【小学生の海外短期留学】おすすめの地域や語学留学プログラムは?

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近年、小学校での英語教育が始まり、小学生の海外語学留学も注目されています。

学校の夏休みのような長期休暇期間を利用して、英語力を身につける現地体験プログラムへの参加を検討する保護者の方も多いのではないでしょうか?

本記事では、小学生の海外語学留学について、おすすめの地域や短期留学プログラムの種類などをまとめました。

費用の例などもご紹介しますので、参考にしてみてください。

小学生の海外語学留学は時期尚早ではない?

海外で英語を学ぶ語学留学といえば、高校生以上を対象にしているものを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし昨今、小学生対象の海外語学留学プログラムも増えてきています。

筆者が大学院で研究を進めた専門分野は、外国語を学習する際の効果的な学習方法や、人間が言語を習得するメカニズムについて研究する「第二言語習得論研究」という研究分野があるのですが、筆者は大学院でまさにこの第二言語習得論の研究でした。

幼いうちから外国語に触れ始めた人と、「臨海期」と呼ばれるある一定の年齢を過ぎた頃から外国語に触れ始めた人との比較では、身につく発音や最終的な習得レベルにおいて、どれくらいネイティブに近づけるかという点に差があるという研究結果が多く出ています。

この観点から見ても、まだまだ様々なものに対し寛容で吸収力も高く、記憶力もいい小学生のうちに語学留学を行うことは、英語をはじめとした外国語の習得に関して大きなメリットがあると言えるでしょう。

小学生の海外語学留学をおすすめする理由|3つのメリット

前述した研究結果のほかにも、小学生の海外語学留学をおすすめする理由があります。ここでは小学生の英語留学のメリットを3つご紹介します。

異文化や英語学習への興味が芽生える

小学生の海外語学留学で海外生活、短期間でも現地生活体験することで得られるメリットの一つにはやはり、現地の人たちとの交流から得られるものが大きいでしょう。

現地の人と趣味を通して仲を深めたり、英語や文化について興味を持ったりすることで、将来自分のやってみたいことが見つかることも多いです。

小学生のうちから海外生活を経験すると、日本国内では出会えなかった新しい価値観や視点などが育まれます。

もちろん、英語学習自体への興味も大きくなることでしょう。実際に海外の人と交流して意見交換する機会があると、英語を話してみたい!という学習意欲につながります。

感受性や表現力が豊かな子どもになる

小学生は6歳〜12歳というとても吸収力や記憶力の高い時期です。そんな時期に現地の文化を体験することで感受性が豊かになったり、自分とは異なる考えを持つ人に対して寛大になることを学んだり、好奇心の強い子に成長する可能性もあります。

また、非言語コミュニケーションや、できる限りの英語で現地の人とコミュニケーションをとることで自己表現力もついていきます。

子どもの自立心が養われる

さらに、小学生というまだまだ幼い時期に親元を離れて短期間でも海外生活に挑戦すること自体に大きな意味があります。自立心や自己管理能力がぐんっと伸びるきっかけにもなり得ますね。

とはいえ、海外に送り出す側の保護者の方、子どもが1人で海外に留学に行くなんてとても不安だと思います。そこで次項では、小学生でも安心して送り出せるおすすめの留学先の国や地域をご紹介します。

小学生の海外語学留学におすすめの国・地域は?

小学生の子どもの海外留学を検討する保護者の方は、現地の治安や安心して送り出せる留学先かどうかがもっとも気になるのではないでしょうか。

そこで、治安の良さ、人の温かさや面倒見の良さに定評のある国や地域を4つご紹介します。

オーストラリア

オーストラリアは英語圏の中でも治安が良く、現地の人もとてもフレンドリーで明るい方が多いです。

また、日本からの時差もほとんどないため日中や夜に連絡を取りたい時にも時差を気にせずに電話をかけたりビデオ通話をしたりすることもできます。

さらに、滞在する地域によっても特徴が異なります。たとえば、海が好きな子どもの留学先にはケアンズやゴールドコーストなどがおすすめです。

また、都会の生活に近いほうがいい場合にはシドニーやメルボルン郊外の留学先など、多くの選択肢があるのもオーストラリア留学の魅力です。

ニュージーランド

ニュージーランドも、英語圏の中で治安の良さではトップを争う安心できる国です。

オークランドや首都のウェリントンにはもちろん商業施設や娯楽、エンターテイメント施設など便利なものが揃っていますが、都市部から車で15分ほど走るとそこには大自然が広がっています。

