【中学英語】過去進行形をマスターしよう!基礎から徹底解説!

今回は、中学で習う文法の「過去進行形」を解説していきます!英語の基礎文法ではありますが、高校ではこれをさらに深掘りをするため、いわゆる「~をしていた」と訳す以外の用例も出てきます。まずは、一般的に使われる用法を基礎として解説し、その後、高校レベルの内容に入っていきます。

英語の「過去進行形」とは

過去進行形とは、その名の通り「過去に進行していた動作」を表す時に使用する文法です。日本語では「~をしていた」と訳すことが多く、現在進行形「〜をている」の内容を過去にした形となります。では、以下でより詳しく見ていきましょう。

過去進行形の作り方

過去進行形は、「was/were+動詞の-ing形」で表します。意味は「~をしていた」です。この公式さえ覚えていれば、過去のある時点でしていたことについて言えるようになります。

I was playing tennis then.

私はその時、テニスをしていた。

過去形と過去進行形の違い

過去形と過去進行形は似ていますが、ニュアンスの違いがあります。まずは、同じ動詞を使って過去形と過去進行形を見比べてみましょう。

過去形

I used the computer.

私はパソコンを使った。

過去進行形

I was using the computer.

私はパソコンを使っていた。

過去形は、コンピュータの使用を過去に完結したものとして扱っています。また、ひとつのまとまった出来事として表現しています。一方、過去進行形はコンピュータの使用をその時点では進行中の出来事として扱っています。

すでに終わった出来事として提示しているのか、それともその出来事が進行している様に焦点を当てたいのか、ここが過去形と過去進行形の違いです。

過去進行形の否定文の作り方

過去進行形の否定文は、「was/were+not+動詞の-ing形」で表します。訳は、「~をしていなかった」です。

I was not using the computer.

私はパソコンを使っていなかった。

過去進行形の疑問文

過去進行形の疑問文は、「Was/Were+主語+動詞の-ing形~?」で表します。訳は「~をしていましたか?」です。

Were you using the computer?

あなたはパソコンを使っていましたか?

過去進行形のイメージ・考え方

過去進行形は、「進行形」と付いていることに意味があります。過去の出来事ではあるものの、その時点ではその行為が完了していないことを示します。単なる過去の出来事なら過去形で良いのですが、その時に動作が続いていたことに焦点を当てたいのであれば、進行形を使います。

過去のある時点では継続していたことを示すため、「~の時」と、具体的にその「ある時」を明記した文が多いです。

以下の文を見てみましょう。

I was using the computer when my father came home.

お父さんが帰ってきた時、私はパソコンを使っていた。

この例文では、「お父さんが帰ってきた」というタイミングを明記しています。その時に「私はパソコンを使った」と訳す過去形では不自然なので、このように過去進行形を使います。

過去進行形の使い方

過去進行形の使い方は、実は複数あります。中学校では「~していた」という意味でしか学びませんが、高校になると他の訳も覚えます。以下で、過去進行形のそれぞれの使い方を詳しく見ていきましょう。一度理解できたら、次は訳に頼らず「感覚」で理解してみてください。

過去のある時点で継続していた出来事について述べるとき

「過去のある時点で継続していた出来事」に過去進行形を使う方法は、中学校で習う文法であり、本記事の上記で解説してきたものです。先ほど使った例文を、今一度じっくり見てみましょう。

I was using the computer when my father came home.

お父さんが帰ってきた時、私はパソコンを使っていた。

「過去のある時点」に当たるのが「お父さんが帰ってきた時」です。よって、過去進行形を習う時には「When A, B = B when A」「Aの時B」の形がよく使われます。

「お父さんが帰ってきた」の前から「私」はパソコンを使っており、その動作が少なくとも「お父さんが帰ってきた」という時点までは継続していたことを示しています。

過去のある時点から状態が変化しているとき

過去進行形は、「過去のある時点から状態が変化している」時にも使います。以下の例文を見てみましょう。

It was getting cooler.

