actorとactressの違いって何?俳優・女優・有名人などの英語表現

俳優, オンライン英会話, ネイティブキャンプ

「ハリウッド俳優で誰が好き?」
「日本の女優で誰か知ってる人いる?」

日常会話で芸能について話すこともあるでしょう。そんな時に、「actor」と「actress」の使い分けが気になったことがある人もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、「actor」と「actress」の違いについて解説します。関連表現である「セレブ」や「タレント」などの英語についても紹介します。ぜひ英会話の学習にお役立てください。

ActorとActressの違い

「Actor」と「actress」の違いは、日本語の「俳優」と「女優」の違いと同じです。つまり、「actor」は男性の俳優を指し、「actress」は女性の俳優を指します。

以前は男女で「actor(俳優)」「actress(女優)」という言葉を明確に使い分けていましたが、最近は性別を区別しない表現が好まれるため、「actor」で統一していることが一般的です。

「Actor」と「actress」以外にも性別で言い方が異なる単語は複数あります。たとえば、「waiter」は男性のウェイターを指すのに対し、「waitress」は女性のウェイターを指します。

他にも、「steward(男性客室乗務員)」「stewardess(女性客室乗務員)」や、「fireman(男性の消防士)」と「firewoman(女性の消防士)」などがあります。

ただし、前述したとおり、社会の価値観や意識の変化に伴い、男女を区別しない言い方が好まれる傾向が強まっていることを覚えておくことが大切です。

Actorの意味と使い方

「Actor」は、「舞台や映画などで演技する人=俳優」を意味する英語です。

<actorの意味>
〔演劇・映画などの〕役を演じる人、役者、俳優、男優
〔活動などの〕当事者、参加者、動作主体

「Actor」は、男性に限らず女性の俳優に対して使われることも多くあります。また、他にも「当事者」「参加者」など、何かしらの役割を果たす人を指す際にも活用できる単語です。たとえば、「key actor」で「重要な参加者」を意味します。

また、「俳優」と一口にいっても「主演俳優」「映画俳優」など俳優のタイプは多岐に渡ります。様々なタイプの俳優を表す英語は以下の通りです。

・主演俳優:lead actor
・助演俳優:co-lead actor
・映画俳優:film actor
・ハリウッド俳優:Hollywood actor
・歌舞伎役者:kabuki actor
・子役:kid actor
A: Have you seen that new movie?
B: Yes, I have. The actor who played the lead role was amazing!

A: 新しい映画観た?
B: うん。主演俳優すごいよかったね!
A: Who's your favorite actor?
B: I admire a lot of actors, but if I had to choose one, I'd say George Clooney. He's very talented.

A: お気に入りの俳優は誰?
B: 多くの俳優を尊敬しているけど、1人だけ選ぶとすればジョージ・クルーニーかな。彼はすごく才能があるから。

Actressの意味と使い方

「Actress」は、「女優」を意味する英語です。ただし、最近では男女平等の観点から性別を区別しないため、女性の俳優に対して「actor」を使う場面も多く見られます。

日本でも「女優」を「俳優」と呼ぶことが増えていますよね。特にNHKは「女優」という言葉をできるだけ使わないようにしているそうです。

また、欧米は日本以上にジェンダー平等の意識が強い傾向にあります。そのため、「女優=actress」と認識していると会話がかみ合わなくなる可能性もあるでしょう。「性別関係なく、俳優=actor」としっかりと理解しておくことが大切です。

A: Did you watch the awards show yesterday?
B: Yes, I did. I was so happy to see my favorite actress win Best Actress!

A: 昨日の授賞式みた?
B: 見たよ。好きな女優が「ベスト女優賞」を受賞してすごく嬉しかった!
She is a talented actress who has won several awards for her performances.
彼女はいくつかの賞を受賞したこともある才能ある女優です。

関連表現

最後に関連表現を3つ紹介します。

・celebrity
・TV personality
・talent

芸能人やゴシップについて話す際に知っていると便利な表現です。ぜひこの機会に併せて覚えてみてくださいね。

Celebrity

「Celebrity」は、「有名人」を意味する英語です。

<celebrityの意味>
名詞:有名人、著名人、名士◆単に名前が知られている(famous)だけではなく、マスコミを通じて大衆の関心を集めるような人を指す。

辞書にも書いてある通り、ただ有名なだけではなく、一般的に広く知られていて影響力がある人を指します。俳優やシンガー、一流のスポーツ選手などを「celebrity」と呼ぶことが多いです。

A: Have you ever met a celebrity in person?
B: Yes, I actually bumped into a celebrity at a coffee shop in LA. It was an amazing experience!

A: 芸能人に会ったことある?
B: 実はLAのコーヒーショップで有名人とばったり会ったことがあるんだ。素晴らしい経験だったよ!

TV Personality

「TV personality」は、テレビで活躍している「タレント」を指す英語です。

<TV personalityの意味>
名詞:テレビ出演者

「TV personality」には、日本でいう「番組の司会者」から「コメンテーター」、「タレント」まで幅広く含まれています。ちなみに「司会者」は「host」とも呼ばれます。

A: Who's your favorite TV personality?
B: I really like Sanma Akashiya. He has a great sense of humor.

A: テレビタレントで誰が好き?
B: 明石家さんまが好きだよ。素晴らしいユーモアのセンスを持っているよね。

Talent

「Talent」は、「才能」「素質」を意味する英語です。

<talentの意味>
名詞:〔生まれつきの〕才能、素質、才能あふれる人、優れた天分を持つ人、タレント、芸能人

「Talent」は、能力や才能そのものを指したり、優れた才能を持つ人を表現する英語です。日本語ではテレビの出演者を「タレント」と呼びますが、欧米では「TV personality」を使うことが一般的です。

A: Have you seen the latest season of the talent show on TV?
B: Yes, I have! There are so many talented contestants this year.

A: タレントショウの最新シーズンを見たことある?
B: 見たことあるよ!今年は才能ある参加者が多いよね。
A: Are you going to audition for the talent show next?
B: I'm thinking about it. I've always wanted to showcase my talents on stage.
A: You should go for it! I think you are very talented.

A: タレントショウのオーディションに応募する予定?
B: 考えてるところだよ。ずっと自分の才能を舞台で披露したいと思ってたんだ。
A: 挑戦してみるべきだよ!あなたはすごく才能あると思うよ。

まとめ

この記事では、「actor」と「actress」の違いについて詳しく解説しました。「actor」は男性の俳優、「actress」は女性の俳優を指す英語です。ただし、最近は男女を分けずに「actor」で統一する傾向が強いことを覚えておきましょう。

また、関連表現である「celebrity(セレブ)」「TV personality(テレビ出演者)」「talent(才能ある人)」についても紹介しました。ぜひ併せて覚えておきましょう。

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