世界的な知名度を誇るセントラルパークは、ニューヨーク市民にとっての「オアシス」としてだけでなく、観光名所としても重要な役割を果たしています。
都会の喧騒を忘れさせてくれる緑豊かな空間でありながら、同時に歴史や文化、そして様々なアクティビティが楽しめる場所です。
そんなセントラルパークの周りには、一度は訪れたいホテルがたくさんあるようです。
今回の記事では、セントラルパークの魅力とともに、周辺にあるホテルの情報もシェアしていきます。
ニューヨークのセントラルパークで楽しめる施設
広大な芝生や木々が生い茂る森、そして静かな湖など、都会にいながらにして自然を満喫することができます。
ジョギングやサイクリング、ピクニックなどを通して、自然と一体になれる体験が可能です。
また、セントラルパークは、単なる公園にとどまらず、ニューヨークの歴史と文化を象徴する場所でもあります。
シェイクスピア・ガーデンやベセスダ・テラスなど、歴史的な建造物や庭園が点在し、散策するだけでも楽しめるでしょう。
さらに、季節ごとに様々なイベントが開催され、コンサート、映画上映、アート展など、常に何か新しい発見をすることもできます。
動物園や遊園地もあり、子供から大人まで楽しめます。
ニューヨーク市民にとっても、セントラルパークは憩いの場として親しまれ、読書をしたり、友達と語らったり、自分たちだけの時間を過ごすのに最適です。
ザ・グレート・ローン(The Great Lawn)
セントラルパークの中心部にある「ザ・グレート・ローン」は、広大な芝生が広がるまさに公園の心臓部と言える場所です。
ニューヨークの喧騒を忘れ、ゆったりとした時間を過ごしたい人々にとって、この場所はまさにオアシスのような存在となっています。
ベルヴェデーレ城(Belvedere Castle)
セントラルパークの中心部、ザ・グレート・ローンの南西に位置するベルヴェデーレ城は、訪れる人々を魅了する美しい建造物です。
城内には展望台があり、セントラルパークやマンハッタンの美しい景色を眺めることができます。
城の周りは緑豊かな自然に囲まれているため、野鳥のさえずりを聞きながら童話の中のような世界に浸ることができます。
ザ・モール(The Mall)
ザ・モールは、セントラルパークの設計者であるフレデリック・ロー・オルムステッドが、公園全体の軸となるように設計した並木道です。
両側に並んだアメリカ楡の木々が、まるで大聖堂のような荘厳な雰囲気を醸し出しています。
秋になると楡たちが色付き、黄金色に輝くトンネルの中を歩くことができます。
シープ メドウ(Sheep Meadow)
シープ・メドウでは、どこまでも続くような広大な芝生の上で、ピクニックや日光浴を楽しむことができます。
芝生に寝転んでマンハッタンの摩天楼を眺めたり、木陰で読書をしたり、のんびりとした空間の中で自分の時間を堪能することのできる場所です。
ストロベリー・フィールズ(Strawberry Fields)
ストロベリー・フィールズは、ビートルズのジョン・レノンを偲ぶために作られた特別な場所です。
ジョン・レノンの自宅があったダコタハウスのすぐそばにあり、彼の代表曲「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」にちなんで名付けられました。
セントラルパーク動物園(Central Park Zoo)
セントラルパーク動物園は、ニューヨーク市内で最初の動物園であり、マンハッタンの中心部で野生動物と触れ合える貴重な場所です。
約1400種類の動物が飼育されており、様々な動物たちとの出会いを楽しむことができます。
ザ レイク(The Lake )
ザ・レイクは、セントラルパークの中心部にある大きな湖で、四季を通じて、様々な変化を楽しむことができます。
ローボートやペダルボートをレンタルして、湖上をクルージングできますし、湖畔の芝生でピクニックなどを楽しむこともできます。
ジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池(Jacqueline Kennedy Onassis Reservoir)
ジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池は、セントラルパーク内にある貯水池ですが、この池の周りをジャクリーン・ケネディがジョギングで利用していたことから、この名が付けられました。
周囲にはランニングコースが整備されているため、美しい景色を眺めながら、ジョギングやウォーキングを楽しむことができます。
シェイクスピア庭園(Shakespeare Garden)
シェイクスピアの詩や戯曲に登場する花々や植物が植えられており、物語の世界観を感じることができます。
春には多くの花が咲き、セントラルパークの中でも最も美しい庭園の1つとして数えられます。
小さな庭園ですが、非常に美しいスポットですので、ぜひ足を延ばしてみてください。
ベセスダ・テラス(Bethesda Terrace)
1873年に彫刻家エマ・ステビンスによって製作されたヨーロッパ調のテラスで、高さ29メートルの「水の天使」と呼ばれる大きな噴水が特徴的です。
歴史、アート、自然の調和を感じることができるスポットです。
セントラルパーク周辺にあるおすすめのホテル
世界中からの人々が集まるセントラルパーク。
そんな公園の周りには、観光者へ向けたホテルが集まっているようです。
さらに、世界でも有数の都市・ニューヨークに位置していることもあり、豪華なホテルが立ち並んでいます。
ここでは、そんな数あるホテルの中でも人気の高いホテルをご紹介。
ぜひ参考にしていただき、旅行ならではのリッチな気分を堪能してみてはいかがですか?
