【カナダ留学】に関して気になること10選!

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【カナダ留学】の需要

留学先の中で最も人気の高い国の一つであるカナダですが、なぜ多くの人たちがカナダを選ぶのでしょうか。ここからはカナダが選ばれる理由と魅力、カナダ留学についてご紹介します。

カナダに留学する理由は、「比較的安全で生活や教育の質が高いこと」「多文化社会」「英語が聞き取りやすい」「卒業後キャリアを取得する機会がある」「就労や永住に繋がりやすい」ということです。様々な国の文化を共有でき、国際交流が盛んな環境で言語だけではなく文化まで学ぶことができます。

2024/2025 学生ビザ発行数減

2024年カナダ学生ビザの条件が以下のように改定されました。

・残高証明書の最低金額が約2倍に増加

$10,000から$20,635に引き上げ、約230万円以上の残高が必要になります。

・学生ビザの年間発給数を減少

前年比35%減少の約36万4000件に制限され各州に振り分けられその後、大学や語学学校に振り分けられる予定です。

・ビザ申請時に必要な書類が追加

2024年1月22日以降の申請には「Attestation Letter」が必要になります。このレターは州からの承認レターのようなもので、詳細についてはまだ発表されていません。各州で3月31日までに詳細を発表することになっています。

【カナダ留学】に関して気になること

留学前は楽しみと共に不安もあるのではないでしょうか。初めての留学で経験してみないとわからないことだらけですよね。ただ、留学前に少しでも不安な気持ちを軽減し、ある程度の情報を得る準備が必要になります。

そのために留学前に知って得する、現地や生活、持ち物など皆さんが気になることをご紹介します。

1. カナダ留学の費用ってざっくりどのくらい?

気になる費用ですが、(現在1ドル111円2024年2月のレート)1ヶ月の目安は15万〜20万円、1年間の目安として190万〜320万円がかかります。ここには航空券、保険料、授業料、生活費(家賃・食費)、娯楽費が含まれます。滞在期間、学費(受講コース)、ホームステイを利用するかといった現地の生活スタイルにより費用が異なります。ただ、なるべく費用を抑えて留学したいですよね。多く準備するに越したことはありませんが、ビザによっては現地で働けるため働きながら生活費を稼ぐこともできます。

まずはビザの種類、学校(何を学びたいか)、カナダに行きたい理由・目的を明確にすることで具体的に費用を把握することができます。

2. カナダ留学中の税金とかってどうなる?

留学中の税金についてですが日本にいない時も払わないといけないのか、どこに行けば手続きができるのかとわからないことだらけかと思います。まずは一つずつ整理して見ていきましょう。

海外転出届と住民票

「海外転出届」とは海外へ住居している間、一時的に住民票を外し、その際は住民税、国民年金、国民健康保険の支払いを不要にする届け出のことです。この届出は、お住まいの市町村の役所へ行き申請することができます。しかし、海外の滞在期間(1年未満)によっては受理されない場合があるため、早めに役所へ行き確認することをお勧めします。申請は渡航日の2週間前から可能で、住居先が決まっていなくても国と都市名のみでも申請できます。海外へ長期滞在を考えている場合は、費用を抑えることができるため海外転出届を申請することをお勧めします。

税金(所得税・住民税)

住民税は1月1日に住所登録している市町村へ前年分の所得を支払う義務があります。1月1日に国内に住所がない場合は翌年の住民税を支払う義務はありません。つまり、海外転出届を出さずに長期留学をすると、翌年の1月1日から住民税が発生し納付請求(約15000円/月)が届きます。海外に住みながら日本の税金の支払いはとても大きな影響かと思います。そのためにも渡航前に海外転出届を出すことをお勧めします。まずは、お住まいの市町村の役所へ行くことでスムーズに対処することができます。

3. カナダ留学中の滞在スタイルってなにがある?

初めての土地で文化も違う、英語のみの環境で家族も友達もいない、滞在先が心配になりますよね。どこに滞在しどんな生活を送っているのでしょうか。様々な滞在方法があるので見ていきましょう。

ホームステイ:

カナダ人家族(ホストファミリー)が空いている部屋に留学生を迎え入れて一緒に生活をします。基本的には1人部屋と1日3食食事を提供してくれます。またハウスルールはその家庭で異なります。まずはホストファミリーと一緒に過ごしコミュニケーションを取ることで生活習慣や文化を知ることができ、英語力向上につながる素敵な経験ができると思います。またエージェントや学校とホストファミリーが連絡を取れる状況のため安心して滞在することができ、もしもトラブルがあった場合も迅速なサポート体制も整っています。

シェアハウス:

1軒屋またはアパートの1室を複数人で住む方法です。部屋の広さにもよりますが基本的にキッチンやリビング、トイレ、シャワーをシェアします。基本的にカナダの家賃は高いため友人同士でシェアハウスに住むことが一般的となります。人数により家賃をさらに抑えることもでき、ハウスルールや門限もなく自由に友達と楽しみながら生活することができます。

学生寮やレジデンス:

学校が提供している寮やレジデンスで安全・安心して滞在することができます。国際交流も盛んで友人作りや英語力向上になる良い機会となるでしょう。また、学校から近いため交通費も抑えられ通勤時間もかかりません。学校が管理しているため問題が生じた時はいつでも学校に相談することができます。

Airbnb(エアビーアンドビー)やアパート:

Airbnbは使っていない部屋を宿泊施設として貸し出していて、いろんな部屋があり値段も幅広くあります。またアパートはオートロック式が多く、セキュリティが整っているところがほとんどです。自分のプライベートを確保できるため自由に生活ができますが、一人暮らしをするには高いかと思います。

4. カナダで銀行とか使える?

