セブ島旅行のベストシーズン徹底ガイド!気候・服装・季節別特徴

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フィリピンの人気観光地であるセブ島

美しいビーチや豊かな自然、魅力的な観光スポットが満載のリゾートアイランドです。

セブ島は年間を通して温かい気候なので、冬でも南国気分を味わえる旅先として人気。

特に乾季に見られる真っ青な空とエメラルドグリーンの海は、まさに楽園そのものです。シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティも大充実しています。

この記事では、そんなセブ島旅行のベストシーズンから、気候や天気、月ごとの特徴、旅行費用を抑える裏ワザ、服装対策まで詳しい情報をお届けし、セブ島の魅力を余すところなくご紹介していきます。

1. セブ島の気候・天気の特徴

セブ島はフィリピン中部に位置し、熱帯モンスーン気候に属しています。日本のように四季はなく、一年を通じて「乾季」「雨季」の2つのシーズンに分かれているのが大きな特徴です。

セブ島の年間平均気温と降水量

セブ島は年間を通して平均気温が26℃〜29℃と非常に温暖です。

どの月も最高気温は30℃前後、最低気温も25℃前後を保っており、一年中夏の気候を楽しめます。

日中と朝晩の寒暖差も小さいため、服装を大きく変える必要がないのも旅行者にとっては嬉しいポイントです。

降水量については、乾季と雨季で大きく差が出ます。

平均気温 最高気温 最低気温 降水量
1月 26℃ 29℃ 24℃ 86.7mm
2月 27℃ 30℃ 24℃ 66.1mm
3月 28℃ 31℃ 25℃ 45.3mm
4月 29℃ 32℃ 26℃ 39.3mm
5月 29℃ 32℃ 26℃ 67.2mm
6月 28℃ 32℃ 26℃ 135.6mm
7月 28℃ 31℃ 25℃ 139.1mm
8月 28℃ 31℃ 25℃ 115.1mm
9月 28℃ 31℃ 25℃ 129.9mm
10月 28℃ 31℃ 25℃ 151.9mm
11月 28℃ 30℃ 25℃ 124.5mm
12月 27℃ 30℃ 25℃ 110.6mm

出典:Cebu Cityの気候、月別の気象、平均気温(フィリピン)- Weather Spark(2025年時点)

高温多湿で日差しが強い点に注意

セブ島は年間を通じて気温が高いことに加え、湿度も年間を通して60%〜70%前後で推移しており、高温多湿な気候が特徴です。

特に雨季は湿度が上がり、一時的に蒸し暑く感じることもあります。

さらに、日差し(紫外線)は日本の夏の約8倍ともいわれるほど強烈です。日焼け止めや帽子、サングラスなどでしっかりと対策を行い、熱中症を防ぐためにもこまめな水分補給や適度な休憩を心がけましょう。

屋内は冷房が強く効いている

屋外が非常に暑いのに対して、ショッピングモール、レストラン、バス、ホテルの部屋など、屋内施設では冷房が非常に強く効いていることが多いです。

体感温度の差で体調を崩さないよう、必ず薄手のカーディガンやパーカー、ストールなどの羽織りものを持参して、寒暖差対策をしてください。

2. セブ島の乾季の特徴とベストシーズン(12月~5月)

セブ島を訪れる旅行者に最も人気があるのが、雨が少なく天候が安定する乾季です。この乾季は「涼しい乾季」「暑い乾季」に分かれており、それぞれの特徴を理解することで、最高の旅行計画を立てることができます。

乾季の期間と特徴

セブ島の乾季は12月から5月までで、降水量が少なく晴天が続くことが特徴です。

この乾季は、フィリピン政府観光省の区分に従い、さらに以下のように分けられます。

涼しい乾季(12月~2月):比較的湿度が低く、平均最高気温が30℃前後と最も過ごしやすい時期です。日本の初夏くらいの暑さで、観光に適しています。特に1月が最も涼しいとされています。

暑い乾季(3月~5月):フィリピンの真夏にあたり、平均最高気温が32℃〜33℃と最も高くなる時期です。降水量が極端に少なくなり、快晴の日が続きます。

最高のコンディション!ベストシーズンは3月〜5月

セブ島旅行のベストシーズンは、乾季の中でも特に天候が安定し、降水量が最も少ない3月〜5月です。

この時期は海の透明度が抜群に高くなり、写真映えする
「ザ・リゾート」の景色を満喫できます。プールサイドやビーチでのんびり過ごしたり、人気の観光スポットを巡ったりするのに最適です。

