結婚式は英語で?結婚式の招待やお祝いフレーズで伝える英語表現について

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グローバル時代、結婚も国際結婚、日本人同士でも海外で結婚式を挙げることが珍しくない時代です。

自分の結婚相手が外国人ということになればもちろん、海外の友達に結婚式に招待されるとしたら、これは英語を使う大きなチャンスになりますね。

皆さんはそういった機会があるとしたら、英語でのやりとりやゲストとして祝辞をどのように表現するか知っていますか?

今回の記事は、どなたにとっても知っていて損は無し!結婚式にまつわる英語フレーズをいろいろ紹介します。さっそく、ハッピーにスタートしましょう。

結婚式の英語表現はwedding ceremony

まずは、結婚式の英語表現です。間違いなく人生一大イベントの一つである結婚式は、英語で「wedding ceremony」です。

ところで皆さん、weddingとmarriageの使い方は大丈夫ですか?はっきりと使い分けができるよう、まずはそれぞれの結婚に関する意味を確認してみましょう。
wedding
結婚式・婚礼
結婚すること・婚姻
結婚記念日・~(銀婚式など)婚式
marriage
結婚(式)・結婚生活・婚姻・縁組・嫁入り
どちらの単語も似た意味を持っていますが、決定的な違いはどこにあるのでしょう?

weddingは2人の関係を社会的に受け入れるために行なわれる儀式的なお祝いの総称、一方marriageは結婚式の後に始まる生涯にわたる2人の長期的な関係に使われます。

伝統的な儀式や式典を表すceremonyを使い、結婚式は英語で「wedding ceremony」というフレーズであることがしっかり理解できますね。

一つ例文も紹介しましょう。

We’ve invited 200 guests to our wedding ceremony.
結婚式に200名のゲストを招待しました。
結婚式は、神様や参列者の前でカップルが結婚を誓ったり結婚指輪の交換が行なわれる正式な儀式です。この意味からwedding ceremonyが使われています。

結婚した後は、結婚式がふたりの記念日になり、英語でwedding anniversaryと表すことがあります。第一回目の結婚記念日ならthe 1st wedding anniversaryですね。

結婚披露宴の英語

日本には披露宴というイベントもあります。言葉の通り、結婚したことをゲストにお披露目するためのパーティを指します。

新郎新婦にしてみたら、緊張気味に結婚の誓いを立てた後、披露宴では家族や友人に囲まれリラックスして楽しめる時間ではないでしょうか?クライマックスはウェディングケーキ入刀ですね!着物から洋装に着替えるお色直しは日本特有の文化です。

さて、結婚披露宴の英語表現はweddingとmarriageのどちらを使うのでしょう?いくつか表現がありますが、どれもweddingが使われます。理由は?もうお分かりですね。

wedding reception
wedding feast
receptionは受付の意味でお馴染みですが、正式な披露宴・祝賀会・歓迎会にも使われます。wedding receptionのレセプション受付には「Just married!」などと書かれたウェルカムボードを置くことがよくあります。

feastはご馳走・祝宴・宴会の意味を持ち、midnight feastなら真夜中のご馳走として夜中にこっそり食べる食事のことを言います。披露宴では食事をしながら時間を共有することから、イメージが沸くのではないでしょうか?

様々な結婚式の形を英語で表現

海外では教会だけでなく、人前式の結婚も人気です。様々な形でカップルが幸せになっていきます。

教会での結婚式はchurch wedding

いわゆる教会で神父様の前で愛を誓う結婚式です。英国のロイヤルファミリーメンバーも教会でロイヤルウェディングを行います。

人前式の結婚式はcivil wedding

シビルウェディング(民事挙式)と呼ばれるスタイルが人前式です。非宗教であり宗教的な儀式がない結婚式です。市役所などの行政が関わることが多くあります。

神前式の結婚式はJapanese traditional shinto wedding

日本ならではのスタイルですね。筆者もイギリス人の夫と1,000年以上の歴史がある神社で式を挙げました。外国人でも日本文化が好きで羽織袴に憧れる人が結構います。

ジェンダー婚はsame-sex marriage

結婚式のスタイルではありませんが、同性婚という形があります。同性間の結婚を指し、英語ではsame-sex marriageと表現します。

結婚式へ招待する時の英語

もし、あなたが結婚をする人であればまずは会場選びをすることになります。会場が決まれば、家族や親しい友人には会ったときに結婚式に出席してほしいことを伝えるはずですね。
I would like to invite you to our wedding ceremony.
私たちの結婚式に招待したいの。
Can you please attend our wedding ceremony?
私たちの結婚式に出席してくれる?
しかし、大勢のゲストへは招待状を出す作業が必要になります。招待状の英語は通常invitationですので、結婚式への招待状は「wedding invitation」になります。

wedding invitationの内容とは?

