【2025年最新】親子で短期留学に行くなら?おすすめ国・費用・準備リストをまるっと解説

親子留学、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

「子どもに英語を学ばせたい」「家族で海外の文化を体験したい」——そんな思いから親子留学を検討する方が増えています。

とはいえ、実際に始めようと思うと「費用はどれくらい?」「短期と長期、どう違うの?」「どの国が人気?」など、悩みは尽きませんよね。

この記事では、親子留学の費用相場やプログラムの種類、学校の選び方はもちろん、短期留学に人気の国ランキング(2025年最新版)もあわせてご紹介します。

さらに、留学前に知っておきたい準備のポイントや持ち物リスト、メリット・デメリットまで、これから計画を立てるご家庭に役立つ情報をギュッとまとめました。

親子留学にまだ一歩踏み出せていない方は、ぜひ参考にしてくださいね。

親子留学の種類

親子留学とひと口にいっても、その過ごし方や目的によっていくつかのスタイルがあります。

子どもの年齢や親の希望、滞在期間によって最適なプランが異なるため、自分たちに合った方法を見つけることが大切です。

親は語学学校、子どもは託児所や学校に通うタイプ

親子がそれぞれの場所で学ぶスタイルです。

まだ学校に通うことのできないような小さなお子さんは現地の保育施設に預け、親は語学学校で英語を学んだり、資格取得を目指したりします。

子どもが就学年齢に達していれば、現地の小学校などに通わせることもできます。

異文化のなかで生活することで、子どもは語学や国際感覚を自然と身につけられますし、親自身もスキルアップに取り組めるのが魅力です。

【こんな方におすすめ】

子どもに語学や海外生活を体験させたい

親自身も語学学習やキャリアアップに挑戦したい

親が付き添い、子どもが学校に通うタイプ

子どもを現地の学校に通わせながら、親がサポート役として一緒に滞在するスタイルです。

語学学校などには通わず、親は生活面で子どもを支える役割を担います。

たとえば、オーストラリアやニュージーランドなどでは「ガーディアンビザ」があるため、付き添いとして渡航しやすい国です。

親の時間に比較的余裕があるため、現地の文化をじっくり味わいたい方にもおすすめです。

ただし、滞在期間が長くなる傾向にあり、費用も高くなりやすい点には注意が必要です。

国によっては就労が認められないケースもあるので、事前にしっかり確認しておきましょう。

【こんな方におすすめ】

子どもの学びをサポートしながら、自由に過ごしたい

子どもと一緒に海外生活を楽しみたい

教師宅に親子でホームステイするタイプ

より効率的に語学習得したいという方におすすめしたいのが、語学教師の家に親子で滞在し、生活のなかで語学を学ぶスタイルです。

通学や送り迎えが不要な分、ゆとりを持って英語学習に取り組めます。

日常の会話を通じて語学力を伸ばせるため、短期間でもしっかりと英語を身につけたい方にぴったり。

親子で一緒に学び、生活する時間が長く持てるのも特徴です。

【こんな方におすすめ】

できるだけ時間を無駄にせず、語学力を伸ばしたい

子どもとの時間をしっかり取りたい

現地の家庭生活をリアルに体験してみたい

親子留学の費用はどれくらい?相場をチェック!

親子留学を計画するうえで、まず気になるのが「どのくらい費用がかかるの?」という点ですよね。

行き先や滞在期間、プログラムの内容によって大きく変わるため、あらかじめ予算感を把握しておくことが大切です。

ここでは、親子留学で人気のあるハワイ・アメリカ本土・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・イギリスの6カ国について、親1人+子ども1人の1組あたりの費用の目安を期間別にまとめました。

