みんなでShareしよう!Shareの基本的な意味や使い方を解説します!

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「SNSで写真をシェアした」「シェアハウスに住んでいる」など、普段よく耳にすることが多くなったシェアという言葉。経済界ではよく使われてきた言葉ですが、ソーシャルメディアが浸透した現在では、私たちも気軽に使うことが増えました。

もとは、英語の[share]をカタカナ語にしたもの。しかし、意外と英会話の中での使い方を知らない方も多いかもしれません。

この記事では英語でのshareの意味や使い方、今日から使える英語フレーズを例文つきで解説します。様々な「シェアする」状況を頭の中でイメージしながら読み進めてください。

動詞のShare

「シェアをする」シチュエーションは多岐に渡ります。動詞のshare「共有する、分担する、分け合う」といった意味があります。

何かを共有する場面を以下にリストアップしました。

・「モノ」や「スペース」などを他の人と共有して使う

・「食べ物」や「品物」などを他の人とわける

・「感情」や「考え」の共有する

・ソーシャルメディアやWebサイト上で、出来事や情報、写真を共有する

・Web会議やビデオ通話中に画面を共有する

・家事や仕事などの「活動」を他の人と分担しておこなう

では、これらは英語でどのように表現するのでしょうか?順番に見ていきましょう。

共有する

「モノ」や「スペース」などを他の人と共有して使う

昨今の働き方改革で、様々な働き方を選べるようになりました。スタートアップ企業の方やリモートワークができる方の中では、シェアオフィスなどの共有スペースを利用して仕事をされている方も多くなってきましたね。

I believe it is okay for two companies to share the same office space.

2社が同じオフィススペースを共有することは問題ないと考えている。

Some of the most successful startups started in a shared office and they shared their space with other businesses.

いくつかの成功したスタートアップ企業はシェアオフィスから始まり、彼らは他のビジネスとスペースを共有していた。

また、共有オフィスは日本語で「シェアオフィス」や「コワーキングスペース」と呼ばれていますが、英語ではa shared office、a shared office space、 a shared workplaceと表現し、coworking spaceはそのまま英語でも使えます。

「食べ物」や「品物」などを他の人とわける

友人たちや家族で外食に出かけたときや、ピザやケーキをホールで買って食べるときには「シェアしよう!」という言葉を使いませんか?食べ物に関する表現などはカジュアルに普段使いできるので、フレーズをまるごと覚えて使ってみましょう。

She bought a chocolate cake and shared 2/3 of it with her sister.

彼女はチョコレートケーキを買って、そのうちの3分の2を妹に分けました。

The pizza was very huge and I couldn't eat the entire pizza. I should have shared that with others.

ピザはとても大きく、ひとりで全部食べ切ることができなかった。他の人に分けてあげたらよかったよ。

誰かとシェアしたことを表現したい場合は「share with ◯◯(分けた相手)」と表現します。具体的に誰とシェアしたかを伝えることができるので、こちらは必須で覚えておきたいですね。

「感情」や「考え」の共有する

自分の感情や考えを誰かと共有したい場合にも「シェア」を使います。この場合は、考えやアイデアを押し付けるのではなく、共有してさらに考えを深めていく場合に使うイメージです。

Now let me share my thoughts.

では、私の考えを共有させてください。

When I am happy, I want to share my happiness with others. But not everyone wants to be shared.

私は幸せな時には人と気持ちを分かち合いたいと思う。でも、全ての人が共有を望んでいるわけではない。

幸せや喜びの共有はその場をハッピーな空間にしてくれますが、共有方法によっては嫉妬の対象になることも。タイミングを見計らってシェアしたいですね!

ソーシャルメディアやWeb上で出来事や情報を共有する

皆さんも経験があるであろう、SNS上への情報のポストや写真の共有。ボタンひとつで多数の人に一気に情報共有できるシステムは非常に便利で、私たちの生活になくてはならない存在になっています。

I will share some pictures of today's event via LINE later.

