「自由の鐘」や「アメリカ独立宣言」の舞台、フィラデルフィア。アメリカの歴史はここから始まりました。そんな歴史好きにはたまらない、アメリカのフィラデルフィアの魅力をたっぷりお届けします!
観光名所はもちろん、地元民おすすめスポットも満載!この記事で、フィラデルフィアの魅力を余すところなく満喫してくださいね!
- フィラデルフィアの基本情報
- フィラデルフィアの観光スポット
- 1. 独立記念館(Independence Hall)
- 2. 自由の鐘(Liberty Bell):自由と平等の象徴
- 3. フィラデルフィア美術館(Philadelphia Museum of Art)
- 4. フィラデルフィア市庁舎(Philadelphia City Hall)
- 5. イースタン州立刑務所(Eastern State Penitentiary)
- 6. バーンズコレクション(Barnes Foundation)
- 7. ペンシルベニア大学考古学人類学博物館(Penn Museum)
- 8. フィラデルフィア動物園(Philadelphia Zoo)
- 9. マジックガーデンズ(Philadelphia's Magic Gardens)
- 10. リーディングターミナルマーケット(Reading Terminal Market)
- フィラデルフィアに留学する
- フィラデルフィアの治安情報
- まとめ
フィラデルフィアの基本情報
基本情報
フィラデルフィアはペンシルベニア州の南東部に位置し、デラウェア川とスクーキル川の合流地点にあります。同州最大の都市であり、人口は約160万人です。気候は日本と同じく四季があり、夏は暑く、冬は寒いです。
日本からの直行便はなく、基本的にニューヨークやワシントンD.C.などのアメリカの主要都市を通してアクセスする形になります。フィラデルフィア国際空港から中心地までは電車、バス、タクシーなどが利用可能となっています。
フィラデルフィアの歴史
1682年にウィリアム・ペンによって設立されたフィラデルフィアは、クエーカー教徒の理想郷として発展しました。
1776年には、独立宣言がこの地で採択され、アメリカ合衆国が誕生しました。また、1790年から1800年までの10年間は、アメリカ合衆国の首都として機能していた都市です。
フィラデルフィアの経済
フィラデルフィアは、金融、医療、教育、製造業など、多様な産業が発展している経済都市です。金融機関や医療機関が集積し、高度な医療技術や研究開発が進められています。
また、ペンシルベニア大学やドレクセル大学など、多くの有名大学があり、教育都市としても知られています。これらの大学は、地域経済や文化にも大きな影響を与えています。
フィラデルフィアの文化
フィラデルフィアは、歴史的な建造物や博物館、美術館などが数多くあり、文化的な魅力にあふれています。
「独立記念館」や「自由の鐘」など、アメリカの歴史を感じることができるスポットに加え「フィラデルフィア美術館」や「イースタン州立刑務所」など、ユニークな観光スポットも存在します。
また、フィラデルフィアは、多文化社会であり、様々な人種や民族が共存しています。そのため、多様な食文化も楽しむことができるのも、街の魅力の1つです。
フィラデルフィアの観光スポット
ここでは、歴史と文化が豊かな街フィラデルフィアのおすすめ観光スポット10選をご紹介していきます。フィラデルフィアへの旅行や留学を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 独立記念館(Independence Hall)
1776年7月4日、アメリカ独立宣言が採択された場所であり、アメリカの歴史において非常に重要な場所です。
世界遺産にも登録されており、アメリカの自由と独立を求める人々の熱意が今もなお感じられます。内部の見学ツアーに参加すると、当時の様子をより詳しく知ることができます。
2. 自由の鐘(Liberty Bell):自由と平等の象徴
アメリカの自由と独立を象徴する鐘です。独立記念館のすぐそばにあり、こちらも人気の観光スポットです。1852年にひびが入って以来、その音色を聴くことはできませんが、アメリカの歴史における重要な役割を果たしてきた鐘として、多くの人々を魅了しています。
3. フィラデルフィア美術館(Philadelphia Museum of Art)
世界的に有名な美術館の一つで、幅広いジャンルの美術品を所蔵しています。
特に、印象派やポスト印象派のコレクションは充実しており、モネやルノワールなどの名画を鑑賞できます。映画「ロッキー」のロケ地としても有名で、階段を駆け上がるシーンは多くの人に知られています。
4. フィラデルフィア市庁舎(Philadelphia City Hall)
アメリカで2番目に高い建物であり、フィラデルフィアのランドマークとなっています。17世紀のルネサンス建築の傑作と言われ、その壮大な外観は圧巻です。内部には、美しい装飾や歴史的な展示があります。
5. イースタン州立刑務所(Eastern State Penitentiary)
かつて存在した刑務所を博物館として公開しています。当時の様子を知ることができ、興味深いスポットです。
1929年から1969年まで実際に使用されていたこの刑務所は、閉鎖的で厳しい環境であったことが伺えます。内部には、当時の囚人たちの生活や、刑務所の歴史に関する展示があります。
6. バーンズコレクション(Barnes Foundation)
