【初心者必見】英語レベルの目安は?おすすめの勉強法を紹介

英語レベル, 目安, ネイティブキャンプ

「私の英語レベルってどのくらい?」

ふとした時に自分の英語のレベルについて知りたいという方は多いのではないでしょうか。学習を始める時点での英語レベルを把握すると、次のレベルに到達するための目標が立てやすくなったり、モチベーションがアップしたりなどのメリットがあります。

今回は、英語レベルの目安やおすすめの勉強方法を紹介します。自分の英語レベルを知りたい方や勉強法に悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

自分の英語レベルはどのくらい!?試験のスコア別英語レベル目安

英語レベルは、一般的に入門から上級までの6つに分けられます。ここでは、さまざまな試験のスコア別のレベルについて紹介します。

(入門)
入門は、基本的な語彙が理解でき、簡単な会話ができるレベルです。

CEFRTOEFL (CBT)TOEFL (IBT)IELTSTOEIC英検
A163点未満19~20点-500点未満5級程度

(初級)
初級レベルでは、日常的な物事について簡単な文型を用いて会話できます。

CEFRTOEFL (CBT)TOEFL (IBT)IELTSTOEIC英検
A263~97点20~32点-550~600点4級程度

(中級基礎)
中級基礎レベルでは、学校や仕事など日常の身近な話題について理解できます。

CEFRTOEFL (CBT)TOEFL (IBT)IELTSTOEIC英検
B197~133点32~45点-600~650点3級程度

(中級)
中級では、さまざまな話題に対し自分の意見を説明できます。

CEFRTOEFL (CBT)TOEFL (IBT)IELTSTOEIC英検
B1/B2133~153点45~53点5.5650~700点2級程度

(中上級)
中上級レベルでは、英語話者と幅広い話題に関して議論できます。

CEFRTOEFL (CBT)TOEFL (IBT)IELTSTOEIC英検
B2/C1150~173点53~61点6.0ポイント700~750点2級A程度

(上級)
上級では、社会問題や学術的なトピックなど複雑的なテーマであっても流暢に会話ができます。

CEFRTOEFL (CBT)TOEFL (IBT)IELTSTOEIC英検
C1/C2173点以上61点以上6.5以上750点以上準1級程度

日常会話に必要な英語レベルはどのくらい?

日常生活に必要な英語レベルは、「中学卒業程度」とされています。

そもそも、日常会話とは「日常生活に困らない最低限のレベル」とされているため、中学での基本的な文法や単語が身に付いていれば達することができるのです。日常生活に必要な語彙数は、おおむね3000語程度といわれています。

ただし、中学英語の知識だけを身に付けたからといって英語が話せるようになるわけではありません。習った文法や単語を練習して使いこなせるようになれば、日常会話は十分できるようになるでしょう。

ビジネスレベルはどのくらい?

ビジネスレベルの英語とは、仕事を円滑に進めるために必要な英語レベルのことであり、ミーティングやプレゼンなどのシーンで必要とされる英語です。

ビジネス英語では、日本語の敬語や尊敬語と同様に丁寧な言い回しが求められます。場合によっては、業界ならではの専門用語も必要になる場合があります。

またビジネス英語ではシンプルに話すことが重視されます。世界の英語話者人口のうち、約8割がネイティブではありませんが、ビジネスの場を円滑に回すためには、誰もがスムーズに理解できるような言い回しが求められます。

英語初心者がやりがちなNG勉強法4選

英語初心者の場合、日常会話レベルまで到達するには、継続して勉強を行う必要があります。初心者の人が初心者に向かない勉強を行った場合、なかなかスキルが身に付かなったり、途中で勉強を投げ出してしまうことがあります。

ここでは、英語初心者がやりがちなNG勉強法を紹介します。後ほどおすすめの勉強方法も紹介するので、あわせてチェックしてみてください。

文法問題ばかり勉強していて、英語を話す訓練が不足している

1つ目は、文法の勉強ばかりに注力しており、英語のスピーキング練習ができていないことです。

英語の勉強を始めたばかりの時、多くの人は基本的な文法知識のインプットを重視しがちです。インプットも学習のうえではもちろん大切ですが、頭に入れた知識は同時にアウトプットしなければ忘れてしまいます。

覚えた表現を会話で実践したり、独学の場合は独り言としてつぶやいてみたりするなど、話す練習を取り入れてみましょう。話すのが難しい場合は、学んだ文法を使用して日記を書いてみるのも良いでしょう。

勉強に目的が無い

2つ目は、目的を持たずに勉強をすることです。

英語の知識があまりない場合、インターネットでおすすめされている勉強法を行ったり、本屋にて紹介されている参考書を使って勉強をしたりしても、ゴールが見えない可能性があります。

勉強する目標を持つことでモチベーションが上がり、勉強の継続につながります。たとえば「洋画を字幕なしで観たい」という目標を設定すれば、特にリスニングや発音の勉強をすれば良いことが分かりますよね。なんとなくで勉強することはせず、目的意識をもって勉強するようにしましょう。

英語を聞くだけ

3つ目は、英語を聞くだけの勉強法です。

初心者の場合、海外ドラマや洋楽などを聞き流すだけの学習では、スピードが速く簡単に理解できないため、学習としての効果が出ません。英語に耳を慣れさせる目的では聞き流すことも良いのですが、何度聞いても理解が難しい内容を聞いているだけでは、英語の上達にはつながらないのです。

