「どんな人?」って英語で何て言う?人の性格について聞きたい時のフレーズ

What's he like?, オンライン英会話, どんな人?

「あなたの彼ってどんな人?」
「そのオンライン講師、どんな感じの人か教えてくれる?」

こんな風に会話をすることってよくありますね。この場合の「どんな人」の英語を知っていますか?

この記事では、人の性格について誰かに聞くときの「どんな人?」の英語表現についてみていきます。典型的なフレーズを覚えて、どんな感じの人なのか自信を持って聞けるようにしていきましょう。

その人はどんな人?と聞きたい時

友人との会話で相手の恋人について知りたいとき、家族とのやりとりで働き始めた子どもに上司の雰囲気を聞きたいとき「その人はどんな人なの?」なんて質問することがあります。

友達に恋人ができると周りは興味津々になったりしますから、どこで出会ったのか、学生なのか社会人なのかなどに続いてどんな人なのかと性格まで知りたくなることがあります。

そういえば、筆者もイギリス人夫と付き合い始めたばかりのころ、周りから彼がどんな感じの人なのかよく聞かれたことを思い出します。

さて、さっそく口語表現で覚えておくと便利な英語「どんな人」を紹介しましょう。

What’s he like?

「彼ってどんな人なの?」と聞く場合は、What’s he like?というフレーズになります。What’s he like?のWhat’sはWhat isを省略した形です。

ここで、会話の例文で使い方をみてみます。

I went to see my mother and we had a great weekend together.
Glad you had a good time. What is she like?

母に会いに行き、一緒に素敵な週末を過ごしたの。
楽しい時間を過ごせてよかったね。彼女(お母さん)はどんな人なの?

友達が離れて暮らすお母さんを訪ねて、週末に一緒に時間を過ごしたと聞いたとき、彼女のお母さんってどんな人なのかふと気になって質問している場面です。

このように、What’s he like?の単語”he”を”she”に置き換えた形になっています。sheをyour motherに変えて、What’s your mother like?にできることが理解できていたら、皆さん優秀です。

「どんな人」のエクササイズ問題

ここで、What’s ○○ like?を使いこなせるように、少しエクササイズしましょう。

質問1 オンライン英会話の講師ブランドンさんってどんな感じの人?
質問2 マザーテレサってどんな人だった?

この2つの日本語の質問を英語の文に翻訳してみてください。さて、できましたか?正解をみてみましょう。

質問1 What’s the online English teacher Brandon like?
質問2 What was Mother Teresa like?

亡くなった方について聞く場合は、bed動詞を過去形に変化させましょう。

異なるバージョンも紹介

ある人の性格やタイプを聞くときの別の表現も2つ紹介しましょう。

What kind of person is he?
What type of person is he?

kindは「性質・本性・種類」など、typeは「タイプ・人・種類」といった意味を持ちます。このことから、どんなタイプ、どんな人か聞きたいときに使うフレーズです。

もちろん、heをいろいろな主語に置き換えてくださいね。

What kind of person is your husband?
あなたの夫ってどんな人なの?

夫婦や恋人関係について話題になることってよくありますね。そんなときには、このようなフレーズでカジュアルに聞くことができます。

What type of person is the Maths teacher?
その数学の先生はどんな人ですか?

自分の先生と比べて、他の先生がどういう人でどんな教え方をしているのか興味を持つこともありますね。

怒るとどうなる?と言いたい時

さらに、具体的にどんな人か知りたいときの英語をみていきましょう。

のんびりや、せっかちや、マイペースな人などなど、人の性格はいろいろです。そんななか、怒ったときにどうなるかで人の性格がよくわかることがあります。

怒るとどうなる?

「怒るとどうなっちゃう?」「怒ったらどうなるの?」こんな風に聞きたいときの英語を知りたいですね。

この場合、以下のフレーズが当てはまります。主語は”彼”で例文をみてみます。

What’s he like angry?

始めに紹介した”What’s he like?(彼ってどんな人?)”の最後に「angry」(形容詞/怒って・腹を立てて・憤慨して・頭に血がのぼって)をつけただけで「彼って怒るとどうなるの?」という意味にすることができます。

How does he show his anger?

この英文は、彼はどのように怒りを表すかという意味から”怒ったらどうなるの?”になっています。angerは名詞で「怒り・憤り」です。

anger issueとanger management

He is always biting everyone’s heads off.という英文はどんな意味があるか分かりますか?みんなの頭を噛みちぎる、というホラーのような恐ろしい意味ではありません。

人にくってかかる、噛み付くように話すというようなニュアンスから当たり散らすことを言い表します。怒ると人のせいだと言わんばかりにやみくもに乱れちゃう人、家庭でもビジネスシーンでもいたりしませんか?