国名 1ヶ月 3ヶ月 半年 1年
アメリカ 50~120万円 100~300万円 150~500万円 400~1,000万円
カナダ 50~80万円 90~200万円 200~300万円 400~600万円
オーストラリア 50~90万円 100~200万円 200~400万円 400~750万円
ニュージーランド 40~90万円 90~200万円 200~350万円 350~600万円
イギリス 50~100万円 100~250万円 200~500万円 350~900万円
ハワイ 50~100万円 100~200万円 200~400万円 400~800万円

国によって物価や教育費が異なるため、同じ期間でも大きく差が出るものです。

たとえば、アメリカやイギリスは費用が高め、その一方でニュージーランドやカナダは比較的抑えやすい傾向にあります。

また、親子留学の費用には、以下のようなものが含まれます。

渡航費(航空券代)

学費(語学学校や現地校など)

滞在費(ホームステイ・賃貸など)

保険代・ビザ取得費用

通学・生活に必要な日用品や教材費

実際にかかる金額は、選ぶプログラムや滞在スタイルによって大きく異なるので、複数の見積もりを取ることが成功のカギ。

留学エージェントを活用して、無理のない計画を立てましょう。

親子留学のプログラムの種類

親子留学を考える際、まず知っておきたいのが提供されているプログラムの種類です。留学期間や目的に応じて、大きく短期プログラム正規プログラムに分かれています。それぞれの特徴や入学できる学校と選ぶポイントについて、詳しくご紹介します。

短期プログラム

気軽に海外生活を体験できる短期プログラムには、以下のようなものがあります。

・夏休み期間のサマースクール
・冬休み期間のウインタースクール
・通常クラスへの短期参加

短期プログラムの大きな特徴は、多くの場合、観光ビザで参加できることです。

日本の学校に在籍しながら、長期休暇を利用して参加できるため、学業への影響も最小限に抑えられます。

また、本格的な留学を検討している場合の「お試し留学」としても活用できます。

正規プログラム

より本格的に現地での教育を受けたい場合は、正規プログラムがおすすめです。

このプログラムでは、現地の教育システムに則った本格的な学びが可能となります。

ただし、以下の点に注意が必要です。

・学生ビザと保護者ビザの取得が必要
・多くの学校で入学試験がある
・最低でも1年以上の長期滞在となる

特にビザの取得と入学試験については、国や学校によって条件や必要書類が大きく異なります。

ビザ申請は数ヶ月かかることも多く、入学試験も英語力や学力の基準が学校ごとに設定されています。

そのため、渡航の半年から1年前には、希望する国のビザ要件や、学校の入学条件について詳しい情報を集め始めることをおすすめします。

選べる学校の種類

親子留学で入学を検討できる学校には、主に以下の3つのタイプがあります。

インターナショナルスクール

世界標準の教育カリキュラムを採用し、多国籍の生徒が集まる環境です。英語で授業が行われ、国際的な視野や多文化理解を深めることができます。さまざまな国からの転入生も多く、サポート体制が整っている学校が多いのが特徴です。

現地校(地元の学校)

現地の子どもたちと同じ環境で学ぶため、より現地の文化や習慣に触れられます。授業は基本的に現地の言語で行われるため、英語力が十分でない場合は、最初は苦労することもありますが、実践的な語学力を早く身につけたい方には特におすすめです。

語学学校

語学力向上を目的に通う学校で、特に英語の基礎固めやスピーキング強化に適しています。子どもの学校生活を支援しながら、語学力の向上を図るための短期集中型のプログラムも多くあります。

