最終更新日:2019-03-21
英語学習に取り組む方の中には、「一体どのくらい勉強すれば話せるようになるんだろう?」と感じている方も多いことでしょう。
残念ながら、学校教育で習う英語だけで流暢に話せるようになるのはとても難しく、大人になってからも学習を継続していくことが必要です。個人個人の状況や、学習法によって異なりますが、長い人だと数年かかるということもあるでしょう。
それだけの長い間モチベーションを保つのは難しいことですよね。ですが、英語が話せるようになったらこんなことができる・・・というのを知って入れば、モチベーションアップに役立つかもしれません。
ここでは、英語が話せたらできるようになることをご紹介していきます。
- 1.外国人と交流ができるようになる
- 2.海外個人旅行を楽しめるようになる
- 3.英語の小説が読めるようになる
- 4.洋画が英語字幕でわかるようになる
- 5.海外のサイトから通販ができるようになる
- 6.仕事の幅が広がる
- 7.翻訳しながら旅をするのも可能?
- 8.他の言語が習得しやすくなる
- 9.特技があると言えるようになる
- 10.英語の楽しさを人に伝えられるようになる
- まとめ
1.外国人と交流ができるようになる
英語が話せるようになりたいと思っている人の多くが、海外の人との交流をしたいと思っているのではないでしょうか。
外国人の友達ができたら嬉しいですよね。
アメリカ人など、母国語が英語である国の人に限らず、母国語が英語以外の国の人でも、英語ならば話せるという人が多いです。
アジア圏だって、中国語や他のアジア諸国の言葉がわからなかったとしても、英語で交流することができます。なかなか英語が通じないスペイン語圏にだって、英語が話せる人は日本語が話せるという人よりもずっと多いです。
特に、海外旅行や留学に興味があったり、海外交流をしたいと思っている人たちは、どこの国の人であっても英語を勉強、若しくは習得しているでしょう。
英語が話せるようになれば、世界各国の人たちと気軽にコミュニケーションを取れるようになります。
しかも、そのための英会話力はそこまでなくても大丈夫です。英検2級、TOEIC600点のレベルの英語を流暢に扱える人なら、ちょっとくらい踏み込んだ会話でも、楽しんで会話ができます。
交流をするためには、日常会話に使う英単語さえ知っていれば、あとは日常的に英語を話し慣れていれば大丈夫です。
2.海外個人旅行を楽しめるようになる
英語ができるようになると、海外旅行に1人で行くのも怖くなくなるでしょう。色々問題が発生して困るのは、空港や交通機関、ホテルなどといった場所ですが、こうした場所では英語圏でなかったとしても、英語を話せる人が必ずいます。また、観光案内所の人なども、英語が話せます。
観光地のレストランやショップも、英語圏以外の場所でも英語の通用度は高いですよね。
このように、どこでも英語を話す人はいますから、ツアーなどで日本人にガイドしてもらって、お決まりのコースを行かなくても、自分の好きなように自由に旅行をできるようになるのです。
おすすめのレストランや、観光スポットなんかも、ホテルや観光案内所で訊けるので、ツアーよりもディープでローカルな体験ができるかもしれません。
また、海外で体験したことを英語で日記にして記録しておくと、英作文の練習にもなりますし、友達と雑談するときのネタにもなるのでオススメです。
3.英語の小説が読めるようになる
本が好きだという人は、翻訳された小説を読んで、原語版で読んでみたいと思ったことはないでしょうか。
英語ができるようになれば、そんなこともできるようになります。
日本語と英語はかなりかけ離れた原語なので、翻訳された本というのは、ニュアンスが違ったりすることもあって、元の雰囲気とは違うこともあります。
英語ができるようになれば、英語で執筆された本なら、オリジナルのニュアンスでその本を楽しむことができるようになります。
4.洋画が英語字幕でわかるようになる
たとえ英語上級者であっても、字幕なしで洋画を理解するのはジャンルによっては難しいのですが、英語字幕があれば聞き取りの補助になってくれるので、理解しやすくなります。
これも小説の場合と同じように、英語音声+日本語字幕のときよりも、オリジナルの雰囲気やニュアンスが感じ取りやすくなります。
映画のジャンルによっては、字幕なしでも理解できることもあるでしょう。
5.海外のサイトから通販ができるようになる
オンラインショッピングをするとき、日本のサイトで買うよりも、海外のサイトから輸入のような形で買った方が、送料を含めても安いということがあります。また、海外のサイトにしか売っていないというものもあるでしょう。
そういったときに、海外サイトから購入したいと思っても、英語がわからないと色々と不安ですよね。問い合わせもスムーズにいきません。
しかし、英語がわかるなら、何の不安も感じずやりとりができるでしょう。
ただし、英語圏以外のサイトから購入する場合、販売者の方が英語があまりできないということもあるので、要注意です。
6.仕事の幅が広がる
英語ができるようになれば、当然仕事の幅が広がります。
英語を使う仕事は、TOEIC600点レベルといったごく簡単な日常的なことがわかればいいというレベルから、ネイティブレベルの高度なお仕事までさまざまです。
英語ができるなら、自分のやりたい仕事が英語が必須だったりして、応募できない・・・なんてことはなくなるでしょう。英語力を磨けば、高度な仕事にだって挑戦できるようになります。
具体的にどんな仕事があるかというと、英文事務、貿易事務、観光地などのショップスタッフ、英語の電話オペレーター、英会話スクールの受付事務、英語講師、ツアーガイド、ホテルスタッフ、空港関連の仕事、翻訳、通訳・・・などさまざまです。
仕事で日常的に英語を使うようになれば、覚えた英語を忘れづらくなるので一石二鳥にもなりますよね。
また、直接的に英語を使う仕事でなくても、自分の仕事に関連する最新情報を入手するのに英語が役立つ場合があります。
金融、ファッション、医療など分野を問わず、トレンドや研究の最新情報は海外から入ってくることが多いですから、そうしたトピックを同業者よりも早く入手できるのは大きな強みですよね。
7.翻訳しながら旅をするのも可能?