特に3月上旬は、暑い乾季に入る手前で快適さも兼ね備えており、狙い目の時期といえるでしょう。

また、天候が安定しているため、ダイビングやアイランドホッピングなど、天候に左右されやすいマリンアクティビティにも安心して参加できます。

乾季におすすめのアクティビティ例

ジンベエザメウォッチングツアー:海が最も綺麗に見える時期のため、高確率でジンベエザメと泳ぐ体験ができます。

離島巡り:バンタヤン島やマラパスクア島など、周辺の離島への小旅行にも最適です。

・パラセーリング、ジェットスキーなどのマリンスポーツ。

乾季(ベストシーズン)の注意点

天候が安定している乾季ですが、以下の点に注意が必要です。

観光客の混雑:乾季はリゾート地や人気観光地が混雑しやすく、ホテルやツアーの予約は早めに行うことをおすすめします。

ホーリーウィーク(聖週間):3月下旬〜4月中旬頃に訪れるフィリピンの超大型連休(イースター前の期間)です。日程は年によって変わりますが、この期間はキリスト教徒が多いフィリピンで街のレストランや大型ショッピングモールの多くが臨時休業や時短営業となり、公共交通機関も減便となるため、滞在スケジュールには細心の注意が必要です。

3. セブ島の雨季の特徴と費用を抑える裏ワザ(6月~11月)

セブ島の雨季(6月〜11月)は降水量が増える時期ですが、日本の梅雨とは性質が大きく異なります。ここでは、雨季の具体的な特徴と、この時期を狙うことで得られる費用面や観光面でのメリットをご紹介します。

セブ島の”雨季”の特徴

セブ島の雨季は6月〜11月にあたり、降水量が多くなります。

ただし、日本の梅雨のように一日中雨が降り続くことはほとんどありません。短時間で強い雨がザッと降るスコール(熱帯モンスーン特有の雨)が中心です。スコールは降っても1時間ほどで止み、その後には晴れ間が広がることも多いので、雨宿りをすれば旅程に大きく影響することはないでしょう。

コスト重視なら狙い目はオフシーズンの「雨季」

費用を抑えてセブ島を楽しみたいなら、オフシーズンである雨季(6月〜11月)が狙い目です。

このシーズンは航空券やホテルが比較的安く予約できます。ツアー料金もお得になり、人気のリゾートホテルでもキャンペーン価格で泊まれることが多くなります。

雨季の隠れたメリット

混雑が少ない:観光客が少ない時期になるため、人気の観光地やショッピングスポットでゆったりと過ごせます。人が少ない分、地元市場での買い物や街歩きがより楽しくなり、地元の人々との距離が近い旅を楽しめるのも大きな魅力です。

留学の閑散期:セブ島の語学学校では、10月、11月、12月が閑散期にあたることが多く、学費や生活費にキャンペーンが適用され、留学費用を抑えられることがあります。

日本の長期休暇を避けるのもポイント

航空券が高くなる日本のゴールデンウィーク(GW)やお盆、年末年始などの長期休暇を避けるのも、旅費を抑えるための重要なポイントです。

長期休暇明けの6月や9月(雨季)、もしくは乾季ですが年明けの正月休み後の1月などは、比較的航空券が安くとれる時期といえます。

4. 台風シーズンと8月・2月の具体的な気候と対策

セブ島の気候で懸念されがちな台風シーズンや、特定の月に旅行する際の具体的な注意点とメリットを解説します。事前の備えがあれば、これらの時期でも快適にセブ島を楽しむことが可能です。

セブ島の台風シーズンはいつ?

セブ島の台風シーズンは、一般的に6月から10月(または9月〜11月)です。

フィリピン全体で台風が多く発生する季節ですが、セブ島は地理的に台風の直撃を受けにくい位置にあります。

ただし、影響を受けにくいとはいえ、台風がセブ島の周辺を通過する際には風雨が強まることがあります。実際に2021年の台風22号(オデット)のように、直撃を受けて甚大な被害をもたらした事例もあるため、事前の備えは不可欠です。

■ 台風シーズンの注意点

急なスコールや風の強い日もあるため、天気予報をこまめにチェックしながら予定を立てることが大切です。台風の影響でフライトが変更になることもあるので、予約時には変更・キャンセル条件をよく確認しておきましょう。

また、マニラやルソン島周辺は台風の被害が大きい地域といわれているため、滞在中にこれらの地域への観光を計画している場合は、特に台風情報に十分気を付けるようにしてください。