印象派やポスト印象派の絵画を中心に、多くの美術品を所蔵する美術館です。アルバート・C・バーンズ博士のコレクションを中心に展示されており、その質の高さで知られています。ルノワール、セザンヌ、マティスなどの作品が充実しています。
7. ペンシルベニア大学考古学人類学博物館(Penn Museum)
考古学や人類学に関する展示が充実している博物館です。古代エジプトやメソポタミア文明に関する展示が特に人気です。
8. フィラデルフィア動物園(Philadelphia Zoo)
アメリカ最古の動物園の一つであり、多くの動物たちが飼育されています。絶滅危惧種や珍しい動物たちを観察することができます。
9. マジックガーデンズ(Philadelphia's Magic Gardens)
アーティストのイザヤ・ザガリアーが作ったアート作品です。モザイクタイルやガラスなどを使ったユニークな空間が広がっています。
10. リーディングターミナルマーケット(Reading Terminal Market)
1893年にオープンした歴史ある市場です。新鮮な食材やグルメが集まり、地元の人々にも愛されています。フィラデルフィアチーズステーキやプレッツェルなど、地元の名物料理を味わうことができます。
また、アーミッシュコミュニティの食材や工芸品も手に入ります。
フィラデルフィアに留学する
フィラデルフィアへの留学は、歴史と文化が豊かな街で学ぶ貴重な経験となるでしょう。
しかし、留学を成功させるためには、事前の準備が不可欠です。以下に、フィラデルフィア留学に必要な準備項目をまとめたので、留学を考えている方はチェックしておきましょう。
フィラデルフィアの情報収集
事前に最低限以下の情報は押さえておくようにしましょう。
・フィラデルフィアの基本情報(歴史、文化、気候、生活費など)
・留学先の大学・語学学校の情報(プログラム内容、学費、入学条件など)
・留学ビザの種類と申請方法
・滞在先(学生寮、ホームステイ、アパートなど)
・海外旅行保険
留学計画
フィラデルフィア留学するためには、留学の費用の工面や語学力など、準備が必要なものが多くあります。以下のような準備を計画的に進めていきましょう。
・留学の目的、期間、予算
・留学先の大学・語学学校の選定
・必要な語学力の確認(TOEFL、IELTSなど)
・留学中の生活設計(住居、交通手段、食費、交際費など)
出願準備
留学先や必要な語学力が確認できたら、以下のような流れで実際に留学する準備を始めていきます。
・大学・語学学校への出願書類準備(成績証明書、推薦状、エッセイなど)
・語学試験の受験
・留学ビザの申請
・航空券の手配
・海外旅行保険の加入
渡航準備
留学先や宿泊先などの手配が整ったら、フィラデルフィアで使うものを揃えたり、下記のような準備を進めましょう。
・荷物の準備(必要な衣類、学用品、日用品など)
・現金、クレジットカードの準備
・スマートフォンのSIMカード手配
・予防接種
・緊急連絡先の登録
留学生活
フィラデルフィアに到着したら、留学先の大学や語学学校でオリエンテーションを受け、留学生活が始まります。
とにかく、留学生活を楽しむことを忘れずに!様々な人と出会い、新しい経験をすることで、きっと成長できるはずです。困ったことがあれば、大学の留学生サポートや友人などに相談しましょう。
フィラデルフィアの治安情報
フィラデルフィアはアメリカ合衆国の中でも歴史と文化が豊かな都市ですが、残念ながら治安が良いとは言えません。特に、近年では犯罪件数が増加傾向にあり、注意が必要です。
犯罪発生状況
フィラデルフィアでは、殺人、強盗、窃盗などの凶悪犯罪が多発しています。特に、ケンジントン地区やノースフィラデルフィア地区は、犯罪発生率が高く、危険なエリアとして知られています。
また、観光客が多いエリアでも、スリや置き引きなどの軽犯罪が発生しているので、注意が必要です。
注意すべき場所・時間帯
フィラデルフィアでの留学や観光を安全に楽しむために、現地で注意すべき場所や時間帯をまとめたので、チェックしておきましょう。
● 夜間の一人歩きは避ける
特に、治安が悪いエリアや人通りの少ない場所は、夜間の一人歩きを避けましょう。
● 危険なエリアには近づかない
ケンジントン地区やノースフィラデルフィア地区など、治安が悪いとされるエリアには近づかないようにしましょう。
● 貴重品は肌身離さず持つ
スリや置き引きに注意し、貴重品は肌身離さず持ち歩きましょう。
● 人通りの多い場所を選ぶ
レストランやショッピングモールなど、人通りの多い場所を選ぶようにしましょう。
防犯対策
フィラデルフィアで犯罪に巻き込まれないために、有効な対策をまとめました。具体的には、以下のような防犯対策が挙げられます。
● 常に周囲に警戒する
周囲の状況に気を配り、不審な人物や状況に注意しましょう。
● 荷物に注意する
荷物は常に身につけ、貴重品は特に注意して管理しましょう。
● 夜間はタクシーを利用する
夜間は公共交通機関の利用を避け、タクシーを利用するようにしましょう。
● 緊急連絡先を控えておく
緊急時のために、警察や大使館などの連絡先を控えておきましょう。
まとめ
今回はアメリカ・フィラデルフィアの魅力についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
アメリカ独立の地、フィラデルフィアは、歴史と文化が息づく魅力的な街です。
これからフィラデルフィアに旅行や留学を考えている方は、多様な文化が混ざり合うこの街で、歴史の重みを感じながら、アートやグルメも満喫してくださいね!