あとで今日のイベントの写真をLINEでシェアするね。

We will try to share this information as much as we can.

この情報についてはできる限り共有していきたい。

I stopped sharing photos of my kids on social media to protect their privacy.

私は子どもたちのプライバシーを守るために、彼らの写真をSNS上で共有することをやめた。

日本ではアプリで写真を家族に共有したり、LINEアルバムにアップしたりして共有することが多いと思います。海外では、WhatsAppというアプリやFacebook上でやり取りを行うことが多いです。国が違えばSNSの利用方法も違って面白いですね。

Web会議やビデオ通話中に自分の開いている画面を共有する

ビジネスの場にてオンラインミーティングをする機会が多くなってきた現在、Web会議システム上には「画面を共有する」という機能が備わっています。

また、オンライン英会話の場でも、講師や生徒がそれぞれの画面を共有することもあるのではないでしょうか。「画面をシェアする」ことは英語で[share the screen]といいます。また、「画面共有」は英語で[screen sharing]です。[share]が共有、[screen]が画面です。

Can you share your screen?

画面を共有してくれる?

I don't know how to share my screen with others.

他の人に画面を共有する方法がわかりません。

オンライン会議やオンライン英会話の場でさっそく使えそうな英語フレーズですね!

分担する

家事や仕事などの「活動」を他の人と分担しておこなうこと

分担とは1つのことを何人かで(均等に)分けて作業することです。よくある場面は、家事や仕事の分担です。家族で協力し合って家事を分担する、たくさんある業務をチームのメンバーで分担して作業していくなど、このような「活動を分担」する場合にshareを使うことができます。

After the baby was born, my wife and I decided to share the housework.

子供が生まれた後、私と妻は家事を分担することに決めた。

Sharing household chores will improve your relationship.

家事を分担することであなたたちの関係が良くなります。

イベント開催時の準備の分担などについてもshareを使うことができます。

The preparation for my grandma's 90th birthday party was shared among family members.

おばあちゃんの90歳の誕生日パーティーの準備は家族間で分担した。

このような業務(作業)の分担は日常生活でもよく行われることなので、ぜひ覚えておきたい表現ですね。

名詞のShare

分け前

分け前をネット上の辞書で検索してみると以下のようにでてきます。

– グループの働きで得た利益や遺産などを分けること --

出典:https://kotobank.jp/

分け前は英語でそのまま[share]または[cut]と言います。ビジネス英語で使える株式などの割り当てのことは[allotment of share]と言います。

分け前は別の言い方でa piece of the pie、a slice of the pie、a share of the pieと表現することもできます。これは日本語に翻訳すると「一切れのパイ」ですが、パイ全体を利益などの大きなものとし、この中の一切れを分け前としているところをイメージしてみるとわかりやすいかと思います。

When she won the lottery, everyone in her family wanted a share of the pie.

彼女が宝くじに当選したとき、家族の誰もが分け前を欲しがった。

市場占有率

市場占有率とは別名「マーケットシェア」「市場シェア」です。特定の市場の中で商品・製品またはサービスが占める割合を示す比率のことです。英語ではそのまま[market share]と言います。

Shopping malls are losing their market share to online shops.

ショッピングモールは市場占有率をオンラインショップに奪われつつある。

日本語では、市場占有率と言うよりも「マーケットシェア」と言ったほうが簡単でわかりやすいように感じます。いずれにせよ、カタカナ語をそのまま英語にするだけなので覚えやすい単語であることは間違いありませんね。

Shareを使ったフレーズ

他にも普段カジュアルに使えるフレーズをご紹介します。

Let’s share the last cookie.

最後のクッキーは分け合おう。

I would like my children to learn to share their toys with others.

私は子供たちに自分のおもちゃを他の人と共有することを学んでほしいと思っています。

Pocket money from grandparents should be shared equally among all the siblings.

祖父母からの小遣いはきょうだい間で均等に分けなければならない。

I lived in a shared house for 2 years.

私はシェアハウスに2年間住んでいた。

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