8月のセブ島:雨季のピークのメリットと注意点

8月は雨季のピークにあたり、月間の降水量も比較的多い時期です。

特に午後にスコールが発生しやすい傾向があります。

しかし、平均気温は30℃前後と高く、海水温も温かいため、ビーチリゾートでのアクティビティは十分に楽しめます。

■ 8月のメリット

雨が多い時期だからこそ、乾季に比べ観光客が少なくなるため、人気の観光スポットで混雑を避けてゆっくりと観光や写真撮影を楽しめる隠れたメリットがあります。雨の合間には青空が広がる日も多く、ゆったりとした市内観光を楽しみたい方にはむしろおすすめのタイミングと言えるでしょう。

2月のセブ島:快適な乾季とイベント

台風の時期を終えた2月のセブ島は、乾季の真っ只中、「涼しい乾季」にあたる非常に過ごしやすいシーズンです。

平均気温は28℃前後で、降水量が少なく湿度も低く、カラッとした快適な天気が続きます。海の透明度も高まってくるため、シュノーケリングやダイビングにも適しています。

混雑度合い:3月以降のベストシーズンほどではありませんが、観光客は多いため、ホテルやツアーの予約は早めにするのがおすすめです。また、2月はセブ留学の繁忙期にあたります。

イベント:2月24日の「セブ市憲章記念日」や、フィリピン全土で祝日となる2月25日の「エドサ革命記念日」など、祝祭日が多い月です。現地のイベント情報をチェックしてみると良いでしょう。

5. 季節を問わないセブ旅行の服装と持ち物

セブ島を快適に過ごすためには、熱帯モンスーン気候特有の対策が必要です。

基本の服装は日本の夏と同じ(半袖・短パン)

セブ島は年間を通して温暖なため、基本は日本の夏と同じ、半袖・短パンなどの軽装で問題ありません。

特に雨季は湿度が高くなるため、麻やコットンなど通気性・速乾性の良い素材の服があると便利です。日本の冬に着るような防寒具は持っていく必要はありません。

ただし、クラブや高級レストランなど一部の場所では、半袖や短パンがNGのドレスコード が設定されている場合があるため、事前に確認しておきましょう。

必須の暑さ・紫外線対策

セブ島の紫外線は非常に強いため、日焼け対策は日本の夏以上に徹底してください。

・日焼け止め、帽子、サングラスは必須です。

・海沿いや屋外アクティビティを楽しむ場合は、肌の露出を抑えるためにラッシュガードやUVカット素材の長袖シャツを羽織りましょう。

冷房・寒暖差対策の羽織りもの

前述のとおり、屋内施設では冷房が強く効いています。

・脱ぎ着がしやすい薄手のカーディガン、パーカー、ストールなどを持参し、室内での寒さ対策をしましょう。

・乾季は風が強く体感温度が下がりやすいため、ウィンドブレーカーのような風冷え対策用の薄手の上着も一枚あると安心です。

雨季・スコール対策の持ち物

雨季に旅行する際は、突然のスコールに備えて以下の準備をしておくと安心です。

・折りたたみ傘やレインコート

・濡れてもすぐに乾く速乾性のある素材の服

・スマートフォンや貴重品を守るための防水バッグまたはジップロック

治安とマナーを考慮した服装

セブ島の治安はフィリピンの中では比較的良好ですが、スリや置き引きといった犯罪は発生しやすいです。

治安対策:高価なアクセサリーや派手な服装はスリのターゲットになりやすいため、シンプルで控えめな服装を心がけ、貴重品の管理に気を配りましょう。

宗教施設でのマナー:教会を訪れる際は、宗教施設としてのマナーを守り、カジュアルすぎる服装や肌の露出が多い服装は控え、ひざが隠れる丈のボトムスや肩を覆う服を着用するのが望ましいです。

6. まとめ

セブ島は年間を通じて魅力的な旅行先です。

・ベストシーズンは乾季の3月〜5月で、安定した天気と最高の海の透明度が魅力です。
・費用を抑えるなら雨季の6月〜11月が狙い目で、観光客が少なくゆったりと過ごせます。
・どのシーズンでも、天気や台風情報をチェックし、服装や持ち物で対策をしっかりと整えることで快適な旅ができます。

本記事を参考に自分にぴったりのタイミングを見つけて、魅力あふれるセブ島の旅を思い切り楽しんでください。あなたの旅が素晴らしい思い出になりますように!

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