DIYの意味を英語で!海外のDIY事情や関連する英語表現をご紹介します!

DIYの意味って?、DIYや日曜大工を英語で、ネイティブキャンプ

こんにちは、オクラっ子です!

最近とても流行っており、よく耳にする「DIY」という言葉。

皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

でも実際の「DIY」の語源を知っている人は少ないのではないでは。

そこで今回は、世界中で流行っている「DIY」の語源や、歴史、また海外の「DIY」事情をお話しします。

「DIY」の語源

そもそも「DIY」とはなんの略なのでしょうか。

これは、 「Do it yourself」 の略です。

「自分でやりましょう。」ということですね。

Oxford 英英辞書での意味は以下の通りです。

名詞:the activity of decorating, building and making fixtures and repairs at home by oneself rather than employing a professional.
(訳)プロに頼らず自分自身で、家庭のデコレーションや建築、改造を行うこと。

形容詞:done in person by someone without the relevant qualification.
(訳)関連する資格の無い人が、直接行うこと。

「DIY」という語は、名詞でも使えますし、名詞の前に置き形容詞としても使うことが出来ます。

また「DIY」に“-er”を付けることで「DIYer」や「DIY-er」のように「DIYをする人のこと」を表現することが出来ます。

「DIY」の歴史

今では世界中で人気のある「DIY」

どのようにこの言葉が生まれたのかを皆さんはご存じですか?

この「DIY」は、第二次世界大戦後、破壊された多くの建物や街を自分たちの手で修復していこうという国民運動がイギリスのロンドンで起こったことが始まりです。

1957年にロンドンで、「Do It Yourself」というDIYに関する雑誌が発売されていたそうです。

その後この「DIY」はロンドンからフランスを経てアメリカへと広まっていきました。
そしてアメリカではDIY用品がたくさん売られているホームセンターができ、そのホームセンターもヨーロッパや日本へどんどん広まっていきました。

日本では、日本人ならではの手先の器用さや手入れの丁寧さが活躍し、多くの日本人の中で「DIY」がブームになっているのです。

「DIY」にまつわる英語フレーズ

それではDIYを説明するときの英語例文をご紹介します!
自分が相手にいちばん何を伝えたいかで、例文を使い分けてみてください。

●DIYを説明するときに使えるフレーズ

“DIY” stands for “do it yourself” and has recently become popular all over the world.
(訳)DIYは“自分でやる“を意味しており、最近では世界中で人気があります。

“DIY” means to build or make something instead of hiring professional people or buying some goods from the store. You can choose to create products yourself with no help from an expert.
(訳)DIYは、プロを雇ったり、お店で商品を買ったりせず、自分で何かを建てたり、作ったりすることを意味します。専門家の助けを借りず、自分自身で何か製品を作ることを選択できます。

Do it yourself (DIY) is the process of designing, building or modifying any particular product when it is accomplished by an individual, rather than an expert.
(訳)DIYは、専門家ではなく、個人によって達成されたときに、特定の製品を設計、構築、または変更するプロセスです。

●DIYのメリットを英語で説明

Since the cost is only the material cost, it can be cheaper than buying a ready-made product.
(訳)コストが材料費だけで済むため、既製品を買うよりも抑えることが出来る。

You can design everything yourself, so you can enjoy the process until completion.
(訳)全て自分自身でデザインすることが出来るため、完成までの過程を楽しむことが出来る。

You can create a sense of size and originality that is not available in the ready-made product.
(訳)既製品には出すことのできないサイズ感やオリジナリティを作ることが出来る。

●作業に必要な道具や材料の英単語

ノコギリ saw

カナヅチ hammer

段ボール cardboard

のり、接着剤 glue

ガムテープ adhesive tape
       packing tape

くぎ nail

やすり file

定規、ものさし ruler

ペンキ、絵の具、塗料 paint

壁紙 wallpaper

ワイヤー wire

●その他使える英語表現

(…を)建てる to build

(…を)切る to cut

(…を)緩める to loosen

(…を)締める to tighten

(…を)回して緩める to unscrew

(…を)回して締める to screw in

(…を)直す、修理する to repair

(…を)測る to measure

(…を)塗装する to paint

ここで手作り雑貨に関する記事を載せておきます!気になる方はぜひ合わせて読んでみてみください!


