「英語力を磨きにフィリピンへ語学留学したいけれども、スパルタな指導は苦手」
「なるべく費用を抑えて英語力を磨きたい」
という方はいらっしゃいませんか?
「日本を離れてじっくりと英語を学びたい」
「穏やかな環境で英語学習をしたい」
そんな方におすすめなのが、フィリピンのバコロドという場所にある語学学校「E-Room」です。
アットホームな校風で有名なE-Roomの魅力について、今日はご紹介していきたいと思います。
バコロドとは?
まずは学校のある「バコロド」についてご紹介します。
フィリピンにはたくさんの島がありますが、その中でも4番目に大きいのが、ネグロス島という島です。
留学で有名なセブ島の隣の島です。
バコロドはこのネグロス島の中心都市です。
日本からこの島への直行便はないため、マニラで乗り継いで向かうのが一般的。 マニラからバコロドまでは飛行機を利用すると約1時間で到着します。
バコロドは、過去にフィリピンで最も住みやすい都市に選ばれたこともあり、人気の都市のようです。
バコロドの代表的な特産物は、砂糖です。
バコロドに到着すれば、広大なサトウキビ畑が広がっているのを、確認することができるでしょう。
別名「微笑みの街」とも呼ばれるこの都市は、人々の温かな雰囲気でも知られていて、一度訪れるとリピーターとして再訪する方も少なくないそうです。
大型のショッピングセンターが点在しつつも、フィリピン内の他の大都市と比較しても治安は良く、生活しやすいと言われています。
物価が安く暮らしやすいことに加えて、観光地ではないので日本人が比較的少ないことから、英語を学ぶための隠れた穴場の街です。
E-Roomの基本情報
E-Roomは、正式名称「E-Room Language Center」という語学学校です。
コストパフォーマンスが良く、アットホームな雰囲気の学校として知られています。
マンツーマンレッスンが多いため、特にスピーキング力を向上させたい人に適した学校です。
学生の定員は150名ほど。 講師数は約80名なので、生徒一人一人が丁寧な指導を受けられます。
日本語対応のスタッフが常駐しているため、何かトラブルが発生した際にも安心です。
生徒の中での日本人比率はだいたい5~30%ほどですが、時期によって比率が大きく変わります。 例えば、夏休みや春休みシーズンになると日本人生徒が増える傾向にあり、場合によっては半数近くが日本人になることもあるようです。
教室だけではなく、食堂やラウンジ、自習室と学生寮が完備されているので、 キャンパス内で多くの時間を過ごせます。
E-Roomの魅力
E-Roomの魅力は、なんといってもそのコストパフォーマンスの良さと講師陣の質の高さです。
E-Roomは学費がフィリピンの中でも特に安いことで知られています。
円安の状況においても学費を円建てで提供しており、費用も安定しています。
定期的に割引キャンペーンなどが行われているため、経済的な負担がとても少ないです。
また、バコロドの物価も安いため、空き時間でもお金を使いすぎる心配がありません。 お財布にとてもやさしい学校ですね。
さらには数年前に新校舎へ移転したため、建物は比較的新しい状態です。
清掃も週に複数回は行われるため、低価格帯の語学学校の中でも随一の清潔さを誇っています。
食事内容も日にはよりますが、比較的野菜が多めなのが特徴のようです。
E-Roomでは、講師を独自の厳しい基準で採用しています。
採用時には3段階の試験を用意していて、それに合格しなければいけません。 また、採用後もしっかりと講師への教育を継続しています。
2005年に設立された学校で運営歴が長いため、講師の採用や教育体制がすでにしっかりと整っています。
フィリピンの語学学校では、ピークとなる夏季休暇期間に合わせて講師を多く採用し、それ以外の期間には講師の数を減らす、ということが少なくありません。
この場合、講師の入れ替わりが激しく、クオリティがなかなか安定しない、というデメリットがあります。
それに対してE-Roomでは、ピークシーズン以外にも講師の雇用を継続する、というシステムを導入しています。 こうすることで、講師の質を安定化させています。
このように、学費や滞在費用が安価で済むのに加え、質の高い講師から指導が受けられるということで、フィリピン屈指の高い費用対効果が得られる学校です。
E-Roomが提供しているコース
E-Roomでは、複数の学習コースが提供されています。
レッスン内容と回数でコースが分かれている上に、授業のほとんどがマンツーマンなので、まさしくオーダーメイドのレッスンを受けられます。
E-Roomの主なコースは以下の通りです
・ESL A~Dコース
・IELTS/TOEIC A~Dコース
・親子留学 親御様用コース
上記に加えて、期間限定のコースが開講されることもあります。
A~Dのコースの違いは、1日当たりのコマ数です。
Aコースはマンツーマン授業が5回、グループ授業が1回、
Bコースはマンツーマン授業が6回、グループ授業が1回、
Cコースはマンツーマン授業が7回とグループ授業が1回、
Dコースはマンツーマン授業のみ8回、
という形になっています。
E-Roomでは、生徒のレベルを6つに分類して、指導を行っています。
レベルはそれぞれBeginner、Very basic、Basic、Upper basic、Pre-intermediate、Intermediatesです。
それぞれのレベルに合わせて、指導の内容も異なります。
レベルごとに学習内容が異なるのも、オーダーメイド型の良いところですね。
ESLコースは英会話を中心としたカリキュラムのコースです。
IELTS/TOEICコースは、それぞれの試験対策に特化した授業を受けられるコースです。