お子さまの英語力や学習目標、将来の進路を考慮しながら、どのタイプの学校が最適か、ご家族でじっくり話し合って決めてください。

【2025年最新版】親子の短期留学で人気の国ランキング

「親子で留学に行きたいけどどこに行けばいいか分からない!」

そんな方に向けて、短期の親子留学先として人気の高い国を3つ紹介します。

第3位:オーストラリア

気候が穏やかで過ごしやすく、日本との時差もわずか。

初めての親子留学にもぴったりです。

自然に囲まれた環境でのびのびと生活でき、現地校に通うスタイルやホームステイなど、選べるプランも豊富。

欧米に比べると飛行時間も比較的短めで、移動の負担も少ないのが人気の理由です。

第2位:フィリピン

費用を抑えたい方に人気の国。

欧米圏に比べてコストがかなり抑えられるのがポイントです。

欧米の場合、1週間だとしてもトータルで100万円近くかかるところ、フィリピンだと1週間で約55万、2週間で68万円程度になります。

マンツーマンの英語レッスンが主流なので、英語初心者でも安心して受けられますし、親子で同室に滞在できる寮など、サポート体制もしっかり。

短期間で効率よく学べます。

第1位:ハワイ

観光と学び、どちらも楽しめる家族に大人気のエリア。

治安が良く、親子で参加できる語学学校やサマースクールの選択肢も豊富です。

語学+フラやヨガなどの体験型プログラムも充実していて、親も子も無理なく楽しめます。コンドミニアム滞在なら自由度も高く、家族の時間を大切にしながら留学できます。

この3カ国は、それぞれに違った魅力があります。親子の目的や予算に合わせて、ぴったりの国を選んでみてください。

親子留学に行くならメリットとデメリットを理解しよう!

