Mayさん
2020/02/13 00:00
本音と建前 を英語で教えて!
日本では当たり前に使う「本音と建て前」は英語でなんというのですか?
回答
・public face and private feelings
「本音と建前」は、上記のような表現が一番近いです。
public face : 公の場で見せる顔
・public は「公の」という形容詞、face は「顔」で、「建前」のニュアンスを表します。
private feelings : 個人的な気持ち
・private は「個人的な」、feelings は「気持ち」を表し、「本音」を意味します。「気持ち」は1つだけではないので、feelings と複数形にすることに注意しましょう。
In Japan, what people say is often different from what they really think. This is called "public face and private feelings."
日本では、人が言うことと本当に思っていることが違うことがよくあります。これは「本音と建前」と呼ばれます。
回答
・Your private thoughts vs. your public stance
・What you really think vs. what you actually say
Your private thoughts vs. your public stance は、日本語の「本音と建前」を英語で表現するときに、わかりやすく対比を示せるフレーズです。「本音」にあたる「自分の内側や本当の考え」と、「建前」にあたる「公の場で公表する態度や立場」を対比させることで、本当の気持ちと社会的に見せる言動の差を示すことができます。英語圏では “honne and tatemae” のように固有の言葉がないため、相手に説明するときにはこうした対比的な表現が便利です。会社やコミュニティなど社会生活の場面で、本当は思っていないことを表に出す必要がある状況(建前)と、心の奥底にある考え(本音)をまとめて伝えたいときにぴったりです。あまり硬すぎず、日常的な会話でも自然に使える点が特徴です。たとえば、仕事上は問題ないふりをしていても、実際は不満や本音がまったく違うなど、人間関係や社会的ポジションによる立ち回りを説明する際に活躍します。
Your private thoughts vs. your public stance is something we often deal with in the workplace.
本音と建前って、職場ではよくあるよね。
ちなみに、What you really think vs. what you actually say は、同じく本音と建前を「本当の考え」と「現実に口にする言葉」の違いとしてシンプルに示す英語表現です。こちらでは「real thinking」と「actual words」のギャップに焦点を当てるため、より口頭での表現にフォーカスしているのが特徴。特に職場やプライベートで意見を言う時に、「実は思っていること」と「周囲に対して実際に述べる発言」には違いがあるという説明をする際に使えます。相手に対し「僕は本音ではこう考えているんだけど、実際にはこう言っている」というメカニズムを理解してもらうのに役立つでしょう。英語圏で必ずしも固有の単語があるわけではないため、こういった「~ vs. ~」の対比を示す形で「本音と建前」の概念を話すとスムーズに伝わります。
What you really think vs. what you actually say can sometimes cause misunderstandings in a relationship.
本音と建前のギャップがあると、人間関係で誤解を招く場合があるよね。
回答
・Speaking one's mind and putting on a facade.
・Wearing a mask
In English, the Japanese concept of honne and tatemae, which refers to one's true feelings and public facade respectively, can be expressed as speaking one's mind and putting on a facade.
英語では、日本の概念である本音と建て前(それぞれ自分の本当の気持ちと公的な外面を指す)は、「speaking one's mind」(本心を話す)と「putting on a facade」(建て前を作る)と表現されます。
「Speaking one's mind」は自分の意見や感情を正直に表現するという意味で、ディスカッションや意見交換の時などに使えます。「Putting on a facade」は自分の本当の感情や意見を隠し、見せかけの態度や表現をするという意味です。社交場やビジネスの場面で使われることが多いです。この二つは対照的なコンセプトで、前者は正直さを、後者は偽りを示します。
In American culture, there's no exact equivalent of honne and tatemae, but closest concepts might be wearing a mask or keeping up appearances.
アメリカ文化では、「本音と建て前」に完全に相当する表現はありませんが、「マスクを被る」または「見かけを保つ」が最も近い概念かもしれません。
"Speaking one's mind"は、自分の意見や感情を率直に表現することを指す言葉です。自分の意見をはっきりと述べることが求められるシチュエーションや、自分自身を誠実に表現したいときに使われます。
一方、“Putting on a facade”や“Wearing a mask”は、人々が自分の本当の感情や意図を隠すために別の人格や表情を見せることを指します。社交場で適応したり、他人に自分の本来の自分を見せたくないときに使われます。
そのため、この二つは相反する概念であり、通常は異なる状況で使い分けられます。
回答
・private thought / public stance
・real intention / official reason
「本音」「建前」にそれぞれぴったり当てはまる英単語はないので、意味を考えながら近い訳を探していくことになります。
「建前」のほうは、publicやofficialを使うことで近い意味を表すことができます。
public stanceやofficial stanceで「公的な立場、スタンス」という意味になります。
いっぽう「本音」ですが、英語でpublicやofficialと対になる概念はprivate「私的な」です。
なので、英語的にうまく対比させようとするなら、「本音」はreal thought「本当の考え」よりはprivate thought「私的な考え」とした方が良いでしょう。
private thought - public stanceで「私的な考え」と「公的な立場」となります。
別なアプローチとしては、「本音」と「建て前」を「本当の意図」と「表向きの理由」というふうに解釈して訳す方法もあるでしょう。
それぞれreal intentionとofficial reasonで表現できると思います。
文脈に合わせて、適切な表現を選択してみてください。
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