E-Roomの中でも特に優秀な、試験対策に特化している選抜チームが授業を担当してくれます。
IELTSとTOEICのどちらの試験対策を希望しているかを、申込時に申請する必要があります。
ガッツリと試験対策をしたい人におすすめのコースとなっています。
さらに、E-Roomでは自由参加型のナイトクラスを平日の月〜金曜日に実施しています。
これはグループレッスンの形を取っていて、授業内容は日替わりです。
試験対策の場合もあれば、発音や文法、ビジネスなどのレッスンが行われます。
よりしっかりと英語力を磨きたい人は、参加してみてはいかがでしょうか。
E-Roomはアットホームな雰囲気で知られていますが、よりみっちりと学習したい、という方はスパルタ規定というオプションに申し込むことができます。
これはすべてのコースにでも自由につけられるオプションです。
このオプションの内容は、主に2つです。
1つはモーニングテストで、毎朝7時半から単語のテストを受けます。
2つ目は、義務自習と言って、平日の夕食後に22時まで強制的に自習をすることになっています。
モーニングテストに参加しなかったり、不合格だったりした場合は、自習傘下のナイトクラスへの参加が義務付けられます。
そのナイトクラスに参加しなかったり、強制自習に参加しなかったりすると、ペナルティとして罰金200ペソが課されます。
まさにスパルタと豪語されるだけの厳しいルール。 ただ、希望すれば途中で辞めることもできるので安心してください。
E-Roomの施設・寮
2019年に新校舎に移設したばかりのE-Roomは、全体的に白を基調とした施設になっています。
校舎内には、マンツーマン授業用の教室、グループ授業用の教室のほか、多目的教室が用意されています。
また、それとは別に自習室もあります。
自習室はそれぞれのブースが仕切られているので、勉強に集中しやすい環境です。
さらに宿泊施設も備わっています。
寮の部屋は1人部屋、2人部屋、3人部屋があり、好きなスタイルを選べます。
何人部屋に宿泊するかによって、学費が異なります。
授業以外の時間でも積極的に他の生徒と英語でコミュニケーションを取りたい、と考えている人は2人以上の部屋を選択することをオススメします。
部屋にはベッド、冷蔵庫、エアコンやキャビネットが備え付けられているほか、トイレ・バスルームも用意されています。
また、食事をするダイニングもあります。
毎日、一日三食の食事がビュッフェ形式で提供されます。
メニューは日本料理、韓国料理、中華料理、ベトナム料理などが提供されます。
全体的に、バランスを考えた食事になっています。
気を付けたいのが、Wi-Fiです。
無料のWi-Fiが提供されてはいますが、電波が弱いのであまり使えないようです。
そのため、有料でのポケットWi-Fiの貸し出しが可能なこともあります。
良い面を考えれば『スマートフォンに気を取られることなく学習に集中できる環境』ということですね。
E-Roomが提供しているアクティビティ
E-Roomでは、学校主催のボランティア活動や、観光ツアーを提供しています。
このようなアクティビティを通してさまざまな国や地域から来た学生たちと交流を行うことができます。
クリスマスにはパーティーを行う年もあります。
それ以外にも、特別なイベントが催されることがあります。
毎年6月か7月に行われるのは、スポーツフェスティバルです。
外部の体育館を借りて実施する、いわゆる運動会ですね。
他にも、不定期な行事としてロールプレイングやディベート大会もあります。
これらは年に2回ほど開催されるそうです。
これらの特別なイベントに参加するには一週間程度の練習期間が必要なようなので、絶対に参加したい! と思っている方は、事前に学校に問い合わせたうえでスケジュールを組むと良いでしょう。
せっかく日本から離れた国で英語を学習するので、このようなアクティビティを通じて国際交流を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、フィリピンのバコロドにある語学学校、E-Roomについてご紹介して参りました。
バコロドとはいったいどんな都市なのか。
そして、E-Roomはどのような学校なのか。
その魅力や提供しているコース、施設と寮、それからアクティビティについて、紹介しています。
バコロドは治安が良く、少し落ち着いた雰囲気のある都市なので、集中して英語力の研さんに励むことができるのではないでしょうか。
学費が安価なのに対して、スキルの高い講師陣からマンツーマンのレッスンをたくさん受けることができる、非常にコストパフォーマンスの良い学校として評判です。
コースも充実していますし、施設は比較的新しく、アクティビティも用意されています。
落ち着いた環境で英語力を伸ばしたい、と考える方にぴったりの学校なので、ぜひ留学先の候補に入れてみてください。

◇経歴
・都内私立大学の英米文学科に入学
・大学院にてイギリス文学を専攻し、修士号取得
・翻訳専門学校にて英日翻訳の基礎コース修了
◇資格
・TOEIC 890点
◇留学経験
イングランド・グロスターシャー大学夏期文化研修(大学夏期休暇中)イングランド・オックスフォードの言語学校(大学夏期休暇中)
◇海外渡航経験
カナダ・バンクーバー、カルガリー(部活)
アメリカ・ニューヨーク(旅行)
◇自己紹介
幼いころから英語が好きで、ディズニーとマザー・グース、NHK教育テレビで育ちました。小学2年生で「ハリー・ポッター」シリーズと出会い、それ以降は大のPotterhead道を突き進み、イギリス文学と文化研究にいそしみ続けています。物語がとにかく好きで、映画、ドラマ、音楽、小説などを通じて、日本にいながらして毎日英語を浴びています。
少しでも役立つ情報を発信できればと思っています。よろしくお願いします!