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ハンドメイドとDIY、日曜大工の違い

「ハンドメイド」「日曜大工」という言葉。

こちらもDIYと同様よく聞く言葉ですよね。どれも自分で作り上げるものというイメージがあるのですが、実際のところどんな違いがあるのでしょうか。

goo国語辞典でそれぞれ調べてみました。

「ハンドメイド」
人の手で作ること。手製。手作り。

「日曜大工」
日曜などの休日に趣味でする大工仕事。

「ディーアイワイ(DIY)」
《Do it yourself》素人が何かを作ったり修繕したりすること。

これらの意味の大きな違いは、まず「日曜大工」は根本的に休日に仕事ではなく趣味で何かを作ったりすることを言います。

日曜などの休日に行うというのが大きなポイントですね。

では、「ハンドメイド」と「DIY」の違いは何なのでしょうか。

それは、行う対象の人が
素人であるかどうかです。

「ハンドメイド」というのは、素人、プロ関係なく、手作業で何かを作ることを言います。

「DIY」というのは完全に素人が手作業で何かを作ったりすることを言います。

なので、「ハンドメイド」というものの一種に「DIY」があるという考えでしょうか。

この3つの単語すべてに自分の手で作り上げるという意味を兼ね備えてありますが、その中でもそれぞれの意味が存在するので、これらの言葉を使うときには使う用途を考えて使い分けてみてくださいね。

ここで大工の記事を載せておきます!気になる方は合わせて読んでみてください!


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海外のDIY事情

日本でとても流行っている“DIY”

海外でも同様、“DIY"は様々な国でとても人気があります。

なぜこんなにも“DIY”が流行っているのでしょうか。

私なりに考えた結果、それには大きく4つの理由があると思います。ここでは、“DIY”の中でも家具に焦点を合わせてお話しようと思います。

①経済面
②職人の質
③家具ヘの考え方の違い
④DIY可能な賃貸が多い

では上記の4つについて、詳しく考えていきましょう。

①経済面

まずは、経済面に関してです。

もちろん、家具屋さんなどで家の家具をすべて揃えていこうとすると、莫大な金額がかかりますよね。対して、材料費こそかかるものの、自分で作り上げていくほうと、コストは抑えることができます。

少しでも家具にかけるコストを抑えようと、作れるものは自分で作ろうという考えの人が増えてきているのです。

②職人の質

次に職人の質です。

日本では、職人の質がよくないという心配は滅多にないと思います。しかし、まだまだ職人質が高くはなく、良い家具がない国もたくさんあります。

高い値段を払って、満足のいかないものを買うくらいなら、自分たちで作っちゃえという考え方の人が多いのでしょう。

③家具への考え方の違い

近年では、おしゃれ思考の方も増え、自分たちの生活の場に適したデザインなど、家具へのこだわりを持つ方が多いのではないでしょうか。

自分で作り上げていくほうが、もちろん愛着が沸きますし、自分好みのデザインのものを作ることができますよね。

このように家具への考え方が 「自分好みのデザインで」
「自分たちのライフスタイルにあったもの」
などに変わってきているのではないでしょうか。

④DIY可能な賃貸が多い

日本ではまだ少数だと思いますが、海外ではDIYを自由に行ってよい賃貸の物件や、中古物件が多いのです。

日本では、家具や小物を自分で作り上げ、置くことはできても、そもそもの家に施しを加えることは許されない物件が多いですよね。

自分で家を購入してしまえば自由ですが。

しかし、海外ではそれらを自由に行うことが許されている賃貸物件や中古物件が多いのです。

これも海外で“DIY"が流行り、自分好みの家にしていく人が増えている理由のひとつです。

まとめ

今回は、近年世界中でブームとなっている「DIY」について簡単に紹介させて頂きました。

いかがでしたでしょうか。

今や、日本だけではなく、海外でも人気急増ですから、「DIY」に関することを英語で話せると、どこかで役立つかもしれません。

また海外のDIYのアイデアを紹介しているサイトも、最近ではよく見かけます。

ぜひこれから「DIY」にチャレンジしてみようかなという人、また「DIY」を趣味としている人の何かの参考になったらと思います。