オーストラリアのメルボルンは『世界一住みやすい街』ランキングの常連として有名な街です。
街中を走るトラムや歴史的な雰囲気溢れる街並み、郊外の自然の豊かさなど、メルボルンの魅力を語り出したらキリがないくらいです。
そんなメルボルンは留学先としても人気があります。
日本からだけでなく世界中のたくさんの学生が、目的地としてメルボルンを選んでいるといいますよ。
今回はオーストラリアに滞在経験もある僕が
・メルボルンはなぜ留学先におすすめなのか?
・メルボルンのどんなところが魅力なの?
・メルボルンで楽しめることはなにがあるの?
などの疑問にお答えしていきます。
留学は自分の将来にも関わるとても重要な決断ですよね。
中でもどの街で過ごすかは、留学の成功を左右するほど大切なことです。
後悔なく楽しい留学生活を送るためにも、今回の内容をぜひ参考にしてみてください。
メルボルンってどんなところ?
『メルボルン(Melbourne)』はオーストラリアの南東部に位置するビクトリア州の州都です。
街の規模はシドニーに次いで国内第二位、オセアニアを代表する世界都市のひとつです。
メルボルンはイギリスのエコノミスト誌が発表している『世界一住みやすい街』ランキングで2011年~2017年の合計7年間、首位の座を獲得していました。
この住みやすさは生活にかかる費用のほかに、公共交通機関の充実度や治安面なども考慮されています。
つまりメルボルンは生活全般に関して、世界の中でも住みやすい環境が揃っている街ということです。留学先として人気が集まるのも納得できる事実ですよね。
路面電車(トラム)が走る街の中心部は都会的な雰囲気がありながら、郊外に一歩足を伸ばせば自然が豊かなこともメルボルンの大きな特徴です。
また、1日の中に四季があるといわれるほど、朝夜の寒暖差が激しいこともメルボルンの特徴ですね。
年間の最低平均気温は10℃前後、最高平均気温は20℃前後です。
比較的温暖な気候でかつ四季もあるため、日本人にとっては暮らしやすい気候条件が揃っていると言えます。
日本との時差は+1時間で、サマータイム実施中は+2時間になります。
日本人にとってサマータイムはなじみがありませんが、実施当日の時間がズレる感覚は意外とおもしろいですよ。
さらに、メルボルンは日本からのアクセスのよさも魅力です。
飛行機の直行便で約10時間、乗り継ぎ便なら約13時間~15時間の距離です。
近すぎず遠すぎす、日本とメルボルンの距離感は留学先としてはちょうどよいのではないでしょうか?
メルボルンは留学におすすめなの?
メルボルンは留学先としてとてもおすすめです。
公用語は英語ですし、上述したように住みやすい環境が揃っています。
次の章ではなぜメルボルンは留学先としておすすめなのか、その理由を詳しく紹介していきます。
メルボルンを留学先におすすめする3つの理由
下記の3つの理由から、メルボルンを留学先に選ぶのはおすすめです。
理由①教育水準が高い
理由②英語が聞き取りやすい
理由③とにかく過ごしやすい
おすすめ理由①
教育水準が高い
留学先として最も気になるのが『きちんと勉強できる環境が揃っているかどうか』ではないでしょうか?
その点メルボルンなら心配はいりません。
メルボルンにはオーストラリアの中でも特に優れた8つの大学(通称 Go8(グループオブエイト)のうちの2つ『メルボルン大学』と『モナッシュ大学』があります。
また語学学校や専門学校も豊富にあり、教育を受ける街としては最高の場所のひとつでしょう。
メルボルンはその高い教育水準から“教育の街”とも呼ばれていますよ。
またメルボルンは人口の1/4を移民者が占めているといわれています。
国際的な多様性を受け入れてくれる土壌が、メルボルンには根付いていますよ。
実際に留学に訪れる留学生の数も、イギリスのロンドンやアメリカのニューヨーク、そしてフランスのパリに次ぐ規模で多いといいます。
レベルの高い教育機関や多様性を受け入れる風土、実際に訪れる留学生の多さから、メルボルンは留学におすすめの街だといえますね。
おすすめ理由②
英語が聞き取りやすい
オーストラリアというと独特の英語訛り(なまり)があることが有名です。
実際に僕自身もオーストラリアのシドニーに滞在していたことがあるのですが、たしかに訛りがきつく会話についていけないことがよくありました。
生粋の英語ネイティブであるアメリカ人やカナダ人であっても、オーストラリア訛りがきつい俳優が出演する映画やドラマには、英語字幕をつけることもあるそうです。
そんなオーストラリアの中でも、メルボルンの英語は比較的に訛りが少ないです。
僕は1ヶ月ほどメルボルンにも滞在したことがあるのですが、たしかに英語の訛りは少なく、かつシドニーで話される英語よりもゆっくりとしたスピードでした。
イギリス英語に近いといわれるメルボルンの英語はオーストラリアの中でも聞き取りやすいので、英会話や勉強はもちろん、自分の英語に訛りがつくことを心配する必要もありませんよ。
おすすめ理由③
とにかく過ごしやすい
冒頭でも少し触れましたが、メルボルンはとにかく過ごしやすい環境が揃っています。
例えば、夏は暑さは感じるもののカラッとしています。日本のようにジメッとしたイヤな感じは受けませんし、夜は気温も下がり涼しくなるので寝心地のよさも確保できます。
留学が長期になる場合は季節の変化が楽しめるので、飽きずに過ごすことができますよ。
また、メルボルンではシーズンごとにイベントも頻繁に開催されます。代表的なものを下記に挙げてみました。
・全豪オープン
毎年1月後半に開催されるテニスの4大国際大会(グランドスラム)のひとつ。
世界中からのテニスファンが集まり熱狂の渦を巻き起こす。新年明けの風物詩ともいえる。
・ウィンター・ナイト・マーケット
1878年から歴史のあるクイーン・ヴィクトリア・マーケットで開催されるマーケット。
6月~8月の毎週水曜日の夕方に開催される。芸術や音楽、料理などあらゆる分野のお店が出店する。
・メルボルン・カップ
毎年11月におこなわれる競馬レースで、オーストラリアで最も有名な競争といわれている。
開催される日にメルボルン圏は『メルボルンカップ・デー』として祝日になる。
せっかく留学するなら季節の変化やイベントもじっくりと楽しみたいですよね。
生活面のストレスが少ないメルボルンなら、快適な留学生活を送ることができますよ。
メルボルンに並んで人気のシドニーについてはこちらから!