海外でも結婚式の招待状を出します。招待状に書くべきことは新郎と新婦の名前、結婚式の日にちと時間、会場の詳細、返信の期日などです。

以下、英語版の招待状を紹介しましょう。
You’re invited to the wedding of Olivia and Jack.
XX hotel, 123 London, England
10th June 2023, 11am
Reception to follow
Please RSVP by XXX.
招待状には返信をいつまでにもらいたいか日にちを入れるようにしますが、英語ではPlease RSVP byと書きます。RSVPはもともとはフランス語でRessoudez S’il Vous Plaitの略、お返事をお願いしますという意味になります。S’il Vous Plaitはお願いしますで、覚えたいフランス語の一つです。

ゲストからの返信には4~5週間ほどをみるようにして招待状の発送をする必要があります。

結婚式での人の呼び方は?

日本語の新郎新婦に当たる英語表現も知りたいですね。結婚式に関わる人たちの呼び方を紹介しましょう。

結婚式の主役は、新郎(groom)と新婦(bride)です。日本語は男性を先に新郎新婦と言いますが、海外ではbride and groomと呼びます。

人気のアメリカドラマ・フレンズで、モニカとチャンドラーの結婚式のシーンがあります。レイチェルかフィービーどちらがブライドメイドをやるかで揉めます(笑)
このブライドメイドとは花嫁の付添い人(bridesmaid)のことで、通常親しい友人3名、多いときには12人がこの役を頼まれます。同じドレスを着飾り、結婚式に華を添えます。

一方、新郎の友人たちも結婚式を手伝います。これらはusherやgroomsmanと呼ばれます。特にusherは、晴れの日に式場の入り口でゲストを迎えて挨拶をしたり、席に案内する役目を持っています。bride and groomはこのように友人たちと彼らの愛に囲まれて、大切な日を過ごすのです。
I asked three of my best friends to be bridesmaids and they’re all happy to take part.
3人の親友にブライズメイドをお願いしたら、みんな喜んでやってくれたの。
Will you be my bridesmaid/usher?のように新郎新婦から頼まれたら、自分も将来のパートナーに出逢ったというストーリーもあります。

結婚式アイテムの英語表現

結婚式には様々なウェディングアイテムがあります。以下、リストアップしてみましょう。

衣装編

ウェディングドレス wedding dress
ブーケ wedding bouquet
白無垢 traditional white wedding kimono
色打掛 traditional colorful wedding kimono
タキシード tuxedo
モーニング swallow-tailed coat
I bought a wedding dress from Paris and I’m so looking forward to receiving it!
パリからウェディングドレスを購入したので、届くのがめちゃ楽しみ!

衣装以外のアイテム編

ウェディングケーキ wedding cake
席次表 seating list
記念写真 commemorative photo
記念写真の前撮り pre-wedding shoot
アルバム wedding photo album
We had a professional photographer make our wedding photo album.
結婚式のアルバムを作るため、プロの写真家にきてもらいました。

結婚式の挨拶に使えるフレーズ

結婚式には多くのゲストが招待され、知り合いとも知らない人とも気軽にコミュニケーションを取ります。そんなときに交わされる挨拶のフレーズを紹介します。

主催者からの挨拶

なんと言っても、出席への感謝の言葉が最高の挨拶になります。
Hello, thank you so much for joining our special day today.
こんにちは。本日は特別な日にご参加いただき誠にありがとうございます。
Hello, we are so pleased to have you here.
こんにちは。あなたがここにいることをとっても嬉しく思います。
Welcome to the wedding reception.
披露宴にようこそ。

主催者への挨拶

こちらも招待してくれたことへの感謝をメインに、天候の良さなど晴れの日にふさわしい会話をするようにします。
Thank you for your invitation.
ご招待ありがとうございます。
It’s a beautiful day. Thank you for the invite.
美しい日ですね。ご招待ありがとう。
The bride and groom look great on their special day.
新郎新婦は特別な日にとても素敵ですね。

結婚式のお祝いのフレーズ

多くの人から祝福される結婚、たくさんのメッセージも送られます。ハッピーモードいっぱいのお祝いの英語フレーズを紹介しましょう!
Congratulations!
おめでとう!
Congratulationsには語尾に必ずsをお忘れなく。結婚、出産、合格、誕生日とどんなお祝いごとにも使える便利な言葉です。

結婚おめでとうなら、Congratulations on your wedding.、試験合格ならCongratulations on passing the exam.のようにonを使って表現できます。

結婚式では主役にハグをしながら、ぜひこの一言を伝えましょう。

Congratulations to the perfect couple! So happy for you both!
パーフェクトなお2人に、おめでとう!本当に良かったね!
The warmest congratulations and love!
心からのお祝いと愛を!
I wish you both happiness forever!
お2人の末永いお幸せをお祈りしてます!
Your greatest adventure has just begun!
あなたたちの最大の冒険が今始まったね!
Wishing you nothing but a lifetime of love!
生涯の愛だけを願ってる!

まとめ

結婚式の英語に関してはブログでは書ききれないほどの表現がありますが、本記事では基本的なものについて紹介しました。

外国人をゲストに呼ぶ、または呼ばれるといった機会には幸せキーワードと笑顔が鍵になります。外国の結婚式は基本、日本の挙式よりもシンプルですし、結婚祝いといった習慣もありません。結婚するカップルのために素晴らしい時間を一緒に作るという気持ちでぜひ楽しんでくださいね!

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