今回ご紹介する英語の表現は【陰口】です!
他人の噂話、ネットでの誹謗中傷、仲のよいフリをして裏でヒソヒソ、、、気持ちのいいものではないですよね。しかし【陰口】はもはや文化の違いを超えて世界共通といえるでしょう、、、!でもそんな陰口、あなたは英語で言えますか??
【陰口】と英語版で検索してみると
*Backbiting
*Backbite somebody
*Speak ill of somebody behind his/her back
*Say nasty/bad things about somebody behind his/her back
等が出てきます(Weblio 英和辞典参照)
Backという言葉が頻出しているみたいですが、Back とは一体どういう意味なのでしょうか?それぞれ掘り下げて一つ一つ詳しくみていきましょう
- Behind 〇〇’s back
- Backbite
- Badmouthing
- Backstabbing
- speak ill of 〇〇
- say nasty/bad things about 〇〇
- Gossip
- Throw shade at〜
- Defamation
- まとめ
Behind 〇〇’s back
直訳すると【〇〇の後ろで、背中で】ですが、実際は【隠れてコソコソと】となります。
そこから派生してtalk about 〇〇/ talk 〇〇 behind my back で【〇〇の陰口を言う】となるわけです。
私の隣人は私にとても優しいけれど、私は彼のことを信用していない。なぜなら陰で私のことを悪く話しているから。
Neighbor 【隣人】
Negatively 【悪く、否定的に】
Be nice to〜【〜に優しい】
私達はベビーシッターが裏で何かしていないかを確認するために、我が家にカメラを設置した。
Install 【設置】
Make sure 【確実にする、確認する】
コソコソ話し合うより、私はむしろ彼に直接話したい
Would rather〜【むしろ〜のほうがよい】
Directly 【直接】
Backbite
→to say unpleasant and unkind things about someone who is not there
そこにいない誰かについてよくないことや悪い事を言うこと
Back 【背中】Bite【噛む】
単語の通り【誰かの背中を噛む】という意味があり、その悪く言われる対象者がその場にいない場合のみ!使えます。要は陰口ですね。ちなみに陰口を言う人のことをbackbiterといいます。
短気ではないけれど、もし友達が僕の陰口を言っていたとしたらイラつくだろう。
Short-tempered【短気】
Get annoyed 【イラつく】
私は学校で皆が陰口を言っていることに疲れた。
I’m tired of 〜【疲れる】
Badmouthing
→to say bad things about someone to other people
他の人のことを悪くいう事
これは相手がその場にいるいないに関わらず使えることができるという点がbackbitesとは異なるところです。
彼女の同僚はボスに彼女の悪口を言っていた
あなたは絶対に彼が敵のことを悪くいうのを聞くことはないであろう
Backstabbing
→Betrayal as by a verbal attack against one not present especially by a false friend.
嘘の友好関係にある人からの自分のいないところでされる口攻撃による裏切り
Betrayal 【裏切り、背信行為】
Back 背中 stabbing 刺す
【背中を向けた時に刺す】というように不意打ちを狙って攻撃するという意味で、それが転じて、裏で人を中傷したり、悪口をいうものと派生していきました。
友好的にみせかけておいて裏切るというような意味合いがあり、名詞として使用する場合はback-stabberで裏切り者と言う事もできます。
陰で悪口をいうような友達を持つより、あなたを侮辱する敵を持つ方がまだマシである
Slap 平手打ち
またそこから派生したイディオムとして
Slap in the face→ an unexpected rejection or affront.【予期せぬ拒絶や侮辱】という意味でも使えるので覚えておきましょう♪
学校でたくさんの裏切りが横行している
going on 【〜が起こっている】
speak ill of 〇〇
〇〇の悪口を言うill はもともと病気という意味でありますが、その他にも邪悪な、悪という意味もあるのです。 speak ill of 〜の〜には人が入り、〜の悪を話す→〜の悪口をいうと変化していきました。
私は決して人の悪口を言わない
ちなみに豆知識ですがラップ等の音楽では「素晴らしい」という、全く逆の意味で使われることがあるので注意しましょう。
Illにはかっこいい、感心する、素晴らしいという別の言い方がある
say nasty/bad things about 〇〇
〇〇の悪口を言う、嫌なことを言う
nasty 【汚い、嫌な、最低な】
そんなえげつないこと言うな
Gossip
日本語でもゴシップと言いますよね。英語でも、他人の噂話をする。陰口を言う。など、日本語と同じような意味合いで使われます。
噂は光の速さ以上に早く広まる
travels fast 【すぐに広まる】
とてもスキャンダラスなゴシップがあるよ
→extra scandalous gossip 【より一層スキャンダラスなゴシップ】
Throw shade at〜
これは裏表関係なく、さりげなく嫌味を混ぜたり、皮肉を言いながら人を蔑む、言わばdisったりしたいときに使える単語です。
悪口を言わないで!
テイラースフィフトは彼女自身の過去の交際関係等を赤裸々に歌詞に書いたりディスったりすることで有名である
be known for 【〜で有名である、知られている】
ちなみに日本で俗にいう【アンチ】は英語ではHater。また【アンチコメント】のことを hate commentというので言うので一緒に覚えておきましょう♪
アンチなんかのせいで落ち込まないで
get down 【降りる、落ち込む、ダンスをする、かがむ】
Defamation
誹謗中傷裁判で勝つのはどのくらい厳しいのか
ちなみに類義語にLibel、 Slanderがあり、これらの違いを英語で検索すると
Defamationは Slanderと Libelの総称であり、LIbelが新聞、記事、ブログ、ソーシャルメディア等の書物で名誉を毀損するものである一方で、slander は事実と異なる発言をしたりと口頭による名誉毀損となります。
また匿名のことをAnonymous【アノニマス】と言います。匿名以外にも作者がわからないとき、要はその個人が特定できない時などにも使える便利な言葉です♪
この件では名前を出さないでおきたい
私達は匿名の内部情報を得た
まとめ
いかがでしたか?悪口、陰口、誹謗中傷、名誉毀損、、、、盛りだくさんな記事でしたが、この記事が少しでも参考になると幸いです!
是非一つ一つのニュアンスの違いを汲み取って、ネイティブキャンプ等、実践練習をして身につけてくださいね♪

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.