今回は、将来海外留学を検討している皆さんに、留学経験者の筆者による有益で役に立つ情報をお届けしていきたいと思います!
留学と一言で言っても、海外の大学に進学したい方、大学などのプログラムを使って長期留学を予定しているかた、英語力向上のために語学留学をしてみたい方などさまざまな目的があるかと思います。
どのタイプの留学でも、複数の国や地域の中から留学先を検討することがとても重要です。今回は、数多くある英語圏の留学先の中でも近年人気が増加しているフィリピンの首都マニラへの留学情報を詳しくお届けしていきたいと思います。
マニラの特徴
フィリピンの首都、マニラはルソン島という島にある地域で、正式名称は「メトロマニラ」と言います。17もの行政地域が集合した地域です。
日本からの直行便も出ており、フライト時間も約 4〜5時間とアクセスのしやすさも抜群。日本製品や日本食もあちこちで手に入るため日本からの留学にはぴったりと言えるでしょう。
以下、マニラの特徴をさまざまなカテゴリーから探っていきましょう。
政治や経済、文化の中心
マニラは首都であるためフィリピンの政治や経済、そして文化の中心地です。
現在マニラは経済成長の真っ只中。大企業のオフィスや大型ショッピングセンターの建設が進んでおり、年全体には活気があります。2022年の経済成長率(GDP)は8.3%。前の年の-3.8%と比べると非常に大きな発展を遂げていることがわかります。
他の都市に比べて発展している
フィリピンの都市の中で唯一電車が走っており、移動に困らないのも魅力的。なるべく不自由のない生活を送りたい方は、フィリピンの中でも首都のマニラに留学するのがおすすめです。実際にマニラに留学した友人は、日本とさほど変わらない便利さで交通の便にも困らなかったそうです。
参考資料:マニラ留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説! | スクールウィズ
https://schoolwith.me/areas/2/feature#
マニラ留学の魅力とは?
フィリピンの首都、マニラの特徴を知ったところで、ここからは実際にマニラ留学にはどのような魅力があるのかを詳しく解説していきます。
英語圏の留学先の中でコスパが非常に高い
まず1つ目に紹介する目に等留学の魅力は、他の英語圏の留学先に比べて留学コスパが非常に良い点です。
英語圏への留学と言って思い浮かべるのは、アメリカやイギリス、カナダやオーストラリア、ニュージーランドなどの王道の国ではないでしょうか。もちろんこれらの留学先では英語ネイティブスピーカーの現地の人たちとの交流の中で有意義な留学生活を送ることができるでしょう。
しかしネックなのは学費や渡航費、生活費がとても高額である点です。その点、フィリピンへの留学であれば大幅にコストを抑えることが可能です。後ほど、その理由を詳しく説明します。
フィリピン内の他の都市に比べてインフラが整っている
フィリピンは、他の東南アジアの国々と比べて経済成長が遅い国として知られていますが、近年の急激な経済成長のおかげで首都のマニラは他の地域よりもインフラが整ってきています。
例えば水道、電気、ガス、インターネットなどに困ることはなくなりました。田舎に出ると、シャワーの水が出にくかったり、wifiが繋がりにくいことはまだ起こるそうです。
日本の各都市から直行便が出ておりアクセスが良い
実はフィリピンの首都マニラへの直行便は日本の各都市から運行しています。例えば、東京や大阪、福岡からの直行便でのアクセスが可能です。日本から留学に行く際も、自分の住んでいるい
フィリピン内のリゾート地へのアクセスも可能
首都であるマニラからは、フィリピン国内にある様々なリゾート地へのアクセスも可能です!美しいエメラルドグリーンのビーチで有名なセブ等へはマニラから直行便で1.5時間で、金額も季節によって変動しますが5000円〜10000円ほどで行くことができます。
マニラ留学のメリット
ここまでマニラ留学の魅力についてお伝えしてきましたが、上記の内容についてより詳しく情報をお伝えしていきます。みなさんがマニラに留学するメリットについて知ることができれば幸いです。
世界の都市の中でも物価が安い
先ほどマニラ留学の魅力の部分でもお伝えしたように、フィリピンへの留学はコストをグッと抑えられることがメリットの1つです。
その理由に①学費に宿泊費、食費も含まれていること、②日本からの航空券が安いことが挙げられます。
