留学前の準備ってたくさんありますよね。学校選びやビザの申請、家探しなどなど…。中でも渡航前「何を持って行くか」って結構悩みませんか?
今回はそんな「海外留学って何持っていけばいいの!?」を解決しちゃいます!
留学必要なものリスト【必需品編】
まずは海外留学生活に欠かせない必需品から見てみましょう。
基本アイテム
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スーツケース(預け荷物)
まずは荷物を入れるためのスーツケースが必要ですよね。スーツケースカバーや目立ちやすいスーツケースベルトを付ける、ステッカーを貼るなどすると他の人のスーツケースと見分けがつきやすいのでおすすめです。
※航空会社によって規定の個数や重量が異なりますので、事前に航空会社ホームページ等でご確認ください。
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バックパックやボストンバック、小型のスーツケース(機内持ち込み荷物)
機内で使うものや貴重品、壊れやすいものは機内持ち込み荷物に入れましょう。私は一眼レフカメラとチェキカメラを持って渡航しましたが、どちらも壊れやすいため機内に持ち込みました。
※こちらも預け荷物と同様に航空会社によって規定の個数や重量が異なりますので、事前に航空会社ホームページ等でご確認ください。
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パスポート
パスポートの有効期限を必ず確認しましょう。有効期限内であっても、渡航先によって必要な「残存有効期間」が異なります。残存有効期間とは、パスポートの有効期限が何日残っているかです。渡航先の要件を満たせない場合はパスポートの更新が必要になります。詳しくは各都道府県のパスポート申請窓口にお問い合わせください。
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ビザ
渡航先の要件に従って取得してください。審査に時間がかかったり、銀行口座の残高証明書の提出を求められることもあるため、ビザの申請は余裕をもって行いましょう。留学エージェントにビザ申請を依頼する場合も同様に、前もって相談・依頼しておきましょう。
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航空券
渡航先によっては入国審査時に帰りの航空券を提示するよう求められる場合があります。その場合はオープンチケットなど、柔軟に日程が変更できるチケットを用意するといいかと思います。
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留学先の住所や学校の連絡先、緊急時の連絡先リスト
入国審査の際に聞かれることがありますので、準備しておきましょう。
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海外旅行保険証
海外旅行保険に加入する方は保険証を忘れずに持参してください。
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スマートフォン
渡航先で現地のSIMカードに入れ替えて使用します。2021年10月1日以降に販売されたスマホは原則SIMフリーですが、必ずご自身でご確認ください。もしお手持ちのスマートフォンにSIMロックがかかっている場合、ロックを解除する必要があります。
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現金およびクレジットカード
現地で換金する、口座開設するという方法もありますが、事前に準備していくほうが安心です。クレジットカードはVISA、 Mastercard、 American Expressなど主要な国際ブランドのものであれば広く利用できるかと思います。私はVISAとMastercardの2枚を持って渡航しました。
日本から持って行くべき必需品
続いて日本から持って行くべき必需品をご紹介します。
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衣服(靴下や下着類も含む)
渡航先の気候に合わせて選びましょう。1年以上の長期留学を予定している方は、オフシーズンの服は段ボールに詰めておき、必要になる頃に国際郵便でご家族等に送ってもらうようにしておくと大荷物にならずに済みます。
また、現地で入手困難なものや高価なものは日本で用意する方が良いでしょう。個人的に機能性インナーは外せないアイテムだったので、多めに用意しました。
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靴
渡航時に履いていく靴だけで十分だという人は特に必要ありませんが、予備としてもう1足持っておいても良いでしょう。私はお気に入りの靴をどうしても持っていきたかったので、2足スーツケースに入れて渡航しました。
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メガネ・コンタクトレンズ
渡航前にもう一度眼科で視力検査を受け、今の視力に合ったものを用意しましょう。ワンデー以外のコンタクトレンズを使用される方は、ケア用品も必要になりますが、現地でも購入できます。メガネは破損や紛失に備えてスペアがあると安心です。
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サングラス
カナダやオーストラリアなどの紫外線が強い国では目を守るためにサングラスは必須です。
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常備薬
風邪薬や頭痛薬、胃腸薬等のほか、処方薬がある方は必ず準備しましょう。なお、どういった薬なのか説明を求められる場合もありますので、英語で説明できるようにメモを作成しておくと安心です。
また、処方薬に関しては処方箋の英訳が必要な旨を病院で伝えると用意してもらえます。健康に関わることですので、しっかり押さえておきましょう。
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筆記用具
ノートまたはルーズリーフ、シャープペンシル、消しゴム、ボールペンなど、大きな荷物でもないので現地で買うよりも使い慣れたものを持っていく方が良いでしょう。
※ハサミは刃物ですので、手荷物ではなく預け荷物に入れましょう。
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電子辞書
電子辞書をお持ちの方でよく使うという場合は持っていきましょう。持っていない方が別途購入する必要はあまりありません。辞書アプリまたはWEBサイトで十分です。
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爪切り、耳かき
現地のダイソーなどでも購入可能ですが、大きな荷物ではないのでスーツケースに忍ばせておくといいと思います。
※爪切りは刃物ですので、手荷物ではなく預け荷物に入れましょう。
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洗濯ネット
お気に入りの服がある方、できるだけ洗濯のダメージを軽減させたい方はご用意ください。
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折りたたみ傘などの雨具
渡航先の気候によっては不要かもしれません。私はあまり雨が降らないとされている地域に渡航しましたが、実際には通り雨が多く、持って来れば良かったなと思います。
必要なものリスト【電化製品編】
次は留学生活で便利な電化製品に焦点を当て、必要なアイテムを見てみましょう。
留学生活に欠かせない電化製品
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ノートパソコンまたはタブレット
仕事探しに必要なレジュメやカバーレターを作ったり、学校の課題をするために必要です。
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各種充電器
パソコンやスマートフォンなど、持っていく電子機器等の充電器を忘れないようにご注意ください。
炊飯器やドライヤー、ヘアアイロンを持っていかれる方もいらっしゃるようですが、お米は鍋で炊けますし、ドライヤー等も現地で安く手に入るため、特にこだわりがなければ不要だと思います。
電圧・プラグの違いに注意
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変換プラグ、変圧器
留学先の国によっては、電圧やコンセントの形状や電圧が異なります。近年は海外の電圧にも対応できるようになっている日本の家電製品がほとんどですので、変圧器は不要になってきました。
しかし、コンセント変換プラグはノートパソコンの充電等に必須です。留学先のプラグタイプを確認し、対応可能なタイプのプラグを用意しましょう。100円ショップや家電量販店で購入できます。
必要なものリスト【女性向け編】
続いては女性に必要なアイテムを整理しましょう。
女性のための特別なアイテム
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水着
下着類は日本からもっていく方が多いと思いますが、案外盲点なのが水着です。現地で調達できますが、小柄な方は合うサイズの水着に巡り合うのが難しいかもしれません。お気に入りの水着でビーチに行けば、留学生活がより充実すること間違いなしです!
