのことではないとわかるでしょう。

慣れるまで少し語順が不自然に感じるかもしれませんが、慣れれば語順がしっかり決まっているので、そう難しくはありません。

「not A but B」の意味とは?

ここまでご紹介した「not only A but B」という形と、not A but Bという形は、一見似ていますよね。

そのため、この2つの違いが明確にわからないという人もいるかもしれません。

not A but Bは「AではなくB」という意味のフレーズです。

こちらの方が、not only A but also Bよりもよく使われる表現ですから、こちらならわかる人もいるでしょう。

ではまずは例文を見て、not A but Bがどのように使われるのかをみてみましょう。

4) I do not speak English but Japanese.
(私は英語ではなく日本語を話します。)

5) She does not like listening but speaking.
(彼女はリスニングではなくスピーキングが好きです。)

6) He is not Chinese but Korean.
(彼は中国人ではなく韓国人です。)

Not A but Bはこのように単純に、名詞・動名詞などの前にくっつけて使うことが多い表現です。

この程度の使い方なら、すでに使っているという人もいるかもしれませんね。

ちなみに、notが入っていることがわかりやすいように、「do not」「does not」「is not」と分けて書いていますが、それぞれ「don’t」「doesn’t」「isn’t」とすることもできます。

not A but Bはもっと長い文章でも使われることのある表現です。

こちらもついでに見ておきましょう。

7) I study English not because I want to travel but because I want to make friends all over the world.
(私が英語を勉強しているのは、旅行したいからではなく、世界中に友達が欲しいからです。)

8) I walk to the office every day, not to lose my weight but to gain muscles.
(私は体重を減らすためではなく、筋肉を増やすために、毎日オフィスまで歩いています。)

こんな感じですね。

not A but Bは名詞・動名詞だけに使われるのではなく、こうして「to + 動詞」の表現や、becauseを用いることもできます。

「Not only A but also B」と「not A but B」の違い

ここまでくれば、not only A but also Bとnot A but Bの違いがはっきりとわかった人もいるでしょう。

最後にこの2つの表現を使った例文で、2つのbutを使った表現を見比べてみましょう。

1’) I do not like tennis but football.
(テニスではなくサッカー好きです。)

1) I like not only tennis but also football.
(テニスだけではなく、サッカー好きです。)

2’) I can not teach you English grammar, but check your writing.
(英語の文法を教えることはできませんが、ライティングのチェックはできます。)

2) I can not only teach you English grammar but also check your writing as well.
(あなたに英語の文法を教えるだけではなく、ライティングのチェックできます。)

7) I study English not because I want to travel but because I want to make friends all over the world.
(私が英語を勉強しているのは、旅行がしたいからではなく、世界中に友達が欲しいからです。)

7’) I study English not only because I want to travel but also because I want to make friends all over the world.
(私が英語を勉強しているのは、旅行がしたいだけではなく、世界中に友達を作りたいからです。)

どうでしょうか。

Not only A but also Bを使う場合、AもBも文章の中で肯定されています。

例えば1)の場合なら、「テニスもサッカーも好き」という意味ですよね。

一方not A but Bは、Aの方は否定されています。

1’)で見るなら、「テニスは好きではないけど、サッカーは好き」ということですよね。

この違いがしっかりわかっていれば、この2つを混同することはなくなるでしょう。

まとめ

今回はbutを使った表現である、not only A but also Bとnot A but Bをご紹介しましたが、使い方や2つの違いはわかったでしょうか。

一見似ているこの2つの表現ですが、意味は全く異なるので、使い間違いには注意が必要です。

その違いに注意して、この2つの表現を練習してみましょう。

練習には、ぜひネイティブキャンプのレッスンを効果的に使ってみてくださいね。

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