フィリピンの語学学校の学費にはすでに食費と生活費が含まれていることがほとんど。欧米諸国では別々として支払わなければいけないため、生活費が倍かかります。
また、日本からの航空券も欧米の国に比べて安いのも嬉しいポイント。しかも直行便なのでストレスなく現地に着くことができます。
国の公用語が英語で流暢に英語を話せる人が多い
実は、フィリピンの公用語には英語が含まれているのです!特に首都では現地の人が昔から話すタガログ語と英語の2言語が使用されています。
少々タガログ語のアクセントが入った英語を話しますが、街に出れば必ず英語でコミュニケーションをしている現地の人にたくさん出会うことができます。
観光スポットが多い
マニラにはフィリピン国内でも有名な観光スポットが多数あります。例えばフィリピン最大級のエンターテイメント施設である「コーブ・マニラ」や、マニラ湾に面して設計された水族館「オーシャン・パーク」は観光客でいつもにぎわっています。フォトジェニックなデザインをテーマにした博物館「デザートミュージアム」も若者の間で話題です。
留学中には、フィリピンの文化や伝統を学ぶことができる博物館に足を運んでみてはいかがでしょうか。体験型博物館「ラクバイ博物館」や国立博物館、国立自然博物館がおすすめです。
また、マニラはスペイン統治時代の面影が強く残っており、美しい教会や大聖堂はとってもフォトジェニックですよ。
大都市なので生活に困ることは少ない
マニラは首都であるためレストランや商業施設、カフェなどもたくさんあり、生活に困ることはありません。フィリピンで人気のデザート「ハロハロ」や数々の家庭料理、バーベキューやビュッフェ、世界各国の料理など留学中に食べ物で困ることはないでしょう。
参考資料:マニラ留学がおすすめな理由とは?メリットとデメリットをしっかり把握して充実した留学生活を!- フィリピン留学コンパス
https://ryugakujoho.info/philippine/manila/manila-recommendation/#i-4
マニラ留学で注意すべきこと
ここまで、マニラ留学の魅力、メリットについて詳しくお伝えしてきましたが、以下はマニラ留学中に注意すべきことを述べておきたいと思います。どの留学先でも注意すべきことは一定数あるため、フィリピンのマリラでも頭に入れておきましょう。
スリや置き引きなど
海外留学中に注意すべき基本中の基本、置き引きやスリには用心しましょう。実は生活には困らないほど発展してきているマニラですが、フィリピンの中では治安が良い方とはいえません。留学生は犯罪の対象となりやすいため、スリや窃盗、置き引きには注意しましょう。
特に、マニラにあるチャイナタウンとスラム街は犯罪率が高いため近づかない方が安全です。
野良犬、野良猫など野生の動物
実はフィリピンには多くの野良犬がいます。特徴として、臆病な性格な野良犬が多く、自ら人に近寄ってくることはあまりありません。
しかし、街の至る所にいるので留学の初めの時期は驚くことがあるかもしれません。裕福な家庭では日本と同様に室内で犬を飼うことが多いですが、今でも外飼いの家庭も多くいます。
野良犬を見かけた際は決して近づかず、手などを出すのは厳禁です。なぜなら、狂犬病などのウイルスを保有している場合があるためです。噛まれた場所から唾液に含まれるウイルスが人に侵入して起こる病気で、発症後の有効な治療法はないと言われています。
参考資料:かわいいけど野良犬には気をつけよう!フィリピン留学の際に絶対にやってはいけないこと! | 留学・ワーキングホリデーなら留学ドットコム
https://www.ausbiznet.com/philippine/column/22681
学校選びのポイント
フィリピンへ語学留学をする際、学校選びにはずいぶんと時間をかける方も多いでしょう。語学学校の選択肢もたくさんあり、ロケーションも多数あるため一つに絞るのがとても難しいですよね。
フィリピンの語学学校を決定する際は、
②授業スタイルで選ぶ
③学生の国籍比率で選ぶ
などの方法があります。
滞在エリアで選ぶ場合は、都市部がいいのか、田舎がいいのかを基準にどの地域が適しているかを選びましょう。授業スタイルで選ぶ場合は、少人数制重視のクラスがいいのか、大人数で講義なども含まれる方がいいのかを基準に選ぶといいでしょう。
日本人が多いと日本語を話してしまいそうで嫌だという方は多くいます。様々な国籍のクラスメイトと学生生活を送りたいのであれば、国籍比率を調べて決定するのもおすすめです。