速いスピードの音声を用いて勉強する場合は聞き流しは行わず、1文ずつで音声を止め単語の意味や発音などを一つひとつ確認していくと良いでしょう。コツコツと学習を繰り返すことで、だんだんと意味を理解できるようになります。

とりあえず留学する

4つ目は、とりあえず留学に行くことです。

昨今は留学する人も多く、留学に行けば英語がペラペラになると思われている方もいるかもしれません。しかし、留学に行くと英語に触れる機会は増えますが、英語ができるようになるとは限りません。

たとえば、留学先に日本人が多く日本人と交流している場合は、結果的に日本に住んでいる状態と変わりません。

一方、日本人がほぼいない環境であったとしても、学校であれば、授業のスピードについていけず積極的に参加できないことから、大幅なスキルアップは難しくなります。留学する場合は、日常会話ができる程度の最低限の英語の知識を身に付けてから行くことをおすすめします。

TOEIC等のスコアが高い = 英語が話せるとは限らない!

日本では、就職活動や海外赴任などビジネスにおける英語力をはかりたい時は、TOEICのスコアが用いられますよね。ただし、TOEICの点数が高いからといって英語を話せるというわけではありません。

一般的に利用されるTOEICにはリーディングとリスニングの問題しかなく、スピーキングテストはありません。TOEICで高得点を取る人の多くは、高得点をとるための勉強法として単語を暗記したり、過去問をやりこんだりなどTOEICを攻略するための勉強を行っているため、話すスキルは身に付いていないのです。

一方、TOEICの点数は低いものの英語を話せる人は「通じること」を最優先にしています。英語を話すためには、英語を英語のまま理解し、実際にアウトプットすることが重要なのです。

英語が話せるようになるためにはアウトプットが重要

先ほど述べたように、英語が話せるようになるためにはアウトプットすることが大切です。

アウトプットをすることで、話さなければ気づかなかった違和感を見つけられる場合があります。たとえば、時制は現在形か過去形か、または名詞の前に”the”は必要かなど、リスニングやリーディングでば気に留めなかった箇所を気にするようになるのです。アウトプットにて細かい部分にまで注意を向けることで、スピーキング能力は著しく向上するでしょう。

ただし、国内では仕事などで英語を使う場合を除くと、日常生活で英語を使う場面はほとんどありません。オンライン英会話を始めたりランゲージパートナーを探したりするなどして、アウトプットできる機会を自ら増やしていきましょう。

オススメの英語学習方法

ここからは、おすすめの英語学習方法をご紹介します。

日本語で言いたいことを書き出して、英語で何と言うのかを調べる

1つ目は、日本語で言いたいことを書き、それにあたる英語を調べる方法です。

旅行英会話の場合、ある程度決まったフレーズがあり、暗記しておけば使える場合も多いです。一方、日常会話の場合は決まったシチュエーションが少ないため、言いたいことを英語で言えない状況に直面するでしょう。

自分がよく使う日本語の表現を書き出し、その英語を調べることで、スムーズに言いたいことを言えるようになります。ここでのポイントは、文を丸暗記せず、表現を型として覚えることです。

たとえば「when it comes to music(音楽のことに関しては)」という表現では、覚えるのは「when it comes to」のみにします。この場合は music の代わりに「food」や「studying」など他の単語に言い換えることで、さまざまな場面で使えるようになります。他の英語もこのように覚えることで、表現の幅が広がります。

映画やYouTube等を活用して活きた英語をインプットする

2つ目は、映画やYoutubeなどの動画コンテンツを利用し、自然な英語を学ぶことです。ネイティブスピーカーの使う英語を学ぶことで自然な表現を身に付けられます。

具体的な勉強方法としては、同じ動画を3回視聴することです。

1回目:日本語字幕を付けて視聴し、ストーリーを理解する
2回目:英語字幕を付け、不明な英語表現を調べる
3回目:英語音声のみで、シャドーイング(聞いている英語音声のすぐ後を追って復唱を行う)

このように方法を変えて繰り返し視聴することで、英語の理解度が高まります。

海外の友達を作って会話をする

3つ目は、海外の友達を作って会話することです。

スピーキングは話せば話す分だけ向上すると言われています。英会話のできるカフェに行ったり、SNSで言語を学ぶパートナーを見つけたりなど、英語を話せる友達を作りましょう。

SNSでアウトプットをする

4つ目は、SNSを利用してアウトプットすることです。

SNSで英語学習用のアカウントを作成することで、英語を学習する仲間が見つかるかもしれません。また、投稿が人に見られるのを意識することで、正しい英語を使おうという意識が生まれるでしょう。

オンライン英会話の活用もおすすめ

英語力を早く確実に上げたいと考えている場合は、オンライン英会話の利用がおすすめです。

オンライン英会話ではさまざまな教材が用意されているため、基礎固めから上級英語まで幅広いレベルに対応しています。レッスン内容の希望も出せる場合が多く、自分の目的に合わせた学習ができるのです。

また、自分の好きな時間に行うことができるため、気軽に学習できるのもうれしいポイント。忙しくて自分で学習することが難しい場合であっても、自身に合った教材が準備されているため、利用しやすいのです。

日常生活で英語話者と出会えない人にも、オンライン英会話はおすすめです。英語を話す習慣をつけることで、英語を楽しみながら学べるようになるでしょう。

まとめ

今回は、英語レベルの目安やおすすめの英語勉強法を紹介しました。学習を始める時点の英語レベルを把握することで、次のレベルに到達するための目標が立てやすくなりますよね。

この記事で紹介したおすすめの勉強法を参考に、ぜひ上手な英語学習方法の第一歩を踏み出してみてください。

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