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生理用品
滞在中に必要な量すべてを入れてしまうとスーツケースの結構な容量を占めるので、数日分だけ持って行ってあとは現地調達でも良いでしょう。オーストラリアでは、割高ですが日本製の生理用品も売っています。
個人的にナプキンは大差ありませんが、タンポンは日本製のものが圧倒的に使いやすいです。タンポンをよく使う方はナプキンよりもタンポンを多めに用意することをおすすめします。
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痛み止め
英語力が身に付くまでは英語で薬の説明を読んで自分に合ったものを選ぶのは難しいですし、痛みを感じてから買いに行くのもつらいですよね。1箱持っておくと良いでしょう。
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基礎化粧品(化粧水、乳液、クリーム等)
特にこだわりがない方、化粧品でアレルギーを起こしたことがない方は数日分だけ用意し、あとは現地調達しましょう。コンビニエンスストア等で売っているお泊り用のセットが便利です。
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化粧下地、ファンデーション
現地でも売っていますが、アジア系のショップに行かないと色が合わない可能性があります。
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日焼け止め
ファンデーションと日焼け止めの相性が気になる方や、どうしても普段使っているものがいい方は持っていきましょう。私は顔用は日本から持ってきたものを使い、からだ用には現地で買った大容量のものを使っています。
留学準備の最終チェックリスト
最後に、留学前に確認しておくべきアイテムを整理しましょう。なお、人それぞれ必要なものは異なるかと思いますので、こちらのリストを参考にご自身に合ったチェックリストを作ってみてくださいね。
また、渡航先や航空会社によって持ち込めるものや数量に制限がある場合もありますので、最新の情報を各国入国管理局およびご利用の航空会社ホームページ等でご確認ください。
チェックリスト
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パスポート(有効期限を必ず確認!)
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ビザ(留学先の要件に従って余裕をもって取得)
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航空券
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重要な書類のコピー(パスポート、ビザ、航空券など)
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留学先の住所や学校の連絡先、緊急時の連絡先リスト
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現金、クレジットカード
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海外旅行保険証
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スマートフォン(SIMフリーモデルまたはSIMロック解除済のもの)
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ノートパソコンやタブレット
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各種充電器
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変圧器、変換プラグ(変換プラグは各国で形が異なるため注意!)
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衣類(下着類、水着含む)
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洗濯ネット
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折りたたみ傘
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電子辞書
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爪切り、耳かき
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筆記用具(ノート、ペン)
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眼鏡、コンタクトレンズ(予備も忘れずに)
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サングラス
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日焼け止め
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常備薬
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化粧品
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生理用品
まとめ
いかがでしたか?今回は海外留学に持って行くべき持ち物についてご紹介しました。人それぞれ持っていける荷物の容量や、留学先の国によって持っていく物が異なるかと思いますので、リストを参考にしながら自分流にアレンジしてくださいね。

◇経歴(英語を使用した経歴)
高校時代、英語の弁論大会で優勝したことをきっかけに自分の英語に自信を持つも、その後たった3週間のオーストラリア留学で「言いたいことがなんにも言えない…!」とあっけなく挫折。高校英語特有の難しい構文や文法にもつまづき、だんだんと英語とは心の距離が…。
ところが大学卒業後、縁あって市役所職員として外国人の住民登録を担当することに。そのなかで異文化交流に心を躍らせた日々やアクセントって国によってこんなに違うの!?と言語そのものにおもしろさを感じていたことを思い出し、公務員を退職して現在オーストラリア在住。IELTSの受験に向けて勉強中です。
◇自己紹介
すごい経歴がある人間ではないのですが、みなさんに少しでも「英語っておもしろい!」「学ぶってたのしい!」と思ってもらえると幸いです。カタコトだって、言葉に詰まってしまったって、なんだって大丈夫です。話してみるとなんだかワクワクしてくると思いますよ!

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.