パークレーンニューヨーク
まずご紹介したいのが『パークレーンニューヨーク』です。
セントラルパークの南に位置しており、46階建て高層ホテル。
周辺のホテルと比較すると、よりクラッシックでラグジュアリーなホテルと言えるでしょう。
大きな魅力の一つとして、セントラルパーク全体を見渡せる絶好のロケーションがあります。
客室は大きな窓が特徴で、開放感あふれる空間を楽しめます。
ニューヨーク気分を存分に味わえる、素晴らしい景色を堪能できるでしょう。
また、館内にはレストランやジムなどの施設も充実。
もちろん、観光やショッピングにも適した場所で、アクティブに活動したい旅行者にとっては特におすすめです。
アンダーズ 5TH アベニュー, バイ ハイアット
ニューヨークのミッドタウン、5番街沿いに位置するアンダーズ・5TH・アベニュー。
こちらもラグジュアリーホテルです。
Pre-War(プリウォー)」という、戦前に建築された古いビルを現代風にアレンジを施したおしゃれなホテルとして知られています。
周辺にはブライアントパークやニューヨーク公共図書館があり、観光やビジネスに最適なロケーションです。
このホテルの魅力は、世界的デザイナーのトニー・チーが手掛けた客室があることです。
主に、高い天井と大きな窓が特徴で、通常のスペースよりも解放感を感じることができます。
ニューヨークの古き良き時代の雰囲気を残しながらも、モダン風にアレンジされたホテルです。
昔ながらのニューヨークを舞台にした映画の世界や、海外の文化そのものに浸りたい人には特におすすめ。
人々との交流も含め、ニューヨークのアーティスティックな雰囲気を楽しめるのではないでしょうか。
ニューヨーク・マリオット・マーキス
ニューヨーク・マリオット・マーキスは、タイムズスクエアの中心に位置しているラグジュアリーホテル。
タイムズスクエアの真ん中ということもあり、もちろん観光やビジネスに最適なホテルです。
巨大な吹き抜けのロビーと近未来的なガラス張りのエレベーターが特徴的で、モダンな雰囲気と開放感を演出しています。
最大の魅力は、多くの部屋からタイムズスクエアのダイナミックな景色を一望できること。
タイムズスクエアの中心なので「うるさい」と思われることもあるようですが、防音対策がしっかり施されており快適に過ごすことができます。
また館内には、ニューヨークの街並みを見渡せる回転式レストラン「The View」や、モダンなアメリカ料理を楽しめる「Broadway Lounge」など、食事を楽しめる施設も充実。
都会のエネルギーを感じながらも快適に過ごせるラグジュアリーホテルとして、多くの旅行者に愛されています。
セントラルパークのアクセス方法は?
セントラルパークは地下鉄やバスなど、様々な交通手段でアクセスできます。
広大な公園内には様々な施設や見どころがあり、無料で楽しむことができる場所もあるようです。
地下鉄やバスのアクセス方法は以下の通り。
地下鉄
・59丁目駅
セントラルパークの南東角に位置し、最も一般的なアクセス方法です。
N、R系統をご利用ください。
・72丁目駅
ダコタハウスの近くで、セントラルパークの北側にアクセスできます。
B、C系統をご利用ください。
・86丁目駅
公園の西側に位置し、B、C系統をご利用ください。
バス
セントラルパークの周辺を走るバス路線が多数あります。
M1、M2、M3、M5、M7など、複数の路線が利用可能です。
営業時間と料金
セントラルパークは、毎日6時から25時まで開放され、営業時間内であれば、気軽に訪れることができます。
入場料は無料で、事前の予約も必要ありません。ただし、公園内の施設によっては、利用料金がかかる場合があります。
まとめ
セントラルパークは、ニューヨークを訪れる人なら誰でも楽しめる場所です。
広大な緑の中で、自然を感じながらリラックスしたり、様々なアクティビティを楽しんだりすることができます。
ぜひ、セントラルパーク周辺のホテルに泊まってニューヨークを存分に堪能してみてください。
きっと日本では経験のできない、異世界を感じられるのではないでしょうか。