参考資料:学校選びのポイント { フィリピン留学・マニラ留学なら格安・安心サポートGEST
https://philippine-en.com/category/philippine-ryugaku-guide/学校選びのポイント
フィリピンの文化や習慣
最後に、フィリピン留学へ旅立つ前に現地の分以下や基本的な習慣を知っておくことが大切です。ここではフィリピンの基本的な文化、人々の性格。生活についてお伝えします。
文化
フィリピンの国民の大半はカトリック教徒です。多くの人がキリスト教を信仰していて、週末に教会へ行く方もいます。そのせいで週末には渋滞が発生することも。クリスマスやイースターは盛り上がるイベントで、多くのフィリピン人が楽しみにしています。
また、都市部では基本的に英語が通じます。公用語はタガログ語と英語、各地域の言語ですが、中心部以外に住む人たちは同時に三つの言語を習得するそうです。
フィリピンでは家事や育児を女性の仕事とせず、夫やヘルパーさんにお願いするケースが多いです。実は学歴も女性の方が高学歴である場合が多く、学校の先生や講師はほとんどが女性です。男性は学歴が低い人が多く安定した職につけないことも。その場合女性を頼りに生きる人もいるようです。
人々の性格
フィリピンの人たちはとにかく、フレンドリー!空港職員がとてもフレンドリーで驚く人もいるのだとか。初対面なのにプライベートな質問もどんどんと伝え合うことも普通らしいです。語学学校の先生や職員はもちろんのこと、タクシーの運転手さん、店員さんなどもとにかく明るい人が多いですよ。
また、家族をとても大切にする文化が根付いています。家族の用事を理由に遅刻したり欠席することに誰も文句は言いませんし、むしろ家族との時間を大切にしていることが当たり前の風潮です。仕事を残業して家族との時間を減らすこともしません。家族のみでなく親戚同士が仲が良く、一つの家に親戚大勢で住むこともあります。
生活について
フィリピンの街に出ると、至る所に警備員がいることに気がつくでしょう。日本に比べて犯罪件数が多いことからショッピングモールや銀行など人が多くいる場所には必ず警備員がいます。
常夏のフィリピンは基本的に屋内では冷房がキンキンに効いており寒いことが多いです。屋内で長時間過ごす予定の時は外は暑くても羽織を持って行きましょう。
フィリピンでは平日夕方と休日は特に、渋滞が発生しやすいです。時間に余裕がない場合はバイクタクシーを利用したり徒歩や自転車に乗って出かけることも考えておきましょう。
参考資料:フィリピンの文化を徹底解説!言語・国民性・習慣・特徴について!公用語は英語?日本との違いは?
https://phl-ryugaku-apa.com/2022/12/30/culture/
まとめ
このコラムではここまで、フィリピンの首都マニラへの留学情報をお届けしてきました。いかがでしたでしょうか?マニラ留学のメリットとデメリットをしっかりと比較した上で、魅力的な留学生活になるよう準備を進められるといいですね。

出身地は静岡県の下田市です。実家の目の前にはエメラルドグリーンのビーチがひろがっています。小さい頃からスキンダイビングやボディーボードをして育ちました! フェリス女学院大学の英文科在学中にニュージーランドへ留学。そこで国際教育の重要さに気づき、横浜国立大学大学院教育学研究科へ進学。小学生の外国語教育の研究に携わる傍ら、アメリカからの留学生のチューター業務も経験。 修士課程修了後は、都内のインターナショナルプリスクールで5歳児クラスの担任を経験。外国人と日本人バイリンガルの2人体制でこどもたちと英語で探究学習を行う。日本語の授業も担当し、母語の大切さも伝えた。 現在は前職を退職し、英語を教えるだけでなく、国際交流•異文化交流の大切さをそだてるニュータイプのオンライン英会話をネイティブ講師とともに小学生に教えている。 ④ 趣味は洋楽をギターやピアノでカバーすること、ビーチでヨガ、サイクリング、ピアノ耳コピ、ダンス、犬と散歩。 夢は、英語をツールにして音楽やダンスや絵、スポーツなどの自分の得意なことを使って自分自身について表現し、世界の人と交流することを楽しいと思ってくれる子供達が増えるような「先生」そして「表現者」になること。 そしてもう一度大好きなニュージーランドにステキな家族、友人達と長期ステイすること!

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.