都会に近いほうが安心だけれど、大自然の中での体験もさせたい場合にはニュージーランドがピッタリです。

カナダ

カナダでは、西部のバンクーバーや東部のトロントなどで短期留学の小学生を対象としたサマーキャンプや、親子留学を受け入れる学校が多くあります。特に、カナダの西海岸に位置するバンクーバーは、日本からは直行便で8時間ほどとアクセスしやすいため人気の留学先です。

カナダの都市部は移民が多く、国籍の違いを寛大に受け入れる土地柄であり、安心して留学できます。また、カナダの学校で習う英語は聞き取りやすいといわれ、留学生を受け入れる語学学校も質が高いと評価されています。

ハワイ

アメリカの中でも日本人の海外旅行先として大人気なハワイです。特に、小学生の子どもと一緒に保護者の方も留学をする「親子留学」の行き先として人気が高い地域です。

親子で英語の授業を受けられるプログラムや、日本人スタッフが在籍する学校も多いので、初めての海外語学留学には特に安心できるサポート体制が整っていると言えます。

さらに、現地には日系人も多く、日本語を話す人も多いので、緊急事態や困ったことがあった時には日本語で助けを求められるのも小学生留学にとってはありがたいところです。

マレーシア

東南アジアに位置するマレーシアは、日本からアクセスがよく、首都のクアラルンプール周辺にはインターナショナルスクールが多いことで有名です。そのため小学生の留学先としても、近年注目されています。

親子留学はもちろん、9歳以上であれば子どもだけの単身留学も受け入れている学生寮つきのボーディングスクールもあるなど、選択肢は多岐にわたります。

インターナショナルスクールのカリキュラムは、イギリス式・アメリカ式・オーストラリア式・カナダ式・シンガポール式などさまざまなので、学習したい英語や学びのスタイルによって子どもに合った学校選びが重要です。

パンフレットなどを熟読してご確認されることをおすすめします。

参考資料:
小学生におすすめの短期留学!おすすめの国やプログラム、体験談などをご紹介 | 留学くらべ〜る
https://ryugaku.kuraveil.jp/terms/short/ages/elementary-school#part-3da933cca775c8da

小学生の留学におすすめのプログラム(親子留学、サマーキャンプ、ホームステイ)

小学生の海外留学で参加可能なプログラムとしては、主に「親子留学」、「サマーキャンプ」、「ホームステイ」の3つが挙げられます。

ここでは、それぞれの特徴を費用の例とともにご紹介します。

親子留学

小学生留学で「親子留学」の方法を取る場合には、以下のように2通りのパターンがあります。

留学する子どもが語学学校などに通い、保護者の方は付き添いとして現地に同行するケース

子どもも保護者の方も、それぞれレベルに合った英語を学びに行くケース

どちらのタイプを選択するかによってかかってくる費用も異なるので、親子留学の目的をしっかりと明確にした上で自分たちに最適なパターンで留学をしましょう。

なお、ビザの取得が別途必要かどうかについては留学先の国ごとに規定が異なります。

さらに、滞在期間や、子どもだけが学校に通うのか、親子それぞれが学校に通うのかなど、さまざまな条件によっても異なりますので、詳しくは渡航申し込み手続きに合わせてご確認ください。

※1か月の親子留学にかかる費用の例(学費・滞在費・生活費などを含む)
カナダ:約60万〜100万円
オーストラリア:約70万〜100万円
ニュージーランド:約60万〜100万円
ハワイ:約80万〜120万円
マレーシア:約50万~60万円

参考資料:
親子留学の費用はどのくらいかかる?1週間から1年間の留学期間や国別に徹底解剖 | スクールウィズ - 英語力UPの留学エージェント
https://schoolwith.me/columns/33311

サマーキャンプ(サマースクール)