翻訳ができるほど英語力が上がったという人は、企業での経験を積めば、フリーランス翻訳者として活躍することも夢ではありません。
翻訳は、インターネットさえあればどこからでも仕事を請負えますし、どこでも仕事ができるので、翻訳の仕事をして日本円を稼ぎながら旅をするということも可能です。
観光ビザの期間内にはなりますが、どこか別の国に暮らして現地の文化に触れながら、翻訳の仕事を日本にある企業から請負って稼ぐということもできます。
また、フリーランスならお休みだって自分で決めれるので、オフシーズンに海外旅行も可能です。
英語を話せるようになりたい人すべてが、海外旅行をしたいというわけではないでしょうけれど、これは大きなアドバンテージですよね。
8.他の言語が習得しやすくなる
大学で第二外国語を学んだことのある皆さんは、どの言語を選択しましたか?
英語が話せるようになると、英語に似た言語を習得するのがとても簡単になります。スペイン語、ドイツ語、フランス語などがそれにあたりますが、このあたりの言語は日本語の参考書などを買うよりも、英語で書かれた参考書を買った方が理解しやすいくらいです。
英語の次に習得する言語でおすすめなのはスペイン語です。スペイン語圏の人は、英語が苦手な人も多いですし、何より英語よりも日本人にとって発音しやすい言語だからです。また、スペイン語は、スペインだけではなく、中南米のほとんどの国で使われています。
次におすすめなのは、フランス語でしょうか。フランス語は発音が難しいのがネックですが、アフリカにはフランス語ができる人が多くいます。また、カナダのケベック州はフランス語圏ですよね。
ちなみに、最近人気の中国語も、英語が話せるなら習得が簡単になります。英語学習を通じて語学を勉強しなれているのと、中国語の文法は日本語よりも英語に似ているからです。
9.特技があると言えるようになる
自分に何の特技もない・・・なんて落ち込んでいる人はいないでしょうか。英語ができるようになれば、特技は英語だと胸を張って言えるようになります。
英語が話せる日本人は珍しくはありませんが、決して多いというわけではないですよね。
道に迷っている外国人観光客に話しかけられて、困惑してしまった経験のある方も多いのではないでしょうか?
彼らが困っているのを見てさっと手を差し伸べられるようになれたら、十分に特技として周囲に自慢することができるでしょう。
10.英語の楽しさを人に伝えられるようになる
英語ができるようになると、英語学習初心者の方のモチベーションアップの手助けをしてあげられるようになります。自分が苦労したこともあるので、タメになる話もしてあげられるようになるでしょう。
オンライン英会話のネイティブキャンプの講師陣も、フィリピン人が大部分を占めていますが、フィリピン人講師は日本人と同じく外国語として英語を学んでいます(彼らにとっての母語はフィリピン語です)。
ですから、レッスンではより的確な指導もできますし、話せるようになる喜びも共有することが出来るんですね。
みなさんも、日本人が英語をマスターする時どこで躓くか、そして徐々に話せるようになる達成感・充実感がいかに大きいかを身をもって知ることになりますので、後々それを他の人に伝えていくことが出来るでしょう。
英語を教える仕事に携わる、という選択肢も生まれてくるかもしれませんね。
まとめ
英語が話せるようになれば、できることの幅が広がって人生もがらりと変わります。
上に挙げたようなことができるようになった自分を想像しながら、高いモチベーションを保って英語学習に取り組めるでしょう。集中して効率的な勉強法を続けることで、思いの外短い期間で英語が流暢に話せるようになるかもしれません。
そのためには、なるべく英語に囲まれた環境で、様々な英語表現に触れる機会が多い生活を送るようにしましょう。