怒りをコントロールすることが困難になり、後悔するような言動をしてしまう人がいます。こういった人たちはメンタルに問題があり、anger issueを持っていると言われます。

対処法としてanger managementと呼ばれるプログラムを受けることがあります。

酔っ払うとどうなる?と言いたい時

続けて「酔っぱらっちゃったとき、どうなるの?」という表現もみていきます。これも、”What’s he like?(彼ってどんな人?)”に何かを足すだけで表現できます。

What’s he like drunk?

酔うと彼はどうなるの?

drunk(形容詞/酔った・酔っぱらった)が足されている単語です。

このフレーズで、その人が酔っぱらったときに、陽気になる、すぐに泣いてしまう、説教を始める、最悪なのは暴力的になるといった酒癖を聞くことができます。

How does he act when he gets drunk?のような英語でも伝わらないことはありませんが、ネイティブスピーカーの使う自然なフレーズをゲットしましょう。

怒るとどうなる?酔っ払うとどうなる?の英語フレーズから「What’s he like + 形容詞○○」が、○○はどうなるの?というときのパターンであることが分かりました。これは便利に使えそうですね。

返答例を紹介

話し相手から、あなたが「あの人ってどんな人?」と聞かれることもあるでしょう。そういったシーンの返答例もたくさん紹介しましょう。

He’s nice.

He’s nice.は「彼はいい人だ」で、He is a nice person.と同じ意味です。

niceは「良い・素晴らしい・素敵な・立派な・上品な・行儀の良い・親切な」といった意味が込められるため、彼ってどんな人なの?と聞かれたときにトラブルを避ける(?)間違いない答えになります。

niceは形容詞ですので、他の形容詞を置き換えることで色々なバリエーションを作ることができます。

ポジティブな返答例

He’s great. 彼は素晴らしい。
He’s honest. 彼は正直だ。
He’s kind. 彼は優しい。
He’s polite. 彼は礼儀正しい。
He’s reliable. 彼は信頼できる。
He’s easy-going. 彼はおおらかだ。
He’s smart. 彼は賢い。
He’s wise. 彼は思慮分別がある。
He’s clever. 彼は賢い。

ネガティブな返答例

He’s short-tempered.  彼は短気だ。
He’s bossy. 彼は偉そう。
He’s nasty. 彼は意地汚い。
He’s selfish. 彼は自分勝手だ。
He’s mean. 彼はいじわるだ。
He’s boring. 彼はつまらない。
He’s moody. 彼は不機嫌だ。
He’s grumpy. 彼は気難しい。
He’s aggressive. 彼は攻撃的だ。

これ以上に、さまざまな性格を考えて文章を作ってみてくださいね。

She’s funny.

ユーモアがあって一緒にいて楽しい人だよ、などと答えることがあります。この場合は、She’s funny.(彼女は面白いよ)で表現しましょう。

funnyはやはり形容詞です。「ユーモアのある」の意味を持ちます。

以下、他にもその人の特徴を表すフレーズをみてみましょう。

She’s chatty. 彼女は話好きだ。
She’s friendly. 彼女はフレンドリーよ。
She’s loud. 彼女ってうるさいの。
She’s sociable. 彼女は社交的。
She’s charismatic. 彼女はカリスマ的だ。

英語の面接で自分がどんな人なのか説明

外資系企業や海外の英語面接で「あなたはどういう人か説明してください」と言われることもあります。

英語を学習している人であれば、自分がどんな人であるか説明できるようになっておくことをおすすめします。面接でなくても、自己紹介や親しくなった外国人との会話に役立ちます。

自分について英語で説明

I’m organised. 私はきちんとしています。
I’m responsible. 私は責任感がある。
I’m creative. 私は創造的です。
I’m a team player. 私はチームプレイヤーです。
I’m persistent and persuasive. 粘り強く説得力がある。
I’m proactive. 私は積極的です。

海外や外資系企業相手には、自分で自分のことを褒めるなんて図々しいという考えは持たなくてよいんですね。自分がどんな人なのか、どんどんアピールしましょう。

まとめ

普段よく使うフレーズ”○○って、どんな人?”「はWhat’s ○○ like?」で表現することをぜひ覚えましょう。

フレーズを覚えたら周りの人に、いろいろな人について質問してみましょう。まずは、オンライン英会話のレッスンでご両親や兄弟、またはパートナーについて講師に聞いてみるのはいかがでしょう。英語は使うことに価値があります。

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