「サマーキャンプ(サマースクール)」とは、夏休みの長期休暇を利用して海外の語学学校や民間の団体、非営利団体などが実施する国際交流プログラムのことです。

主に小学生〜大学生までの学生を対象に行われるもので、英語学習や異文化交流を目的とした様々な活動やアクティビティが行われます。

期間は主に1週間〜2週間前後のものが多いです。その中で多くの異文化交流経験ができるようにたくさんの活動が盛り込まれています。

例えば、英語でゲームをして仲間と打ち解けあったり、自然の中の遊びや、アウトドアアクティビティをしたりします。

夜には外で海外式のキャンプファイヤーをしたり、ダンスパーティーを行ったりと、活動は様々。子どもたちはこれらの活動を通して異なる文化や言語を持つ他の国の子どもたちと交流を深めます。

※1週間のサマースクールにかかる費用の例(参加費・滞在費など)
カナダ:約10万~40万円
オーストラリア:約10万~35万円
ニュージーランド:約10万~30万円
ハワイ:約25~40万円
マレーシア(10日間~2週間程度の場合):約RM10,000(日本円換算:約35万円)

参考資料:
サマースクールで人気の国はどこ?費用や体験談、おすすめのプログラムも | 留学くらべ〜る
https://ryugaku.kuraveil.jp/purposes/summer-school

ホームステイ

最後に紹介するのは「ホームステイ」という選択肢です。ホームステイとは、現地のホストファミリーの家で、現地の人のライフスタイルを経験しながら英語も習得するという方法です。

利用する留学エージェントによっては1週間から長期休みの数週間や、1年間などのようにステイする期間は柔軟に選べます。

ホームステイでは現地の家族と共に生活をするため、英語ので会話量がとても増えます。また、現地の人の生の会話を常に耳する環境は、本物の英語を常にリスニングしている状態なので早く英語が上達するでしょう。

また、日本にはない文化や風習を知ること、経験することも可能です。文化の違いを受け止める寛容な姿勢を育むとてもいい機会になります。

ホームステイ先の家族とは一生涯連絡を取り合う仲になる人も多く、筆者もニュージーランド留学中にお世話になっていたホストファミリーとは今も連絡を取り合っています。さらに、ニュージーランドに旅行した際には留学中のように家に泊まらせてもらうこともあります。

※10日前後のホームステイにかかる費用の例(渡航費・滞在費・授業料・食費など)
カナダ:約40万~50万円
オーストラリア:約40万~50万円
ニュージーランド:約40万~50万円
ハワイ:約60万~70万円
マレーシア:約20万円~(航空券代を含まず)

小学生が短期留学するならベストなタイミングは?

小学生が海外留学をするとなると、もっとも現実的で保護者の方も安心なのは短期留学です。というのも、小学生が行ける短期留学には数日〜1週間程度で行けるプログラムがあり、春休みや夏休みなどの長期休みを使って参加可能です。

小学生が短期留学をできるタイミングとしては、以下の時期が挙げられます。

7月下旬〜8月下旬の夏休み期間中
3月下旬〜4月上旬の春休み中
12月下旬〜1月上旬の冬休み中

このなかでも特に多く実施されているのは、日本の学校の夏休み期間中に合わせたサマーキャンプ(サマースクール)です。ご家族で相談して最適な時期を検討してみてください。

参考資料:
小学生におすすめの短期留学!おすすめの国やプログラム、体験談などをご紹介 | 留学くらべ〜る
https://ryugaku.kuraveil.jp/terms/short/ages/elementary-school#part-3da933cca775c8da

小学生の留学に利用できる奨学金はある?

2025年6月時点で、海外留学奨学金制度の多くは高校生以上が対象となっています。

文部科学省による留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」の公式サイトには、留学奨学金制度を検索できるページがあります。

検索カテゴリには「日本の小・中学校在学中の留学(海外研修等含む)」の項目もありますので、興味がある方は随時確認してみてください。

留学奨学金検索 | トビタテ!留学JAPAN | 文部科学省

まとめ

小学生の時期からのコミュニケーションツールとしての英語学習が進んでいる昨今ですが、「小学生が1人で留学?!うちの子にはまだ早い!」というお考えの保護者の方もまだ多いかもしれません。

今回のコラムを見て「親子で留学できる方法もあるんだ!」「治安のいいこの国でホームステイなら出発時も安心して送り出すことができそう」など、少しでも小学生の留学に対してポジティブな印象を持ってもらえたら幸いです。

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