徐々に寒くなってきていた。

現在進行形でも同じように使い、It is getting cooler. 「徐々に寒くなってきている」というように使います。

日本語訳だと、現在進行形でも「徐々に寒くなってきた」と過去形の言い回しで言う方が自然なので混乱することがあります。大事なのは、英語のニュアンスを理解し、日本語に頼らないことです。

例文のように天候について使うことが多く、他にも以下のような言い方があります。

It was getting darker.

少しずつ暗くなってきていた。

It was getting hotter.

だんだん暑くなってきていた。

過去における未来の動作

過去のことなのに未来を表すと言うと時制の理解がなかなか難しいかもしれませんが、要は、「過去のある時点からすると未来に当たること」を表現する方法です。例文を見ていきましょう。

I was using the computer the next day.

私は明日そのコンピュータを使う予定でした。

「そのコンピュータを使う予定」があったのは過去のことですが、この発言をした時にはまだコンピュータを使っていないため、未来の出来事の扱いになります。また、文脈によっては「~する予定でした」よりも「今にも~しようとしていた」と訳す方が自然な時があります。

The car was stopping.

その車は今にも止まろうとしていた。

「その車は止まる予定でした」と訳すと日本語的には不自然ですが、「その車は今にも止まろうとしていた」と言うと自然です。「止まろうとしていた」という表現から、止まるのは少し先の未来のことだとわかります。

過去における反復的な動作

「過去にしていた反復的な動作」も過去進行形で表します。過去の習慣と言い換えることもできます。

I was using the computer during the summer holidays.

私は夏休みの間、パソコンを使っていた。

夏休みという過去の期間を明記して、その間のみ繰り返しパソコンを使う習慣があったことを示しています。過去の習慣なので、今はその習慣がないことも同時にわかります。

過去の習慣的な動作以外にも、以下のように一時期だけ繰り返されたことも表現できます。

She was calling my name last night.

昨夜、彼女は私の名前を呼んでいた。

この例文では過去進行形を使っているため、彼女が名前を一度だけでなく何度も繰り返し呼んでいたというニュアンスが伝わります。

過去のある期間から続けていた行為

過去進行形は、「過去のある期間から続けていた動作」にも使います。ある動作が起こる前からすでに始まっていたことについて表現できます。

When I entered the room, my supervisor was clearing up.

私が部屋に入った時、上司は掃除をしていた。

例文では、「私が部屋に入った」という時点よりも前から、「上司は掃除をしていた」ことを表しています。

丁寧な依頼をするとき

過去進行形を使えば丁寧な依頼もできます。

相手に断られるかもしれないというためらいを含んだ表現で、発言する方は相手が依頼を許可してくれる期待は薄い、あるいは相手にこんな依頼をするのは申し訳ないという気持ちを持っています。

I was wondering if you could lend me your umbrella.

あなたの傘を貸りられないかなと思うのですが。

過去進行形を使っていても、時制は現在であり、丁寧にお願いしたい時に使います。

過去進行形に限らず、過去形は丁寧に依頼する時に使われます。代表的なのは助動詞で、canを使うよりcould、willを使うよりwouldの方が丁寧になります。

Can I borrow your umbrella?

傘貸してくれる?

Could I borrow your umbrella?

傘を貸してくれませんか?

Will you open the window?

窓を開けてくれない?

Would you open the window?

窓を開けてくださいませんか?

このように、同じ意味でも過去形にすると丁寧表現になります。

まとめ

過去進行形の使い方はたくさんありましたね。単語を覚えることも英語の勉強には必要ですが、基本となる文法を使いこなせなければ伝えたいことも伝わりません。

まずは基礎文法を徹底的に把握し、その肉付けを高校英語の範囲で行うことをおすすめします。理解したら、次はアウトプットに専念して使いこなす練習をしましょう。

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