メルボルン留学中に楽しめること
留学先としてメルボルンが魅力的な理由を紹介してきましたが、メルボルンの魅力はそれだけには留まりません。
どうせなら、滞在中に楽しめることも知っておきたいですよね。
世界一住みやすい街ランキングの常連であるメルボルンには、さまざまな魅力があります。その中でも僕のおすすめの楽しみ方は下記の3つです。
①カフェ文化を楽しむ
②世界遺産を楽しむ
③美しい図書館で勉強を楽しむ
①カフェ文化を楽しむ
メルボルンはカフェの街として世界的な注目を集めています。
メルボルンにあるカフェの数はシドニーやパリよりも多いといわれており、実際その通りだと思います。
ストリートのそこかしこにはスタイリッシュなカフェが星のようにあります。
朝の行列に紛れて至福の一杯を楽しんでみるのもおすすめですよ。自分好みのお気に入りカフェを探してみるのもおもしろいです。
ちなみに、僕のおすすめカフェはCBDにある『Patricia(パトリシア)』です。
隠れ家のような雰囲気ですが、いつも混雑している人気店ですよ。
濃厚で甘み溢れるフラットホワイト(オーストラリアで人気のカフェラテのようなドリンク)は、メルボルンでトップクラスの味わいですよ。
ぜひ訪れてみてくださいね。
②世界遺産を楽しむ
メルボルンには2004年にユネスコ世界遺産に認定された『王立展示館とカールトン庭園』があります。
王立展示館は1880年に完成した建物で、万博博覧会のために建てられました。オーストラリア最古のヨーロッパ建築として、とても有名な建物です。
カールトン庭園はキレイに整備されており、展示館のほかに博物館や映画館などがあります。
メルボルンで歴史的な遺産のすばらしさに触れてみるのもアリですよね。
③美しい図書館で勉強を楽しむ
メルボルン・セントラル駅から徒歩1分の場所にあるのが『ビクトリア州立図書館』です。
中央から放射状にテーブルが伸びた八角形の読書室『ザ・ドーム』を、あなたも見たことがあるのではないでしょうか?
ビクトリア州立図書館は1856年に開館した、オーストラリア最古の図書館です。
まるでハリーポッターの世界に飛び込んだような世界観が、あなたを待っていますよ。
そんなビクトリア州立図書館は無料で解放されており、観内部光はもちろん勉強することもできます。
フリーWi-Fiもあるので、パソコンやスマホを持ち込んで快適に使うこともできます(速度も問題ありませんでしたよ)。
世界的に有名な図書館で、あなたも勉強に打ち込んでみてはいかがでしょうか?
メルボルンに留学は圧倒的におすすめです!
『世界一住みやすい街』として有名な街メルボルンは、留学先としてとてもおすすめです。
①教育水準が高い
②英語が聞き取りやすい
③とにかく暮らしやすい
歴史ある街並みと豊かな自然、穏やかな空気感はオーストラリアのどんな街とも異なります。
ぜひあなただけのメルボルンの魅力を、留学を通して見つけてみてはいかがでしょうか?
もし、留学前に英語を勉強しておきたいと考えるのであれば、24時間レッスンが受講できる『ネイティブキャンプ』がおすすめです。
留学生活で必要な英会話だけでなく、通常の4倍速で英会話を習得できる“カランメソッド”を通して、留学生活スタートまでに英語力をアップさせることもできますよ。
まずは無料の7日間トライアルを試してみるのもおすすめです。メルボルンでも通じる英語のトレーニングを、ぜひネイティブキャンプで実践してみてくださいね。
生まれも育ちも愛知県。フィジーで英語留学、オーストラリアでワーホリを経験、滞在中に自身のブログを立ち上げ、情報発信を始めました。趣味はコーヒーで、シドニーのカフェでバリスタとしての勤務経験もあります。文章の得意分野は旅や芸術、コーヒー、夢は世界一周で、今一番いきたい国は芸術と職人の国“ドイツ”です。人生の目標として松崎しげるさんを目指しています...!