親子留学には、さまざまなメリットとデメリットがあります。これらは、お子さまの年齢や性格、家族構成、留学先など、それぞれの状況によって大きく異なります。

また、同じような環境でも、ある家族にとってのメリットが、別の家族にとってはデメリットとなることもあります。

例えば、「新しい環境での生活」は、積極的な性格のお子さまには大きな刺激となりますが、慎重な性格のお子さまには負担となる可能性もあるのです。

以下では、多くの方が経験された代表的な例をご紹介しますので、ご自身の状況や家族の特徴に照らし合わせながら参考にしてください。

メリット

親子留学で特に大きなメリットとされているのは、次の4つのポイントです。

自然な英語力の習得

世界を知る広い視野

子どもの成長と自立

家族の絆の深まり

親子留学の最大の魅力は、子どもの成長に与える多面的な教育効果です。英語を日常的に使う環境で生活することで、自然と語学力が身についていきます。

また、様々な国の友達との交流を通じて、多様な価値観を受け入れる柔軟性や、世界を広く見る視野が自然と身についていくようです。

さらに、新しい環境で直面するさまざまな課題に向き合うことで、問題解決能力や自立心が育まれます。

特に、親子で一緒に困難を乗り越えていく過程は、家族の絆を一層深める大切な機会となるでしょう。

子どもは親の姿から多くを学び、親も子どもの新たな一面に気づくことで、お互いの理解が深まっていきます。

このような経験は、これからのグローバル社会で活躍するための基礎となり、子どもの可能性を大きく広げることにつながります。

また、親子で共有する異文化体験は、家族にとって貴重な思い出となり、かけがえのない経験として心に残ることでしょう。

デメリット

一方で、親子留学には次のような課題もあります。

費用面での負担

心身への負担

学習面での課題

環境への適応

親子留学でもっとも気がかりなのは、費用面での負担です。

渡航費、現地での生活費、学費など、複数人分の費用がかかるため、家計への影響は小さくありません。

また、親が仕事を一時的に休む必要がある場合は、収入面での不安も出てきます。

一方、子どもにとっても、慣れ親しんだ環境を離れ、新しい学校生活に馴染むことは大きな挑戦です。

言葉の壁や文化の違いから、学習の遅れや友達づくりに苦労することもあります。

親にとっても、子どものサポートに加えて、自身の生活環境の変化への対応が必要となり、心身の負担は避けられません。また、帰国後の生活への再適応も大きな課題です。

日本の学校の仕組みや生活習慣の違いに戸惑い、学習の遅れを取り戻すのに時間がかかることもあります。

海外で身についた考え方や行動が、日本の社会になじまないこともあり、子どもにとって心理的な負担となるケースも少なくないようです。

渡航前におさえておきたい!成功させるためのポイント

親子留学は、入念な準備があってこそ成功への近道となります。以下では、特に重要な3つの準備について詳しくご説明します。

・英語力の基礎づくり
・現地での生活に必要な情報収集
・万が一の際のプランB
・これらをしっかり押さえておきましょう。

英語力の基礎作りを忘れずに

お子さまと保護者の両方が基礎的な英会話力を身につけておくことは、とても重要です。

日常生活や学校生活で必要な簡単な英会話ができれば、現地での不安も軽減され、スムーズに新生活をスタートできます。

渡航前は、親子で英会話教室に通ったり、オンライン英会話を活用したりすることをおすすめします。

これにより、基本的なコミュニケーション力を養い、外国人への抵抗感をなくすことができます。

現地の情報をしっかり収集する

現地での生活をスムーズに始めるために、以下の情報は必ず事前に確認しておきましょう。

・気候や現地の生活習慣
・近隣の医療機関の場所と連絡先
・緊急時の連絡先(大使館、警察、救急など)
・必要な持ち物や各種手続きのリスト

万が一に備えてプランBの作成

どんなに準備を整えても、予期せぬ困難に直面することがあります。以下のような対策を事前に準備しておくことで、必要な際にスムーズな帰国が可能となります。

・日本の学校との定期的な連絡体制の確保
・航空券の変更条件の確認と、柔軟に対応できるチケットの手配
・住居契約は3~6ヶ月の短期契約から始める
・解約時の条件を事前に確認し、急な退去にも対応できるようにする

この3つの準備をしっかり整えることで、現地での生活をより安心して始めることができ、万が一の際も落ち着いて対応できるでしょう。

持っていくと便利なもの、国別準備リスト

親子留学は長期滞在となるため、必要なものを過不足なく準備したいところですが、すべてを日本から持って行く必要はありません。

ここでは、国や地域別に特に重要な持ち物をリストアップしました。以下の国別リストは、渡航直後に必要となる最低限の持ち物を中心にまとめています。

共通 電子機器関連 変圧器・変換プラグ
スマートフォン(現地対応)
タブレット
日用品 使い慣れた化粧品
常備薬・耳かき
コンタクトレンズ用品
折り畳み傘
サランラップ
携帯用ハサミ
子育て用品 抱っこ紐
オムツ(現地で調達するまで)
学習・交流用 英語の参考書
日本を紹介する英語の本
寒冷地
(カナダ・アメリカ・イギリス)
衣類 防寒具(コート、マフラーなど)
フォーマルな服
室内履き
生活用品 うがい薬
保湿クリーム
ボディータオル
オセアニア
(オーストラリア・ニュージーランド)
学用品 シャープペンシル(HB以外)
生活用品 ビーチサンダル
薄手の長袖
UV対策用品
洗濯ネット
東南アジア
(フィリピン・マレーシアなど)
健康対策 UV対策用品
虫よけスプレー
整腸剤
生活用品 薄手の長袖
使い捨てお手拭き
食事関連 ふりかけ
子供用歯ブラシ

現在はほとんどのものが、現地で入手可能です。

常備薬やコンタクトレンズなど使い慣れた必需品以外は、最低限の量を持参し、現地で購入することをおすすめします。

特に嵩張る日用品は現地調達することで、移動時の負担を大幅に減らせます。

まとめ

親子留学は、子どもの未来に大きな可能性を広げる選択肢のひとつです。英語力の向上はもちろん、異文化への理解を深め、世界を広く見る視野を育めます

ただし、より良い経験にするためには、入念な準備が欠かせません。お子さまの年齢や英語力、ご家族の状況に合わせて、プログラムの種類や留学先、学校選びを慎重に検討しましょう。

不安な気持ちはあるかもしれませんが、この記事で紹介した情報を参考に、まずは一歩を踏み出してみてください。

きっと、親子で共に成長できる貴重な経験となるはずです。

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