カナダに滞在中の銀行口座は開設できるか、主にどのような支払いが主流なのかも気になるところかと思います。カナダではキャッシュカードやオンライン決済が主流となっていています。そのため3ヶ月以上の長期滞在をする予定の方はカナダの銀行口座を開設することをお勧めします。日本の口座とは少し違いますが、慣れたら使いやすく日本からカナダまたはカナダから日本の口座へお金を送金することもできます。必要な物を準備したらその日のうちに開設することが可能です。

5. カナダの都市別に違いってある?

カナダは日本の約26倍の国土を持つ大きな国で、都市により様々な街並みを見ることができます。また季節ごとにビーチや紅葉、オーロラなど観光地を訪れて自然を楽しむことができます。日本人に人気の都市は「バンクーバー」「トロント」「モントリオール」「ビクトリア」です。バンクーバーやビクトリアの西海岸はアジア系が多く日本人にとっても住みやすいかと思います。トロントは大都市で交通機関も充実していて国際交流も盛んなため生活するには便利で楽しめるかと思います。モントリオールはフランス文化の都市でフランス系カナダ人が多くフランスを話す人たちが多いです。アートに囲まれた都市でとても綺麗な街並みを見ることができます。

6. カナダ留学中って移動手段なに!?

カナダは基本的にどの都市でも公共交通機関が発達しています。

バンクバーはコンパスカードといって、日本でいうSuicaのようなICカードを利用して一定の価格で公共機関を利用することができます。

トロントはバス、地下鉄、路面電車といった様々な公共機関が発達していて、一定の価格で市内どこでも利用することができます。

7. カナダでいつも通り充電とかできる?

スマートフォン、パソコン、タブレットはどこに行くにも必要ですが、日本と同じ充電器を使えるか気になりますよね。

カナダの電圧は日本とほぼ同じでプラグも同じものを使うことができ、ほとんどの電化製品は変圧器や変圧プラグは必要ありません。

日本の電圧は100V、カナダは110〜120Vでカナダの電圧は少し大きいですが、ほとんどの電化製品は同じプラグで利用できます。ただ、中には使用できない電化製品もあるため日本から持っていきたい電化製品(ドライヤー、ヘアアイロン、炊飯器など)は100V以上対応できるか確認してから持っていきましょう。

8. カナダ留学中のネット環境とか携帯の設定ってどうすればいい?

ネット環境は日本にいる家族との連絡手段やSNSや検索して情報収集するための必要なツールですよね。カナダのネット環境は日本と同様で空港、駅、図書館などの公共施設だけではなく、カフェやレストランといった様々な場所でフリーWi-Fiを利用することができます。しかしカナダのインターネット回線の速度が遅いため不便に感じることがあるかもしれません。

カナダの携帯会社のSIMカードを購入するとカナダの電話番号として使うことができます。カナダへ渡航前に日本でカナダの携帯会社と契約し、SIMロック解除をしてカナダへ入国するとスムーズに使うことができます。

9. カナダで仕事するときに必要な手続きってなに?

カナダで初めての仕事、何が必要なのか、どんな仕事ができるのか気になりますよね。基本的に6ヶ月以上の滞在で働くことを許されたビザを取得したら働くことができます。ビザの種類によって働ける時間が異なることがあるため確認しましょう。

働くために必要な書類は

SIN(社会保障番号):ワークパーミットを持っていれば現地で取得することができます。

銀行口座開設:ほとんどの職場で給料は銀行口座に振り込まれることが多いため銀行口座の開設が必要になります。

10. ぶっちゃけカナダ留学で英語力どのくらい上がる?

実際にカナダ留学をして英語力はどのくらい上がるのでしょうか。カナダは移民の国であり他の国の留学生も多く英語以外の言語を聞く機会が多いかと思います。国際交流が盛んでより英語を勉強する環境は整っています。その中でどれだけ自分が英語を話すかで英語力の向上は異なるかと思います。英語を話す環境が整っているので、あとはどれだけ英語をインプットアウトプットするかで変わってくるかと思います。

まとめ

初めてのカナダ留学は楽しさ反面緊張や不安も多いかと思います。留学する目的や理由、現地でどのような生活をしたいのかを明確にすることで必要な情報収集をすることができます。楽しい留学生活を送るための参考にしてください。

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