「タバコください」
「ライター持ってますか?」
「タバコをやめます!」
喫煙者であれば「タバコ」は日常的によく使う単語ですよね。そんな「タバコ」を英語でどういうのか知っていますか。
この記事では「タバコ」の英語表現を紹介します。「タバコ」の関連表現でもある「吸い殻」「灰皿」「喫煙所」「ライターありますか?」などの英語もまとめました。毎日の英会話学習にお役立てください!
海外の喫煙事情について
まず、海外の喫煙事情を紹介します。海外の喫煙事情は国によって様々ですが、一般的には喫煙規制が進んでいる傾向にあります。
具体的な海外の喫煙事情は以下の通りです。
アメリカ
アメリカの喫煙事情は地域や州によって異なりますが、半数以上の州で、公共の場での喫煙が禁止されています。飲食店やバー、労働場所なども禁煙エリアの場合が多くあります。
タバコの税率が各州で違うこともポイントです。タバコの購買を抑制し、健康被害を減少させることを目的に、日本よりも高い税金が課されています。
また、アメリカではタバコの広告が厳しく規制されていることも特徴です。テレビやメディアでのタバコの広告は禁止されており、州によっては屋外広告も制限されているほどです。
中国
中国は世界で最も多くタバコを消費する国の1つです。そのため、タバコ産業は国内の経済において重要な位置を占めており、贈答品にタバコを贈ることも珍しくありません。
世界各国で電子タバコの利用が広がっている中、中国では伝統的な手巻きタバコを好む人が多くいることも特徴です。
また、公共の場での喫煙も一般的です。喫煙規制は他の国に比べて緩いといえます。ただし、一部の地域では喫煙規制が進んでいるため、中国だからといって確認せずに喫煙することは避けた方がよいでしょう。
オーストラリア
オーストラリアの喫煙率は16%程と低いです。
オーストラリアでは公共の場での喫煙が厳しく制限されています。一般的に、屋内の公共施設や飲食店をはじめ、公園やビーチでも禁止されています。さらに、州によっては車内での喫煙も、子供が同乗していれば禁止です。
また、オーストラリアはタバコの税率が驚くほど高く、タバコ1箱3,000円程もします。高価格なことも喫煙率が低い大きな理由でしょう。
さらに、タバコのパッケージには健康被害への警告が大きく記載されており、デザイン性はありません。タバコの魅力を低減し、健康意識を高めることが目的です。
タバコ 英語表現
ここからは、タバコの英語表現を5つ紹介します。
・smoke
・cigar
・tobacco
・e-cigarette
それぞれ例文とともに解説します。
cigarettes
「Cigarettes」は「タバコ」を表す最も一般的な単語です。辞書には次のように書かれています。
様々な銘柄のタバコ全般やタバコ1箱を指す場合は、「cigarettes」と複数形にすることが一般的です。逆に、タバコ1本のみを指す場合は、「a cigarette」と単数形にしましょう。
わたしは健康のために喫煙をやめることを決意しました。
パーティーの後、部屋はタバコの匂いで満たされていました。
smoke
「Smoke」は「喫煙する」を意味する英単語です。辞書には次のように書かれています。
「Smoke」は煙を出すもの全般を指すため、葉巻やパイプなどを吸う際にも使われます。また、カナダやアメリカの一部の州ではマリファナ(大麻)が合法なため、マリファナを吸うことを指す場合もあります。「タバコを吸う」といいたい場合は、「smoke a cigarette」と明確に伝えましょう。
一服してきてもいい?
cigar
「Cigar」は「葉巻」を意味する英単語です。辞書には次のように書かれています。
「Cigar」は「cigarettes」(通所のタバコ)とは異なり、一般的により大きなことが特徴です。また、通常のタバコのように短い時間で吸うものではなく、タバコの風味や質を楽しみながらゆっくりと時間をかけて吸うことが一般的です。
わたしの祖父はポーチに座って葉巻を楽しみながら夕日を眺めていました。
tobacco
「Tobacco」は「タバコの葉っぱ(原料)」を意味する単語です。辞書には次のように紹介されています。
日本でいうタバコは「cigarettes」で、タバコの原料は「tobacco」なので覚えておきましょう。
父は新鮮なタバコを使って自分でタバコを手巻きすることを楽しんでいます。
政府は喫煙を抑制するために、タバコの税金を引き上げました。
e-cigarette
「E-cigarette」は「電子タバコ」を表す単語です。正確には「electronic cigarette」といいます。「E-cigarette」は、従来のタバコよりも健康への被害が少ないと考えられており、世界中で普及しています。
わたしは健康のために、従来のタバコから電子タバコに切り替えることに決めました。
おまけ 関連表現
続いて「タバコ」の関連表現を3つ紹介します。
・灰皿
・喫煙所
喫煙者であれば日常的に使う表現ばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
吸い殻
「吸い殻」は英語で「cigarette butt」といいます。
その公園は地面にタバコの吸い殻を捨てることに対して厳しいです。
道清浄のボランティアは、タバコの吸い殻を取り除くことに焦点をあてました。
灰皿
「灰皿」は英語で「ashtray」です。
ホテルの各部屋は禁煙ですが、喫煙者のために外に灰皿を設置しています。
喫煙所
「喫煙所」は英語で「smoking area」です。
公共交通機関の駅には、しばしば指定された喫煙エリアがあります。
【タバコください】の英語表現
最後に、「タバコをください」の英語表現を2つ紹介します。
・Give me a fag
Can I bum a smoke?
「Can I bum a smoke?」は、「タバコを分けてもらえますか」を意味する英文です。「Bum」には「借りる」「もらう」などの意味があります。
この表現はくだけた言い回しのため、親しみをこめて相手にタバコを頼むときに使うと良いでしょう。
B: No problem, here's a cigarette.
A: タバコもらえる?
B: もちろん。はいどうぞ。
Give me a fag
「Give me a fag」 は、イギリス英語で使われる表現で「タバコをくれ」という意味です。
「Fag」 はイギリス英語のスラングで 「cigarette」を指します。通常、アメリカではこの表現は使用されません。とてもカジュアルなスラングなので、友人間で使うようにしましょう。
B: Sure, here you go. Give me a fag later if you've got one.
A: ねえ、タバコ持ってる?
B: もちろん。あとで一本返してね。
おまけ 【ライター貸してください】の英語表現
喫煙者であれば「ライター貸してください」もよく使う表現ですよね。「ライター貸してください」は英語で以下のようにいうことができます。
ライター貸してもらえる?
火ある?
火もらえる?
より丁寧に訪ねたい場合は、「Could I borrow a lighter, please?」(ライターを貸していただけませんか)ということもできます。
まとめ
この記事では「タバコ」に関する英語表現を紹介しました。タバコの種類や相手に合わせて使い分けてみてくださいね。
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◇経歴
・アメリカLAにてアパレル勤務
・英会話スクールに10年ほど勤務
◇留学経験
アメリカのLAのコミュニティカレッジに入学・卒業。
OPT VISAを取得し、LAのアパレル会社に1年間勤務。
次なる目標は、娘との親子留学。
◇海外渡航経験
留学:アメリカのLAに4年間留学
海外旅行:ドイツ・フランス・スイス・メキシコ・イタリア・グアムなど
◇自己紹介
英語関連の記事を中心に執筆するWebライター。中学生で日本を出ることを決意し、高校卒業後に渡米。アメリカではさまざまな国の学生と、濃い海外生活を送る。現在は関東の田舎でのんびり生活。今後の目標は、娘との親子留学と夫婦でのクルーズ旅行。

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.